リトアニア/松の根 手つきかご(サークル) 台型・バケツ型 2種
こちらはリトアニアの松の根で製作された手付きのかごです。
日本の編み組み細工には主に竹や草、または樹木の皮、蔓などが用いられますが、木の根っこを使った編組品というのは日本ではまず見当たりません。
北の方に位置し、冬の寒い時期が長く続くリトアニアの風土において、松の耐寒性の高さは相性がいいようです。
そして、リトアニアでは古くから樹木の根を使ってかごが編まれてきました。
そのリトアニアの首都ヴィリニュス近郊にも、何代かにわたりかごを編み続けている方々がいらっしゃいます。イラさん、アナさん姉妹です。
イラさん、アナさんはご自身で自生している松の根っこを収穫し、編まれています。リトアニアではヤナギを含め、材料を自分で収穫して編むということは、現在では稀なことだそうです。
松の根は蔓状になっており、土地が痩せているためか土から出てきているそう。
根っこは夏に採取し、その年の冬に編まれます。夏は乾燥して、皮がついた材は割れやすくなってしまうため、湿気の多い冬に編むのが適しているとのこと。
こちらのページでは、丸い形(サークル)の2タイプ、台型とバケツ型をご紹介します。
それでは、各タイプをご紹介します。
こちらは台型です。かごの内寸約横幅19cm、奥行き16cm、高さ16cmほど。ストンとした寸胴ではなく、緩やかに下に広がった作りです。 台型を持ったときのサイズ感です。 こちらはバケツ型。かごの内寸は約直径18cm、高さ16cmほど。こちらは緩やかに上に広がっています。 バケツ型を持ったときのサイズ感です。 台型サイズ。手提げかごとしてお持ちになってもすてきです。 バケツ型。どちらも財布、携帯電話、鍵、小さなポーチがちょうど入るほどの大きさです。 長財布は縦に入れると少し頭が出ますが、斜めに入れるとおさまります。 菜園の収穫かごとして、または部屋で収納かごとして。 お花を生けたり、観葉植物のカバーとしてお使いになるのも。 植物との相性も良さそうです。
型を使わずに編まれた松の根のかご。
よく見るとひとつひとつ微妙に形が違って、風合いも異なります。
それもまた魅力です。
経年変化により、松の根の色は徐々に濃く、深くなっていきます。
その時々の変化をぜひお楽しみください。
どちらかお好みのタイプをお選びください。
<リトアニアについて>
ヨーロッパの北東、バルト海の東に並ぶバルト三国の中で最も南に位置するリトアニア。
北はラトビア、東はベラルーシ、南はポーランド、西はロシア領と接している。
歴史の中では、ポーランドやロシアと国を一つにしていた時期もあり、
文化的な繋がりも深い。
リトアニアにはヴィシュティーティス湖をはじめとする多くの湖があり、
また湿地帯、雑木林も多い。
地形としては全体的になだらかで平坦、高低差のある山が存在しない。
そのためか都市においても雑木林などの自然は身近な生活の一部としてあり、
リトアニアの人々は秋にはきのこ狩りやベリーなどの収穫を楽しむとのこと。
他にも、庭になるりんごやハーブを採って、食生活を送っている。
こちらはリトアニアの松の根で製作された手付きのかごです。
日本の編み組み細工には主に竹や草、または樹木の皮、蔓などが用いられますが、木の根っこを使った編組品というのは日本ではまず見当たりません。
北の方に位置し、冬の寒い時期が長く続くリトアニアの風土において、松の耐寒性の高さは相性がいいようです。
そして、リトアニアでは古くから樹木の根を使ってかごが編まれてきました。
そのリトアニアの首都ヴィリニュス近郊にも、何代かにわたりかごを編み続けている方々がいらっしゃいます。イラさん、アナさん姉妹です。
