650116-1 新潟県/青竹 深盆ざる 二重巻 尺三寸(直径約40cm)
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記録によると200年以上前から島外へ竹製品を出荷していた新潟県佐渡島。
竹細工に向いた良質な竹が取れるため、盛んに竹製品作りが行われていました。
大阪と北海道を日本海回りで運行していた商船郡の北前船にも
たくさんの竹製品が載せられていたといいます。
北海道においては太い竹が生えないため、竹製のざるやかごは
北前船の寄港地でもある佐渡のものが多く流通していたそうです。
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その佐渡島で作られる竹製品は、飾り気なく、シンプルで丈夫なのが特徴です。
その中でもこちらは深盆ざる(ふかぼんざる)と呼ばれる丸くて深さのあるざるです。
サイズは直径約40cmほど(尺三寸)です。
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こちらの深盆ざるには佐渡で採れる真竹や淡竹(はちく)が使用されています。
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裏返すと、竹の表皮の編み目が広がっています。
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編み目はシンプルで、「ざる目編み」や「ござ目編み」と呼ばれる編み方です。
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佐渡では、昔ながらの分業システムがまだ機能しており、この編み作業のみを淡々と行う方がいらっしゃいます。
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そして、縁巻きはまた別の方、ということが多いです。縁は番線を芯にして籐で巻いていきます。番線には錆止め加工がしてあり、簡単には錆びません。
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大きさにもよりますが、4本から5本ほどの籐を、場所をずらし隙間を埋めながら、巻いていきます。
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さらにこちらの深盆ざるは、縁の丈夫さを増すために、反対方向からも籐を巻き返しています。そのため、「二重巻(にじゅうまき)」という言葉が商品名にも入っています。
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裏返すと、亀の甲羅のような、こんもりと盛り上がった形です。
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しっかりとした深さもあります。
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また、佐渡の盆ざるや深盆ざるは時折、このように黒く焦げたような跡が見られます。これは仕上げのささくれ処理において火(バーナーなど)を使うことでつくものです。不良品ではございませんので、予めご了承ください。
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また、こちらのように縦ひごと横ひごが交差するところでひごのひび割れが見られることがありますが、問題なくお使いいただけます。
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また、このような黒い筋が入っていることもありますが、製作上のマーキングですので、ご安心ください。
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この深さがしっかりとあることで、茹でたての麺類をざざーっと湯切りしたり、
茹でた野菜をこちらにあげて、粗熱をとったりすることが容易です。
シンプルながら頑丈な作りで、一度使い始めると、その使い勝手のよさと、
丈夫さにお気づきいただけることと思います。
自然素材から作られたざるですと、数cmのサイズの揺れはよくあり得ることですが、
こちらの深盆ざるは縁の芯材に番線を使っているため、サイズの揺れがほとんどありません。
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写真:イメージです。こちらは同じ産地で同じ材料で作られた平たい盆ざるの九寸サイズ
そば、そうめん、うどん、中華麺などをこの深盆ざるで湯切りして、水でジャバジャバとしめて、
そのまま、お皿を敷いて、卓上へ。そんな使い方でお楽しみいただくこともできます。
麺類以外でも、鍋の具材をこちらにスタンバイしておくのもよさそうです。
かさのある白菜やキャベツなども、切ったものをたっぷりと盛っておくことができます。
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または、梅仕事や野菜の収穫にも、活躍してくれます。
写真では、青梅を2kgほど載せています。まだ余裕があり、載せるだけであれば、あと3〜4kgは大丈夫そうです。
梅や野菜などを摘み取ってここに入れ、そのまま水洗いをすることも。
そして水を切って、そのまま卓上や台の上で仕込みをする。
このざる一つで何通りもの使い道があります。
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通常、ざるの使用後は水洗いで十分ですが、
もし、油が付いたら、ご使用後に中性洗剤を薄くつけ、
たわしでこすって水でよくすすぎ、乾かすようにしてお使いください。
夏も冬も季節を問わず、食卓の頼れるサイズのざるとして使えるこちらの深盆ざる。
直径40cmほどと、現代のご家庭には少々大ぶりですので、サイズをよくご確認くださいませ。
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記録によると200年以上前から島外へ竹製品を出荷していた新潟県佐渡島。
竹細工に向いた良質な竹が取れるため、盛んに竹製品作りが行われていました。
大阪と北海道を日本海回りで運行していた商船郡の北前船にも
たくさんの竹製品が載せられていたといいます。
北海道においては太い竹が生えないため、竹製のざるやかごは
北前船の寄港地でもある佐渡のものが多く流通していたそうです。
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その佐渡島で作られる竹製品は、飾り気なく、シンプルで丈夫なのが特徴です。
その中でもこちらは深盆ざる(ふかぼんざる)と呼ばれる丸くて深さのあるざるです。
サイズは直径約40cmほど(尺三寸)です。
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この深さがしっかりとあることで、茹でたての麺類をざざーっと湯切りしたり、
茹でた野菜をこちらにあげて、粗熱をとったりすることが容易です。
シンプルながら頑丈な作りで、一度使い始めると、その使い勝手のよさと、
丈夫さにお気づきいただけることと思います。
自然素材から作られたざるですと、数cmのサイズの揺れはよくあり得ることですが、
こちらの深盆ざるは縁の芯材に番線を使っているため、サイズの揺れがほとんどありません。
