210124-1 岩手県/すず竹 針山かご(ピンクッション) 布色おまかせ


							

こちらは「針山(はりやま)」と呼ばれる直径9cmほどの可愛らしいかごです。
産地には裁縫道具や糸などを入れておくもう少し大きなサイズの「おぼけ」というかごがあり、
その「おぼけ」の作りをそのままに、キューッと小さくした手のひらサイズのかごです。


かごの中には精米するときに出る小糠(こぬか=ぬかと同義)をきっちりと詰めた布袋を詰めています。
中に入れる小糠は針を錆びさせないということで昔から産地では使われています。

包む布は着物生地にも使われるちりめん(生地の風合いが異なるものもあります)を使い、
柄は作り手さんが各地から集めた多様な模様になっています。

伝統的な「あじろ編み」という編み方で作られたこの地域のかご、
大きなサイズの行李(こうり)からこのような小さなサイズまで、
以前は大小さまざまなサイズを編まれる方々がいらっしゃいました。
しかし、作り手の減少により、現在では作られる大きさはおおよそ限定されています。

本格的な刺繍から、取れてしまったボタンの縫い付け等のちょっとした日々の針仕事、
現代でも案外、針は使うことはありますよね。
お裁縫をされるときも針がこの針山に入っていたら、少し楽しい気持ちになれそうです。

また、このサイズのかご部分だけをご希望の方は、こちらのページからどうぞ。

布袋はかごにしっかりとはまって簡単にはとれませんが、縫い付けられているわけではありませんので、
かごだけをお使いになりたい方は、外してお使いになることもできます。

写真には3つのかごが写っていますが、価格は1つあたりの価格を表示しています。

布の色味や柄につきましては、全て違いますので、
特定の色や柄の指定などのご希望に沿うことは難しく、弊店にて模様は選び、お届けいたします。
どうかご了承くださいませ。

針山としての使い方以外にも、インテリアとして複数の色味を揃えて並べているだけでも、絵になります。
岩手のすず竹細工や身近な素材を利用してきた知恵が、この小さなかごに凝縮されています。

<岩手県鳥越のすず竹細工>
岩手県二戸郡一戸町にある鳥越地区。
すず竹細工の有名な産地として知られています。

鳥越地区に生息するすず竹は特に強くてしなやかといわれ、
この竹を使って1000年以上も前から丈夫で実用的なすず竹細工がなされてきました。

しかし、2015年頃から数年にわたって岩手県各地ですず竹が一斉に枯れるという現象が起こり、
材料である良質なすず竹を確保することが難しくなってしまった今、
すず竹細工がより貴重なものとなっています。
寿命を迎えると小さく黄色い花を咲かせた後に枯れてしまうそうで、120年に一回現れるという竹枯れの後、
若芽が竹細工に使用できる背丈になるまでには10年、20年とかかるとも言われています。

長年、すず竹細工に携わってきた作り手の皆さんにとっても経験のない事態。
しかし、伝統的な細工を絶やすまいと、山を丁寧に歩き、
通常の何十分の一の量しか取れないすず竹を使い、細工を続けてくださっています。

こちらは「針山(はりやま)」と呼ばれる直径9cmほどの可愛らしいかごです。
産地には裁縫道具や糸などを入れておくもう少し大きなサイズの「おぼけ」というかごがあり、
その「おぼけ」の作りをそのままに、キューッと小さくした手のひらサイズのかごです。


かごの中には精米するときに出る小糠(こぬか=ぬかと同義)をきっちりと詰めた布袋を詰めています。
中に入れる小糠は針を錆びさせないということで昔から産地では使われています。

包む布は着物生地にも使われるちりめん(生地の風合いが異なるものもあります)を使い、
柄は作り手さんが各地から集めた多様な模様になっています。

伝統的な「あじろ編み」という編み方で作られたこの地域のかご、
大きなサイズの行李(こうり)からこのような小さなサイズまで、
以前は大小さまざまなサイズを編まれる方々がいらっしゃいました。
しかし、作り手の減少により、現在では作られる大きさはおおよそ限定されています。

本格的な刺繍から、取れてしまったボタンの縫い付け等のちょっとした日々の針仕事、
現代でも案外、針は使うことはありますよね。
お裁縫をされるときも針がこの針山に入っていたら、少し楽しい気持ちになれそうです。

また、このサイズのかご部分だけをご希望の方は、こちらのページからどうぞ。

布袋はかごにしっかりとはまって簡単にはとれませんが、縫い付けられているわけではありませんので、
かごだけをお使いになりたい方は、外してお使いになることもできます。

