長野県/根曲竹 そば玉用 寸胴筒かご(ランプシェード)


							

長野県戸隠で使われる根曲竹細工は、
ざる、びく、目かご(茶碗かご)、箕(み)の4つを代表的な細工としています。

しかし、その中で畑仕事や台所仕事などの実用性とは
一線を画したおもしろい造形のものもあります。

こちらは戸隠で有名な「新そば」が出たときに、そば屋さんが店頭に出す
「そば玉(杉玉)」と呼ばれる飾りに使う根曲竹のかごです。

引き算の考え方からできた編み目は、一本ひごがない分とても柔軟で、
両方の縁から強く内側へ押すと、かごが膨らみます。
逆にそば玉を作るときには、杉の枝をたくさん詰めた後に、
真ん中の部分を、ぎゅっと絞って仕上げます。

作られた方も「こういうものを作ってくれ」と頼まれた時には、
頭を悩ませたそうですが、地元・戸隠の新そばを伝える飾りとして、
使われていることをとても嬉しそうに話されていました。

縦に置くと自立しますので、ランプシェードとして、
下に置くライトスタンドに被せたり、
天井のライトの下にとりつけてシルエットを楽しんだりできそうです。

戸隠の文化である「そば」と「根曲竹細工」がいわば融合した
特徴的な形のかごです。
かごの中心部分を両手で内側へ押し込んだりしてみてください。

真竹などの固い竹で作られたかごでは、なかなか感じることのできない
粘りのある根曲竹の触り心地にお気づきになると思います。

※実際の「そば玉」の写真がご用意できておらず、申し訳ありません。
 「そば玉 戸隠」などで検索していただけると、その写真が出てきます。

<長野県戸隠の根曲竹細工>
江戸時代初期から戸隠中社地区の人々の生活の糧として始まりました。
平地が少なく水田がない戸隠においては竹が年貢として特例で認められるほど、
暮らしと竹が密接に関わりあっていました。
明治時代から昭和中期にかけては養蚕業に隆盛に伴い、
蚕籠(かいごかご)等の需要が高まり、生産量、職人数ともに最盛期を迎えました。

国有林から伐採の権利を借りて、材料採取は行われており、
大切な資源保護のため、春のタケノコの時期には乱獲されないよう「筍番」を
竹細工生産組合の組合員が交代で行っています。

そうした採取された根曲竹を表面を磨き、四つ割りされ、皮と身を分けてひごにします。
びく、ざる、目かご(茶碗かご)、箕の4つが代表的な細工とされています。
仕上がりの美しさと丈夫さ、そして根曲竹独特の温もりを感じる実用品の数々は、
現代でも広く愛用されており、色味などが経年変化をする楽しみも味わうことができます。

長野県戸隠で使われる根曲竹細工は、
ざる、びく、目かご(茶碗かご)、箕(み)の4つを代表的な細工としています。

しかし、その中で畑仕事や台所仕事などの実用性とは
一線を画したおもしろい造形のものもあります。

こちらは戸隠で有名な「新そば」が出たときに、そば屋さんが店頭に出す
「そば玉(杉玉)」と呼ばれる飾りに使う根曲竹のかごです。

引き算の考え方からできた編み目は、一本ひごがない分とても柔軟で、
両方の縁から強く内側へ押すと、かごが膨らみます。
逆にそば玉を作るときには、杉の枝をたくさん詰めた後に、
真ん中の部分を、ぎゅっと絞って仕上げます。

作られた方も「こういうものを作ってくれ」と頼まれた時には、
頭を悩ませたそうですが、地元・戸隠の新そばを伝える飾りとして、
使われていることをとても嬉しそうに話されていました。

