620308-1 岡山県/がま 整理かご 3段 小
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鳥取県と裾野を分ける岡山県蒜山(ひるぜん)地方には、
今からおよそ600年以上前から伝わる「がま細工」があります。
漢字で「蒲(がま)」と書くこの植物は、地名などにも使われているように
とても身近な植物で、北海道から九州地方まで広く分布しています。
蒲鉾(かまぼこ)や蒲焼(かばやき)という言葉も、
がまの穂の形が特徴的(大きなソーセージのような形)であり、
その形状にそれぞれが似ていたため、その名がついたそうです。
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蒜山がま細工では「ヒメガマ」という種類を使用し、
今でも暮らしの道具が作られ続けています。
本来ヒメガマは湿地に自生するものですが、
こちらのがま細工を編まれる方々は栽培から手掛けられています。
ヒメガマは軽く、油分を含むので防水、保湿性に優れています。
もとは兵糧(ひょうろう)を運ぶための背負いかごが作られていたのが起源とのこと。
かつては雪靴なども作られていたそうです。
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ヒメガマと、もうひとつの材料であるのがシナノキという木の皮の繊維です。
シナノキの木の皮のことを産地の皆さんは「ヤマカゲ」と呼んでいます。
このヤマカゲは川につけて、発酵させてから、
木の年輪にそって薄くはがしていくそうです。
発酵させるため、乾燥させるまで「ヤマカゲはにおいがきっついのよ~」と
笑いながら話してくださる作り手の皆さん。
とても楽しそうなのが印象的です。
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こちらのページでは、がま細工では小さめの、「整理かご 3段 小」をご紹介します。
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楕円形のかごに引っ掛けループ紐が付いている仕様です。側面をみると、3つの段にわかれていることから3段と呼んでいます。
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側面の編み目はすだれを編むような道具で作るため、シンプルかつ素朴です。がまの茎を5枚ほどむいて芯に近い部分を使います。肉厚で弾力のあるがまが縦に並びます。
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ご自身たちで栽培から乾燥などの下処理まで丁寧に行っています。がまが持つ、適度な油分から放つ光沢と艶やかさには見とれてしまいます。
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縁も段差なく、実に滑らかに、そして、きれいに織り込まれています。
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上から見ても、安定した仕上がりです。
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とくにかごの内側には、シミのようなものが見られますが、自然に発生したもので、ご使用には問題ありません。ご了承ください。
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引っ掛けるフープは、ヒメガマとヤマカゲ(シナノキ)をより合わせて作っています。ヒメガマの艶とヤマカゲの強靭さを合わせた縄です。乾燥させたヤマカゲは特ににおいはありません。
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かごの内側部分です。フープはかごの縁と、一段目のヤマカゲの縄部分でしっかりと留められており、壁などにつるしたときにも重さに耐えられる作りとなっています。
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かごの底面裏側の部分です。市松模様になるような編み方で編まれています。
底面から側面へと立ち上げる縁取りの編み目もこまかい仕上がりです。
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かごの底面表側も、同様に市松編みで作られています。表と裏の二面がそれぞれあまれた「二重編み」仕上げとなっています。
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大きさのイメージです。
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かごに小さな花瓶を入れて、鉄線を生けました。がまの爽やかなクリーム色に草花がよく合うように思います。
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そのときどきで、季節のお花を活けるのも良さそうです。
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「丈夫で、軽い」はかごの基本だと思いますが、
このがま細工においても、「ヒメガマ」と「ヤマカゲ」
それぞれの素材の特性を生かしながら、それを忠実に実現しています。
マチの広い楕円タイプで、中に入れたものが見えやすく、取り出しやすい形です。
ペンなど文房具を入れたり、小物道具入れとして。
または、布巾や調味料を入れたり、コスメボックスとしても良さそうです。
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楕円は置いておくスペースもあまり取らず、使いやすい形です。
さまざまなシーンで活躍してくれることと思います。
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鳥取県と裾野を分ける岡山県蒜山(ひるぜん)地方には、
今からおよそ600年以上前から伝わる「がま細工」があります。
漢字で「蒲(がま)」と書くこの植物は、地名などにも使われているように
とても身近な植物で、北海道から九州地方まで広く分布しています。
蒲鉾(かまぼこ)や蒲焼(かばやき)という言葉も、
がまの穂の形が特徴的(大きなソーセージのような形)であり、
その形状にそれぞれが似ていたため、その名がついたそうです。
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蒜山がま細工では「ヒメガマ」という種類を使用し、
今でも暮らしの道具が作られ続けています。
本来ヒメガマは湿地に自生するものですが、
こちらのがま細工を編まれる方々は栽培から手掛けられています。
ヒメガマは軽く、油分を含むので防水、保湿性に優れています。
もとは兵糧(ひょうろう)を運ぶための背負いかごが作られていたのが起源とのこと。
かつては雪靴なども作られていたそうです。
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ヒメガマと、もうひとつの材料であるのがシナノキという木の皮の繊維です。
シナノキの木の皮のことを産地の皆さんは「ヤマカゲ」と呼んでいます。
このヤマカゲは川につけて、発酵させてから、
