330306 岡山県/い草 トートバッグ&ショルダー ベージュ手 大・中
岡山県倉敷市には、いぐさを縒(よ)った「い縄(いなわ)」を使ってかごを製作している、一軒のお店があります。もともと倉敷地域ではよく作られていた「いかご(い縄の手提げ)」ですが、今では、製作されているのはこちらの一軒のみとなっています。
おばあ様から仕事を継いだこの方は、若くから「いかご」の製作に携わり、既存の製法や仕上げを踏まえながらも、それにとらわれすぎず、自由な感性で作品を作られています。
製作された作品は、どちらも性別を問わず、どの世代からも好まれ、楽しんでもらえるような工夫がなされています。
いかごはもともと「闇かご(闇市に行くときのかご)」と呼ばれており、
昭和20年~40年頃にかけて、普段の買い物かごとして使われていたそうです。
そのいかごにアレンジを加えたこちらは、
ベージュ色の革持ち手と肩にかけるベルトをつけた2WAYバッグです。
編み目は一本ずつが縦横に規則的に並ぶ、格子状です。大きめサイズですが、透かした編み目なので軽やかに見えます。
口を開けて上から見ると、マチはそこまで広くないですが、しっかり深さがあるので、容量が多いことがわかります。
両サイズとも縁部分は一つ一つ手できっちりときつく編み上げています。
かごと持ち手はこのように金具で2つずつ、しっかりと留められています。
バッグの両サイドもかごとショルダーベルトをつなぐため、このように金具で留められています。腰に巻くベルトのような金具があり、ここで、ショルダーベルトの長さ調節が可能です。
持ち手は、肉厚で幅が広めの革を使っています。最初は固さが感じられますが、だんだんとなじんでいきます。
底部分は特に強度をつけるため、横は3本のい縄で編んでいきます。また、内側の両端は底とサイドを三角形にして留めています。
ショルダーベルトの肩に当たる部分は幅が広くなっているので、荷物を多めに入れても、肩への負担は和らぎます。
こちらは中サイズです。
いかごは柔らかい素材のため、ペタっとさせることも、膨らませることもできます。
容量は見た目以上にあり、また、案外中に入れた物が見えないというお声もいただきます。
持ち方もいろいろなパターンがあります。
こちらは大サイズです。女性や小さめの方でしたら、大きなショルダーバッグとして。男性や大きめの方でしたら、手提げでも肩掛けでも持ちやすいサイズかと思います。
斜めがけもできます。
ベージュの持ち手がとてもよいアクセントになっています。
こういった自然素材のかごバッグは手提げタイプが多いのですが、
こちらのようにショルダーベルトがあることで、
しっかり歩きたいときは肩にかけ、両手をすっきり空けることもできます。
作りたてのものは張りがありますが、お使いになっていくうちによりしなやかに、
いぐさのグリーンも徐々に経年変化で茶色へと移り変わっていきます。
その時々の雰囲気をぜひお楽しみください。
香りも良いですよ。
お好みのサイズをお選びくださいませ。
–倉敷のいかご作り–
「いかご」は畳の材料としてもつかわれるイグサ(草)から作られます。
数本のイグサをひねってからみ合わせ、一本の縄状にしたものを藺縄(いなわ)といい、
いかごはその藺縄を専用の織り機で織って、手編みで仕上げるという方法で製作されます。
イグサは湿地などに生える植物で、
とくに湿度が高くなる雨の日はイグサの状態が良いため、いかごの製作がしやすいとのこと。
反対に乾燥した場所ではイグサはプチっと切れやすくなり作業ができないため、
つねに天気の様子を見ながらの製作になるそうです。
湿度の高い日本の気候に適したかごといえます。
岡山県倉敷市には、いぐさを縒(よ)った「い縄(いなわ)」を使ってかごを製作している、一軒のお店があります。もともと倉敷地域ではよく作られていた「いかご(い縄の手提げ)」ですが、今では、製作されているのはこちらの一軒のみとなっています。
おばあ様から仕事を継いだこの方は、若くから「いかご」の製作に携わり、既存の製法や仕上げを踏まえながらも、それにとらわれすぎず、自由な感性で作品を作られています。
製作された作品は、どちらも性別を問わず、どの世代からも好まれ、楽しんでもらえるような工夫がなされています。
いかごはもともと「闇かご(闇市に行くときのかご)」と呼ばれており、
昭和20年~40年頃にかけて、普段の買い物かごとして使われていたそうです。
そのいかごにアレンジを加えたこちらは、
ベージュ色の革持ち手と肩にかけるベルトをつけた2WAYバッグです。
それをサイズに合わせて切り、そこから手編みで仕上げます。
ベージュの持ち手がとてもよいアクセントになっています。
こういった自然素材のかごバッグは手提げタイプが多いのですが、
こちらのようにショルダーベルトがあることで、
