810301 台湾/桂竹 鍋敷き 菊六つ目・差し六つ目 5種
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沖縄・八重山諸島からとても近く、親日としても知られる台湾。
距離的にも心理的にも日本に近いものを感じますが、やはり台湾でも日本のように伝統的なものや手仕事の重要性が若い世代にも認識されつつあるといいます。
同じ東アジアに位置する台湾においても、かつては竹細工をする人々が多くいたとのこと。
しかし、これも日本と同様、さらに安価に生産される中国大陸からの大量の物の流入により、竹細工を生業としている職人は激減して久しいと聞きます。
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その中で、台湾の中部(台中)において、若い世代ながらの視点で、「桂竹(クェチュー)」という竹を使い、かごや小物を製作し、活動されている方がいらっしゃいます。
わざわざ弊店に自身の作った籠を持って立ち寄ってくださった、ヤンさん。
彼女は日本の竹細工に敬意を抱きつつ、これまでも竹細工に打ち込んできたし、これからも続けていきたいとのこと。
ヤンさんの作る竹細工は、彼女の物腰の柔らかさを映し出すかのような、優しい雰囲気をまとっています。
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こちらは桂竹で編まれた鍋敷きです。
「桂竹」は日本の真竹に似た素材で、台湾に多く自生している竹です。
編み方やひごの色の異なる、5種類をご紹介します。
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編み方は「菊六つ目編み」という菊の花をイメージした細かい編み方と、六角形をかたどる六つ目編みの中に、もう一つ六角形を作る「差し六つ目編み」の2種類です。
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菊六つ目編みは3種類、差し六つ目編みは2種類あります。中心部の編み目以外は、全て同じ作りになっています。サイズも全て同じで、縦15cmx横15cmほどです。
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厚みは0.5cmほどで全て作られています。
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縁は少し幅広で厚みのあるひごで、編み目を挟んで籐で留めています。
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裏面も同様です。縁自体も全体が六角形になるよう留めています。
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それでは、菊六つ目編みのタイプからご紹介していきます。
1.「菊六つ目編み/生成り」
こちらは桂竹の色そのままの「生成り」です。
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ベースの六角形をかたどる六つ目編みにとても細いひごを細かく差していき、菊の花をイメージさせるような編み模様が広がっています。
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裏面も同様に美しいです。
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2.「菊六つ目編み/草木染入」
続いて、菊六つ目編みの草木染入りタイプです。
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鮮やかなオレンジ色のひごがアクセントになっています。このオレンジ色は草木染めによるもので、ヤンさんのご実家が営む漢方屋の生薬を使っています。
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裏面までしっかり染まっているのがわかります。
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3.「菊六つ目編み/ブラウン」
菊六つ目編みの最後はブラウンです。
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このこげ茶色はリュウガンというライチとよく似た果物の木を燃やした煙で、一週間ほど竹を燻すことで、色を付けています。農家さんにお願いをして加工していただいているとのこと。
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草木染めもそうですが、天然の素材を使った色付けの手法を大切にされています。色の入り方は均一ではありませんが、深い色味と、色の濃淡が天然染めであることを証明しています。
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4.「差し六つ目編み/草木染入り」
こちらは差し六つ目の草木染入りタイプです。
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菊六つ目編みと違い、全体を同じ幅のひごで編んでいます。
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こちらは裏側です。
生成りで編んだ六つ目編みのベースに草木染めされたひごを差しています。
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5.「差し六つ目編み/ブラウン」
最後は差し六つ目編みのブラウンです。
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草木染のものと同じように、生成りの六つ目編みのベースに燻してこげ茶色になったひごを差しています。
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生成りの色とコクのあるブラウンの他にはないコントラストが良いです。
あつあつのやかんや小鍋の置き場所として。
また、どのサイズも直径15cmほどと鍋敷きとしては大きすぎないため、
