220626-2 大分県/真竹(青竹) 鮎かご 小

こちらは青竹とツヅラフジで作られた「鮎籠(あゆかご)」と呼ばれる籠です。
青竹とは、真竹(マダケ)を伐採したそのままの青々とした竹のことです。

実際に鮎釣りをするときに使われていた籠の形で、底から口に向けて、すぼまっていくのが特徴です。

菱の模様を作る「菱目編み」という技法で編まれています。

縦に1本、肉厚で幅の広い力竹(ちからだけ)が通されています。力竹の先はツヅラフジで留められています。

こちらの力竹は背面にもぐるっと回されています。

さらに底面では、その力竹が細い竹で抑えられ固定されています。

美しい編み目が続いています。

縁は「当て縁(あてぶち)仕上げ」で美しく、力強く仕上げられています。

縁の内側は曲線の曲がり具合が大きくなり、竹の皮を内側にして巻くと折れる可能性があるため、竹の身部分を使って仕上げられています。こちらのように円形タイプの直径が短いほど、この縁作りは難しいとされています。

背面の力竹は火曲げされて、内側に織り込まれています。

縁下には、壁に引っかけたり、腰に回したりするための棕櫚紐がつけられています。お届け時には結ばれていますが、実際に腰に一回しできるほどの長さがあります。


底面に一部竹のひび割れが見られますが、自然なものとして見ていただければと思います。
こちらは、もとは北関東で作られていたという鮎籠を、
作り手である桐山さんが復刻されたものです。
ずっと昔に手にしたその特徴的な籠が気になって、再現されたのだそうです。
桐山さんの作られる籠は、基本的には、
「みがき」という青竹の表皮を一枚薄く削った竹ひごが用いられますが、
こちらの籠は手元にあった古い籠を復元したため、
その籠の通り、表皮がついたままの仕様になっています。

籠の中に落としを入れて、黒百合を入れたところです。

籠と花や葉との相性は良く、お互いに引き立てているように思います。
日々消えゆく籠が多い中で、復刻された籠というのは気持ちが明るくなり、
また、道具として実用的で優れているものが、
造形的に見ても美しいというのも、嬉しいことです。
実際に鮎釣りのために使う方は少なくなっているかもしれませんが、
その佇まいは、部屋の中で滋味あふれる存在感を放つことと思います。

*こちらの写真は竹の緑色が比較的濃いものを掲載していますが、
入荷した時期や材料の状況によって、色味が薄くなっていることもございます。
また、ばあいによっては、飴色が入ってきているものもございます。
それを理由とした返品は承りかねますので、あらかじめご了承ください。
__青竹工房 桐山の籠づくり__
素材となる竹やツヅラフジの見極め、伐採、材料作り、かご編み。
すべての工程に緊張感を持って相対し、
籠のサイズ感やバランスなど細かいところまでしっかりと心を配られ、
それでいて、暮らしの中でのつかい勝手を考えた籠作りをされています。
芯のある力強さと洗練されたデザイン性を兼ねそなえ、
みがいた青竹とツヅラフジを用いた完成度のたかい籠の数々は
いずれも青竹工房桐山ならではの仕上がりです。
つかう人の意見にも耳を傾けつづけて生まれた、サイズ展開やかたち。
その豊かなバリエーションを持つ青竹の籠は、
つやのある飴色へと変わっていくことも楽しみのひとつ。
品質のたかさはもちろんのこと、どれも実用的な籠。
暮らしの一つのカタチとして、ながく寄りそってくれる逸品となるはずです。

こちらは青竹とツヅラフジで作られた「鮎籠(あゆかご)」と呼ばれる籠です。
青竹とは、真竹(マダケ)を伐採したそのままの青々とした竹のことです。












こちらは、もとは北関東で作られていたという鮎籠を、
作り手である桐山さんが復刻されたものです。
ずっと昔に手にしたその特徴的な籠が気になって、再現されたのだそうです。
桐山さんの作られる籠は、基本的には、
「みがき」という青竹の表皮を一枚薄く削った竹ひごが用いられますが、
こちらの籠は手元にあった古い籠を復元したため、
その籠の通り、表皮がついたままの仕様になっています。


日々消えゆく籠が多い中で、復刻された籠というのは気持ちが明るくなり、
また、道具として実用的で優れているものが、
造形的に見ても美しいというのも、嬉しいことです。
実際に鮎釣りのために使う方は少なくなっているかもしれませんが、
その佇まいは、部屋の中で滋味あふれる存在感を放つことと思います。

