チェコ/がま 帽子(キャップタイプ) 2種
広いヨーロッパのおおよそ中央に位置するチェコ共和国からのかごです。
人口は1千万人ほどで、国土面積は日本の約5分の1ほどです。
北にポーランド、東にスロバキア、南にオーストリア、西にドイツと接しています。
1993年のチェコ・スロバキア解体から30年近くになります。
チェコの主な産業は自動車関連の機械類や、化学製品の輸出となっています。
そんな工業国に残るかご文化の材料は、日本にも自生している「がま」です。
日本ですと岡山県の蒜山で同様にがま細工をしています。
確認できている限り、中欧、東欧エリアである
ポーランド、チェコ、ハンガリー、クロアチア、ルーマニアあたりでは、
このがまを使ったかご細工が見られます。
こちらはチェコに自生するそのがまを使って作られた帽子です。
その中でもこのページではキャップタイプの2種類をご紹介します。
水辺に生えるがまはソーセージのような穂をつけますが、
その茎が肉厚で、何層にもなっているその茎の外側を剥いで、
中心にあたる部分をかごに使います。
乾燥させたのちに、適切な長さに切り、木型に編みつけていきます。
すべてのかごに木の型があり、それに編みつける作り方です。
チェコのがま細工はこのような帽子にも木型を使います。
型はありますが、編みつけ方は手で自由に操作できるため、
いろいろな編み模様が楽しめます。
それでは、2種類を順番にご紹介します。
まずは、透かし編みが涼しげな「Aタイプ」からです。
このAタイプは小さいサイズとなります。 一見すると、あまりキャップに見えないかもしれませんが、前の方は透かし編みで、つばは長めになっていて、 後ろ側はつばが短く、目が詰まっている仕様になっています。 側面は全て透かし編みになっています。背面は二段、前面は三段の透かし編みと前に向けて広がるような形にしています。 トップの部分はきっちりと目が詰まっていて、日差しを遮ってくれます。
少し黒ずんで見えるのは、木型にくぎで固定した跡です。
チェコのがま細工の仕様として、このような跡が数か所残ります。ご了承ください。 側面も、上の部分はトップからの詰まった編み目が続いています。 前のつば部分から縁の部分です。縁に近い部分はまた目の詰まった編み方になっています。
こうすることで、へたりにくくなっています。 内側には編み留めた始末の部分が見えます。 サイズは頭周りが約52cm、高さが9cmほどと、小さいです。
そのため、頭が小さい方かお子さん用となります。 キャップの仲間として、ご紹介してはいますが、スポーツタイプのキャップとは違い、さりげない緩やかなシルエットです。
トップや後ろ側のつば、縁に近い部分などは編み目を詰めるなど、機能的にもよく考えられた作りです。
つづいて、編み目の詰まった「Bタイプ」をご紹介します。
こちらは大人の方でもお使いいただけるサイズです。 こちらは前面のみ、つばが出ていて、まさにキャップという形をしています。 背面にはつば部分がありません。 トップはAタイプと同様の市松編みで、しっかりと編まれています。 Aタイプに比べると、側面の編み目は詰まっています。
とはいえ、ただ目が詰まった編み方を続けているのではなく、風は通すような二段の編み目で仕上げています。 裏側もこの通りです。縁の仕上げは全て、内側で留める形です。 つばの縁部分はかごを作るのと同様にしっかりとした縁づくりになっています。 裏返すと、すべてのがまの茎がここで始末されていることがわかります。 サイズは頭周りが約58cm、高さが11cmほどです。
一般的な大人の女性がかぶるサイズですが、頭が小さい男性であれば、かぶることもできそうです。
がまという草で編まれたこの帽子は、実に軽いです。
そして、日本でも細工に使う、がまを使用してはいますが、
チェコの息吹をまとっていて、日本にある帽子とはまったく別の風合いです。
艶やかながまの白さが美しいこの帽子、ぜひ、暮らしに取り入れてみてください。
お好みのタイプをお選びくださいませ。
