1510708 岩手県/くるみ 手提 tiny 裏皮市松 表皮スリーライン
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC04487.jpg)
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC03395-1.jpg)
こちらは沢胡桃-さわぐるみ-の樹皮をつかって編まれた手提げです。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC_5856-1-1024x678.jpg)
くるみの樹皮は、素材が水分をたっぷりと含んだ春から梅雨にかけて、
採取の最盛期を迎えます。
沢胡桃とは、その名の通り、山間の浅い谷の、
川(沢)のほとりに自生するクルミ科の樹木です。
山のほうに見られる「山胡桃」とは異なり、沢胡桃の実は食用とはならずに
近くの小川の流れを利用して種を遠くに運ぶという特性があります。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC_5853-2.jpg)
かご細工用には2〜3年目の若木を使用します。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC_5881-2.jpg)
沢胡桃はこのように株立ちして自生しています。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC_5858-3.jpg)
その先はこのように枝分かれしています。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC_5912-1.jpg)
株立ちしている全ての枝を伐るわけではなく、そのうちの2〜3本を伐り出します。
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切りたてのものは、太陽の光に照らされシルバーの輝きを放っています。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC_5949.jpg)
切った枝の樹皮に切り込みを入れ、芯から樹皮を剥ぎ取ります。こちらは剥ぎたてのさわぐるみ樹皮です。伐りたての内側はフレッシュなクリーム色ですが、時間の経過とともに深いこげ茶色へと変化していきます。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC_5932.jpg)
剥いだ後の芯は山に返します。一年後にはふかふかに分解され、土に帰る準備ができてくるとのこと。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC_5978-1.jpg)
こちらは樹皮を剥いでからしばらく時間が経ったものです。表面に見える裏皮が茶色く色付いてきています。この後、さらに色味は深化していきます。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC_5893-2.jpg)
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/241101_i55.jpg)
こちらでは、このくるみ樹皮を用いてつくられたかごバッグをご紹介します。
とてもコンパクトな、小さめサイズのかごバッグ。
私たちは「tiny(タイニー)」シリーズと名付けています。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/241101_i59.jpg)
くるみ樹皮の深いこげ茶色をした裏皮をメインにして、表皮の樹皮がアクセントとして入っています。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/241101_i60.jpg)
しっかりと幅のあるくるみ樹皮が縦と横で交互に編まれた、「市松編み」仕様です。
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かごの縁には、表皮のひごがつかわれています。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/241101_i58.jpg)
縁を上から見たところです。外側と内側、両サイドからしっかりと編みこまれています。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/241101_i62.jpg)
かご持ち手のところです。持ち手も深い茶色の裏皮が見えるように編まれています。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/241101_i61.jpg)
持ち手の芯材として、あけび蔓が入っています。芯材は、くるみの樹皮で編み上げ、かご部分に留められています。
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かごの底面裏側です。こちらも編み目のつまった市松編みです。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/241101_i64.jpg)
小さめのお財布や、鍵、スマートフォン、ハンカチがちょうど入るほどの大きさです。
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膝の上にちょこんと載る、かわいらしいサイズ。
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サブバッグを合わせて2つ持ちするのも良さそうです。
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深い茶色をメインにしたかごに差しこまれた表皮の“スリーライン”。
その3本のラインと縁に明るい色が入ることで、
かご全体にトーンアップしてカジュアルな印象も受けます。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/241101_i65.jpg)
レザーのようにもみえる、裏皮で編まれたバッグ。
おなじように経年の変化をたのしめますが、レザーとはまたちがった、
素朴で滋味深い風合いが、さわぐるみ樹皮の魅力のひとつかと思います。
樹皮に鼻を近づけると、くるみの芳醇な香りも楽しめ、
かごを手で撫でれば撫でるほど、手の脂でかごの艶が増してきます。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC03891.jpg)
小さな手提げに、さわぐるみの魅力が詰まったtinyシリーズ。
さりげないデザインと、奥深い味わいをお楽しみください。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/241101_i56.jpg)
–岩手におけるオリジナル、かつユニークな樹皮細工–
その自然豊かな土地で、くるみの樹皮や山ぶどうの蔓を使って
細工をされているこちらの方々。
作られたものは、デザインや寸法においてバラエティに富み、
いつも私たちの目を楽しませてくれます。
岩手の山々を歩いて良質な材をみずから選別し、採取されています。
素材を丁寧に下ごしらえし、編みはじめるまえの手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性と、かごにいたるまでのアプローチなど
ほかとはあらゆる面で一線を画しているとおもいます。
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こちらは沢胡桃-さわぐるみ-の樹皮をつかって編まれた手提げです。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC_5856-1-1024x678.jpg)
くるみの樹皮は、素材が水分をたっぷりと含んだ春から梅雨にかけて、
採取の最盛期を迎えます。
沢胡桃とは、その名の通り、山間の浅い谷の、
川(沢)のほとりに自生するクルミ科の樹木です。
山のほうに見られる「山胡桃」とは異なり、沢胡桃の実は食用とはならずに
近くの小川の流れを利用して種を遠くに運ぶという特性があります。
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こちらでは、このくるみ樹皮を用いてつくられたかごバッグをご紹介します。
とてもコンパクトな、小さめサイズのかごバッグ。
私たちは「tiny(タイニー)」シリーズと名付けています。
