620302 岡山県/がま 手提げ ミニ・小・中・大 4サイズ

鳥取県と裾野を分ける岡山県蒜山(ひるぜん)地方には、
今からおよそ600年以上前から伝わる「がま細工」があります。
漢字で「蒲(がま)」と書くこの植物は、地名などにも使われているようにとても身近な植物で、北海道から九州地方まで広く分布しています。

蒲鉾(かまぼこ)や蒲焼(かばやき)という言葉も、がまの穂の形が特徴的(大きなソーセージのような形)であり、その形状にそれぞれが似ていたため、その名がついたそうです。
蒜山がま細工では「ヒメガマ」という種類を使用し、今でも暮らしの道具が作られ続けています。

本来ヒメガマは湿地に自生するものですが、
こちらのがま細工を編まれる方々は栽培から手掛けられています。
ヒメガマは軽く、油分を含むので防水、保湿性に優れています。
もとは兵糧(ひょうろう)を運ぶための”背負いかご”が起源とのこと。かつては雪靴なども作られていたそうです。

ヒメガマと、もうひとつの材料であるのがシナノキという木の皮の繊維です。
シナノキの木の皮のことを産地の皆さんは「ヤマカゲ」と呼んでいます。
このヤマカゲは川につけて、発酵させてから、
木の年輪にそって薄くはがしていくそうです。
発酵させるため、乾燥させるまで
「ヤマカゲはにおいがきっついのよ~」と
笑いながら話してくださる作り手の皆さん。
とても楽しそうなのが印象的です。

こちらのページでは、がまで作られた手提げをご紹介します。

「ミニ」・「小」・「中」・「大」の4サイズがあります。

もとは背負いかごや雪ぐつから始まったがま細工ですが、現代の暮らしに合わせて、手提げも作られるようになったとのこと。

かご側面の編み目は、すだれを編むような道具で作られていて、とてもシンプルで素朴なつくり。

がまの茎を5枚ほどむいた芯に近い部分が編み材としてつかわれています。肉厚で弾力のあるがまが縦に並んでいます。

作り手の方々が自ら、がまの栽培から収穫、材料の乾燥といったいくつもの工程を一手に担い、ひとつひとつ丁寧に行っていらっしゃいます。

かごの縁部分。段差がなく、実に滑らかに、そしてきれいに織り込まれています。

がまには油分が含まれるため、そこから放たれる光沢や艶やかさも魅力のひとつです。

持ち手は、ヒメガマとヤマカゲ(シナノキ)をより合わせて作られています。

かごと持ち手の接続部分です。ヒメガマの艶とヤマカゲの強靭さをかけ合わせた縄です。乾燥させたヤマカゲには臭いは感じられません。

内側です。縁で持ち手とかごが結ばれて、その縄は編み目を通りかごの底のところで留められています。

かごの底部分で、持ち手の縄先はしっかりと留められています。デザインとしてもアクセントになりつつ、実用の面でも、かご全体をしっかり支える作りになっています。

そして、丈夫さを増すために気を配られているのが底づくりです。

内側の底は側面の編みに合わせた編み目ですが、

かごを裏返してみてみると、市松編みの模様となっており、内側と編み方が異なっています。

つまり、内側と外側で二重底になった仕上がりとなっています。とてもしっかりした作りです。

かごの内側には、表面に茶色や黒く変色した部分がありますが、これはがまについたシミのようなもののため、自然な模様として見ていただければと思います。

またサイズに関わらず、こちらのようにがまの表面に少し黄色味が入っていることがございます。天候条件などにより自然に着色しているもので、強度的には問題ございません。自然な模様として楽しんでいただければと思います。

それでは、4サイズを順にご紹介します。

こちらは「ミニ」サイズです。


がまの手提げではこちらが最小サイズ。

財布や鍵、携帯電話、ポーチがちょうど入る大きさです。

こちらは「小」サイズです。

小さすぎず、大きすぎず、軽やかに持ち歩きできそうです。


財布や鍵、携帯電話、ポーチや文庫本、小さめの水筒がちょうど入るぐらいの大きさです。

そして、こちらは「中」サイズです。

いつもの貴重品に加えて、カーディガンなど羽織りものを入れられる余裕があります。

お出かけ先でちょっと買い足したものを入れておいたりもでき、扱いやすいサイズです。


そして、こちらが「大」サイズです。

手提げシリーズでは、一番大きなサイズです。

荷物が多めのときにはぴったりです。

それでも大きすぎるということはなく、電車などの移動や街歩きにも持ち運びやすいサイズです。

こちらの手提げシリーズ、おなじがまで作られた「こしご」という背負いかごが
製作のベースになっています。
こしごよりはサイズが小さいですが、そのとくに「かごの底」部分の作りが踏襲されています。
ですので、手提げとしてお使いになるにはじゅうぶんな、しっかりと丈夫な作りになっています。
どのサイズもかごの中に入れる容量に対しては十分な耐久性がありますが、
万が一、持ち手が切れてしまった場合は、ご連絡いただきましたら修理のご対応もいたします。
4つあるサイズですが、かごの編み目の段数で見分けることができます。
”3段”がミニサイズ、”4段”が小サイズ、”5段”が中サイズ、”6段”が大サイズです。
がまという素材は柔らかく、衣類を傷つけにくいのもうれしいところ。