縦に置くと自立しますので、ランプシェードとして、
下に置くライトスタンドに被せたり、
天井のライトの下にとりつけてシルエットを楽しんだりできそうです。

戸隠の文化である「そば」と「根曲竹細工」がいわば融合した
特徴的な形のかごです。
かごの中心部分を両手で内側へ押し込んだりしてみてください。

真竹などの固い竹で作られたかごでは、なかなか感じることのできない
粘りのある根曲竹の触り心地にお気づきになると思います。

※実際の「そば玉」の写真がご用意できておらず、申し訳ありません。
 「そば玉 戸隠」などで検索していただけると、その写真が出てきます。

<長野県戸隠の根曲竹細工>
江戸時代初期から戸隠中社地区の人々の生活の糧として始まりました。
平地が少なく水田がない戸隠においては竹が年貢として特例で認められるほど、
暮らしと竹が密接に関わりあっていました。
明治時代から昭和中期にかけては養蚕業に隆盛に伴い、
蚕籠(かいごかご)等の需要が高まり、生産量、職人数ともに最盛期を迎えました。

国有林から伐採の権利を借りて、材料採取は行われており、
大切な資源保護のため、春のタケノコの時期には乱獲されないよう「筍番」を
竹細工生産組合の組合員が交代で行っています。

そうした採取された根曲竹を表面を磨き、四つ割りされ、皮と身を分けてひごにします。
びく、ざる、目かご(茶碗かご)、箕の4つが代表的な細工とされています。
仕上がりの美しさと丈夫さ、そして根曲竹独特の温もりを感じる実用品の数々は、
現代でも広く愛用されており、色味などが経年変化をする楽しみも味わうことができます。


							

長野県戸隠で使われる根曲竹細工は、
ざる、びく、目かご(茶碗かご)、箕(み)の4つを代表的な細工としています。

しかし、その中で畑仕事や台所仕事などの実用性とは
一線を画したおもしろい造形のものもあります。

こちらは戸隠で有名な「新そば」が出たときに、そば屋さんが店頭に出す
「そば玉(杉玉)」と呼ばれる飾りに使う根曲竹のかごです。

引き算の考え方からできた編み目は、一本ひごがない分とても柔軟で、
両方の縁から強く内側へ押すと、かごが膨らみます。
逆にそば玉を作るときには、杉の枝をたくさん詰めた後に、
真ん中の部分を、ぎゅっと絞って仕上げます。

作られた方も「こういうものを作ってくれ」と頼まれた時には、
頭を悩ませたそうですが、地元・戸隠の新そばを伝える飾りとして、
使われていることをとても嬉しそうに話されていました。

縦に置くと自立しますので、ランプシェードとして、
下に置くライトスタンドに被せたり、
天井のライトの下にとりつけてシルエットを楽しんだりできそうです。

戸隠の文化である「そば」と「根曲竹細工」がいわば融合した
特徴的な形のかごです。
かごの中心部分を両手で内側へ押し込んだりしてみてください。

真竹などの固い竹で作られたかごでは、なかなか感じることのできない
粘りのある根曲竹の触り心地にお気づきになると思います。

※実際の「そば玉」の写真がご用意できておらず、申し訳ありません。
 「そば玉 戸隠」などで検索していただけると、その写真が出てきます。

<長野県戸隠の根曲竹細工>
江戸時代初期から戸隠中社地区の人々の生活の糧として始まりました。
平地が少なく水田がない戸隠においては竹が年貢として特例で認められるほど、
暮らしと竹が密接に関わりあっていました。
明治時代から昭和中期にかけては養蚕業に隆盛に伴い、
蚕籠(かいごかご)等の需要が高まり、生産量、職人数ともに最盛期を迎えました。

国有林から伐採の権利を借りて、材料採取は行われており、
大切な資源保護のため、春のタケノコの時期には乱獲されないよう「筍番」を
竹細工生産組合の組合員が交代で行っています。

そうした採取された根曲竹を表面を磨き、四つ割りされ、皮と身を分けてひごにします。
びく、ざる、目かご(茶碗かご)、箕の4つが代表的な細工とされています。
仕上がりの美しさと丈夫さ、そして根曲竹独特の温もりを感じる実用品の数々は、
現代でも広く愛用されており、色味などが経年変化をする楽しみも味わうことができます。