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深い茶色をメインにしたかごに差しこまれた表皮の“スリーライン”。
その3本のラインと縁に明るい色が入ることで、
かご全体にトーンアップしてカジュアルな印象も受けます。
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レザーのようにもみえる、裏皮で編まれたバッグ。
おなじように経年の変化をたのしめますが、レザーとはまたちがった、
素朴で滋味深い風合いが、さわぐるみ樹皮の魅力のひとつかと思います。
樹皮に鼻を近づけると、くるみの芳醇な香りも楽しめ、
かごを手で撫でれば撫でるほど、手の脂でかごの艶が増してきます。
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小さな手提げに、さわぐるみの魅力が詰まったtinyシリーズ。
さりげないデザインと、奥深い味わいをお楽しみください。
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–岩手におけるオリジナル、かつユニークな樹皮細工–
その自然豊かな土地で、くるみの樹皮や山ぶどうの蔓を使って
細工をされているこちらの方々。
作られたものは、デザインや寸法においてバラエティに富み、
いつも私たちの目を楽しませてくれます。
岩手の山々を歩いて良質な材をみずから選別し、採取されています。
素材を丁寧に下ごしらえし、編みはじめるまえの手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性と、かごにいたるまでのアプローチなど
ほかとはあらゆる面で一線を画しているとおもいます。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC04487.jpg)
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC03395-1.jpg)
こちらは沢胡桃-さわぐるみ-の樹皮をつかって編まれた手提げです。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC_5856-1-1024x678.jpg)
くるみの樹皮は、素材が水分をたっぷりと含んだ春から梅雨にかけて、
採取の最盛期を迎えます。
沢胡桃とは、その名の通り、山間の浅い谷の、
川(沢)のほとりに自生するクルミ科の樹木です。
山のほうに見られる「山胡桃」とは異なり、沢胡桃の実は食用とはならずに
近くの小川の流れを利用して種を遠くに運ぶという特性があります。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC_5853-2.jpg)
かご細工用には2〜3年目の若木を使用します。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC_5881-2.jpg)
沢胡桃はこのように株立ちして自生しています。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC_5858-3.jpg)
その先はこのように枝分かれしています。
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株立ちしている全ての枝を伐るわけではなく、そのうちの2〜3本を伐り出します。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC_5873-2.jpg)
切りたてのものは、太陽の光に照らされシルバーの輝きを放っています。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC_5949.jpg)
切った枝の樹皮に切り込みを入れ、芯から樹皮を剥ぎ取ります。こちらは剥ぎたてのさわぐるみ樹皮です。伐りたての内側はフレッシュなクリーム色ですが、時間の経過とともに深いこげ茶色へと変化していきます。
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剥いだ後の芯は山に返します。一年後にはふかふかに分解され、土に帰る準備ができてくるとのこと。
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こちらは樹皮を剥いでからしばらく時間が経ったものです。表面に見える裏皮が茶色く色付いてきています。この後、さらに色味は深化していきます。
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こちらでは、このくるみ樹皮を用いてつくられたかごバッグをご紹介します。
とてもコンパクトな、小さめサイズのかごバッグ。
私たちは「tiny(タイニー)」シリーズと名付けています。
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くるみ樹皮の深いこげ茶色をした裏皮をメインにして、表皮の樹皮がアクセントとして入っています。
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しっかりと幅のあるくるみ樹皮が縦と横で交互に編まれた、「市松編み」仕様です。
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かごの縁には、表皮のひごがつかわれています。
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縁を上から見たところです。外側と内側、両サイドからしっかりと編みこまれています。
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かご持ち手のところです。持ち手も深い茶色の裏皮が見えるように編まれています。
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持ち手の芯材として、あけび蔓が入っています。芯材は、くるみの樹皮で編み上げ、かご部分に留められています。
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かごの底面裏側です。こちらも編み目のつまった市松編みです。
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小さめのお財布や、鍵、スマートフォン、ハンカチがちょうど入るほどの大きさです。
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膝の上にちょこんと載る、かわいらしいサイズ。
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サブバッグを合わせて2つ持ちするのも良さそうです。
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深い茶色をメインにしたかごに差しこまれた表皮の“スリーライン”。
その3本のラインと縁に明るい色が入ることで、
かご全体にトーンアップしてカジュアルな印象も受けます。
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レザーのようにもみえる、裏皮で編まれたバッグ。
おなじように経年の変化をたのしめますが、レザーとはまたちがった、
素朴で滋味深い風合いが、さわぐるみ樹皮の魅力のひとつかと思います。
樹皮に鼻を近づけると、くるみの芳醇な香りも楽しめ、
かごを手で撫でれば撫でるほど、手の脂でかごの艶が増してきます。
![](https://ichikawa.ssjp.info/assets/uploads/DSC03891.jpg)
小さな手提げに、さわぐるみの魅力が詰まったtinyシリーズ。
さりげないデザインと、奥深い味わいをお楽しみください。
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–岩手におけるオリジナル、かつユニークな樹皮細工–
その自然豊かな土地で、くるみの樹皮や山ぶどうの蔓を使って
細工をされているこちらの方々。
作られたものは、デザインや寸法においてバラエティに富み、
いつも私たちの目を楽しませてくれます。
岩手の山々を歩いて良質な材をみずから選別し、採取されています。
素材を丁寧に下ごしらえし、編みはじめるまえの手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性と、かごにいたるまでのアプローチなど
ほかとはあらゆる面で一線を画しているとおもいます。