710801 岐阜県/ひのき 中華せいろ 21cm・24cm
こちらは蒸し料理をするのに使い勝手の良い「中華せいろ」。
別途、鍋をご用意いただき、鍋とセットで使う調理道具です。
「中華」せいろではありますが、国産のひのき材を用いて、岐阜で製作されています。
岐阜県東濃地方の良質なひのきを主に使っています。
「東濃ひのき」は建築用材として名高い木材のひとつで、薄いピンク色をして艶があり、節がなく、香りが高いのが特徴です。
東濃ひのきが足りないときには、長野の「木曽ひのき」や奈良の「吉野ひのき」といういずれも質の良い素材を仕入れて加工することもあるそうです。
せいろには、丸太のひのきから柱を切り出したあとの「側板」が使われます。
木の皮を残した切りっぱなしの側板を、皮を削って厚みを揃え、
長さを揃えてせいろ用の製材にします。
せいろは「曲げ物」とも言われます。
曲げ物とは、ひのきなどの薄い板を円形に曲げて接ぎ目を留めた容器ですが、
こちらのせいろは、その板に厚みがあるため、まさに「曲げる」のに力がいるとのこと。
その曲げられた薄い板を張り合わせて厚みを作り、
熱で圧力を加えて、せいろの枠を形作っていきます。
とても丈夫な仕上がりの中華せいろ。
こちらのページでは、「21cm」と「24cm」の2サイズ、
そして「ミ(身)」と「フタ(蓋)」の2タイプをご紹介します。
それでは、サイズごとにご紹介します。
こちらは21cmのミです。キッチンに複数のせいろがあるときには、この印があると見分けやすく、役立ちます。
上から見たところです。内径は約19cmほど。小さめの肉まんが4つほど入る大きさです。1〜2人分の食材を調理できます。
こちらは21cmのフタです。こちらにも印章が入っています。
お使いになるうちに、こちらの竹の青みも黄色へと変化していきます。
こちらは直径20cmの両手鍋に、直径24cmの蒸し板を載せ、その上に21cmの中華せいろを載せたところです。
せいろはミ、フタともご使用の前によく濡らしてください。特に、ミの底部分は10〜15分ほど水に浸して、木にしっかり水を含ませてからお使いください。
コンロの火にかけるときは、火が鍋底の外径を超えないよう火加減にお気をつけください。
お湯が沸騰して蒸気が十分に上がってからせいろを載せ、それから10分ほどで肉まんの蒸し上がりです。
こちらはパンを蒸すところです。まずはたっぷりのお水を鍋に入れて、沸騰させます。その間にせいろを濡らして、食材をセット。蒸気がしっかり上がっているのを確認してから、せいろを載せます。
少し固くなったパンも、蒸すとふっくら、しっとりとなります。今回はせいろにそのままパンを載せましたが、蒸し布を使ったり、オーブンシートなどを敷くのもまた食材の食感が変わっていいかと思います。
パンの蒸し上がり、動画でご覧ください。
続いてこちらは24cmのミです。
内径は約21cmほど。小さめの肉まんが6つほど入る大きさです。こちらひとつで2〜3人分の食材を調理できます。
24cmのフタです。
こちらにもしっかりとした取っ手がついています。
中華せいろはミが浅く、すのこ状の竹底や竹蓋が蒸気をよく通すため、全体に早く熱がまわります。そのため、「フタ1段」+「ミ3段」までを使い、一度に複数の食材を調理できます。
写真は、「フタ1段」+「ミ2段」を使用しているところです。沸騰させたお湯の入った両手鍋(直径24cm)の上に「蒸し板(直径27cm)」を置いて、その上に24cmの中華せいろを載せています。
お湯が沸騰し、よく蒸気が上がってから蒸し板とせいろを載せて10分ほど蒸します。蒸している間は一定の火加減を保つと、食材に均一に熱が入って、ムラなく蒸せます。また、蓋はなるべく開けないようにするのもポイントです。
一段目に小籠包、二段目に焼売とそれぞれを一度に蒸すことができます。レタスを敷いたり、オーブンシートの上に青梗菜を一緒に添えて蒸してみました。蒸し布や磁器などの耐熱皿を敷いて使うのもおすすめです。
小籠包と焼売の蒸し上がりを動画でご覧ください。
しっかりと蒸された焼売や肉まんは、皮がじゅうぶんな水分を含んで、ほどよくもっちりとします。
ふわふわというよりは、やはりもちっとした食感です。