また、Aタイプは小さいので、よくサイズご確認ください。
広いヨーロッパのおおよそ中央に位置するチェコ共和国からのかごです。
人口は1千万人ほどで、国土面積は日本の約5分の1ほどです。
北にポーランド、東にスロバキア、南にオーストリア、西にドイツと接しています。
1993年のチェコ・スロバキア解体から30年近くになります。
チェコの主な産業は自動車関連の機械類や、化学製品の輸出となっています。
そんな工業国に残るかご文化の材料は、日本にも自生している「がま」です。
日本ですと岡山県の蒜山で同様にがま細工をしています。
確認できている限り、中欧、東欧エリアである
ポーランド、チェコ、ハンガリー、クロアチア、ルーマニアあたりでは、
このがまを使ったかご細工が見られます。
こちらはチェコに自生するそのがまを使って作られた帽子です。
その中でもこのページではキャップタイプの2種類をご紹介します。
水辺に生えるがまはソーセージのような穂をつけますが、
その茎が肉厚で、何層にもなっているその茎の外側を剥いで、
中心にあたる部分をかごに使います。
乾燥させたのちに、適切な長さに切り、木型に編みつけていきます。
すべてのかごに木の型があり、それに編みつける作り方です。
チェコのがま細工はこのような帽子にも木型を使います。
型はありますが、編みつけ方は手で自由に操作できるため、
いろいろな編み模様が楽しめます。
それでは、2種類を順番にご紹介します。
まずは、透かし編みが涼しげな「Aタイプ」からです。
このAタイプは小さいサイズとなります。 一見すると、あまりキャップに見えないかもしれませんが、前の方は透かし編みで、つばは長めになっていて、 後ろ側はつばが短く、目が詰まっている仕様になっています。 側面は全て透かし編みになっています。背面は二段、前面は三段の透かし編みと前に向けて広がるような形にしています。 トップの部分はきっちりと目が詰まっていて、日差しを遮ってくれます。
少し黒ずんで見えるのは、木型にくぎで固定した跡です。
チェコのがま細工の仕様として、このような跡が数か所残ります。ご了承ください。側面も、上の部分はトップからの詰まった編み目が続いています。 前のつば部分から縁の部分です。縁に近い部分はまた目の詰まった編み方になっています。
こうすることで、へたりにくくなっています。内側には編み留めた始末の部分が見えます。 サイズは頭周りが約52cm、高さが9cmほどと、小さいです。
そのため、頭が小さい方かお子さん用となります。キャップの仲間として、ご紹介してはいますが、スポーツタイプのキャップとは違い、さりげない緩やかなシルエットです。
トップや後ろ側のつば、縁に近い部分などは編み目を詰めるなど、機能的にもよく考えられた作りです。
つづいて、編み目の詰まった「Bタイプ」をご紹介します。
こちらは大人の方でもお使いいただけるサイズです。 こちらは前面のみ、つばが出ていて、まさにキャップという形をしています。 背面にはつば部分がありません。 トップはAタイプと同様の市松編みで、しっかりと編まれています。 Aタイプに比べると、側面の編み目は詰まっています。
とはいえ、ただ目が詰まった編み方を続けているのではなく、風は通すような二段の編み目で仕上げています。裏側もこの通りです。縁の仕上げは全て、内側で留める形です。 つばの縁部分はかごを作るのと同様にしっかりとした縁づくりになっています。 裏返すと、すべてのがまの茎がここで始末されていることがわかります。 サイズは頭周りが約58cm、高さが11cmほどです。
一般的な大人の女性がかぶるサイズですが、頭が小さい男性であれば、かぶることもできそうです。
がまという草で編まれたこの帽子は、実に軽いです。
そして、日本でも細工に使う、がまを使用してはいますが、
チェコの息吹をまとっていて、日本にある帽子とはまったく別の風合いです。
艶やかながまの白さが美しいこの帽子、ぜひ、暮らしに取り入れてみてください。
お好みのタイプをお選びくださいませ。
また、Aタイプは小さいので、よくサイズご確認ください。