イラさん、アナさんはご自身で自生している松の根っこを収穫し、編まれています。リトアニアではヤナギを含め、材料を自分で収穫して編むということは、現在では稀なことだそうです。
松の根は蔓状になっており、土地が痩せているためか土から出てきているそう。
根っこは夏に採取し、その年の冬に編まれます。夏は乾燥して、皮がついた材は割れやすくなってしまうため、湿気の多い冬に編むのが適しているとのこと。
こちらのページでは、丸い形(サークル)の2タイプ、台型とバケツ型をご紹介します。
松の根を縦に裂き、皮がついたひごを横ライン、主に繊維質な身部分のひごを縦ラインにして編まれています。 縦ひごにも時折つるつるとした皮部分のひごが使われています。かご全体を手で触ると柔らかい繊維が感じられます。手に引っ掛かる感じはなく、優しい手当たりです。 縁の部分は松の根の蔓状のものをそのまま使ってぐるりと一周まわしています。そこに縦ひごを巻きつけていくように仕上げています。 上から見たところです。ひごが隙間なく縁に巻かれています。 下の縁部分です。ぐるっとまわした松の根を固定するためにワイヤーが一部使われています。 持ち手にはサクラ(おそらくウワミズザクラ)の木が使われています。こちらもつるっと気持ちの良い手触りです。 持ち手はかごのサイドを通って下の縁に固定されており、抜けてしまうようなことはなく、安心の作りです。 かごの内側から見たサイド部分です。 底は横ひごにサクラの木が使われています。 リトアニアでは主に収穫かごとして使われるので、きのこやベリーをたくさん摘んで入れても耐えうるような丈夫な作りです。
それでは、各タイプをご紹介します。
こちらは台型です。かごの内寸約横幅19cm、奥行き16cm、高さ16cmほど。ストンとした寸胴ではなく、緩やかに下に広がった作りです。 台型を持ったときのサイズ感です。 こちらはバケツ型。かごの内寸は約直径18cm、高さ16cmほど。こちらは緩やかに上に広がっています。 バケツ型を持ったときのサイズ感です。 台型サイズ。手提げかごとしてお持ちになってもすてきです。 バケツ型。どちらも財布、携帯電話、鍵、小さなポーチがちょうど入るほどの大きさです。 長財布は縦に入れると少し頭が出ますが、斜めに入れるとおさまります。 菜園の収穫かごとして、または部屋で収納かごとして。 お花を生けたり、観葉植物のカバーとしてお使いになるのも。 植物との相性も良さそうです。
型を使わずに編まれた松の根のかご。
よく見るとひとつひとつ微妙に形が違って、風合いも異なります。
それもまた魅力です。
経年変化により、松の根の色は徐々に濃く、深くなっていきます。
その時々の変化をぜひお楽しみください。
どちらかお好みのタイプをお選びください。
<リトアニアについて>
ヨーロッパの北東、バルト海の東に並ぶバルト三国の中で最も南に位置するリトアニア。
北はラトビア、東はベラルーシ、南はポーランド、西はロシア領と接している。
歴史の中では、ポーランドやロシアと国を一つにしていた時期もあり、
文化的な繋がりも深い。
リトアニアにはヴィシュティーティス湖をはじめとする多くの湖があり、
また湿地帯、雑木林も多い。
地形としては全体的になだらかで平坦、高低差のある山が存在しない。
そのためか都市においても雑木林などの自然は身近な生活の一部としてあり、
リトアニアの人々は秋にはきのこ狩りやベリーなどの収穫を楽しむとのこと。
他にも、庭になるりんごやハーブを採って、食生活を送っている。
こちらはリトアニアの松の根で製作された手付きのかごです。
日本の編み組み細工には主に竹や草、または樹木の皮、蔓などが用いられますが、木の根っこを使った編組品というのは日本ではまず見当たりません。
北の方に位置し、冬の寒い時期が長く続くリトアニアの風土において、松の耐寒性の高さは相性がいいようです。
