1510729 岩手県/くるみ 手提 総表皮市松 ふっくら 小

こちらは沢胡桃-さわぐるみ-の樹皮をつかって編まれた手提げです。

くるみの樹皮は、素材が水分をたっぷりと含んだ春から梅雨にかけて、採取の最盛期を迎えます。
沢胡桃とは、その名の通り、山間の浅い谷の、川(沢)のほとりに自生するクルミ科の樹木です。
山のほうに見られる「山胡桃」とは異なり、沢胡桃の実は食用とはならずに近くの小川の流れを利用して種を遠くに運ぶという特性があります。

かご細工用には2〜3年目の若木を使用します。

沢胡桃はこのように株立ちして自生しています。

その先はこのように枝分かれしています。

株立ちしている全ての枝を伐るわけではなく、そのうちの2〜3本を伐り出します。

切りたてのものは、太陽の光に照らされシルバーの輝きを放っています。

切った枝の樹皮に切り込みを入れ、芯から樹皮を剥ぎ取ります。こちらは剥ぎたてのさわぐるみ樹皮です。伐りたての内側はフレッシュなクリーム色ですが、時間の経過とともに深いこげ茶色へと変化していきます。

剥いだ後の芯は山に返します。一年後にはふかふかに分解され、土に帰る準備ができてくるとのこと。

こちらは樹皮を剥いでからしばらく時間が経ったものです。表面に見える裏皮が茶色く色付いてきています。この後、さらに色味は深化していきます。


こちらでは、このくるみ樹皮を用いて作られた手提げをご紹介します。

小さめの、ふくらみを持ったかわいらしいかごバッグです。

くるみ樹皮の淡い茶色をした表皮が表面にくるように編まれています。

くるみのひごを縦、横に交互に組んでいく「市松編み」仕上げです。

表皮は、くるみ樹皮の質感や風合いがそのまま楽しめます。

かごの縁下には、表皮のひごのステッチが2本入っています。

かごの縁を上から見たところです。かごの外と内、両サイドからしっかりと編み込まれています。

かごの持ち手のところです。持ち手、縁ともに淡い茶色の表皮が見えるように編まれています。

持ち手の芯材として、あけび蔓が入っています。芯材は、くるみの樹皮で編み上げ、かご部分に留められています。

かごの底のところです。目の詰まった市松編みです。

サイドは、少し編み目の開いた仕様です。

お財布や、鍵、スマートフォン、ハンカチなど、最小限の荷物が入るぐらいの大きさです。

お荷物は少なめ、コンパクトにしたいというときに。

かごバッグの角度によって、かごがふっくらとして見えて、やわらかく優しい印象も。

材料は丁寧に下ごしらえされているので、
ゴツゴツした感じはなく、さらりとしていて、滑らかさを感じるほどです。

ひとつひとつの樹皮のひごは色のトーンや風合いが微妙に異なり、
それがかごの表情に深みを持たせているように感じます。
樹皮に鼻を近づけると、くるみの芳醇な香りも楽しめ、
かごを手で撫でれば撫でるほど、手の脂でかごの艶が増してきます。

つかわないときにも、触れたり手で撫でたりすることが
かごのケアにもなり、使いつづけるうちに味わいのある一品になります。
お出かけの装いのアクセントになりそうな、小ぶりのかごバッグ。
季節を問わず、日々お楽しみください。

_岩手におけるオリジナル、かつユニークな樹皮細工_
その自然豊かな土地で、くるみの樹皮や山ぶどうの蔓を使って
細工をされているこちらの方々。
作られたものは、デザインや寸法においてバラエティに富み、
いつも私たちの目を楽しませてくれます。
岩手の山々を歩いて良質な材を自ら選別し、採取されています。
素材を丁寧に下ごしらえし、編み始める前の手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他とはあらゆる面で一線を画していると言えます。

こちらは沢胡桃-さわぐるみ-の樹皮をつかって編まれた手提げです。

くるみの樹皮は、素材が水分をたっぷりと含んだ春から梅雨にかけて、採取の最盛期を迎えます。
沢胡桃とは、その名の通り、山間の浅い谷の、川(沢)のほとりに自生するクルミ科の樹木です。
山のほうに見られる「山胡桃」とは異なり、沢胡桃の実は食用とはならずに近くの小川の流れを利用して種を遠くに運ぶという特性があります。










こちらでは、このくるみ樹皮を用いて作られた手提げをご紹介します。

小さめの、ふくらみを持ったかわいらしいかごバッグです。













材料は丁寧に下ごしらえされているので、
ゴツゴツした感じはなく、さらりとしていて、滑らかさを感じるほどです。

ひとつひとつの樹皮のひごは色のトーンや風合いが微妙に異なり、
それがかごの表情に深みを持たせているように感じます。
樹皮に鼻を近づけると、くるみの芳醇な香りも楽しめ、
かごを手で撫でれば撫でるほど、手の脂でかごの艶が増してきます。