*こちらの写真は竹の緑色が比較的濃いものを掲載していますが、
入荷した時期や材料の状況によって、色味が薄くなっていることもございます。
また、ばあいによっては、飴色が入ってきているものもございます。
それを理由とした返品は承りかねますので、あらかじめご了承ください。
__青竹工房 桐山の籠づくり__
素材となる竹やツヅラフジの見極め、伐採、材料作り、かご編み。
すべての工程に緊張感を持って相対し、
籠のサイズ感やバランスなど細かいところまでしっかりと心を配られ、
それでいて、暮らしの中でのつかい勝手を考えた籠作りをされています。
芯のある力強さと洗練されたデザイン性を兼ねそなえ、
みがいた青竹とツヅラフジを用いた完成度のたかい籠の数々は
いずれも青竹工房桐山ならではの仕上がりです。
つかう人の意見にも耳を傾けつづけて生まれた、サイズ展開やかたち。
その豊かなバリエーションを持つ青竹の籠は、
つやのある飴色へと変わっていくことも楽しみのひとつ。
品質のたかさはもちろんのこと、どれも実用的な籠。
暮らしの一つのカタチとして、ながく寄りそってくれる逸品となるはずです。

こちらは青竹とツヅラフジで作られた「鮎籠(あゆかご)」と呼ばれる籠です。
青竹とは、真竹(マダケ)を伐採したそのままの青々とした竹のことです。

実際に鮎釣りをするときに使われていた籠の形で、底から口に向けて、すぼまっていくのが特徴です。

菱の模様を作る「菱目編み」という技法で編まれています。

縦に1本、肉厚で幅の広い力竹(ちからだけ)が通されています。力竹の先はツヅラフジで留められています。

こちらの力竹は背面にもぐるっと回されています。

さらに底面では、その力竹が細い竹で抑えられ固定されています。

美しい編み目が続いています。

縁は「当て縁(あてぶち)仕上げ」で美しく、力強く仕上げられています。

縁の内側は曲線の曲がり具合が大きくなり、竹の皮を内側にして巻くと折れる可能性があるため、竹の身部分を使って仕上げられています。こちらのように円形タイプの直径が短いほど、この縁作りは難しいとされています。

背面の力竹は火曲げされて、内側に織り込まれています。

縁下には、壁に引っかけたり、腰に回したりするための棕櫚紐がつけられています。お届け時には結ばれていますが、実際に腰に一回しできるほどの長さがあります。


底面に一部竹のひび割れが見られますが、自然なものとして見ていただければと思います。
こちらは、もとは北関東で作られていたという鮎籠を、
作り手である桐山さんが復刻されたものです。
ずっと昔に手にしたその特徴的な籠が気になって、再現されたのだそうです。
桐山さんの作られる籠は、基本的には、
「みがき」という青竹の表皮を一枚薄く削った竹ひごが用いられますが、
こちらの籠は手元にあった古い籠を復元したため、
その籠の通り、表皮がついたままの仕様になっています。

籠の中に落としを入れて、黒百合を入れたところです。

籠と花や葉との相性は良く、お互いに引き立てているように思います。
日々消えゆく籠が多い中で、復刻された籠というのは気持ちが明るくなり、
また、道具として実用的で優れているものが、
造形的に見ても美しいというのも、嬉しいことです。
実際に鮎釣りのために使う方は少なくなっているかもしれませんが、
その佇まいは、部屋の中で滋味あふれる存在感を放つことと思います。

*こちらの写真は竹の緑色が比較的濃いものを掲載していますが、
入荷した時期や材料の状況によって、色味が薄くなっていることもございます。
また、ばあいによっては、飴色が入ってきているものもございます。
それを理由とした返品は承りかねますので、あらかじめご了承ください。
__青竹工房 桐山の籠づくり__
素材となる竹やツヅラフジの見極め、伐採、材料作り、かご編み。
すべての工程に緊張感を持って相対し、
籠のサイズ感やバランスなど細かいところまでしっかりと心を配られ、
それでいて、暮らしの中でのつかい勝手を考えた籠作りをされています。
芯のある力強さと洗練されたデザイン性を兼ねそなえ、
みがいた青竹とツヅラフジを用いた完成度のたかい籠の数々は
いずれも青竹工房桐山ならではの仕上がりです。
つかう人の意見にも耳を傾けつづけて生まれた、サイズ展開やかたち。
その豊かなバリエーションを持つ青竹の籠は、
つやのある飴色へと変わっていくことも楽しみのひとつ。
品質のたかさはもちろんのこと、どれも実用的な籠。
暮らしの一つのカタチとして、ながく寄りそってくれる逸品となるはずです。