220601-4 大分県/真竹(青竹) 手提げ 小(春籠)

こちらは青竹とツヅラフジで作られた小ぶりな手提げです。
青竹とは、真竹(マダケ)を伐採したそのままの青々とした竹のことで、
こちらの籠は青竹の表皮を薄く削いだ(「みがき」と言います)竹ひごで編まれています。
みがかれることで、表皮にある傷や斑点が薄れ、艶が出て、美しさが増します。
また、時間が経つにつれ、ムラなくきれいな飴色へと移り変わります。
「みがき」に対する言葉として、表皮がついたままの竹ひごを「皮つき」と呼ぶこともあります。

みがかれたひごで丁寧かつ、力強く編まれています。

縦骨に、細いひごを規則的にまわし編んでいく技法「ござ目編み」で編まれています。

籠本体の側面中央、縦方向に幅1.5cmほどの太い力竹(ちからだけ)が通されています。こちらの力竹は底面を通って反対側にもまわされています。補強の役割とともに、籠のアクセントにもなっています。

竹はささくれ立つものということを忘れてしまうほどの滑らかさです。

縁部分はみがいた竹ひごを巻いて仕上げる、「巻縁(まきぶち)仕上げ」です。

真竹は固く、巻縁仕上げをする際には角度や力加減に細心の注意を払わないと、パキッと折れてしまう可能性があります。
出来るだけまだ柔らかい若い竹を使って慎重に巻いていきます。

持ち手には「ツヅラフジ」の蔓が使われています。芯材の竹に蔓がくるくると巻かれ仕上げられています。ツヅラフジがこちらの手提げのアクセントとなっています。

持ち手と縁の接続部分です。持ち手は可動式で、動いて摩擦する部分には負荷を軽減するために革が挟まれています。

籠の内側から見た持ち手の接続部です。

底の裏側を見ると5本もの力竹(ちからだけ)が差し込まれています。実用的にも申し分のない、底作りです。
春籠(はるかご)と名付けられたこちらの手提げは
針金や銅線などを一切使わず、竹とツヅラフジのみで仕上げられ、
自然に自生していた植物を加工したとは思えないほどの、洗練された佇まいをしています。
サイズとしては小ぶりではあるものの、持ち歩きやすく、
日々使いにも耐えうる、丈夫な手提げです。

籠の内寸は横幅26cm、奥行き12cm、高さ14cmほど。写真のように持ち手を広げると最大でこの程度まで開きます。

長財布や鍵、ポーチ、携帯電話など貴重品がちょうど入るほどの大きさです。

手に持ったときのイメージです。

爽やかな竹の色味は、白っぽい服装にも黒などのダークな色味にもよく合います。

椿を入れたところです。野山で摘まれた花や枝物との相性も良さそうです。
作り手の方からは、
「どうかしまいこまないでほしい。毎日使ってもらうことが一番」
とのお声をいただいています。
ときには手提げとして、ときには花器として。
日々、身近に置いて楽しめる籠です。

–青竹工房桐山の籠づくり–
素材となる竹やツヅラフジの見極め、伐採、材料作り、かご編み。
全ての工程に緊張感を持って相対し、籠のサイズ感やバランスなど細部に気を配り、
それでいて、暮らしの中での使い勝手を考えた籠作りをされています。
芯のある力強さと洗練されたデザイン性を兼ね備え、
みがいた青竹とツヅラフジを使用した完成度の高い籠の数々は
青竹工房桐山ならではのものです。
使う人の意見にも耳を傾け続けて生まれた、サイズ展開や形。
その豊かなバリエーションを持つ青竹の籠は、青い竹が飴色に変わっていく経年変化も楽しめます。
品質の高さはもちろんのこと、実用的でもあり、
暮らしの一つのカタチとして長く寄り添ってくれる逸品となるはずです。

こちらは青竹とツヅラフジで作られた小ぶりな手提げです。
青竹とは、真竹(マダケ)を伐採したそのままの青々とした竹のことで、
こちらの籠は青竹の表皮を薄く削いだ(「みがき」と言います)竹ひごで編まれています。
みがかれることで、表皮にある傷や斑点が薄れ、艶が出て、美しさが増します。
また、時間が経つにつれ、ムラなくきれいな飴色へと移り変わります。
「みがき」に対する言葉として、表皮がついたままの竹ひごを「皮つき」と呼ぶこともあります。






出来るだけまだ柔らかい若い竹を使って慎重に巻いていきます。




春籠(はるかご)と名付けられたこちらの手提げは
針金や銅線などを一切使わず、竹とツヅラフジのみで仕上げられ、
自然に自生していた植物を加工したとは思えないほどの、洗練された佇まいをしています。
サイズとしては小ぶりではあるものの、持ち歩きやすく、
日々使いにも耐えうる、丈夫な手提げです。