広いヨーロッパのおおよそ中央に位置するチェコ共和国からのかごです。
人口は1千万人ほどで、国土面積は日本の約5分の1ほどです。
北にポーランド、東にスロバキア、南にオーストリア、西にドイツと接しています。
1993年のチェコ・スロバキア解体から30年近くになります。
チェコの主な産業は自動車関連の機械類や、化学製品の輸出となっています。
そんな工業国に残るかご文化の材料は、日本にも自生している「がま」です。
日本ですと岡山県の蒜山で同様にがま細工をしています。
確認できている限り、中欧、東欧エリアである
ポーランド、チェコ、ハンガリー、クロアチア、ルーマニアあたりでは、
このがまを使ったかご細工が見られます。
こちらはチェコに自生するそのがまを使って作られた帽子です。
その中でもこのページではキャップタイプの2種類をご紹介します。
水辺に生えるがまはソーセージのような穂をつけますが、
その茎が肉厚で、何層にもなっているその茎の外側を剥いで、
中心にあたる部分をかごに使います。
乾燥させたのちに、適切な長さに切り、木型に編みつけていきます。
すべてのかごに木の型があり、それに編みつける作り方です。
チェコのがま細工はこのような帽子にも木型を使います。
型はありますが、編みつけ方は手で自由に操作できるため、
いろいろな編み模様が楽しめます。
それでは、2種類を順番にご紹介します。
まずは、透かし編みが涼しげな「Aタイプ」からです。
このAタイプは小さいサイズとなります。 一見すると、あまりキャップに見えないかもしれませんが、前の方は透かし編みで、つばは長めになっていて、 後ろ側はつばが短く、目が詰まっている仕様になっています。 側面は全て透かし編みになっています。背面は二段、前面は三段の透かし編みと前に向けて広がるような形にしています。 トップの部分はきっちりと目が詰まっていて、日差しを遮ってくれます。
少し黒ずんで見えるのは、木型にくぎで固定した跡です。
チェコのがま細工の仕様として、このような跡が数か所残ります。ご了承ください。 側面も、上の部分はトップからの詰まった編み目が続いています。 前のつば部分から縁の部分です。縁に近い部分はまた目の詰まった編み方になっています。
こうすることで、へたりにくくなっています。 内側には編み留めた始末の部分が見えます。 サイズは頭周りが約52cm、高さが9cmほどと、小さいです。
そのため、頭が小さい方かお子さん用となります。 キャップの仲間として、ご紹介してはいますが、スポーツタイプのキャップとは違い、さりげない緩やかなシルエットです。
トップや後ろ側のつば、縁に近い部分などは編み目を詰めるなど、機能的にもよく考えられた作りです。
つづいて、編み目の詰まった「Bタイプ」をご紹介します。
こちらは大人の方でもお使いいただけるサイズです。 こちらは前面のみ、つばが出ていて、まさにキャップという形をしています。 背面にはつば部分がありません。 トップはAタイプと同様の市松編みで、しっかりと編まれています。 Aタイプに比べると、側面の編み目は詰まっています。
とはいえ、ただ目が詰まった編み方を続けているのではなく、風は通すような二段の編み目で仕上げています。 裏側もこの通りです。縁の仕上げは全て、内側で留める形です。 つばの縁部分はかごを作るのと同様にしっかりとした縁づくりになっています。 裏返すと、すべてのがまの茎がここで始末されていることがわかります。 サイズは頭周りが約58cm、高さが11cmほどです。
一般的な大人の女性がかぶるサイズですが、頭が小さい男性であれば、かぶることもできそうです。
がまという草で編まれたこの帽子は、実に軽いです。
そして、日本でも細工に使う、がまを使用してはいますが、
チェコの息吹をまとっていて、日本にある帽子とはまったく別の風合いです。
艶やかながまの白さが美しいこの帽子、ぜひ、暮らしに取り入れてみてください。
お好みのタイプをお選びくださいませ。
また、Aタイプは小さいので、よくサイズご確認ください。