220680-1 大分県/真竹(青竹) 菊底三段入れ子籠


							

こちらは「青竹-あおたけ-」に“みがき”をかけたひごで、編まれたかごです。

青竹とは、真竹-まだけ-を伐採したそのままの、青々とした竹のことで、
“みがき”というのはその青竹の表皮をうすく削ぐことをいいます。

竹の表面がみがかれることで、表皮のかたいエナメル質が落とされ、
やわらかな風合いの竹へと表情を変えます。

そこからほのかに放つ光沢は、落ち着きと品格があり、
また時が経つにつれ、ムラのない、きれいな飴色へと移りかわるのも魅力です。

*“みがき”に対する言葉として、表皮がついたままの竹ひごを”皮つき”と呼ぶこともあります。

こちらのページでは、「菊底三段入れ子籠」と名付けられたかごをご紹介します。

お茶をたのしまれる方の、急須、湯吞、茶托、茶菓子など道具一式が納まるようにと作られたかごです。

抹茶や中国茶でつかわれる茶道具を持ち運べるよう持ち手のついたかたちで、
その上に二段の蓋が重なっている仕様です。

こちらのかごを初めて目にしたとき、その造形に心動かされ、しばらく目が離せなかったほどでした。

桐山さんは、かご作りにおいて「丸いかたち」は独特である、ということをおっしゃいますが、
かごのかたちとしてはあまり類を見ない、その見た目のおもしろさやインパクトが
このかごの最大の特徴であるように思います。

その三段の入れ子かごをスッと受け止めるように付いている
シンプルな一本の持ち手がまた絶妙なバランスです。

かごの中心に差し込まれた煤竹-すすだけ-がアクセントにもなっています。

煤竹とは、かやぶき屋根の古民家で、屋根裏の支えや蚕場敷などに施された丸竹(*1)が
囲炉裏の煙で100年から200年のあいだ、燻されてすこしずつ茶褐色になっていったもの。

煙の当たり具合や組縄、押さえ板のある部分などは模様のように色の濃淡があらわれ、
とくに煙がよく当たったところは黒光りするほどの稀少な色となります。

こちらの煤竹は、大分県竹田市の解体された古民家から取り出された
割煤竹(*2)がつかわれています。

*1 伐採したままの、割られたり削られたりしていない竹

*2 割竹は、丸竹を縦に割って細くしたもの

安定感のある、落ち着いた雰囲気のかごは
見ているだけで心おだやかになれる気がします。

浅い方の蓋はトレイのようにもつかえそうですし、
深めの蓋は豆皿やお猪口のような小さな器の収納にもよさそうです。

お使いになる人によって何通りものつかい方が見つけられそうな三段入れ子籠。
長くおたのしみいただけたら幸いです。

※入荷した時期や材料の状況によって、青竹の色味は緑色が濃い場合や、
緑が薄く、黄色味がかっている場合もあります。
それを理由とした返品は承りかねますので、あらかじめご了承ください。

__青竹工房 桐山の籠づくり__

素材となる竹やツヅラフジの見極め、伐採、材料作り、かご編み。
すべての工程に緊張感を持って相対し、
籠のサイズ感やバランスなど細かいところまでしっかりと心を配られ、
それでいて、暮らしの中でのつかい勝手を考えた籠作りをされています。

芯のある力強さと洗練されたデザイン性を兼ねそなえ、
みがいた青竹とツヅラフジを用いた完成度のたかい籠の数々は
いずれも青竹工房桐山ならではの仕上がりです。

つかう人の意見にも耳を傾けつづけて生まれた、サイズ展開やかたち。
その豊かなバリエーションを持つ青竹の籠は、
つやのある飴色へと変わっていくことも楽しみのひとつ。

品質のたかさはもちろんのこと、どれも実用的な籠。
暮らしの一つのカタチとして、ながく寄りそってくれる逸品となるはずです。


こちらは「青竹-あおたけ-」に“みがき”をかけたひごで、編まれたかごです。

青竹とは、真竹-まだけ-を伐採したそのままの、青々とした竹のことで、
“みがき”というのはその青竹の表皮をうすく削ぐことをいいます。

竹の表面がみがかれることで、表皮のかたいエナメル質が落とされ、
やわらかな風合いの竹へと表情を変えます。

そこからほのかに放つ光沢は、落ち着きと品格があり、
また時が経つにつれ、ムラのない、きれいな飴色へと移りかわるのも魅力です。

*“みがき”に対する言葉として、表皮がついたままの竹ひごを”皮つき”と呼ぶこともあります。

こちらのページでは、「菊底三段入れ子籠」と名付けられたかごをご紹介します。

お茶をたのしまれる方の、急須、湯吞、茶托、茶菓子など道具一式が納まるようにと作られたかごです。

抹茶や中国茶でつかわれる茶道具を持ち運べるよう持ち手のついたかたちで、
その上に二段の蓋が重なっている仕様です。

こちらのかごを初めて目にしたとき、その造形に心動かされ、しばらく目が離せなかったほどでした。

桐山さんは、かご作りにおいて「丸いかたち」は独特である、ということをおっしゃいますが、
かごのかたちとしてはあまり類を見ない、その見た目のおもしろさやインパクトが
このかごの最大の特徴であるように思います。

その三段の入れ子かごをスッと受け止めるように付いている
シンプルな一本の持ち手がまた絶妙なバランスです。

かごの中心に差し込まれた煤竹-すすだけ-がアクセントにもなっています。

煤竹とは、かやぶき屋根の古民家で、屋根裏の支えや蚕場敷などに施された丸竹(*1)が
囲炉裏の煙で100年から200年のあいだ、燻されてすこしずつ茶褐色になっていったもの。