作り手の方からは、
「どうかしまいこまないでほしい。毎日使ってもらうことが一番」
とのお声をいただいています。
ときには手提げとして、ときには花器として。
日々、身近に置いて楽しめる籠です。

–青竹工房桐山の籠づくり–
素材となる竹やツヅラフジの見極め、伐採、材料作り、かご編み。
全ての工程に緊張感を持って相対し、籠のサイズ感やバランスなど細部に気を配り、
それでいて、暮らしの中での使い勝手を考えた籠作りをされています。
芯のある力強さと洗練されたデザイン性を兼ね備え、
みがいた青竹とツヅラフジを使用した完成度の高い籠の数々は
青竹工房桐山ならではのものです。
使う人の意見にも耳を傾け続けて生まれた、サイズ展開や形。
その豊かなバリエーションを持つ青竹の籠は、青い竹が飴色に変わっていく経年変化も楽しめます。
品質の高さはもちろんのこと、実用的でもあり、
暮らしの一つのカタチとして長く寄り添ってくれる逸品となるはずです。

こちらは青竹とツヅラフジで作られた小ぶりな手提げです。
青竹とは、真竹(マダケ)を伐採したそのままの青々とした竹のことで、
こちらの籠は青竹の表皮を薄く削いだ(「みがき」と言います)竹ひごで編まれています。
みがかれることで、表皮にある傷や斑点が薄れ、艶が出て、美しさが増します。
また、時間が経つにつれ、ムラなくきれいな飴色へと移り変わります。
「みがき」に対する言葉として、表皮がついたままの竹ひごを「皮つき」と呼ぶこともあります。

みがかれたひごで丁寧かつ、力強く編まれています。

縦骨に、細いひごを規則的にまわし編んでいく技法「ござ目編み」で編まれています。

籠本体の側面中央、縦方向に幅1.5cmほどの太い力竹(ちからだけ)が通されています。こちらの力竹は底面を通って反対側にもまわされています。補強の役割とともに、籠のアクセントにもなっています。

竹はささくれ立つものということを忘れてしまうほどの滑らかさです。

縁部分はみがいた竹ひごを巻いて仕上げる、「巻縁(まきぶち)仕上げ」です。

真竹は固く、巻縁仕上げをする際には角度や力加減に細心の注意を払わないと、パキッと折れてしまう可能性があります。
出来るだけまだ柔らかい若い竹を使って慎重に巻いていきます。

持ち手には「ツヅラフジ」の蔓が使われています。芯材の竹に蔓がくるくると巻かれ仕上げられています。ツヅラフジがこちらの手提げのアクセントとなっています。

持ち手と縁の接続部分です。持ち手は可動式で、動いて摩擦する部分には負荷を軽減するために革が挟まれています。

籠の内側から見た持ち手の接続部です。

底の裏側を見ると5本もの力竹(ちからだけ)が差し込まれています。実用的にも申し分のない、底作りです。
春籠(はるかご)と名付けられたこちらの手提げは
針金や銅線などを一切使わず、竹とツヅラフジのみで仕上げられ、
自然に自生していた植物を加工したとは思えないほどの、洗練された佇まいをしています。
サイズとしては小ぶりではあるものの、持ち歩きやすく、
日々使いにも耐えうる、丈夫な手提げです。

籠の内寸は横幅26cm、奥行き12cm、高さ14cmほど。写真のように持ち手を広げると最大でこの程度まで開きます。

長財布や鍵、ポーチ、携帯電話など貴重品がちょうど入るほどの大きさです。

手に持ったときのイメージです。

爽やかな竹の色味は、白っぽい服装にも黒などのダークな色味にもよく合います。

椿を入れたところです。野山で摘まれた花や枝物との相性も良さそうです。
作り手の方からは、
「どうかしまいこまないでほしい。毎日使ってもらうことが一番」
とのお声をいただいています。
ときには手提げとして、ときには花器として。
日々、身近に置いて楽しめる籠です。

–青竹工房桐山の籠づくり–
素材となる竹やツヅラフジの見極め、伐採、材料作り、かご編み。
全ての工程に緊張感を持って相対し、籠のサイズ感やバランスなど細部に気を配り、
それでいて、暮らしの中での使い勝手を考えた籠作りをされています。
芯のある力強さと洗練されたデザイン性を兼ね備え、
みがいた青竹とツヅラフジを使用した完成度の高い籠の数々は
青竹工房桐山ならではのものです。
使う人の意見にも耳を傾け続けて生まれた、サイズ展開や形。
その豊かなバリエーションを持つ青竹の籠は、青い竹が飴色に変わっていく経年変化も楽しめます。
品質の高さはもちろんのこと、実用的でもあり、
暮らしの一つのカタチとして長く寄り添ってくれる逸品となるはずです。