ティーポットやピッチャー、コーヒーサーバー、花瓶などを受け止めるのにも。
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熱いものに限らず、冷たい飲み物や氷を入れたデキャンタを置くのにもよさそうです。
鍋敷きの厚みは0.5cmほどとそこまで厚みがなく、透かし編みですので、
高温のものを長時間置いたり鉄鍋のようにとても高い温度のものを置いたりすると
鍋敷きを置いているテーブルなどの天板に跡がつくこともあります。
予めご注意くださいませ。
お手入れとしては、お使いになったあとに、濡らして固く絞った布巾で水分や汚れを拭き取るだけで十分です。
汚れが気になる場合は、たわしやスポンジを使って水で洗い流してよく乾かしてください。
その後、棚や引き出しにしまう場合は、しっかりと乾燥させてからお入れください。
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編み目、色味のヴァリエーション豊かな竹の鍋敷きです。
鍋敷きとして使用しないときは、
つるしたり壁にかけておいても、楽しいオーナメントになりそうです。
いずれかお好みのタイプをお選びくださいませ。
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沖縄・八重山諸島からとても近く、親日としても知られる台湾。
距離的にも心理的にも日本に近いものを感じますが、やはり台湾でも日本のように伝統的なものや手仕事の重要性が若い世代にも認識されつつあるといいます。
同じ東アジアに位置する台湾においても、かつては竹細工をする人々が多くいたとのこと。
しかし、これも日本と同様、さらに安価に生産される中国大陸からの大量の物の流入により、竹細工を生業としている職人は激減して久しいと聞きます。
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その中で、台湾の中部(台中)において、若い世代ながらの視点で、「桂竹(クェチュー)」という竹を使い、かごや小物を製作し、活動されている方がいらっしゃいます。
わざわざ弊店に自身の作った籠を持って立ち寄ってくださった、ヤンさん。
彼女は日本の竹細工に敬意を抱きつつ、これまでも竹細工に打ち込んできたし、これからも続けていきたいとのこと。
ヤンさんの作る竹細工は、彼女の物腰の柔らかさを映し出すかのような、優しい雰囲気をまとっています。
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こちらは桂竹で編まれた鍋敷きです。
「桂竹」は日本の真竹に似た素材で、台湾に多く自生している竹です。
編み方やひごの色の異なる、5種類をご紹介します。
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1.「菊六つ目編み/生成り」
こちらは桂竹の色そのままの「生成り」です。
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続いて、菊六つ目編みの草木染入りタイプです。
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菊六つ目編みの最後はブラウンです。
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こちらは差し六つ目の草木染入りタイプです。
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生成りで編んだ六つ目編みのベースに草木染めされたひごを差しています。
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最後は差し六つ目編みのブラウンです。
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あつあつのやかんや小鍋の置き場所として。
また、どのサイズも直径15cmほどと鍋敷きとしては大きすぎないため、
ティーポットやピッチャー、コーヒーサーバー、花瓶などを受け止めるのにも。
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熱いものに限らず、冷たい飲み物や氷を入れたデキャンタを置くのにもよさそうです。
鍋敷きの厚みは0.5cmほどとそこまで厚みがなく、透かし編みですので、
高温のものを長時間置いたり鉄鍋のようにとても高い温度のものを置いたりすると
鍋敷きを置いているテーブルなどの天板に跡がつくこともあります。
予めご注意くださいませ。
お手入れとしては、お使いになったあとに、濡らして固く絞った布巾で水分や汚れを拭き取るだけで十分です。
汚れが気になる場合は、たわしやスポンジを使って水で洗い流してよく乾かしてください。
その後、棚や引き出しにしまう場合は、しっかりと乾燥させてからお入れください。
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編み目、色味のヴァリエーション豊かな竹の鍋敷きです。
鍋敷きとして使用しないときは、
つるしたり壁にかけておいても、楽しいオーナメントになりそうです。
いずれかお好みのタイプをお選びくださいませ。
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沖縄・八重山諸島からとても近く、親日としても知られる台湾。
距離的にも心理的にも日本に近いものを感じますが、やはり台湾でも日本のように伝統的なものや手仕事の重要性が若い世代にも認識されつつあるといいます。
同じ東アジアに位置する台湾においても、かつては竹細工をする人々が多くいたとのこと。
しかし、これも日本と同様、さらに安価に生産される中国大陸からの大量の物の流入により、竹細工を生業としている職人は激減して久しいと聞きます。
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わざわざ弊店に自身の作った籠を持って立ち寄ってくださった、ヤンさん。
彼女は日本の竹細工に敬意を抱きつつ、これまでも竹細工に打ち込んできたし、これからも続けていきたいとのこと。
ヤンさんの作る竹細工は、彼女の物腰の柔らかさを映し出すかのような、優しい雰囲気をまとっています。
