山梨県/スズ竹 中ざる・大ざる・特大ざる・特々大ざる 4サイズ


							


こちらは富士山の二合目あたりのスズ竹を使った、深さのある大きなざるです。

元々、これら大きなざるは養蚕業における繭(まゆ)を入れておくざるだったそうです。
そのため、一番大きなざるは二升ざると呼ばれ、まゆが二升分入ることを目安としていたようです。

繭をいれるざるとしての役割は時代とともに変わり、
現在では山梨県内の酒屋さんなどで、米あげざるとしての需要も続いています。

そんなご家庭の台所で使うものよりも大きいサイズのざるを4種類、ご紹介します。
どのサイズも「小ざる」と呼ばれる、家庭用サイズのものと基本的な作りは同じです。

それでは、4サイズを順にご紹介します。

これら4サイズは入れ子になります。
このような大きなサイズをサイズ違いで作ってくださることは、今の時代では貴重になっています。

米とぎざるとして使われるときには、下にざるより少し大きいボウルなどを敷いて、
お米の入ったざるを入れて、水を流しながら、ぐるぐると内側で回すだけで、
編み目やお米同士がぶつかり糠が落ちます。
ボールの水を数回変えて、同じ動作を繰り返すだけです。ざるの側面にこすりつけたりする必要はありません。

ざるを作るときに、山梨県のスズ竹の材料は他の地域に比べて短いこともあり、
ぐるぐるまわすヘゴはどんどんと継ぎ足していきます。
この職人さんの場合、反時計まわりに手をまわしたほうが、
継ぎ足した時に少し飛び出る竹が指に当たりにくいです。
とはいえ、右の写真のように少し飛び出してしまうことがどうしてもありますので、
米とぎなどで中に手を入れる場合などはくれぐれもお気をつけください。

山梨県のスズ竹で作られる大ざる各種、どれも立派な作りです。
中サイズ・大サイズ・特大サイズ・特々大サイズの4サイズの中から、
お好みのサイズをお選びくださいませ。

<山梨県富士山麓のスズ竹細工>

およそ400年前の江戸時代初期から続く、山梨県のスズ竹細工。
富士山の二合目付近に自生するスズ竹は、細くしなやかでざるを作るのに適していました。

他の地域での竹細工は大概、秋から冬にかけて材料を取りますが、
こちらのスズ竹は一年中材料を採取することが可能です。
そのため、いつも美しい色味とよい香りが漂います。

ざるを編む材料のことを産地では「ヘゴ」と呼びます。
直径1cmにも満たない細いスズ竹を4つ割りや6つ割りにして、表皮に近い部分だけを削り出し、編むためのヘゴを作ります。
そのヘゴを鉄の板に開けた穴に通しながら、幅をそろえて編んでいきます。
そうして作られるざるは、独特の爽やかな色味と美しい編み模様で人々を魅了し続けています。

全盛期に比べたら、生産量は激減しているものの、現在も後継者育成にも力を入れ、グループで活動をされています。


こちらは富士山の二合目あたりのスズ竹を使った、深さのある大きなざるです。

元々、これら大きなざるは養蚕業における繭(まゆ)を入れておくざるだったそうです。
そのため、一番大きなざるは二升ざると呼ばれ、まゆが二升分入ることを目安としていたようです。

繭をいれるざるとしての役割は時代とともに変わり、
現在では山梨県内の酒屋さんなどで、米あげざるとしての需要も続いています。

そんなご家庭の台所で使うものよりも大きいサイズのざるを4種類、ご紹介します。
どのサイズも「小ざる」と呼ばれる、家庭用サイズのものと基本的な作りは同じです。

それでは、4サイズを順にご紹介します。

これら4サイズは入れ子になります。
このような大きなサイズをサイズ違いで作ってくださることは、今の時代では貴重になっています。

米とぎざるとして使われるときには、下にざるより少し大きいボウルなどを敷いて、
お米の入ったざるを入れて、水を流しながら、ぐるぐると内側で回すだけで、
編み目やお米同士がぶつかり糠が落ちます。
ボールの水を数回変えて、同じ動作を繰り返すだけです。ざるの側面にこすりつけたりする必要はありません。