竹蓋の編み目から湯気が抜けていくので、せいろ内に水分が残って
食材がびちゃびちゃになることもなく、ほどよい加減で蒸すことができます。
蒸す時間や食材にもともと含まれる水分量、
または濡らした蒸し布を使うなどの工夫でも仕上がりの食感が変わるため、
いろいろ試されてみるのも良いかと思います。
茹でたり揚げたりするのと異なり、あまり高温になり過ぎず栄養を失わないのも、
野菜や魚介など、食材の旨味を逃すことなく楽しめるのも、嬉しいところです。
ブロッコリー、パプリカ、玉ねぎ、じゃが芋、さつま芋、蓮根、人参、きのこ…
野菜を何でも蒸して、塩や醤油をちょっとかけるだけでも美味しく頂けると思います。
バターを足したり、野菜の上にベーコンや豚肉を載せて蒸すと、
しっかりとした一品が出来上がります。
焼売や小籠包、肉まんも、蒸し立てホカホカは、
電子レンジを使ったときとは全く違い、その温かさ、美味しさ、食感、どれも格別!です。
冷めても美味しいのも、またせいろ調理の特徴です。
熱と水分だけで、食材の持つ旨味や食感や美味しさを引き出すことができる、
シンプルですが、奥の深い「中華せいろ」。
温かい料理が嬉しい冬の季節はもちろん、
何段か重ねて一度に蒸せるせいろは、
忙しい日々の中の調理道具として、年中活躍してくれることと思います。
ご使用後は、あまり時間をおかずにたわしで水洗いをして、汚れをきれいに取り除いてください。
フタも同様によく洗います。水を切ってから、布巾で乾拭きをしたら、風通しのよい日陰(キッチン窓のそばや換気扇の近くなどでも)でよく乾かします。
しっかり乾いたら、風通しの良いところ(オープンラックの棚など)に置いておくか、
しばらくお使いにならないときには、紙に包むか紙袋に入れて保管するようにしてください。
内側に段差のないお手持ちの鍋を使う場合は、
一緒に蒸し板(*蒸し板のページはこちら)をお使いになることをおすすめします。
鍋やフライパンの外径とせいろの外径がちょうど重なり、
置いたときに安定しているようであればそのままお使いいただけますが、
そのときに鍋からはみ出していると、せいろの底面が焦げやすくなり、危険です。
また、せいろをかぶせるように使う場合はできるだけ深めの寸胴鍋をご用意ください。
鍋の内側にせいろがちょうどはまるような場合でも、蒸したあとに
せいろの木枠が膨張して抜けなくなることがございますので、お気をつけください。
また、ミとフタは別売りになっていますので、
せいろをお持ちでない方は、必ずミとフタをセットでお買い求めください。
どちらかだけでは、蒸すことができませんので、ご注意ください。
ミの数はご希望に合わせて、増やしてくださいませ。
せいろを使ってみたいけれど、キッチンのスペースがそれほど取れない、
初めてでどれを選んでいいかわからない、という方には
21cmのミとフタから始められることをおすすめいたします。
こちらは蒸し料理をするのに使い勝手の良い「中華せいろ」。
別途、鍋をご用意いただき、鍋とセットで使う調理道具です。
「中華」せいろではありますが、国産のひのき材を用いて、岐阜で製作されています。
岐阜県東濃地方の良質なひのきを主に使っています。
「東濃ひのき」は建築用材として名高い木材のひとつで、薄いピンク色をして艶があり、節がなく、香りが高いのが特徴です。
東濃ひのきが足りないときには、長野の「木曽ひのき」や奈良の「吉野ひのき」といういずれも質の良い素材を仕入れて加工することもあるそうです。
せいろには、丸太のひのきから柱を切り出したあとの「側板」が使われます。
木の皮を残した切りっぱなしの側板を、皮を削って厚みを揃え、
長さを揃えてせいろ用の製材にします。
せいろは「曲げ物」とも言われます。
曲げ物とは、ひのきなどの薄い板を円形に曲げて接ぎ目を留めた容器ですが、
こちらのせいろは、その板に厚みがあるため、まさに「曲げる」のに力がいるとのこと。
その曲げられた薄い板を張り合わせて厚みを作り、
熱で圧力を加えて、せいろの枠を形作っていきます。
とても丈夫な仕上がりの中華せいろ。
こちらのページでは、「21cm」と「24cm」の2サイズ、
そして「ミ(身)」と「フタ(蓋)」の2タイプをご紹介します。