煙の当たり具合や組縄、押さえ板のある部分などは模様のように色の濃淡があらわれ、
とくに煙がよく当たったところは黒光りするほどの稀少な色となります。

こちらの煤竹は、大分県竹田市の解体された古民家から取り出された
割煤竹(*2)がつかわれています。

*1 伐採したままの、割られたり削られたりしていない竹

*2 割竹は、丸竹を縦に割って細くしたもの

安定感のある、落ち着いた雰囲気のかごは
見ているだけで心おだやかになれる気がします。

浅い方の蓋はトレイのようにもつかえそうですし、
深めの蓋は豆皿やお猪口のような小さな器の収納にもよさそうです。

お使いになる人によって何通りものつかい方が見つけられそうな三段入れ子籠。
長くおたのしみいただけたら幸いです。

※入荷した時期や材料の状況によって、青竹の色味は緑色が濃い場合や、
緑が薄く、黄色味がかっている場合もあります。
それを理由とした返品は承りかねますので、あらかじめご了承ください。

__青竹工房 桐山の籠づくり__

素材となる竹やツヅラフジの見極め、伐採、材料作り、かご編み。
すべての工程に緊張感を持って相対し、
籠のサイズ感やバランスなど細かいところまでしっかりと心を配られ、
それでいて、暮らしの中でのつかい勝手を考えた籠作りをされています。

芯のある力強さと洗練されたデザイン性を兼ねそなえ、
みがいた青竹とツヅラフジを用いた完成度のたかい籠の数々は
いずれも青竹工房桐山ならではの仕上がりです。

つかう人の意見にも耳を傾けつづけて生まれた、サイズ展開やかたち。
その豊かなバリエーションを持つ青竹の籠は、
つやのある飴色へと変わっていくことも楽しみのひとつ。

品質のたかさはもちろんのこと、どれも実用的な籠。
暮らしの一つのカタチとして、ながく寄りそってくれる逸品となるはずです。



							

こちらは「青竹-あおたけ-」に“みがき”をかけたひごで、編まれたかごです。

青竹とは、真竹-まだけ-を伐採したそのままの、青々とした竹のことで、
“みがき”というのはその青竹の表皮をうすく削ぐことをいいます。

竹の表面がみがかれることで、表皮のかたいエナメル質が落とされ、
やわらかな風合いの竹へと表情を変えます。

そこからほのかに放つ光沢は、落ち着きと品格があり、
また時が経つにつれ、ムラのない、きれいな飴色へと移りかわるのも魅力です。

*“みがき”に対する言葉として、表皮がついたままの竹ひごを”皮つき”と呼ぶこともあります。

こちらのページでは、「菊底三段入れ子籠」と名付けられたかごをご紹介します。

お茶をたのしまれる方の、急須、湯吞、茶托、茶菓子など道具一式が納まるようにと作られたかごです。

抹茶や中国茶でつかわれる茶道具を持ち運べるよう持ち手のついたかたちで、
その上に二段の蓋が重なっている仕様です。

こちらのかごを初めて目にしたとき、その造形に心動かされ、しばらく目が離せなかったほどでした。

桐山さんは、かご作りにおいて「丸いかたち」は独特である、ということをおっしゃいますが、
かごのかたちとしてはあまり類を見ない、その見た目のおもしろさやインパクトが
このかごの最大の特徴であるように思います。

その三段の入れ子かごをスッと受け止めるように付いている
シンプルな一本の持ち手がまた絶妙なバランスです。

かごの中心に差し込まれた煤竹-すすだけ-がアクセントにもなっています。

煤竹とは、かやぶき屋根の古民家で、屋根裏の支えや蚕場敷などに施された丸竹(*1)が
囲炉裏の煙で100年から200年のあいだ、燻されてすこしずつ茶褐色になっていったもの。

煙の当たり具合や組縄、押さえ板のある部分などは模様のように色の濃淡があらわれ、
とくに煙がよく当たったところは黒光りするほどの稀少な色となります。

こちらの煤竹は、大分県竹田市の解体された古民家から取り出された
割煤竹(*2)がつかわれています。

*1 伐採したままの、割られたり削られたりしていない竹

*2 割竹は、丸竹を縦に割って細くしたもの

安定感のある、落ち着いた雰囲気のかごは
見ているだけで心おだやかになれる気がします。

浅い方の蓋はトレイのようにもつかえそうですし、
深めの蓋は豆皿やお猪口のような小さな器の収納にもよさそうです。

お使いになる人によって何通りものつかい方が見つけられそうな三段入れ子籠。
長くおたのしみいただけたら幸いです。

※入荷した時期や材料の状況によって、青竹の色味は緑色が濃い場合や、
緑が薄く、黄色味がかっている場合もあります。
それを理由とした返品は承りかねますので、あらかじめご了承ください。

__青竹工房 桐山の籠づくり__

素材となる竹やツヅラフジの見極め、伐採、材料作り、かご編み。
すべての工程に緊張感を持って相対し、
籠のサイズ感やバランスなど細かいところまでしっかりと心を配られ、
それでいて、暮らしの中でのつかい勝手を考えた籠作りをされています。

芯のある力強さと洗練されたデザイン性を兼ねそなえ、
みがいた青竹とツヅラフジを用いた完成度のたかい籠の数々は
いずれも青竹工房桐山ならではの仕上がりです。

つかう人の意見にも耳を傾けつづけて生まれた、サイズ展開やかたち。
その豊かなバリエーションを持つ青竹の籠は、
つやのある飴色へと変わっていくことも楽しみのひとつ。

品質のたかさはもちろんのこと、どれも実用的な籠。
暮らしの一つのカタチとして、ながく寄りそってくれる逸品となるはずです。