3115413-1 タイ/コック(すげ) スリムバッグ リングハンドル
こちらは「コック」(タイ語で”Kok”)と呼ばれる、湿地に自生する草で編まれたかごバッグです。
細身でコンパクト、編み目の開いた涼しげな手提げをご紹介します。
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作り手はおおよそ30〜70代の女性が多く、村や集落のグループまたは家族単位でかご細工を営んでいます。
男性の作り手もいるものの、本業は農作業のため、こちらのコック細工の繁忙期にのみ手伝いで入るという方がほとんどのようです。
カチュー細工同様、若い世代の編み手が少ないながらも、
今、改めてタイ国内でも、こうした自然素材製品の良さが見直され、
若い人たちがかごを手に取るようになってきているとのこと。
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コックは、刈り採ってから天日干しでよく乾かします。
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乾燥させたあと、柔らかくしたコックを手で撚っていき、一本の縄状にします。
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縄を綯った(なった)ものを、木の枠型を使ってそこに編み付けるようにかごを成形していきます。縄綯い(なわない)をしたコックは、強度が増してさらに丈夫なかごとなります。
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編み方は、日本で「七宝(しっぽう)編み」や「マクラメ編み」と呼ばれる手法と同じ編みです。七宝編みは伸縮するのが特徴で、こちらの手提げも物を入れることで多少下に伸びます。
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縁はV字ラインになっています。
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持ち手と縁の接続部です。縁の編み縄を巻き込むようにして束ね、持ち手のリングに繋げています。
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コックをぐるぐると巻いた、吊革のようなリングが持ち手になっています。
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物を入れると、全体的に下に伸びますが、底が下にたわむことはなく、形が歪むことはありません。
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財布、鍵、携帯電話など、最小の荷物がちょうど入る大きさです。長財布も縦にすれば入れられます。
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保管の際には、湿気の溜まらない、風通しのよい室内に
置くか吊り下げておくといいかと思います。
床に置いておくよりは棚の高いほうに置いたり、吊り下げたり、
2階建て家屋でしたら、1階よりも2階に置かれるのがおすすめです。
手触りも優しく、腕にかけたりして軽やかに持てるのも、嬉しいところです。
ワンピース、Tシャツにデニムスタイルなど、きっと装いを問わず似合います。
ちょっとそこまで、のお出掛けのおともにも、どうぞ。
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<タイ・コック細工について>
タイ語で「コック(Kok)」と名の付いた草は、湿地に生息するカヤツリグサ科の植物です。
日本で「スゲ」と呼ばれている草の一種だと思われます(世界でも何千種とあるそうです)。
スゲは、日本でも笠や蓑(みの)、縄を作るのに使われていますが、
こちらのコックも草を手で撚る(よる)ことによって、丈夫な縄を作ることができます。
タイでは一年を通して収穫できますが、
1〜4月の乾季よりもそれ以外の時期の方が、より成育のいい草が採れるとのこと。
製法は、太さのある茎部分をいろいろな太さに割いて編んでいく方法のほか、
茎を縄状に撚(よ)ってから編んだり、茎を薄く剥いで巻いたり、
削いだりする手法などさまざまあり、加工のしやすい素材と言えます。
かごやかごバッグは木の型枠に合わせて、
マットなどは手の感覚のみで編み込んでいきます。
こちらでご紹介するものは、「イサーン」ともよばれ、
標高約200mの緩い起伏が続く高原の広がるタイ東北部の、
- 南イサーン カンボジアと国境を接するブリーラム県
- 北イサーン メコン川沿い、ラオスと境を接するナコーンパノム県
で作られたものです。
こちらは「コック」(タイ語で”Kok”)と呼ばれる、湿地に自生する草で編まれたかごバッグです。
細身でコンパクト、編み目の開いた涼しげな手提げをご紹介します。
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作り手はおおよそ30〜70代の女性が多く、村や集落のグループまたは家族単位でかご細工を営んでいます。
男性の作り手もいるものの、本業は農作業のため、こちらのコック細工の繁忙期にのみ手伝いで入るという方がほとんどのようです。
カチュー細工同様、若い世代の編み手が少ないながらも、
今、改めてタイ国内でも、こうした自然素材製品の良さが見直され、
若い人たちがかごを手に取るようになってきているとのこと。
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保管の際には、湿気の溜まらない、風通しのよい室内に
置くか吊り下げておくといいかと思います。
床に置いておくよりは棚の高いほうに置いたり、吊り下げたり、
2階建て家屋でしたら、1階よりも2階に置かれるのがおすすめです。