「丈夫で、軽い」はかごの基本だと思いますが、
このがま細工においても、「ヒメガマ」と「ヤマカゲ」
それぞれの素材の特性を生かしながら、それを忠実に実現しています。
光沢が艶やかでさっぱりしたクリームカラー。
かご自体が軽いので、荷物をあれこれ入れても軽やかに持てそうです。
季節や和洋の服を問わず、一年を通してお持ちいただける手提げです。
サイズをご確認いただき、お好みのものをお選びください。


鳥取県と裾野を分ける岡山県蒜山(ひるぜん)地方には、
今からおよそ600年以上前から伝わる「がま細工」があります。
漢字で「蒲(がま)」と書くこの植物は、地名などにも使われているようにとても身近な植物で、北海道から九州地方まで広く分布しています。

蒲鉾(かまぼこ)や蒲焼(かばやき)という言葉も、がまの穂の形が特徴的(大きなソーセージのような形)であり、その形状にそれぞれが似ていたため、その名がついたそうです。
蒜山がま細工では「ヒメガマ」という種類を使用し、今でも暮らしの道具が作られ続けています。

本来ヒメガマは湿地に自生するものですが、
こちらのがま細工を編まれる方々は栽培から手掛けられています。
ヒメガマは軽く、油分を含むので防水、保湿性に優れています。
もとは兵糧(ひょうろう)を運ぶための”背負いかご”が起源とのこと。かつては雪靴なども作られていたそうです。

ヒメガマと、もうひとつの材料であるのがシナノキという木の皮の繊維です。
シナノキの木の皮のことを産地の皆さんは「ヤマカゲ」と呼んでいます。
このヤマカゲは川につけて、発酵させてから、
木の年輪にそって薄くはがしていくそうです。
発酵させるため、乾燥させるまで
「ヤマカゲはにおいがきっついのよ~」と
笑いながら話してくださる作り手の皆さん。
とても楽しそうなのが印象的です。

こちらのページでは、がまで作られた手提げをご紹介します。



































こちらの手提げシリーズ、おなじがまで作られた「こしご」という背負いかごが
製作のベースになっています。
こしごよりはサイズが小さいですが、そのとくに「かごの底」部分の作りが踏襲されています。
ですので、手提げとしてお使いになるにはじゅうぶんな、しっかりと丈夫な作りになっています。
どのサイズもかごの中に入れる容量に対しては十分な耐久性がありますが、
万が一、持ち手が切れてしまった場合は、ご連絡いただきましたら修理のご対応もいたします。
4つあるサイズですが、かごの編み目の段数で見分けることができます。
”3段”がミニサイズ、”4段”が小サイズ、”5段”が中サイズ、”6段”が大サイズです。
がまという素材は柔らかく、衣類を傷つけにくいのもうれしいところ。

「丈夫で、軽い」はかごの基本だと思いますが、
このがま細工においても、「ヒメガマ」と「ヤマカゲ」
それぞれの素材の特性を生かしながら、それを忠実に実現しています。
光沢が艶やかでさっぱりしたクリームカラー。
かご自体が軽いので、荷物をあれこれ入れても軽やかに持てそうです。
季節や和洋の服を問わず、一年を通してお持ちいただける手提げです。
サイズをご確認いただき、お好みのものをお選びください。


鳥取県と裾野を分ける岡山県蒜山(ひるぜん)地方には、
今からおよそ600年以上前から伝わる「がま細工」があります。
漢字で「蒲(がま)」と書くこの植物は、地名などにも使われているようにとても身近な植物で、北海道から九州地方まで広く分布しています。

蒲鉾(かまぼこ)や蒲焼(かばやき)という言葉も、がまの穂の形が特徴的(大きなソーセージのような形)であり、その形状にそれぞれが似ていたため、その名がついたそうです。
蒜山がま細工では「ヒメガマ」という種類を使用し、今でも暮らしの道具が作られ続けています。

本来ヒメガマは湿地に自生するものですが、
こちらのがま細工を編まれる方々は栽培から手掛けられています。
ヒメガマは軽く、油分を含むので防水、保湿性に優れています。
もとは兵糧(ひょうろう)を運ぶための”背負いかご”が起源とのこと。かつては雪靴なども作られていたそうです。

