610231 長野県/根曲竹 深ざる 中・大 2サイズ
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長野県戸隠では、暮らしの中で使われる道具として
ざる、びく、目かご(茶碗かご)、箕(み)の4つを
代表的な根曲竹細工(ねまがりたけさいく)としています。
こちらはその中の1つ、ざるに属する「深ざる」です。平たいそばざるは有名ですが、その技術をそのままに、ぐっとざるを立ち上げて、深さを出しています。
そうすることで、シンクやキッチン周りで野菜の水切りや、茹でたものを受けたりと使い勝手がよいざるになります。
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素朴で力強く、且つきっちりと仕上げられたそばざるは、
地元の長野県はもちろんのこと、全国で親しまれています。
同じ産地の技術でそれを深くしたもの中と大の2サイズをご紹介します。
根曲竹(チシマザサとも呼ばれます)のみで仕上げていますが、
ざるの部分によって、一年目のもの、二年目のものというように生育年数が異なる竹を使って編まれています。
例えば、ざるの真ん中のひごは二年目以上のものを使い、そのまわりは一年目の若い竹を使う、というように、
生育年数が異なると竹の質(硬さなど)も変わってくるため、
ひごの曲げる角度を考慮し、適した竹を使って編まれた、まさに手の込んだ一品です。
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そばざると同様に真ん中のあじろ底編みという技法から、ざる作りは始まります。3本のひごを1セットにして編んでいきます。
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そばざるとは逆に外側にすべてつるつるの表皮が来るように編んであります。
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手がよく触る外側に手当たりのよい、表皮を持ってきています。
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こちらは内側の編み目の様子です。竹の表皮ではなく、繊維のほうが内側にきています。
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こちらは縁部分を外側から見ています。縁もすべて根曲竹で、きっちりと巻かれています。
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こちらは内側を見ています。同様に一つ一つ力強く巻き留めています。
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中サイズも大サイズも同じ縁作りです。産地によっては、編みの部分と縁巻きで2種類の竹や材料を使い分ける地域もありますが、こちらはとにかく根曲竹で統一されています。
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こちらは裏返したところです。あじろ底編みから始まり、渦を巻くような編み目が連なります。他の産地の竹細工よりも、肉厚に材をとるため、丈夫な仕上がりとなります。
それぞれのサイズをご紹介します。
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こちらは中サイズです。
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大人の方が手のひらを広げたほどの大きさです。
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こちらは大サイズです。
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中サイズより一回り大きいサイズですが、シンクや台所周りで、取り回しのしやすいサイズと言えます。
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中と大は一回り分サイズが違います。2サイズ は入れ子にもできるので、収納に便利です。
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このように上に向かって開いている形は、物の出し入れがしやすく、使い勝手が良いです。
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時折、材料の状況により、裏側に写真のようなひご折れや、
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繊維の剥離のような箇所がありますが、ご使用いただくのには問題ありません。不良品ではありませんので、予めご了承ください。
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厚みのある根曲竹を使用して、かっちりと仕上げられています。
台所周りで野菜を洗って、水を切っておいたり、茹でた野菜をざばっとこのざるであげたり。
そばやうどんなどを茹でたものをこのざるであげるのにも活躍します。
または、果物を入れておく果物盛り籠としても、中に入れたものがよく映えることと思います。
丈夫な作りの根曲竹細工はご自宅の至るところで、活躍してくれると思います。
サイズご確認いただき、いずれかお好みの大きさをお選びください。
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<長野県戸隠の根曲竹細工>
江戸時代初期から戸隠中社地区の人々の生活の糧として始まりました。
平地が少なく水田がない戸隠においては竹が年貢として特例で認められるほど、
暮らしと竹が密接に関わりあっていました。
明治時代から昭和中期にかけては養蚕業が盛んになるにつれて、
蚕籠(かいごかご)の需要が高まり、根曲竹細工の生産量、職人数ともに最盛期を迎えました。
材料採取は、国有林から伐採の権利を借りて行われており、
大切な資源保護のため、春のタケノコの時期には乱獲されないよう
「筍番」を竹細工生産組合の組合員が交代で行っています。
そうして採取された根曲竹は、表面を磨いて四つ割りにされ、皮と身を分けてひごにされ、編まれていきます。
仕上がりの美しさと丈夫さ、そして根曲竹独特の温もりを感じる実用品の数々は、
現代でも広く愛用されており、色味などが経年変化をする楽しみも味わうことができます。
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長野県戸隠では、暮らしの中で使われる道具として
ざる、びく、目かご(茶碗かご)、箕(み)の4つを
代表的な根曲竹細工(ねまがりたけさいく)としています。
こちらはその中の1つ、ざるに属する「深ざる」です。平たいそばざるは有名ですが、その技術をそのままに、ぐっとざるを立ち上げて、深さを出しています。
そうすることで、シンクやキッチン周りで野菜の水切りや、茹でたものを受けたりと使い勝手がよいざるになります。
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素朴で力強く、且つきっちりと仕上げられたそばざるは、
地元の長野県はもちろんのこと、全国で親しまれています。
同じ産地の技術でそれを深くしたもの中と大の2サイズをご紹介します。
根曲竹(チシマザサとも呼ばれます)のみで仕上げていますが、
ざるの部分によって、一年目のもの、二年目のものというように生育年数が異なる竹を使って編まれています。
例えば、ざるの真ん中のひごは二年目以上のものを使い、そのまわりは一年目の若い竹を使う、というように、
生育年数が異なると竹の質(硬さなど)も変わってくるため、
ひごの曲げる角度を考慮し、適した竹を使って編まれた、まさに手の込んだ一品です。
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それぞれのサイズをご紹介します。