手触りも優しく、腕にかけたりして軽やかに持てるのも、嬉しいところです。
ワンピース、Tシャツにデニムスタイルなど、きっと装いを問わず似合います。
ちょっとそこまで、のお出掛けのおともにも、どうぞ。
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<タイ・コック細工について>
タイ語で「コック(Kok)」と名の付いた草は、湿地に生息するカヤツリグサ科の植物です。
日本で「スゲ」と呼ばれている草の一種だと思われます(世界でも何千種とあるそうです)。
スゲは、日本でも笠や蓑(みの)、縄を作るのに使われていますが、
こちらのコックも草を手で撚る(よる)ことによって、丈夫な縄を作ることができます。
タイでは一年を通して収穫できますが、
1〜4月の乾季よりもそれ以外の時期の方が、より成育のいい草が採れるとのこと。
製法は、太さのある茎部分をいろいろな太さに割いて編んでいく方法のほか、
茎を縄状に撚(よ)ってから編んだり、茎を薄く剥いで巻いたり、
削いだりする手法などさまざまあり、加工のしやすい素材と言えます。
かごやかごバッグは木の型枠に合わせて、
マットなどは手の感覚のみで編み込んでいきます。
こちらでご紹介するものは、「イサーン」ともよばれ、
標高約200mの緩い起伏が続く高原の広がるタイ東北部の、
- 南イサーン カンボジアと国境を接するブリーラム県
- 北イサーン メコン川沿い、ラオスと境を接するナコーンパノム県
で作られたものです。
こちらは「コック」(タイ語で”Kok”)と呼ばれる、湿地に自生する草で編まれたかごバッグです。
細身でコンパクト、編み目の開いた涼しげな手提げをご紹介します。
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作り手はおおよそ30〜70代の女性が多く、村や集落のグループまたは家族単位でかご細工を営んでいます。
男性の作り手もいるものの、本業は農作業のため、こちらのコック細工の繁忙期にのみ手伝いで入るという方がほとんどのようです。
カチュー細工同様、若い世代の編み手が少ないながらも、
今、改めてタイ国内でも、こうした自然素材製品の良さが見直され、
若い人たちがかごを手に取るようになってきているとのこと。
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コックは、刈り採ってから天日干しでよく乾かします。
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乾燥させたあと、柔らかくしたコックを手で撚っていき、一本の縄状にします。
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縄を綯った(なった)ものを、木の枠型を使ってそこに編み付けるようにかごを成形していきます。縄綯い(なわない)をしたコックは、強度が増してさらに丈夫なかごとなります。
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編み方は、日本で「七宝(しっぽう)編み」や「マクラメ編み」と呼ばれる手法と同じ編みです。七宝編みは伸縮するのが特徴で、こちらの手提げも物を入れることで多少下に伸びます。
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縁はV字ラインになっています。
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持ち手と縁の接続部です。縁の編み縄を巻き込むようにして束ね、持ち手のリングに繋げています。
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コックをぐるぐると巻いた、吊革のようなリングが持ち手になっています。
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物を入れると、全体的に下に伸びますが、底が下にたわむことはなく、形が歪むことはありません。
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保管の際には、湿気の溜まらない、風通しのよい室内に
置くか吊り下げておくといいかと思います。
床に置いておくよりは棚の高いほうに置いたり、吊り下げたり、
2階建て家屋でしたら、1階よりも2階に置かれるのがおすすめです。
手触りも優しく、腕にかけたりして軽やかに持てるのも、嬉しいところです。
ワンピース、Tシャツにデニムスタイルなど、きっと装いを問わず似合います。
ちょっとそこまで、のお出掛けのおともにも、どうぞ。
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<タイ・コック細工について>
タイ語で「コック(Kok)」と名の付いた草は、湿地に生息するカヤツリグサ科の植物です。
日本で「スゲ」と呼ばれている草の一種だと思われます(世界でも何千種とあるそうです)。
スゲは、日本でも笠や蓑(みの)、縄を作るのに使われていますが、
こちらのコックも草を手で撚る(よる)ことによって、丈夫な縄を作ることができます。
タイでは一年を通して収穫できますが、
1〜4月の乾季よりもそれ以外の時期の方が、より成育のいい草が採れるとのこと。
製法は、太さのある茎部分をいろいろな太さに割いて編んでいく方法のほか、
茎を縄状に撚(よ)ってから編んだり、茎を薄く剥いで巻いたり、
削いだりする手法などさまざまあり、加工のしやすい素材と言えます。
かごやかごバッグは木の型枠に合わせて、
マットなどは手の感覚のみで編み込んでいきます。
こちらでご紹介するものは、「イサーン」ともよばれ、
標高約200mの緩い起伏が続く高原の広がるタイ東北部の、
- 南イサーン カンボジアと国境を接するブリーラム県
- 北イサーン メコン川沿い、ラオスと境を接するナコーンパノム県
で作られたものです。