それでは、サイズごとにご紹介します。
パンの蒸し上がり、動画でご覧ください。
小籠包と焼売の蒸し上がりを動画でご覧ください。
しっかりと蒸された焼売や肉まんは、皮がじゅうぶんな水分を含んで、ほどよくもっちりとします。
ふわふわというよりは、やはりもちっとした食感です。
竹蓋の編み目から湯気が抜けていくので、せいろ内に水分が残って
食材がびちゃびちゃになることもなく、ほどよい加減で蒸すことができます。
蒸す時間や食材にもともと含まれる水分量、
または濡らした蒸し布を使うなどの工夫でも仕上がりの食感が変わるため、
いろいろ試されてみるのも良いかと思います。
茹でたり揚げたりするのと異なり、あまり高温になり過ぎず栄養を失わないのも、
野菜や魚介など、食材の旨味を逃すことなく楽しめるのも、嬉しいところです。
ブロッコリー、パプリカ、玉ねぎ、じゃが芋、さつま芋、蓮根、人参、きのこ…
野菜を何でも蒸して、塩や醤油をちょっとかけるだけでも美味しく頂けると思います。
バターを足したり、野菜の上にベーコンや豚肉を載せて蒸すと、
しっかりとした一品が出来上がります。
焼売や小籠包、肉まんも、蒸し立てホカホカは、
電子レンジを使ったときとは全く違い、その温かさ、美味しさ、食感、どれも格別!です。
冷めても美味しいのも、またせいろ調理の特徴です。
熱と水分だけで、食材の持つ旨味や食感や美味しさを引き出すことができる、
シンプルですが、奥の深い「中華せいろ」。
温かい料理が嬉しい冬の季節はもちろん、
何段か重ねて一度に蒸せるせいろは、
忙しい日々の中の調理道具として、年中活躍してくれることと思います。
しっかり乾いたら、風通しの良いところ(オープンラックの棚など)に置いておくか、
しばらくお使いにならないときには、紙に包むか紙袋に入れて保管するようにしてください。
内側に段差のないお手持ちの鍋を使う場合は、
一緒に蒸し板(*蒸し板のページはこちら)をお使いになることをおすすめします。
鍋やフライパンの外径とせいろの外径がちょうど重なり、
置いたときに安定しているようであればそのままお使いいただけますが、
そのときに鍋からはみ出していると、せいろの底面が焦げやすくなり、危険です。
また、せいろをかぶせるように使う場合はできるだけ深めの寸胴鍋をご用意ください。
鍋の内側にせいろがちょうどはまるような場合でも、蒸したあとに
せいろの木枠が膨張して抜けなくなることがございますので、お気をつけください。
また、ミとフタは別売りになっていますので、
せいろをお持ちでない方は、必ずミとフタをセットでお買い求めください。
どちらかだけでは、蒸すことができませんので、ご注意ください。
ミの数はご希望に合わせて、増やしてくださいませ。
せいろを使ってみたいけれど、キッチンのスペースがそれほど取れない、
初めてでどれを選んでいいかわからない、という方には
21cmのミとフタから始められることをおすすめいたします。
*「富山県/アルミ 蒸し板 18cm・20cm・24cm・27cm・30cm・33cm 6サイズ」はこちら
こちらは蒸し料理をするのに使い勝手の良い「中華せいろ」。
別途、鍋をご用意いただき、鍋とセットで使う調理道具です。
「中華」せいろではありますが、国産のひのき材を用いて、岐阜で製作されています。
岐阜県東濃地方の良質なひのきを主に使っています。
「東濃ひのき」は建築用材として名高い木材のひとつで、薄いピンク色をして艶があり、節がなく、香りが高いのが特徴です。
東濃ひのきが足りないときには、長野の「木曽ひのき」や奈良の「吉野ひのき」といういずれも質の良い素材を仕入れて加工することもあるそうです。
せいろには、丸太のひのきから柱を切り出したあとの「側板」が使われます。
木の皮を残した切りっぱなしの側板を、皮を削って厚みを揃え、
長さを揃えてせいろ用の製材にします。
せいろは「曲げ物」とも言われます。
曲げ物とは、ひのきなどの薄い板を円形に曲げて接ぎ目を留めた容器ですが、
こちらのせいろは、その板に厚みがあるため、まさに「曲げる」のに力がいるとのこと。
その曲げられた薄い板を張り合わせて厚みを作り、
熱で圧力を加えて、せいろの枠を形作っていきます。
とても丈夫な仕上がりの中華せいろ。