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そば、そうめん、うどん、中華麺などをこの深盆ざるで湯切りして、水でジャバジャバとしめて、
そのまま、お皿を敷いて、卓上へ。そんな使い方でお楽しみいただくこともできます。
麺類以外でも、鍋の具材をこちらにスタンバイしておくのもよさそうです。
かさのある白菜やキャベツなども、切ったものをたっぷりと盛っておくことができます。
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または、梅仕事や野菜の収穫にも、活躍してくれます。
写真では、青梅を2kgほど載せています。まだ余裕があり、載せるだけであれば、あと3〜4kgは大丈夫そうです。
梅や野菜などを摘み取ってここに入れ、そのまま水洗いをすることも。
そして水を切って、そのまま卓上や台の上で仕込みをする。
このざる一つで何通りもの使い道があります。
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通常、ざるの使用後は水洗いで十分ですが、
もし、油が付いたら、ご使用後に中性洗剤を薄くつけ、
たわしでこすって水でよくすすぎ、乾かすようにしてお使いください。
夏も冬も季節を問わず、食卓の頼れるサイズのざるとして使えるこちらの深盆ざる。
直径40cmほどと、現代のご家庭には少々大ぶりですので、サイズをよくご確認くださいませ。
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記録によると200年以上前から島外へ竹製品を出荷していた新潟県佐渡島。
竹細工に向いた良質な竹が取れるため、盛んに竹製品作りが行われていました。
大阪と北海道を日本海回りで運行していた商船郡の北前船にも
たくさんの竹製品が載せられていたといいます。
北海道においては太い竹が生えないため、竹製のざるやかごは
北前船の寄港地でもある佐渡のものが多く流通していたそうです。
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その佐渡島で作られる竹製品は、飾り気なく、シンプルで丈夫なのが特徴です。
その中でもこちらは深盆ざる(ふかぼんざる)と呼ばれる丸くて深さのあるざるです。
サイズは直径約40cmほど(尺三寸)です。
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こちらの深盆ざるには佐渡で採れる真竹や淡竹(はちく)が使用されています。
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裏返すと、竹の表皮の編み目が広がっています。
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編み目はシンプルで、「ざる目編み」や「ござ目編み」と呼ばれる編み方です。
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佐渡では、昔ながらの分業システムがまだ機能しており、この編み作業のみを淡々と行う方がいらっしゃいます。
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そして、縁巻きはまた別の方、ということが多いです。縁は番線を芯にして籐で巻いていきます。番線には錆止め加工がしてあり、簡単には錆びません。
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大きさにもよりますが、4本から5本ほどの籐を、場所をずらし隙間を埋めながら、巻いていきます。
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さらにこちらの深盆ざるは、縁の丈夫さを増すために、反対方向からも籐を巻き返しています。そのため、「二重巻(にじゅうまき)」という言葉が商品名にも入っています。
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裏返すと、亀の甲羅のような、こんもりと盛り上がった形です。
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しっかりとした深さもあります。
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また、佐渡の盆ざるや深盆ざるは時折、このように黒く焦げたような跡が見られます。これは仕上げのささくれ処理において火(バーナーなど)を使うことでつくものです。不良品ではございませんので、予めご了承ください。
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また、こちらのように縦ひごと横ひごが交差するところでひごのひび割れが見られることがありますが、問題なくお使いいただけます。
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また、このような黒い筋が入っていることもありますが、製作上のマーキングですので、ご安心ください。
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この深さがしっかりとあることで、茹でたての麺類をざざーっと湯切りしたり、
茹でた野菜をこちらにあげて、粗熱をとったりすることが容易です。
シンプルながら頑丈な作りで、一度使い始めると、その使い勝手のよさと、
丈夫さにお気づきいただけることと思います。
自然素材から作られたざるですと、数cmのサイズの揺れはよくあり得ることですが、
こちらの深盆ざるは縁の芯材に番線を使っているため、サイズの揺れがほとんどありません。
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写真:イメージです。こちらは同じ産地で同じ材料で作られた平たい盆ざるの九寸サイズ
そば、そうめん、うどん、中華麺などをこの深盆ざるで湯切りして、水でジャバジャバとしめて、
そのまま、お皿を敷いて、卓上へ。そんな使い方でお楽しみいただくこともできます。
麺類以外でも、鍋の具材をこちらにスタンバイしておくのもよさそうです。
かさのある白菜やキャベツなども、切ったものをたっぷりと盛っておくことができます。
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または、梅仕事や野菜の収穫にも、活躍してくれます。
写真では、青梅を2kgほど載せています。まだ余裕があり、載せるだけであれば、あと3〜4kgは大丈夫そうです。
梅や野菜などを摘み取ってここに入れ、そのまま水洗いをすることも。
そして水を切って、そのまま卓上や台の上で仕込みをする。
このざる一つで何通りもの使い道があります。
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通常、ざるの使用後は水洗いで十分ですが、
もし、油が付いたら、ご使用後に中性洗剤を薄くつけ、
たわしでこすって水でよくすすぎ、乾かすようにしてお使いください。
夏も冬も季節を問わず、食卓の頼れるサイズのざるとして使えるこちらの深盆ざる。
直径40cmほどと、現代のご家庭には少々大ぶりですので、サイズをよくご確認くださいませ。
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