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厚みのある根曲竹を使用して、かっちりと仕上げられています。
台所周りで野菜を洗って、水を切っておいたり、茹でた野菜をざばっとこのざるであげたり。
そばやうどんなどを茹でたものをこのざるであげるのにも活躍します。
または、果物を入れておく果物盛り籠としても、中に入れたものがよく映えることと思います。
丈夫な作りの根曲竹細工はご自宅の至るところで、活躍してくれると思います。
サイズご確認いただき、いずれかお好みの大きさをお選びください。
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<長野県戸隠の根曲竹細工>
江戸時代初期から戸隠中社地区の人々の生活の糧として始まりました。
平地が少なく水田がない戸隠においては竹が年貢として特例で認められるほど、
暮らしと竹が密接に関わりあっていました。
明治時代から昭和中期にかけては養蚕業が盛んになるにつれて、
蚕籠(かいごかご)の需要が高まり、根曲竹細工の生産量、職人数ともに最盛期を迎えました。
材料採取は、国有林から伐採の権利を借りて行われており、
大切な資源保護のため、春のタケノコの時期には乱獲されないよう
「筍番」を竹細工生産組合の組合員が交代で行っています。
そうして採取された根曲竹は、表面を磨いて四つ割りにされ、皮と身を分けてひごにされ、編まれていきます。
仕上がりの美しさと丈夫さ、そして根曲竹独特の温もりを感じる実用品の数々は、
現代でも広く愛用されており、色味などが経年変化をする楽しみも味わうことができます。
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長野県戸隠では、暮らしの中で使われる道具として
ざる、びく、目かご(茶碗かご)、箕(み)の4つを
代表的な根曲竹細工(ねまがりたけさいく)としています。
こちらはその中の1つ、ざるに属する「深ざる」です。平たいそばざるは有名ですが、その技術をそのままに、ぐっとざるを立ち上げて、深さを出しています。
そうすることで、シンクやキッチン周りで野菜の水切りや、茹でたものを受けたりと使い勝手がよいざるになります。
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素朴で力強く、且つきっちりと仕上げられたそばざるは、
地元の長野県はもちろんのこと、全国で親しまれています。
同じ産地の技術でそれを深くしたもの中と大の2サイズをご紹介します。
根曲竹(チシマザサとも呼ばれます)のみで仕上げていますが、
ざるの部分によって、一年目のもの、二年目のものというように生育年数が異なる竹を使って編まれています。
例えば、ざるの真ん中のひごは二年目以上のものを使い、そのまわりは一年目の若い竹を使う、というように、
生育年数が異なると竹の質(硬さなど)も変わってくるため、
ひごの曲げる角度を考慮し、適した竹を使って編まれた、まさに手の込んだ一品です。
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そばざると同様に真ん中のあじろ底編みという技法から、ざる作りは始まります。3本のひごを1セットにして編んでいきます。
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そばざるとは逆に外側にすべてつるつるの表皮が来るように編んであります。
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手がよく触る外側に手当たりのよい、表皮を持ってきています。
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こちらは内側の編み目の様子です。竹の表皮ではなく、繊維のほうが内側にきています。
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こちらは縁部分を外側から見ています。縁もすべて根曲竹で、きっちりと巻かれています。
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こちらは内側を見ています。同様に一つ一つ力強く巻き留めています。
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中サイズも大サイズも同じ縁作りです。産地によっては、編みの部分と縁巻きで2種類の竹や材料を使い分ける地域もありますが、こちらはとにかく根曲竹で統一されています。
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こちらは裏返したところです。あじろ底編みから始まり、渦を巻くような編み目が連なります。他の産地の竹細工よりも、肉厚に材をとるため、丈夫な仕上がりとなります。
それぞれのサイズをご紹介します。
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こちらは中サイズです。
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大人の方が手のひらを広げたほどの大きさです。
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こちらは大サイズです。
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中サイズより一回り大きいサイズですが、シンクや台所周りで、取り回しのしやすいサイズと言えます。
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中と大は一回り分サイズが違います。2サイズ は入れ子にもできるので、収納に便利です。
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このように上に向かって開いている形は、物の出し入れがしやすく、使い勝手が良いです。
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時折、材料の状況により、裏側に写真のようなひご折れや、
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繊維の剥離のような箇所がありますが、ご使用いただくのには問題ありません。不良品ではありませんので、予めご了承ください。
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厚みのある根曲竹を使用して、かっちりと仕上げられています。
台所周りで野菜を洗って、水を切っておいたり、茹でた野菜をざばっとこのざるであげたり。
そばやうどんなどを茹でたものをこのざるであげるのにも活躍します。
または、果物を入れておく果物盛り籠としても、中に入れたものがよく映えることと思います。
丈夫な作りの根曲竹細工はご自宅の至るところで、活躍してくれると思います。
サイズご確認いただき、いずれかお好みの大きさをお選びください。
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<長野県戸隠の根曲竹細工>
江戸時代初期から戸隠中社地区の人々の生活の糧として始まりました。
平地が少なく水田がない戸隠においては竹が年貢として特例で認められるほど、
暮らしと竹が密接に関わりあっていました。
明治時代から昭和中期にかけては養蚕業が盛んになるにつれて、
蚕籠(かいごかご)の需要が高まり、根曲竹細工の生産量、職人数ともに最盛期を迎えました。
材料採取は、国有林から伐採の権利を借りて行われており、
大切な資源保護のため、春のタケノコの時期には乱獲されないよう
「筍番」を竹細工生産組合の組合員が交代で行っています。
そうして採取された根曲竹は、表面を磨いて四つ割りにされ、皮と身を分けてひごにされ、編まれていきます。
仕上がりの美しさと丈夫さ、そして根曲竹独特の温もりを感じる実用品の数々は、
現代でも広く愛用されており、色味などが経年変化をする楽しみも味わうことができます。