つかわないときにも、触れたり手で撫でたりすることが
かごのケアにもなり、使いつづけるうちに味わいのある一品になります。
お出かけの装いのアクセントになりそうな、小ぶりのかごバッグ。
季節を問わず、日々お楽しみください。

_岩手におけるオリジナル、かつユニークな樹皮細工_
その自然豊かな土地で、くるみの樹皮や山ぶどうの蔓を使って
細工をされているこちらの方々。
作られたものは、デザインや寸法においてバラエティに富み、
いつも私たちの目を楽しませてくれます。
岩手の山々を歩いて良質な材を自ら選別し、採取されています。
素材を丁寧に下ごしらえし、編み始める前の手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他とはあらゆる面で一線を画していると言えます。

こちらは沢胡桃-さわぐるみ-の樹皮をつかって編まれた手提げです。

くるみの樹皮は、素材が水分をたっぷりと含んだ春から梅雨にかけて、採取の最盛期を迎えます。
沢胡桃とは、その名の通り、山間の浅い谷の、川(沢)のほとりに自生するクルミ科の樹木です。
山のほうに見られる「山胡桃」とは異なり、沢胡桃の実は食用とはならずに近くの小川の流れを利用して種を遠くに運ぶという特性があります。

かご細工用には2〜3年目の若木を使用します。

沢胡桃はこのように株立ちして自生しています。

その先はこのように枝分かれしています。

株立ちしている全ての枝を伐るわけではなく、そのうちの2〜3本を伐り出します。

切りたてのものは、太陽の光に照らされシルバーの輝きを放っています。

切った枝の樹皮に切り込みを入れ、芯から樹皮を剥ぎ取ります。こちらは剥ぎたてのさわぐるみ樹皮です。伐りたての内側はフレッシュなクリーム色ですが、時間の経過とともに深いこげ茶色へと変化していきます。

剥いだ後の芯は山に返します。一年後にはふかふかに分解され、土に帰る準備ができてくるとのこと。

こちらは樹皮を剥いでからしばらく時間が経ったものです。表面に見える裏皮が茶色く色付いてきています。この後、さらに色味は深化していきます。


こちらでは、このくるみ樹皮を用いて作られた手提げをご紹介します。

小さめの、ふくらみを持ったかわいらしいかごバッグです。

くるみ樹皮の淡い茶色をした表皮が表面にくるように編まれています。

くるみのひごを縦、横に交互に組んでいく「市松編み」仕上げです。

表皮は、くるみ樹皮の質感や風合いがそのまま楽しめます。

かごの縁下には、表皮のひごのステッチが2本入っています。

かごの縁を上から見たところです。かごの外と内、両サイドからしっかりと編み込まれています。

かごの持ち手のところです。持ち手、縁ともに淡い茶色の表皮が見えるように編まれています。

持ち手の芯材として、あけび蔓が入っています。芯材は、くるみの樹皮で編み上げ、かご部分に留められています。

かごの底のところです。目の詰まった市松編みです。

サイドは、少し編み目の開いた仕様です。

お財布や、鍵、スマートフォン、ハンカチなど、最小限の荷物が入るぐらいの大きさです。

お荷物は少なめ、コンパクトにしたいというときに。

かごバッグの角度によって、かごがふっくらとして見えて、やわらかく優しい印象も。

材料は丁寧に下ごしらえされているので、
ゴツゴツした感じはなく、さらりとしていて、滑らかさを感じるほどです。

ひとつひとつの樹皮のひごは色のトーンや風合いが微妙に異なり、
それがかごの表情に深みを持たせているように感じます。
樹皮に鼻を近づけると、くるみの芳醇な香りも楽しめ、
かごを手で撫でれば撫でるほど、手の脂でかごの艶が増してきます。

つかわないときにも、触れたり手で撫でたりすることが
かごのケアにもなり、使いつづけるうちに味わいのある一品になります。
お出かけの装いのアクセントになりそうな、小ぶりのかごバッグ。
季節を問わず、日々お楽しみください。

_岩手におけるオリジナル、かつユニークな樹皮細工_
その自然豊かな土地で、くるみの樹皮や山ぶどうの蔓を使って
細工をされているこちらの方々。
作られたものは、デザインや寸法においてバラエティに富み、
いつも私たちの目を楽しませてくれます。
岩手の山々を歩いて良質な材を自ら選別し、採取されています。
素材を丁寧に下ごしらえし、編み始める前の手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他とはあらゆる面で一線を画していると言えます。