こちらのページでは、「21cm」と「24cm」の2サイズ、
そして「ミ(身)」と「フタ(蓋)」の2タイプをご紹介します。
「ミ」と「フタ」は別売となります。初めてのかたは、「ミ」と「フタ」をそれぞれカートにお入れください。
別売ですので、フタをひとつ、ミを二つまたは三つお求めになり、重ねてお使いになるというのもおすすめです。
ミとフタのどちらにも、側面に「フタ」か「ミ」、サイズ名、そして商標である「木曽駒印」のブルーの印章が入っています。この商標は、ひのき製の中華せいろは日本で作られているというサインでもあるそうです。(せいろに使われる木材には杉などいくつかの種類があります。)
どちらも薄いひのき板を曲げて張り重ね、せいろの枠を仕上げています。自然素材を使った手仕事のため、せいろの丸は正円ではなく、同じサイズのミとフタでも多少の直径の誤差があります。
そのため、重ねたときにミとフタの直径がぴったりと合わないことがありますが、しっかりとフタがかぶっているので、ご使用には問題ありません。ミとフタは「はめる」のではなく、縁同士を重ねて載せる仕様です。
こちらのように、ミの底部分は竹を使い、「すのこ状」に仕上げています。すのこはせいろ本体から外れないようになっており、すのこの竹と、裏面にある力竹(ちからだけ)をステンレス線で留めています。ステンレス製ですので、錆びにくく、丈夫な仕上がりです。
時折、竹に擦れたような跡がありますが、製作の工程でついてしまうものです。不良品ではありませんので、予めご了承ください。
すのこの隙間から蒸気がたっぷりと上がってくるため、和せいろに比べると中華せいろの方が、より早く食材に熱が入ります。
ミ、フタとも、4か所にこのようなステンレス製の留め金があります。
内側にもステンレス製ステッチャーがしっかりと留められています。
枠の厚さは約1.2cmと肉厚な作りで、鍋のお湯から取り込まれた蒸気の熱を逃しません。
製作の工程で、せいろに多少の傷がつくことがありますが、ご使用には問題ございません。
こちらのように側面にも傷がついている場合がありますが、不良品ではありませんので、予めご了承ください。
フタの枠はひのき、中央の部分は竹を編み組んだものを使用しています。竹は国産ではなく、中国製です。
鍋のお湯からあがった蒸気はミの中を通り、このフタの編み目を通ってさらに上へとのぼっていきます。
フタには、籐(とう)製の取っ手がついています。蒸気で熱をもったせいろは、かなり熱くなりますが、籐はあまり熱を伝えないので、持つのに適しているといえます。
とはいえ、蒸し立ては竹の編みの目から蒸気が上がってくるため、持つ際には布巾やミトンなどをお使いになるといいかと思います。
それでは、サイズごとにご紹介します。
こちらは21cmのミです。キッチンに複数のせいろがあるときには、この印があると見分けやすく、役立ちます。
上から見たところです。内径は約19cmほど。小さめの肉まんが4つほど入る大きさです。1〜2人分の食材を調理できます。
こちらは21cmのフタです。こちらにも印章が入っています。
お使いになるうちに、こちらの竹の青みも黄色へと変化していきます。
こちらは直径20cmの両手鍋に、直径24cmの蒸し板を載せ、その上に21cmの中華せいろを載せたところです。
せいろはミ、フタともご使用の前によく濡らしてください。特に、ミの底部分は10〜15分ほど水に浸して、木にしっかり水を含ませてからお使いください。
コンロの火にかけるときは、火が鍋底の外径を超えないよう火加減にお気をつけください。
お湯が沸騰して蒸気が十分に上がってからせいろを載せ、それから10分ほどで肉まんの蒸し上がりです。
こちらはパンを蒸すところです。まずはたっぷりのお水を鍋に入れて、沸騰させます。その間にせいろを濡らして、食材をセット。蒸気がしっかり上がっているのを確認してから、せいろを載せます。
少し固くなったパンも、蒸すとふっくら、しっとりとなります。今回はせいろにそのままパンを載せましたが、蒸し布を使ったり、オーブンシートなどを敷くのもまた食材の食感が変わっていいかと思います。
パンの蒸し上がり、動画でご覧ください。
続いてこちらは24cmのミです。
