340206 ポーランド/松の根 Zogata S・M・L・XL 4サイズ
こちらは、ポーランドの南部、シレジア村ベスキディ山脈
− 南部都市クラクフをさらに南下したクロアチアとの国境近く −
にある村「ヤボジンカ」に住むゾガッタ(Zogata)さんと、
そのお弟子さんが作られたかごです。
ヨーロッパに生育する「トウヒ」というエゾマツに似た松の根を使ったこちらのかご。
もとは、きのこ狩りやブルーベリーの採取、じゃがいもの収穫と保管のために、
このゾガッタ・バスケットの大きなサイズが作られていました。
こちらはその収穫かごのミニチュア版で、いずれも手にのるほどのサイズです。
日本のかごにはない構造を持った、特徴的な作りのかごをご紹介します。
ポーランドでは、地表に見えている根をヒントにそこから土を掘り、かご作りに使えるものを採取します。
日本ですと、竹や草、蔓や樹皮などがかごの素材として豊富にあるため、植物の根っこを使用した籠づくりはほとんど聞きません。
しかし、北海道よりもずいぶん緯度が高く、寒い国であるポーランドにおいては、この根っこも貴重な素材になっています。
いわゆる「根っこ」ですから、竹のように直線的ではなく、曲がりやうねりが多くあります。その根っこを洗い、選別し、ひご取りをするなど、かごを編むための下ごしらえをしてから、作っていきます。
そうして作られるかごはまさに森の恵みという言葉であり、少々大げさかもしれませんが、人と自然が融合した「結晶」とも言えます。
シレジア村に住む、このかご-Zogata-の作り手であるゾガッタさん。
Zogataを作られるのは、ゾガッタさんと、お弟子さんのユロシュカさんのみ。
こちらのページでは、「S、M、L、XL」4サイズのご紹介です。
ダイニングテーブルやキッチンでカトラリー立てとして。
デスクまわりで色鉛筆やペンを入れたり、大きなサイズには電卓も入ります。
かごの中にガラスや花瓶を入れて、草花を飾るのも良さそうです。
または小さなプランター入れとしても。
作り手のゾガッタさんが住むヤボジンカ村の農家の人々にとってバスケットは必需品でした。
マッシュルーム、ブルーベリーやじゃがいもの収穫に、
また、じゃがいもや籾殻、おがくずの保管にも使われるなどして活躍していました。
買い物のときにもよく使われていたそうです。
山村に住む人たちは製品を買う代わりに、
バスケットを編む能力を磨き、その能力を次の世代へと継承してきたとのこと。
こちらよりずっと大きなタイプの収穫かごが作られることは
今はほとんどありませんが、
その雰囲気をそのままに落とし込んだ
こちらのミニチュアかごをお楽しみいただければ幸いです。
いずれかお好みの大きさをお選びください。
写真協力:Serfenta
こちらは、ポーランドの南部、シレジア村ベスキディ山脈
− 南部都市クラクフをさらに南下したクロアチアとの国境近く −
にある村「ヤボジンカ」に住むゾガッタ(Zogata)さんと、
そのお弟子さんが作られたかごです。
ヨーロッパに生育する「トウヒ」というエゾマツに似た松の根を使ったこちらのかご。
もとは、きのこ狩りやブルーベリーの採取、じゃがいもの収穫と保管のために、
このゾガッタ・バスケットの大きなサイズが作られていました。
こちらはその収穫かごのミニチュア版で、いずれも手にのるほどのサイズです。
日本のかごにはない構造を持った、特徴的な作りのかごをご紹介します。
ポーランドでは、地表に見えている根をヒントにそこから土を掘り、かご作りに使えるものを採取します。
日本ですと、竹や草、蔓や樹皮などがかごの素材として豊富にあるため、植物の根っこを使用した籠づくりはほとんど聞きません。
しかし、北海道よりもずいぶん緯度が高く、寒い国であるポーランドにおいては、この根っこも貴重な素材になっています。
いわゆる「根っこ」ですから、竹のように直線的ではなく、曲がりやうねりが多くあります。その根っこを洗い、選別し、ひご取りをするなど、かごを編むための下ごしらえをしてから、作っていきます。
そうして作られるかごはまさに森の恵みという言葉であり、少々大げさかもしれませんが、人と自然が融合した「結晶」とも言えます。
シレジア村に住む、このかご-Zogata-の作り手であるゾガッタさん。
Zogataを作られるのは、ゾガッタさんと、お弟子さんのユロシュカさんのみ。
こちらのページでは、「S、M、L、XL」4サイズのご紹介です。
ダイニングテーブルやキッチンでカトラリー立てとして。
デスクまわりで色鉛筆やペンを入れたり、大きなサイズには電卓も入ります。
かごの中にガラスや花瓶を入れて、草花を飾るのも良さそうです。
または小さなプランター入れとしても。
作り手のゾガッタさんが住むヤボジンカ村の農家の人々にとってバスケットは必需品でした。
マッシュルーム、ブルーベリーやじゃがいもの収穫に、
また、じゃがいもや籾殻、おがくずの保管にも使われるなどして活躍していました。