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こちらは桂竹で編まれた鍋敷きです。
「桂竹」は日本の真竹に似た素材で、台湾に多く自生している竹です。
編み方やひごの色の異なる、5種類をご紹介します。
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編み方は「菊六つ目編み」という菊の花をイメージした細かい編み方と、六角形をかたどる六つ目編みの中に、もう一つ六角形を作る「差し六つ目編み」の2種類です。
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菊六つ目編みは3種類、差し六つ目編みは2種類あります。中心部の編み目以外は、全て同じ作りになっています。サイズも全て同じで、縦15cmx横15cmほどです。
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厚みは0.5cmほどで全て作られています。
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縁は少し幅広で厚みのあるひごで、編み目を挟んで籐で留めています。
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裏面も同様です。縁自体も全体が六角形になるよう留めています。
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それでは、菊六つ目編みのタイプからご紹介していきます。
1.「菊六つ目編み/生成り」
こちらは桂竹の色そのままの「生成り」です。
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ベースの六角形をかたどる六つ目編みにとても細いひごを細かく差していき、菊の花をイメージさせるような編み模様が広がっています。
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裏面も同様に美しいです。
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2.「菊六つ目編み/草木染入」
続いて、菊六つ目編みの草木染入りタイプです。
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鮮やかなオレンジ色のひごがアクセントになっています。このオレンジ色は草木染めによるもので、ヤンさんのご実家が営む漢方屋の生薬を使っています。
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裏面までしっかり染まっているのがわかります。
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3.「菊六つ目編み/ブラウン」
菊六つ目編みの最後はブラウンです。
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このこげ茶色はリュウガンというライチとよく似た果物の木を燃やした煙で、一週間ほど竹を燻すことで、色を付けています。農家さんにお願いをして加工していただいているとのこと。
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草木染めもそうですが、天然の素材を使った色付けの手法を大切にされています。色の入り方は均一ではありませんが、深い色味と、色の濃淡が天然染めであることを証明しています。
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4.「差し六つ目編み/草木染入り」
こちらは差し六つ目の草木染入りタイプです。
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菊六つ目編みと違い、全体を同じ幅のひごで編んでいます。
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こちらは裏側です。
生成りで編んだ六つ目編みのベースに草木染めされたひごを差しています。
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5.「差し六つ目編み/ブラウン」
最後は差し六つ目編みのブラウンです。
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草木染のものと同じように、生成りの六つ目編みのベースに燻してこげ茶色になったひごを差しています。
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生成りの色とコクのあるブラウンの他にはないコントラストが良いです。
あつあつのやかんや小鍋の置き場所として。
また、どのサイズも直径15cmほどと鍋敷きとしては大きすぎないため、
ティーポットやピッチャー、コーヒーサーバー、花瓶などを受け止めるのにも。
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熱いものに限らず、冷たい飲み物や氷を入れたデキャンタを置くのにもよさそうです。
鍋敷きの厚みは0.5cmほどとそこまで厚みがなく、透かし編みですので、
高温のものを長時間置いたり鉄鍋のようにとても高い温度のものを置いたりすると
鍋敷きを置いているテーブルなどの天板に跡がつくこともあります。
予めご注意くださいませ。
お手入れとしては、お使いになったあとに、濡らして固く絞った布巾で水分や汚れを拭き取るだけで十分です。
汚れが気になる場合は、たわしやスポンジを使って水で洗い流してよく乾かしてください。
その後、棚や引き出しにしまう場合は、しっかりと乾燥させてからお入れください。
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編み目、色味のヴァリエーション豊かな竹の鍋敷きです。
鍋敷きとして使用しないときは、
つるしたり壁にかけておいても、楽しいオーナメントになりそうです。
いずれかお好みのタイプをお選びくださいませ。
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