そして、リトアニアでは古くから樹木の根を使ってかごが編まれてきました。
そのリトアニアの首都ヴィリニュス近郊にも、何代かにわたりかごを編み続けている方々がいらっしゃいます。イラさん、アナさん姉妹です。
イラさん、アナさんはご自身で自生している松の根っこを収穫し、編まれています。リトアニアではヤナギを含め、材料を自分で収穫して編むということは、現在では稀なことだそうです。
松の根は蔓状になっており、土地が痩せているためか土から出てきているそう。
根っこは夏に採取し、その年の冬に編まれます。夏は乾燥して、皮がついた材は割れやすくなってしまうため、湿気の多い冬に編むのが適しているとのこと。
こちらのページでは、丸い形(サークル)の2タイプ、台型とバケツ型をご紹介します。
松の根を縦に裂き、皮がついたひごを横ライン、主に繊維質な身部分のひごを縦ラインにして編まれています。 縦ひごにも時折つるつるとした皮部分のひごが使われています。かご全体を手で触ると柔らかい繊維が感じられます。手に引っ掛かる感じはなく、優しい手当たりです。 縁の部分は松の根の蔓状のものをそのまま使ってぐるりと一周まわしています。そこに縦ひごを巻きつけていくように仕上げています。 上から見たところです。ひごが隙間なく縁に巻かれています。 下の縁部分です。ぐるっとまわした松の根を固定するためにワイヤーが一部使われています。 持ち手にはサクラ(おそらくウワミズザクラ)の木が使われています。こちらもつるっと気持ちの良い手触りです。 持ち手はかごのサイドを通って下の縁に固定されており、抜けてしまうようなことはなく、安心の作りです。 かごの内側から見たサイド部分です。 底は横ひごにサクラの木が使われています。 リトアニアでは主に収穫かごとして使われるので、きのこやベリーをたくさん摘んで入れても耐えうるような丈夫な作りです。
それでは、各タイプをご紹介します。
こちらは台型です。かごの内寸約横幅19cm、奥行き16cm、高さ16cmほど。ストンとした寸胴ではなく、緩やかに下に広がった作りです。 台型を持ったときのサイズ感です。 こちらはバケツ型。かごの内寸は約直径18cm、高さ16cmほど。こちらは緩やかに上に広がっています。 バケツ型を持ったときのサイズ感です。 台型サイズ。手提げかごとしてお持ちになってもすてきです。 バケツ型。どちらも財布、携帯電話、鍵、小さなポーチがちょうど入るほどの大きさです。 長財布は縦に入れると少し頭が出ますが、斜めに入れるとおさまります。 菜園の収穫かごとして、または部屋で収納かごとして。 お花を生けたり、観葉植物のカバーとしてお使いになるのも。 植物との相性も良さそうです。
型を使わずに編まれた松の根のかご。
よく見るとひとつひとつ微妙に形が違って、風合いも異なります。
それもまた魅力です。
経年変化により、松の根の色は徐々に濃く、深くなっていきます。
その時々の変化をぜひお楽しみください。
どちらかお好みのタイプをお選びください。
<リトアニアについて>
ヨーロッパの北東、バルト海の東に並ぶバルト三国の中で最も南に位置するリトアニア。
北はラトビア、東はベラルーシ、南はポーランド、西はロシア領と接している。
歴史の中では、ポーランドやロシアと国を一つにしていた時期もあり、
文化的な繋がりも深い。
リトアニアにはヴィシュティーティス湖をはじめとする多くの湖があり、
また湿地帯、雑木林も多い。
地形としては全体的になだらかで平坦、高低差のある山が存在しない。
そのためか都市においても雑木林などの自然は身近な生活の一部としてあり、
リトアニアの人々は秋にはきのこ狩りやベリーなどの収穫を楽しむとのこと。
他にも、庭になるりんごやハーブを採って、食生活を送っている。