富山県/淡竹 そうけ(米揚げざる)小・中・大・特大・特々大 5サイズ
富山県では現在、国の重要無形民俗文化財として、
論田・熊無地区の藤箕や高岡市の菅笠製作などの
手仕事の技術が認められています。
同じ富山県で長年にわたり青竹細工をする方々がいらっしゃり、
今も日本海側の稲作文化を支えてきたざるを作っておられます。
日本海側に限らず、中部、中京エリアにおいても、
豆やもち米、その他穀物を扱う業務用の工場において、
現在でもその需要に応え続けています。
産地で「そうけ」と言われるこのざるは、
元々は米揚げざるとして使われており、
お米や穀物を洗い、水を切るための道具です。
こちらは小サイズから最大の特々大サイズまでの5サイズを順にご紹介します。
もとはお米が一斗分入る特大サイズを基本に作っていたということに、驚きます。
特大サイズ12枚を1セットとして、貨物列車の1コンテナに何十セットと積み込んでいたそうです。
さらに、その「そうけ」コンテナが貨物列車に連なって出荷されていたといいます。
いまではもはや夢のまた夢の世界の話となってしまいました。
このそうけはお米や穀物、野菜の水切りにももちろんお使いただけます。
毎日使いや業務用にはぴったりです。
また、使用後に洗い終わったら、口の部分をひっかけて乾かすこともできるので、
実用性としては、この上ない作りと言えます。
また、最近では、コーヒー豆の焙煎で使われる方もいらっしゃいます。
通気性のよい竹ざるで焙煎した豆を受けて、また、それを小分けの袋に流し込んだりする時に、この形が使い勝手がいいようです。
こちらのページのサイズですと、焙煎された豆を受けて、粗熱をとるというような使い方でお求めくださっています。また、いくつか組み合わせている方もいらっしゃいます。
そんなそうけを作ってくださる職人さん、
今では80代から90代のわずかな方々が作り続けてくださっています。
なかなか後継者も見あたらず、寂しい限りですが、
今はまだこの健やかで力強いそうけ、お届けできますので、
お好みのサイズでご用命くださいませ。
富山県では現在、国の重要無形民俗文化財として、
論田・熊無地区の藤箕や高岡市の菅笠製作などの
手仕事の技術が認められています。
同じ富山県で長年にわたり青竹細工をする方々がいらっしゃり、
今も日本海側の稲作文化を支えてきたざるを作っておられます。
日本海側に限らず、中部、中京エリアにおいても、
豆やもち米、その他穀物を扱う業務用の工場において、
現在でもその需要に応え続けています。
産地で「そうけ」と言われるこのざるは、
元々は米揚げざるとして使われており、
お米や穀物を洗い、水を切るための道具です。
こちらは小サイズから最大の特々大サイズまでの5サイズを順にご紹介します。
基本的な仕様は同じです。
丸ではなく、このような「しずく型」が富山県のそうけの形の基本です。
編み部分は淡竹(はちく)という素材です。真竹に似ていますが、真竹より少し節が低いため、長いひごを作りやすいと言われています。中部・東海地方や北陸・信越地方のざるづくりにはこの淡竹がよく使われています。その淡竹を使った、端正な流れるような編み目が切れ目なくあります。 裏返すと、つやつやの表皮の方で、同様の編み目が見られます。 縁は当て縁(あてぶち)仕上げという技法で、ステンレスの針金を使い、きっちりと決められた場所で留められています。
この縁には淡竹ではなく、真竹が使われるとのことです。縁部分の材料作りと仕上げを見れば、この職人さんたちがこの形のざるを数えきれないほど作ってきたかがわかります。それほどピシッと決まっています。 華美な装飾や小細工は一切なく、業務用らしく小ざっぱりとしています。 そして、そうけの特徴は何と言ってもこの口部分です。
サイズによって大きさに違いはありますが、どのサイズも片口が開いています。
洗い終わったお米や豆類などの穀物を移すのに、大変重宝します。この片口の部分に巻いてある薄い竹は真竹の一年目のもの、産地での通称「新子竹(しんこだけ)」を使用しています。 口が開いている反対側はこのように少し「溜め」ができるよう深さがあります。 背中も美しく、力強く仕上がっています。
もとはお米が一斗分入る特大サイズを基本に作っていたということに、驚きます。
特大サイズ12枚を1セットとして、貨物列車の1コンテナに何十セットと積み込んでいたそうです。
さらに、その「そうけ」コンテナが貨物列車に連なって出荷されていたといいます。