木の年輪にそって薄くはがしていくそうです。
発酵させるため、乾燥させるまで「ヤマカゲはにおいがきっついのよ~」と
笑いながら話してくださる作り手の皆さん。
とても楽しそうなのが印象的です。
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こちらのページでは、がま細工では小さめの、「整理かご 3段 小」をご紹介します。
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底面から側面へと立ち上げる縁取りの編み目もこまかい仕上がりです。
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「丈夫で、軽い」はかごの基本だと思いますが、
このがま細工においても、「ヒメガマ」と「ヤマカゲ」
それぞれの素材の特性を生かしながら、それを忠実に実現しています。
マチの広い楕円タイプで、中に入れたものが見えやすく、取り出しやすい形です。
ペンなど文房具を入れたり、小物道具入れとして。
または、布巾や調味料を入れたり、コスメボックスとしても良さそうです。
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楕円は置いておくスペースもあまり取らず、使いやすい形です。
さまざまなシーンで活躍してくれることと思います。
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鳥取県と裾野を分ける岡山県蒜山(ひるぜん)地方には、
今からおよそ600年以上前から伝わる「がま細工」があります。
漢字で「蒲(がま)」と書くこの植物は、地名などにも使われているように
とても身近な植物で、北海道から九州地方まで広く分布しています。
蒲鉾(かまぼこ)や蒲焼(かばやき)という言葉も、
がまの穂の形が特徴的(大きなソーセージのような形)であり、
その形状にそれぞれが似ていたため、その名がついたそうです。
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蒜山がま細工では「ヒメガマ」という種類を使用し、
今でも暮らしの道具が作られ続けています。
本来ヒメガマは湿地に自生するものですが、
こちらのがま細工を編まれる方々は栽培から手掛けられています。
ヒメガマは軽く、油分を含むので防水、保湿性に優れています。
もとは兵糧(ひょうろう)を運ぶための背負いかごが作られていたのが起源とのこと。
かつては雪靴なども作られていたそうです。
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ヒメガマと、もうひとつの材料であるのがシナノキという木の皮の繊維です。
シナノキの木の皮のことを産地の皆さんは「ヤマカゲ」と呼んでいます。
このヤマカゲは川につけて、発酵させてから、
木の年輪にそって薄くはがしていくそうです。
発酵させるため、乾燥させるまで「ヤマカゲはにおいがきっついのよ~」と
笑いながら話してくださる作り手の皆さん。
とても楽しそうなのが印象的です。
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こちらのページでは、がま細工では小さめの、「整理かご 3段 小」をご紹介します。
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楕円形のかごに引っ掛けループ紐が付いている仕様です。側面をみると、3つの段にわかれていることから3段と呼んでいます。
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側面の編み目はすだれを編むような道具で作るため、シンプルかつ素朴です。がまの茎を5枚ほどむいて芯に近い部分を使います。肉厚で弾力のあるがまが縦に並びます。
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ご自身たちで栽培から乾燥などの下処理まで丁寧に行っています。がまが持つ、適度な油分から放つ光沢と艶やかさには見とれてしまいます。
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縁も段差なく、実に滑らかに、そして、きれいに織り込まれています。
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上から見ても、安定した仕上がりです。
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とくにかごの内側には、シミのようなものが見られますが、自然に発生したもので、ご使用には問題ありません。ご了承ください。
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引っ掛けるフープは、ヒメガマとヤマカゲ(シナノキ)をより合わせて作っています。ヒメガマの艶とヤマカゲの強靭さを合わせた縄です。乾燥させたヤマカゲは特ににおいはありません。
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かごの内側部分です。フープはかごの縁と、一段目のヤマカゲの縄部分でしっかりと留められており、壁などにつるしたときにも重さに耐えられる作りとなっています。
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かごの底面裏側の部分です。市松模様になるような編み方で編まれています。
底面から側面へと立ち上げる縁取りの編み目もこまかい仕上がりです。
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かごの底面表側も、同様に市松編みで作られています。表と裏の二面がそれぞれあまれた「二重編み」仕上げとなっています。
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大きさのイメージです。
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かごに小さな花瓶を入れて、鉄線を生けました。がまの爽やかなクリーム色に草花がよく合うように思います。
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そのときどきで、季節のお花を活けるのも良さそうです。
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「丈夫で、軽い」はかごの基本だと思いますが、
このがま細工においても、「ヒメガマ」と「ヤマカゲ」
それぞれの素材の特性を生かしながら、それを忠実に実現しています。
マチの広い楕円タイプで、中に入れたものが見えやすく、取り出しやすい形です。
ペンなど文房具を入れたり、小物道具入れとして。
または、布巾や調味料を入れたり、コスメボックスとしても良さそうです。
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楕円は置いておくスペースもあまり取らず、使いやすい形です。
さまざまなシーンで活躍してくれることと思います。
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