買い物のときにもよく使われていたそうです。
山村に住む人たちは製品を買う代わりに、
バスケットを編む能力を磨き、その能力を次の世代へと継承してきたとのこと。
こちらよりずっと大きなタイプの収穫かごが作られることは
今はほとんどありませんが、
その雰囲気をそのままに落とし込んだ
こちらのミニチュアかごをお楽しみいただければ幸いです。
いずれかお好みの大きさをお選びください。
写真協力:Serfenta
こちらは、ポーランドの南部、シレジア村ベスキディ山脈
− 南部都市クラクフをさらに南下したクロアチアとの国境近く −
にある村「ヤボジンカ」に住むゾガッタ(Zogata)さんと、
そのお弟子さんが作られたかごです。
ヨーロッパに生育する「トウヒ」というエゾマツに似た松の根を使ったこちらのかご。
もとは、きのこ狩りやブルーベリーの採取、じゃがいもの収穫と保管のために、
このゾガッタ・バスケットの大きなサイズが作られていました。
こちらはその収穫かごのミニチュア版で、いずれも手にのるほどのサイズです。
日本のかごにはない構造を持った、特徴的な作りのかごをご紹介します。
ポーランドでは、地表に見えている根をヒントにそこから土を掘り、かご作りに使えるものを採取します。
日本ですと、竹や草、蔓や樹皮などがかごの素材として豊富にあるため、植物の根っこを使用した籠づくりはほとんど聞きません。
しかし、北海道よりもずいぶん緯度が高く、寒い国であるポーランドにおいては、この根っこも貴重な素材になっています。
いわゆる「根っこ」ですから、竹のように直線的ではなく、曲がりやうねりが多くあります。その根っこを洗い、選別し、ひご取りをするなど、かごを編むための下ごしらえをしてから、作っていきます。
そうして作られるかごはまさに森の恵みという言葉であり、少々大げさかもしれませんが、人と自然が融合した「結晶」とも言えます。
シレジア村に住む、このかご-Zogata-の作り手であるゾガッタさん。
Zogataを作られるのは、ゾガッタさんと、お弟子さんのユロシュカさんのみ。
こちらのページでは、「S、M、L、XL」4サイズのご紹介です。
かご全体は、横ひごに松の根、縦には「トネリコ」という木のひごを用いて交互に編んでいます。
松の根は、繊維質な身部分を横ひごにしています。
かご全体を手で触ると柔らかい繊維が感じられます。手に引っ掛かる感じはなく、優しい手当たりです。
縁の部分は、小さな松の根の皮付きのものを使い、くるくると巻きつけています。
いずれもきちっと巻いてあり、しっかりとした縁作りです。
持ち手にはトネリコの枝を使用しています。
持ち手はかごの側面を通され、下部分はこちらも松の根を使って固定されています。
かごの底面裏側です。十字にしたブナの木の足が付けられ、その足を小さな松の根のひごで巻きつけて留めています。
かごを補強し、底面を安定させるためにこちらの足が取り付けてあります。この足がまたアクセントになっています。
それではサイズごとにご紹介します。こちらはSサイズです。
Sサイズは掌に収まるほどの小ぶりな大きさです。
ハンコなどの小さなものを保管するのにちょうど良いです。
持ち手の部分を引っ掛けておくこともできます。
Sサイズにコバノズイナを生けたところです。
こちらはMサイズです。
Mサイズに文房具を入れたところです。化粧道具を入れるのにもちょうど良さそうです。
ゾガッタ・バスケットの爽やかな色味に花やグリーンがよく合います。こちらはMサイズにヤマアジサイを入れました。
こちらはLサイズです。
Lサイズにしゃもじを入れたところです。
こちらはホタルブクロ、フタリシズカをLサイズに生けています。バスケットの口が大きく、大ぶりの葉もきちんと受け止めてくれます。
こちらはXLサイズ。
XLサイズに調理道具を入れたところです。
XLサイズには、白山吹を入れて。ミントのような葉がゾガッタ・バスケットによく合います。
ダイニングテーブルやキッチンでカトラリー立てとして。
デスクまわりで色鉛筆やペンを入れたり、大きなサイズには電卓も入ります。
かごの中にガラスや花瓶を入れて、草花を飾るのも良さそうです。
または小さなプランター入れとしても。
作り手のゾガッタさんが住むヤボジンカ村の農家の人々にとってバスケットは必需品でした。
マッシュルーム、ブルーベリーやじゃがいもの収穫に、
また、じゃがいもや籾殻、おがくずの保管にも使われるなどして活躍していました。
買い物のときにもよく使われていたそうです。
山村に住む人たちは製品を買う代わりに、
バスケットを編む能力を磨き、その能力を次の世代へと継承してきたとのこと。
こちらよりずっと大きなタイプの収穫かごが作られることは
今はほとんどありませんが、
その雰囲気をそのままに落とし込んだ
こちらのミニチュアかごをお楽しみいただければ幸いです。
いずれかお好みの大きさをお選びください。
写真協力:Serfenta