いまではもはや夢のまた夢の世界の話となってしまいました。
このそうけはお米や穀物、野菜の水切りにももちろんお使いただけます。
毎日使いや業務用にはぴったりです。
また、使用後に洗い終わったら、口の部分をひっかけて乾かすこともできるので、
実用性としては、この上ない作りと言えます。
また、最近では、コーヒー豆の焙煎で使われる方もいらっしゃいます。
通気性のよい竹ざるで焙煎した豆を受けて、また、それを小分けの袋に流し込んだりする時に、この形が使い勝手がいいようです。
こちらのページのサイズですと、焙煎された豆を受けて、粗熱をとるというような使い方でお求めくださっています。また、いくつか組み合わせている方もいらっしゃいます。
そんなそうけを作ってくださる職人さん、
今では80代から90代のわずかな方々が作り続けてくださっています。
なかなか後継者も見あたらず、寂しい限りですが、
今はまだこの健やかで力強いそうけ、お届けできますので、
お好みのサイズでご用命くださいませ。
富山県では現在、国の重要無形民俗文化財として、
論田・熊無地区の藤箕や高岡市の菅笠製作などの
手仕事の技術が認められています。
同じ富山県で長年にわたり青竹細工をする方々がいらっしゃり、
今も日本海側の稲作文化を支えてきたざるを作っておられます。
日本海側に限らず、中部、中京エリアにおいても、
豆やもち米、その他穀物を扱う業務用の工場において、
現在でもその需要に応え続けています。
産地で「そうけ」と言われるこのざるは、
元々は米揚げざるとして使われており、
お米や穀物を洗い、水を切るための道具です。
こちらは小サイズから最大の特々大サイズまでの5サイズを順にご紹介します。
基本的な仕様は同じです。
丸ではなく、このような「しずく型」が富山県のそうけの形の基本です。
編み部分は淡竹(はちく)という素材です。真竹に似ていますが、真竹より少し節が低いため、長いひごを作りやすいと言われています。 中部・東海地方や北陸・信越地方のざるづくりにはこの淡竹がよく使われています。その淡竹を使った、端正な流れるような編み目が切れ目なくあります。 裏返すと、つやつやの表皮の方で、同様の編み目が見られます。 縁は当て縁(あてぶち)仕上げという技法で、ステンレスの針金を使い、きっちりと決められた場所で留められています。
この縁には淡竹ではなく、真竹が使われるとのことです。 縁部分の材料作りと仕上げを見れば、この職人さんたちがこの形のざるを数えきれないほど作ってきたかがわかります。それほどピシッと決まっています。 華美な装飾や小細工は一切なく、業務用らしく小ざっぱりとしています。 そして、そうけの特徴は何と言ってもこの口部分です。
サイズによって大きさに違いはありますが、どのサイズも片口が開いています。
洗い終わったお米や豆類などの穀物を移すのに、大変重宝します。 この片口の部分に巻いてある薄い竹は真竹の一年目のもの、産地での通称「新子竹(しんこだけ)」を使用しています。 口が開いている反対側はこのように少し「溜め」ができるよう深さがあります。 背中も美しく、力強く仕上がっています。
もとはお米が一斗分入る特大サイズを基本に作っていたということに、驚きます。
特大サイズ12枚を1セットとして、貨物列車の1コンテナに何十セットと積み込んでいたそうです。
さらに、その「そうけ」コンテナが貨物列車に連なって出荷されていたといいます。
いまではもはや夢のまた夢の世界の話となってしまいました。
このそうけはお米や穀物、野菜の水切りにももちろんお使いただけます。
毎日使いや業務用にはぴったりです。
また、使用後に洗い終わったら、口の部分をひっかけて乾かすこともできるので、
実用性としては、この上ない作りと言えます。
また、最近では、コーヒー豆の焙煎で使われる方もいらっしゃいます。
通気性のよい竹ざるで焙煎した豆を受けて、また、それを小分けの袋に流し込んだりする時に、この形が使い勝手がいいようです。
こちらのページのサイズですと、焙煎された豆を受けて、粗熱をとるというような使い方でお求めくださっています。また、いくつか組み合わせている方もいらっしゃいます。
そんなそうけを作ってくださる職人さん、
今では80代から90代のわずかな方々が作り続けてくださっています。
なかなか後継者も見あたらず、寂しい限りですが、
今はまだこの健やかで力強いそうけ、お届けできますので、
お好みのサイズでご用命くださいませ。