しっかり歩きたいときは肩にかけ、両手をすっきり空けることもできます。
作りたてのものは張りがありますが、お使いになっていくうちによりしなやかに、
いぐさのグリーンも徐々に経年変化で茶色へと移り変わっていきます。
その時々の雰囲気をぜひお楽しみください。
香りも良いですよ。
お好みのサイズをお選びくださいませ。
–倉敷のいかご作り–
「いかご」は畳の材料としてもつかわれるイグサ(草)から作られます。
数本のイグサをひねってからみ合わせ、一本の縄状にしたものを藺縄(いなわ)といい、
いかごはその藺縄を専用の織り機で織って、手編みで仕上げるという方法で製作されます。
イグサは湿地などに生える植物で、
とくに湿度が高くなる雨の日はイグサの状態が良いため、いかごの製作がしやすいとのこと。
反対に乾燥した場所ではイグサはプチっと切れやすくなり作業ができないため、
つねに天気の様子を見ながらの製作になるそうです。
湿度の高い日本の気候に適したかごといえます。
岡山県倉敷市には、いぐさを縒(よ)った「い縄(いなわ)」を使ってかごを製作している、一軒のお店があります。もともと倉敷地域ではよく作られていた「いかご(い縄の手提げ)」ですが、今では、製作されているのはこちらの一軒のみとなっています。
おばあ様から仕事を継いだこの方は、若くから「いかご」の製作に携わり、既存の製法や仕上げを踏まえながらも、それにとらわれすぎず、自由な感性で作品を作られています。
製作された作品は、どちらも性別を問わず、どの世代からも好まれ、楽しんでもらえるような工夫がなされています。
いかごはもともと「闇かご(闇市に行くときのかご)」と呼ばれており、
昭和20年~40年頃にかけて、普段の買い物かごとして使われていたそうです。
そのいかごにアレンジを加えたこちらは、
ベージュ色の革持ち手と肩にかけるベルトをつけた2WAYバッグです。
サイズは「大」と「中」の2種類があります。
かご部分は、い縄(いぐさの縄)を専用の織り機に1本づつ掛けていき、生地状に織っていきます。
それをサイズに合わせて切り、そこから手編みで仕上げます。
編み目は一本ずつが縦横に規則的に並ぶ、格子状です。大きめサイズですが、透かした編み目なので軽やかに見えます。
口を開けて上から見ると、マチはそこまで広くないですが、しっかり深さがあるので、容量が多いことがわかります。
両サイズとも縁部分は一つ一つ手できっちりときつく編み上げています。
かごと持ち手はこのように金具で2つずつ、しっかりと留められています。
バッグの両サイドもかごとショルダーベルトをつなぐため、このように金具で留められています。腰に巻くベルトのような金具があり、ここで、ショルダーベルトの長さ調節が可能です。
持ち手は、肉厚で幅が広めの革を使っています。最初は固さが感じられますが、だんだんとなじんでいきます。
底部分は特に強度をつけるため、横は3本のい縄で編んでいきます。また、内側の両端は底とサイドを三角形にして留めています。
ショルダーベルトの肩に当たる部分は幅が広くなっているので、荷物を多めに入れても、肩への負担は和らぎます。
こちらは中サイズです。
いかごは柔らかい素材のため、ペタっとさせることも、膨らませることもできます。
容量は見た目以上にあり、また、案外中に入れた物が見えないというお声もいただきます。
持ち方もいろいろなパターンがあります。
こちらは大サイズです。女性や小さめの方でしたら、大きなショルダーバッグとして。男性や大きめの方でしたら、手提げでも肩掛けでも持ちやすいサイズかと思います。
斜めがけもできます。
ベージュの持ち手がとてもよいアクセントになっています。
こういった自然素材のかごバッグは手提げタイプが多いのですが、
こちらのようにショルダーベルトがあることで、
しっかり歩きたいときは肩にかけ、両手をすっきり空けることもできます。
作りたてのものは張りがありますが、お使いになっていくうちによりしなやかに、
いぐさのグリーンも徐々に経年変化で茶色へと移り変わっていきます。
その時々の雰囲気をぜひお楽しみください。
香りも良いですよ。
お好みのサイズをお選びくださいませ。
–倉敷のいかご作り–
「いかご」は畳の材料としてもつかわれるイグサ(草)から作られます。
数本のイグサをひねってからみ合わせ、一本の縄状にしたものを藺縄(いなわ)といい、
いかごはその藺縄を専用の織り機で織って、手編みで仕上げるという方法で製作されます。
イグサは湿地などに生える植物で、
とくに湿度が高くなる雨の日はイグサの状態が良いため、いかごの製作がしやすいとのこと。
反対に乾燥した場所ではイグサはプチっと切れやすくなり作業ができないため、
つねに天気の様子を見ながらの製作になるそうです。
湿度の高い日本の気候に適したかごといえます。