ヒメガマと、もうひとつの材料であるのがシナノキという木の皮の繊維です。
シナノキの木の皮のことを産地の皆さんは「ヤマカゲ」と呼んでいます。
このヤマカゲは川につけて、発酵させてから、
木の年輪にそって薄くはがしていくそうです。
発酵させるため、乾燥させるまで
「ヤマカゲはにおいがきっついのよ~」と
笑いながら話してくださる作り手の皆さん。
とても楽しそうなのが印象的です。

こちらのページでは、がまで作られた手提げをご紹介します。

「ミニ」・「小」・「中」・「大」の4サイズがあります。

もとは背負いかごや雪ぐつから始まったがま細工ですが、現代の暮らしに合わせて、手提げも作られるようになったとのこと。

かご側面の編み目は、すだれを編むような道具で作られていて、とてもシンプルで素朴なつくり。

がまの茎を5枚ほどむいた芯に近い部分が編み材としてつかわれています。肉厚で弾力のあるがまが縦に並んでいます。

作り手の方々が自ら、がまの栽培から収穫、材料の乾燥といったいくつもの工程を一手に担い、ひとつひとつ丁寧に行っていらっしゃいます。

かごの縁部分。段差がなく、実に滑らかに、そしてきれいに織り込まれています。

がまには油分が含まれるため、そこから放たれる光沢や艶やかさも魅力のひとつです。

持ち手は、ヒメガマとヤマカゲ(シナノキ)をより合わせて作られています。

かごと持ち手の接続部分です。ヒメガマの艶とヤマカゲの強靭さをかけ合わせた縄です。乾燥させたヤマカゲには臭いは感じられません。

内側です。縁で持ち手とかごが結ばれて、その縄は編み目を通りかごの底のところで留められています。

かごの底部分で、持ち手の縄先はしっかりと留められています。デザインとしてもアクセントになりつつ、実用の面でも、かご全体をしっかり支える作りになっています。

そして、丈夫さを増すために気を配られているのが底づくりです。

内側の底は側面の編みに合わせた編み目ですが、

かごを裏返してみてみると、市松編みの模様となっており、内側と編み方が異なっています。

つまり、内側と外側で二重底になった仕上がりとなっています。とてもしっかりした作りです。

かごの内側には、表面に茶色や黒く変色した部分がありますが、これはがまについたシミのようなもののため、自然な模様として見ていただければと思います。

またサイズに関わらず、こちらのようにがまの表面に少し黄色味が入っていることがございます。天候条件などにより自然に着色しているもので、強度的には問題ございません。自然な模様として楽しんでいただければと思います。

それでは、4サイズを順にご紹介します。

こちらは「ミニ」サイズです。


がまの手提げではこちらが最小サイズ。

財布や鍵、携帯電話、ポーチがちょうど入る大きさです。

こちらは「小」サイズです。

小さすぎず、大きすぎず、軽やかに持ち歩きできそうです。


財布や鍵、携帯電話、ポーチや文庫本、小さめの水筒がちょうど入るぐらいの大きさです。

そして、こちらは「中」サイズです。

いつもの貴重品に加えて、カーディガンなど羽織りものを入れられる余裕があります。

お出かけ先でちょっと買い足したものを入れておいたりもでき、扱いやすいサイズです。


そして、こちらが「大」サイズです。

手提げシリーズでは、一番大きなサイズです。

荷物が多めのときにはぴったりです。

それでも大きすぎるということはなく、電車などの移動や街歩きにも持ち運びやすいサイズです。

こちらの手提げシリーズ、おなじがまで作られた「こしご」という背負いかごが
製作のベースになっています。
こしごよりはサイズが小さいですが、そのとくに「かごの底」部分の作りが踏襲されています。
ですので、手提げとしてお使いになるにはじゅうぶんな、しっかりと丈夫な作りになっています。
どのサイズもかごの中に入れる容量に対しては十分な耐久性がありますが、
万が一、持ち手が切れてしまった場合は、ご連絡いただきましたら修理のご対応もいたします。
4つあるサイズですが、かごの編み目の段数で見分けることができます。
”3段”がミニサイズ、”4段”が小サイズ、”5段”が中サイズ、”6段”が大サイズです。
がまという素材は柔らかく、衣類を傷つけにくいのもうれしいところ。

「丈夫で、軽い」はかごの基本だと思いますが、
このがま細工においても、「ヒメガマ」と「ヤマカゲ」
それぞれの素材の特性を生かしながら、それを忠実に実現しています。
光沢が艶やかでさっぱりしたクリームカラー。
かご自体が軽いので、荷物をあれこれ入れても軽やかに持てそうです。
季節や和洋の服を問わず、一年を通してお持ちいただける手提げです。
サイズをご確認いただき、お好みのものをお選びください。