写真には3つのかごが写っていますが、価格は1つあたりの価格を表示しています。

布の色味や柄につきましては、全て違いますので、
特定の色や柄の指定などのご希望に沿うことは難しく、弊店にて模様は選び、お届けいたします。
どうかご了承くださいませ。

針山としての使い方以外にも、インテリアとして複数の色味を揃えて並べているだけでも、絵になります。
岩手のすず竹細工や身近な素材を利用してきた知恵が、この小さなかごに凝縮されています。

<岩手県鳥越のすず竹細工>
岩手県二戸郡一戸町にある鳥越地区。
すず竹細工の有名な産地として知られています。

鳥越地区に生息するすず竹は特に強くてしなやかといわれ、
この竹を使って1000年以上も前から丈夫で実用的なすず竹細工がなされてきました。

しかし、2015年頃から数年にわたって岩手県各地ですず竹が一斉に枯れるという現象が起こり、
材料である良質なすず竹を確保することが難しくなってしまった今、
すず竹細工がより貴重なものとなっています。
寿命を迎えると小さく黄色い花を咲かせた後に枯れてしまうそうで、120年に一回現れるという竹枯れの後、
若芽が竹細工に使用できる背丈になるまでには10年、20年とかかるとも言われています。

長年、すず竹細工に携わってきた作り手の皆さんにとっても経験のない事態。
しかし、伝統的な細工を絶やすまいと、山を丁寧に歩き、
通常の何十分の一の量しか取れないすず竹を使い、細工を続けてくださっています。


							

こちらは「針山(はりやま)」と呼ばれる直径9cmほどの可愛らしいかごです。
産地には裁縫道具や糸などを入れておくもう少し大きなサイズの「おぼけ」というかごがあり、
その「おぼけ」の作りをそのままに、キューッと小さくした手のひらサイズのかごです。


かごの中には精米するときに出る小糠(こぬか=ぬかと同義)をきっちりと詰めた布袋を詰めています。
中に入れる小糠は針を錆びさせないということで昔から産地では使われています。

包む布は着物生地にも使われるちりめん(生地の風合いが異なるものもあります)を使い、
柄は作り手さんが各地から集めた多様な模様になっています。

伝統的な「あじろ編み」という編み方で作られたこの地域のかご、
大きなサイズの行李(こうり)からこのような小さなサイズまで、
以前は大小さまざまなサイズを編まれる方々がいらっしゃいました。
しかし、作り手の減少により、現在では作られる大きさはおおよそ限定されています。

本格的な刺繍から、取れてしまったボタンの縫い付け等のちょっとした日々の針仕事、
現代でも案外、針は使うことはありますよね。
お裁縫をされるときも針がこの針山に入っていたら、少し楽しい気持ちになれそうです。

また、このサイズのかご部分だけをご希望の方は、こちらのページからどうぞ。

布袋はかごにしっかりとはまって簡単にはとれませんが、縫い付けられているわけではありませんので、
かごだけをお使いになりたい方は、外してお使いになることもできます。

写真には3つのかごが写っていますが、価格は1つあたりの価格を表示しています。

布の色味や柄につきましては、全て違いますので、
特定の色や柄の指定などのご希望に沿うことは難しく、弊店にて模様は選び、お届けいたします。
どうかご了承くださいませ。

針山としての使い方以外にも、インテリアとして複数の色味を揃えて並べているだけでも、絵になります。
岩手のすず竹細工や身近な素材を利用してきた知恵が、この小さなかごに凝縮されています。

<岩手県鳥越のすず竹細工>
岩手県二戸郡一戸町にある鳥越地区。
すず竹細工の有名な産地として知られています。

鳥越地区に生息するすず竹は特に強くてしなやかといわれ、
この竹を使って1000年以上も前から丈夫で実用的なすず竹細工がなされてきました。

しかし、2015年頃から数年にわたって岩手県各地ですず竹が一斉に枯れるという現象が起こり、
材料である良質なすず竹を確保することが難しくなってしまった今、
すず竹細工がより貴重なものとなっています。
寿命を迎えると小さく黄色い花を咲かせた後に枯れてしまうそうで、120年に一回現れるという竹枯れの後、
若芽が竹細工に使用できる背丈になるまでには10年、20年とかかるとも言われています。

長年、すず竹細工に携わってきた作り手の皆さんにとっても経験のない事態。
しかし、伝統的な細工を絶やすまいと、山を丁寧に歩き、
通常の何十分の一の量しか取れないすず竹を使い、細工を続けてくださっています。