620303-1 岡山県/がま 花筒
鳥取県と裾野を分ける岡山県蒜山(ひるぜん)地方には、
今からおよそ600年以上前から伝わる「がま細工」があります。
漢字で「蒲(がま)」と書くこの植物は、地名などにも使われているようにとても身近な植物で、北海道から九州地方まで広く分布しています。
蒲鉾(かまぼこ)や蒲焼(かばやき)という言葉も、がまの穂の形が特徴的(大きなソーセージのような形)であり、その形状にそれぞれが似ていたため、その名がついたそうです。
蒜山がま細工では「ヒメガマ」という種類を使用し、今でも暮らしの道具が作られ続けています。
本来ヒメガマは湿地に自生するものですが、
こちらのがま細工を編まれる方々は栽培から手掛けられています。
ヒメガマは軽く、油分を含むので防水、保湿性に優れています。
もとは兵糧(ひょうろう)を運ぶための”背負いかご”が起源とのこと。かつては雪靴なども作られていたそうです。
ヒメガマと、もうひとつの材料であるのがシナノキという木の皮の繊維です。
シナノキの木の皮のことを産地の皆さんは「ヤマカゲ」と呼んでいます。
このヤマカゲは川につけて、発酵させてから、
木の年輪にそって薄くはがしていくそうです。
発酵させるため、乾燥させるまで
「ヤマカゲはにおいがきっついのよ~」と
笑いながら話してくださる作り手の皆さん。
とても楽しそうなのが印象的です。
こちらのページでは、がま細工の中では小さめのかご、花筒(はなづつ)をご紹介します。
「丈夫で、軽い」はかごの基本だと思いますが、
このがま細工においても、「ヒメガマ」と「ヤマカゲ」
それぞれの素材の特性を生かしながら、それを忠実に実現しています。
花筒は自立するので、そのままテーブルや玄関先に置いたり。
またはループを壁に引っ掛けたりして。
花入れの用途のほかにも、水筒やペットボトル入れとしてもおすすめです。
カバンやベルトの紐にループを通して、吊り下げるようにしてもお使いいただけます。
ペン立てやカトラリー立てとしても。
さまざまなシーンで活躍してくれることと思います。
鳥取県と裾野を分ける岡山県蒜山(ひるぜん)地方には、
今からおよそ600年以上前から伝わる「がま細工」があります。
漢字で「蒲(がま)」と書くこの植物は、地名などにも使われているようにとても身近な植物で、北海道から九州地方まで広く分布しています。
蒲鉾(かまぼこ)や蒲焼(かばやき)という言葉も、がまの穂の形が特徴的(大きなソーセージのような形)であり、その形状にそれぞれが似ていたため、その名がついたそうです。
蒜山がま細工では「ヒメガマ」という種類を使用し、今でも暮らしの道具が作られ続けています。
本来ヒメガマは湿地に自生するものですが、
こちらのがま細工を編まれる方々は栽培から手掛けられています。
ヒメガマは軽く、油分を含むので防水、保湿性に優れています。
もとは兵糧(ひょうろう)を運ぶための”背負いかご”が起源とのこと。かつては雪靴なども作られていたそうです。
ヒメガマと、もうひとつの材料であるのがシナノキという木の皮の繊維です。
シナノキの木の皮のことを産地の皆さんは「ヤマカゲ」と呼んでいます。
このヤマカゲは川につけて、発酵させてから、
木の年輪にそって薄くはがしていくそうです。
発酵させるため、乾燥させるまで
「ヤマカゲはにおいがきっついのよ~」と
笑いながら話してくださる作り手の皆さん。
とても楽しそうなのが印象的です。
こちらのページでは、がま細工の中では小さめのかご、花筒(はなづつ)をご紹介します。
「丈夫で、軽い」はかごの基本だと思いますが、
このがま細工においても、「ヒメガマ」と「ヤマカゲ」
それぞれの素材の特性を生かしながら、それを忠実に実現しています。
花筒は自立するので、そのままテーブルや玄関先に置いたり。
またはループを壁に引っ掛けたりして。
