富山県/藤箕「福箕(飾り箕)」 八升


							

氷見の藤箕の中でもこちらは「福箕(ふくみ)」と呼ばれる飾り用の箕です。
こういった口が開いた箕の形をしているものは
福をすくうという意味があり、昔から縁起物として親しまれています。

その中でもこちらは八升サイズといい、6サイズある中では大きい方から二番目のサイズです。

材料は実用箕と同様に様々な植物を使っています。
実用箕と違う部分は、大きく二つです。

以上、2点が異なるものの、基本的な製法はほとんど実用箕と変わりません。
そのためご家庭用であれば、十分、実用箕と同じような使い方ができると思います。

80代のご夫婦が作られており、旦那様が材料づくりと縁巻などの仕上げ。
奥様が編みの部分をご担当されています。
実用箕よりもやはりお祭りのために作るこちらの福箕が生産の大半を占めています。

店舗のディスプレイや、お花を生けるのに、大変よくあいます。
口が開いている方を上にしているのが福箕の一般的な飾り方です。

壁にかけて、花器等を置いてみるのも趣がありそうです。
また、大切な暦の日には床の間などに置き、
お供え物等を乗せて愛でるのも縁起が良さそうですね。

※富山県氷見市の藤箕について
富山県氷見市では昔から藤箕づくりが盛んでした。
現在では、その箕作りの技術は国の重要無形民俗文化財に指定されています。

大正時代の全盛期にはこの地区で年間10万枚も生産していたという記録が残っています。
かつては数軒を除くすべての家が藤箕づくりに従事していたと言います。
昭和30年頃まで同地区の生産業として盛り上がっていたそうです。

現在では、生産者の高齢化などもあり、生産量は減少していますが、
実用的な箕以外にも縁起物である箕を「福箕(ふくみ)」として、関西方面に出荷しています。

実用的な箕は今でも北海道地方やその他の地方で、
お米を干す時に使われたり、種じゃがいも等の穀物収穫や選別工程で使われたりしています。

矢竹は11月に地元で採取。
ニセアカシアは自分の畑で育てたものを12月に。
藤は7月と10月に能登の方へ。

能登の方で材料採取については加賀藩政期に役人から藤箕の献上を申しつけられ、
その出来ばえを賞賛されたことを契機に毎年献上し、ついには藩内での藤蔓(ふじづる)等の
材料収集に特別の保護を受けていたと伝えられています。

氷見の藤箕の中でもこちらは「福箕(ふくみ)」と呼ばれる飾り用の箕です。
こういった口が開いた箕の形をしているものは
福をすくうという意味があり、昔から縁起物として親しまれています。

その中でもこちらは八升サイズといい、6サイズある中では大きい方から二番目のサイズです。

材料は実用箕と同様に様々な植物を使っています。
実用箕と違う部分は、大きく二つです。

以上、2点が異なるものの、基本的な製法はほとんど実用箕と変わりません。
そのためご家庭用であれば、十分、実用箕と同じような使い方ができると思います。

80代のご夫婦が作られており、旦那様が材料づくりと縁巻などの仕上げ。
奥様が編みの部分をご担当されています。
実用箕よりもやはりお祭りのために作るこちらの福箕が生産の大半を占めています。

店舗のディスプレイや、お花を生けるのに、大変よくあいます。
口が開いている方を上にしているのが福箕の一般的な飾り方です。

壁にかけて、花器等を置いてみるのも趣がありそうです。
また、大切な暦の日には床の間などに置き、
お供え物等を乗せて愛でるのも縁起が良さそうですね。

※富山県氷見市の藤箕について
富山県氷見市では昔から藤箕づくりが盛んでした。
現在では、その箕作りの技術は国の重要無形民俗文化財に指定されています。

大正時代の全盛期にはこの地区で年間10万枚も生産していたという記録が残っています。
かつては数軒を除くすべての家が藤箕づくりに従事していたと言います。
昭和30年頃まで同地区の生産業として盛り上がっていたそうです。

現在では、生産者の高齢化などもあり、生産量は減少していますが、
実用的な箕以外にも縁起物である箕を「福箕(ふくみ)」として、関西方面に出荷しています。

実用的な箕は今でも北海道地方やその他の地方で、
お米を干す時に使われたり、種じゃがいも等の穀物収穫や選別工程で使われたりしています。

矢竹は11月に地元で採取。
ニセアカシアは自分の畑で育てたものを12月に。
藤は7月と10月に能登の方へ。

能登の方で材料採取については加賀藩政期に役人から藤箕の献上を申しつけられ、
その出来ばえを賞賛されたことを契機に毎年献上し、ついには藩内での藤蔓(ふじづる)等の
材料収集に特別の保護を受けていたと伝えられています。


							

氷見の藤箕の中でもこちらは「福箕(ふくみ)」と呼ばれる飾り用の箕です。
こういった口が開いた箕の形をしているものは
福をすくうという意味があり、昔から縁起物として親しまれています。

その中でもこちらは八升サイズといい、6サイズある中では大きい方から二番目のサイズです。

材料は実用箕と同様に様々な植物を使っています。
実用箕と違う部分は、大きく二つです。

以上、2点が異なるものの、基本的な製法はほとんど実用箕と変わりません。
そのためご家庭用であれば、十分、実用箕と同じような使い方ができると思います。

80代のご夫婦が作られており、旦那様が材料づくりと縁巻などの仕上げ。
奥様が編みの部分をご担当されています。
実用箕よりもやはりお祭りのために作るこちらの福箕が生産の大半を占めています。

店舗のディスプレイや、お花を生けるのに、大変よくあいます。
口が開いている方を上にしているのが福箕の一般的な飾り方です。

壁にかけて、花器等を置いてみるのも趣がありそうです。
また、大切な暦の日には床の間などに置き、
お供え物等を乗せて愛でるのも縁起が良さそうですね。

※富山県氷見市の藤箕について
富山県氷見市では昔から藤箕づくりが盛んでした。
現在では、その箕作りの技術は国の重要無形民俗文化財に指定されています。

大正時代の全盛期にはこの地区で年間10万枚も生産していたという記録が残っています。
かつては数軒を除くすべての家が藤箕づくりに従事していたと言います。
昭和30年頃まで同地区の生産業として盛り上がっていたそうです。

現在では、生産者の高齢化などもあり、生産量は減少していますが、
実用的な箕以外にも縁起物である箕を「福箕(ふくみ)」として、関西方面に出荷しています。

実用的な箕は今でも北海道地方やその他の地方で、
お米を干す時に使われたり、種じゃがいも等の穀物収穫や選別工程で使われたりしています。

矢竹は11月に地元で採取。
ニセアカシアは自分の畑で育てたものを12月に。
藤は7月と10月に能登の方へ。

能登の方で材料採取については加賀藩政期に役人から藤箕の献上を申しつけられ、
その出来ばえを賞賛されたことを契機に毎年献上し、ついには藩内での藤蔓(ふじづる)等の
材料収集に特別の保護を受けていたと伝えられています。