内径は約21cmほど。小さめの肉まんが6つほど入る大きさです。こちらひとつで2〜3人分の食材を調理できます。
24cmのフタです。
こちらにもしっかりとした取っ手がついています。
中華せいろはミが浅く、すのこ状の竹底や竹蓋が蒸気をよく通すため、全体に早く熱がまわります。そのため、「フタ1段」+「ミ3段」までを使い、一度に複数の食材を調理できます。
写真は、「フタ1段」+「ミ2段」を使用しているところです。沸騰させたお湯の入った両手鍋(直径24cm)の上に「蒸し板(直径27cm)」を置いて、その上に24cmの中華せいろを載せています。
お湯が沸騰し、よく蒸気が上がってから蒸し板とせいろを載せて10分ほど蒸します。蒸している間は一定の火加減を保つと、食材に均一に熱が入って、ムラなく蒸せます。また、蓋はなるべく開けないようにするのもポイントです。
一段目に小籠包、二段目に焼売とそれぞれを一度に蒸すことができます。レタスを敷いたり、オーブンシートの上に青梗菜を一緒に添えて蒸してみました。蒸し布や磁器などの耐熱皿を敷いて使うのもおすすめです。
小籠包と焼売の蒸し上がりを動画でご覧ください。
しっかりと蒸された焼売や肉まんは、皮がじゅうぶんな水分を含んで、ほどよくもっちりとします。
ふわふわというよりは、やはりもちっとした食感です。
竹蓋の編み目から湯気が抜けていくので、せいろ内に水分が残って
食材がびちゃびちゃになることもなく、ほどよい加減で蒸すことができます。
蒸す時間や食材にもともと含まれる水分量、
または濡らした蒸し布を使うなどの工夫でも仕上がりの食感が変わるため、
いろいろ試されてみるのも良いかと思います。
茹でたり揚げたりするのと異なり、あまり高温になり過ぎず栄養を失わないのも、
野菜や魚介など、食材の旨味を逃すことなく楽しめるのも、嬉しいところです。
ブロッコリー、パプリカ、玉ねぎ、じゃが芋、さつま芋、蓮根、人参、きのこ…
野菜を何でも蒸して、塩や醤油をちょっとかけるだけでも美味しく頂けると思います。
バターを足したり、野菜の上にベーコンや豚肉を載せて蒸すと、
しっかりとした一品が出来上がります。
焼売や小籠包、肉まんも、蒸し立てホカホカは、
電子レンジを使ったときとは全く違い、その温かさ、美味しさ、食感、どれも格別!です。
冷めても美味しいのも、またせいろ調理の特徴です。
熱と水分だけで、食材の持つ旨味や食感や美味しさを引き出すことができる、
シンプルですが、奥の深い「中華せいろ」。
温かい料理が嬉しい冬の季節はもちろん、
何段か重ねて一度に蒸せるせいろは、
忙しい日々の中の調理道具として、年中活躍してくれることと思います。
ご使用後は、あまり時間をおかずにたわしで水洗いをして、汚れをきれいに取り除いてください。
フタも同様によく洗います。水を切ってから、布巾で乾拭きをしたら、風通しのよい日陰(キッチン窓のそばや換気扇の近くなどでも)でよく乾かします。
しっかり乾いたら、風通しの良いところ(オープンラックの棚など)に置いておくか、
しばらくお使いにならないときには、紙に包むか紙袋に入れて保管するようにしてください。
内側に段差のないお手持ちの鍋を使う場合は、
一緒に蒸し板(*蒸し板のページはこちら)をお使いになることをおすすめします。
鍋やフライパンの外径とせいろの外径がちょうど重なり、
置いたときに安定しているようであればそのままお使いいただけますが、
そのときに鍋からはみ出していると、せいろの底面が焦げやすくなり、危険です。
また、せいろをかぶせるように使う場合はできるだけ深めの寸胴鍋をご用意ください。
鍋の内側にせいろがちょうどはまるような場合でも、蒸したあとに
せいろの木枠が膨張して抜けなくなることがございますので、お気をつけください。
また、ミとフタは別売りになっていますので、
せいろをお持ちでない方は、必ずミとフタをセットでお買い求めください。
どちらかだけでは、蒸すことができませんので、ご注意ください。
ミの数はご希望に合わせて、増やしてくださいませ。
せいろを使ってみたいけれど、キッチンのスペースがそれほど取れない、
初めてでどれを選んでいいかわからない、という方には
21cmのミとフタから始められることをおすすめいたします。