花入れの用途のほかにも、水筒やペットボトル入れとしてもおすすめです。
カバンやベルトの紐にループを通して、吊り下げるようにしてもお使いいただけます。
ペン立てやカトラリー立てとしても。
さまざまなシーンで活躍してくれることと思います。
鳥取県と裾野を分ける岡山県蒜山(ひるぜん)地方には、
今からおよそ600年以上前から伝わる「がま細工」があります。
漢字で「蒲(がま)」と書くこの植物は、地名などにも使われているようにとても身近な植物で、北海道から九州地方まで広く分布しています。
蒲鉾(かまぼこ)や蒲焼(かばやき)という言葉も、がまの穂の形が特徴的(大きなソーセージのような形)であり、その形状にそれぞれが似ていたため、その名がついたそうです。
蒜山がま細工では「ヒメガマ」という種類を使用し、今でも暮らしの道具が作られ続けています。
本来ヒメガマは湿地に自生するものですが、
こちらのがま細工を編まれる方々は栽培から手掛けられています。
ヒメガマは軽く、油分を含むので防水、保湿性に優れています。
もとは兵糧(ひょうろう)を運ぶための”背負いかご”が起源とのこと。かつては雪靴なども作られていたそうです。
ヒメガマと、もうひとつの材料であるのがシナノキという木の皮の繊維です。
シナノキの木の皮のことを産地の皆さんは「ヤマカゲ」と呼んでいます。
このヤマカゲは川につけて、発酵させてから、
木の年輪にそって薄くはがしていくそうです。
発酵させるため、乾燥させるまで
「ヤマカゲはにおいがきっついのよ~」と
笑いながら話してくださる作り手の皆さん。
とても楽しそうなのが印象的です。
こちらのページでは、がま細工の中では小さめのかご、花筒(はなづつ)をご紹介します。
筒形のかごに掛けるための紐が付いている仕様です。
かご側面の編み目は、すだれを編むような道具で作られていて、とてもシンプルで素朴なつくり。
がまの茎を5枚ほどむいた芯に近い部分が編み材としてつかわれています。肉厚で弾力のあるがまが縦に並んでいます。
作り手の方々が自ら、がまの栽培から収穫、材料の乾燥といったいくつもの工程を一手に担い、ひとつひとつ丁寧に行っていらっしゃいます。
縁も段差なく、実に滑らかに、そして、きれいに織り込まれています。
がまには油分が含まれるため、そこから放たれる光沢や艶やかさも魅力のひとつです。
引っ掛けるフープの部分は、ヒメガマとヤマカゲ(シナノキ)をより合わせて作っています。
ヒメガマの艶とヤマカゲの強靭さをかけ合わせた縄です。乾燥させたヤマカゲには臭いは感じられません。
縁の内側です。フープはかごの縁と、一段目のヤマカゲの縄部分にしっかりと留められており、壁などに吊るしたときにも重さに耐えられる作りとなっています。
筒かごの底面は市松模様で編まれています。底面から側面へと立ち上げる縁取りの編み目も細かい仕上がりです。
デザインとしてもアクセントになりつつ、実用の面でも、かご全体をしっかり支える作りになっています。
持ったときのサイズ感です。
小さめの花瓶やコップに水を入れたものをかごの中に入れ、花入れ籠として。
がまの爽やかな白さと、草花や枝木との相性はとても良いと思います。
季節の花をちょこっと飾って、楽しめそうです。
「丈夫で、軽い」はかごの基本だと思いますが、
このがま細工においても、「ヒメガマ」と「ヤマカゲ」
それぞれの素材の特性を生かしながら、それを忠実に実現しています。
花筒は自立するので、そのままテーブルや玄関先に置いたり。
またはループを壁に引っ掛けたりして。
花入れの用途のほかにも、水筒やペットボトル入れとしてもおすすめです。
カバンやベルトの紐にループを通して、吊り下げるようにしてもお使いいただけます。
ペン立てやカトラリー立てとしても。
さまざまなシーンで活躍してくれることと思います。