ざるを作るときに、山梨県のスズ竹の材料は他の地域に比べて短いこともあり、
ぐるぐるまわすヘゴはどんどんと継ぎ足していきます。
この職人さんの場合、反時計まわりに手をまわしたほうが、
継ぎ足した時に少し飛び出る竹が指に当たりにくいです。
とはいえ、右の写真のように少し飛び出してしまうことがどうしてもありますので、
米とぎなどで中に手を入れる場合などはくれぐれもお気をつけください。

山梨県のスズ竹で作られる大ざる各種、どれも立派な作りです。
中サイズ・大サイズ・特大サイズ・特々大サイズの4サイズの中から、
お好みのサイズをお選びくださいませ。

<山梨県富士山麓のスズ竹細工>

およそ400年前の江戸時代初期から続く、山梨県のスズ竹細工。
富士山の二合目付近に自生するスズ竹は、細くしなやかでざるを作るのに適していました。

他の地域での竹細工は大概、秋から冬にかけて材料を取りますが、
こちらのスズ竹は一年中材料を採取することが可能です。
そのため、いつも美しい色味とよい香りが漂います。

ざるを編む材料のことを産地では「ヘゴ」と呼びます。
直径1cmにも満たない細いスズ竹を4つ割りや6つ割りにして、表皮に近い部分だけを削り出し、編むためのヘゴを作ります。
そのヘゴを鉄の板に開けた穴に通しながら、幅をそろえて編んでいきます。
そうして作られるざるは、独特の爽やかな色味と美しい編み模様で人々を魅了し続けています。

全盛期に比べたら、生産量は激減しているものの、現在も後継者育成にも力を入れ、グループで活動をされています。


							


こちらは富士山の二合目あたりのスズ竹を使った、深さのある大きなざるです。

元々、これら大きなざるは養蚕業における繭(まゆ)を入れておくざるだったそうです。
そのため、一番大きなざるは二升ざると呼ばれ、まゆが二升分入ることを目安としていたようです。

繭をいれるざるとしての役割は時代とともに変わり、
現在では山梨県内の酒屋さんなどで、米あげざるとしての需要も続いています。

そんなご家庭の台所で使うものよりも大きいサイズのざるを4種類、ご紹介します。
どのサイズも「小ざる」と呼ばれる、家庭用サイズのものと基本的な作りは同じです。

それでは、4サイズを順にご紹介します。

これら4サイズは入れ子になります。
このような大きなサイズをサイズ違いで作ってくださることは、今の時代では貴重になっています。

米とぎざるとして使われるときには、下にざるより少し大きいボウルなどを敷いて、
お米の入ったざるを入れて、水を流しながら、ぐるぐると内側で回すだけで、
編み目やお米同士がぶつかり糠が落ちます。
ボールの水を数回変えて、同じ動作を繰り返すだけです。ざるの側面にこすりつけたりする必要はありません。

ざるを作るときに、山梨県のスズ竹の材料は他の地域に比べて短いこともあり、
ぐるぐるまわすヘゴはどんどんと継ぎ足していきます。
この職人さんの場合、反時計まわりに手をまわしたほうが、
継ぎ足した時に少し飛び出る竹が指に当たりにくいです。
とはいえ、右の写真のように少し飛び出してしまうことがどうしてもありますので、
米とぎなどで中に手を入れる場合などはくれぐれもお気をつけください。

山梨県のスズ竹で作られる大ざる各種、どれも立派な作りです。
中サイズ・大サイズ・特大サイズ・特々大サイズの4サイズの中から、
お好みのサイズをお選びくださいませ。

<山梨県富士山麓のスズ竹細工>

およそ400年前の江戸時代初期から続く、山梨県のスズ竹細工。
富士山の二合目付近に自生するスズ竹は、細くしなやかでざるを作るのに適していました。

他の地域での竹細工は大概、秋から冬にかけて材料を取りますが、
こちらのスズ竹は一年中材料を採取することが可能です。
そのため、いつも美しい色味とよい香りが漂います。

ざるを編む材料のことを産地では「ヘゴ」と呼びます。
直径1cmにも満たない細いスズ竹を4つ割りや6つ割りにして、表皮に近い部分だけを削り出し、編むためのヘゴを作ります。
そのヘゴを鉄の板に開けた穴に通しながら、幅をそろえて編んでいきます。
そうして作られるざるは、独特の爽やかな色味と美しい編み模様で人々を魅了し続けています。

全盛期に比べたら、生産量は激減しているものの、現在も後継者育成にも力を入れ、グループで活動をされています。