311251-1 長野県/むきあけび パンバスケット
こちらは温泉や川の水を利用してあけびの表皮を剥いた、むきあけびのかごです。
名前の通り、持ち手が一本ついた丸みのあるバスケットです。
明るい光のもとでは白っぽくもみえるこの素材も
天気や照明の具合によって様々な表情を見せてくれます。
自然のありのままの状態と人間が手間を掛け合わせることで、
美しさが何倍にも増すことがあります。
まさに、このかごはそれをその色味と姿で表してくれているように感じます。
自然界でありえない色味ですが、温泉成分との化学反応によりシックな味わい深い色味になっています。
お出かけや買い物かごとしてはもちろん、
部屋に置いておくだけでも存在感のあるインテリアになります。
かごの重心が低く、落ち着いた佇まいです。
長くみなさまのもとでお使いいただけたら幸いです。
<長野県北部のあけび蔓細工>
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。
こちらは温泉や川の水を利用してあけびの表皮を剥いた、むきあけびのかごです。
名前の通り、持ち手が一本ついた丸みのあるバスケットです。
この産地で「並編み」と呼ばれる技法で編まれています。 透け感はなく、目の詰まった編み目です。並編は「すかし編み」とならんでスタンダードな編み方です。 あけび蔓が表面を規則正しく波打っているように見えます。うっとりするような編み目です。触り心地は表皮を剥いているため、すべすべです。 縁の下にステッチが入っているものの、側面から縁を見ると、クルクルと巻かれたシンプルな巻縁(まきぶち)に見えます。 上から見ると、縁部分は二重になっており、かっちりとした縁巻きです。 こちらは縁の内側です。上から見た時は二重でしたが、実は三重にも編まれているので、丈夫さは申し分がありません。 持ち手と縁の接続部分を外側から見ています。縁にしっかりと固定されています。持ち手の結び部分が、かご全体のひとつのアクセントになっています。 かごの内側から見た持ち手との接続部分です。力強い仕上がりには迫力すら感じるほどです。 持ち手は硬い籐(とう)を芯材にして、ぐるぐるとあけびの蔓を巻いて仕上げています。 底部分もすべて並編みで仕上げられています。 かごの口部分の内寸は横幅約36cm、奥行き21cm、高さ16cmほど。 このバスケットなら、焼き立てのパンを買ってもつぶれない様に平置きして持ち運べます。 斜めに傾けたくないケーキやお弁当の持ち運びにも。 普段の買い物にも活躍することと思います。
明るい光のもとでは白っぽくもみえるこの素材も
天気や照明の具合によって様々な表情を見せてくれます。
自然のありのままの状態と人間が手間を掛け合わせることで、
美しさが何倍にも増すことがあります。
まさに、このかごはそれをその色味と姿で表してくれているように感じます。
自然界でありえない色味ですが、温泉成分との化学反応によりシックな味わい深い色味になっています。
お出かけや買い物かごとしてはもちろん、
部屋に置いておくだけでも存在感のあるインテリアになります。
かごの重心が低く、落ち着いた佇まいです。
長くみなさまのもとでお使いいただけたら幸いです。
<長野県北部のあけび蔓細工>
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。
こちらは温泉や川の水を利用してあけびの表皮を剥いた、むきあけびのかごです。
名前の通り、持ち手が一本ついた丸みのあるバスケットです。
この産地で「並編み」と呼ばれる技法で編まれています。 透け感はなく、目の詰まった編み目です。並編は「すかし編み」とならんでスタンダードな編み方です。 あけび蔓が表面を規則正しく波打っているように見えます。うっとりするような編み目です。触り心地は表皮を剥いているため、すべすべです。 縁の下にステッチが入っているものの、側面から縁を見ると、クルクルと巻かれたシンプルな巻縁(まきぶち)に見えます。 上から見ると、縁部分は二重になっており、かっちりとした縁巻きです。 こちらは縁の内側です。上から見た時は二重でしたが、実は三重にも編まれているので、丈夫さは申し分がありません。 持ち手と縁の接続部分を外側から見ています。縁にしっかりと固定されています。持ち手の結び部分が、かご全体のひとつのアクセントになっています。 かごの内側から見た持ち手との接続部分です。力強い仕上がりには迫力すら感じるほどです。 持ち手は硬い籐(とう)を芯材にして、ぐるぐるとあけびの蔓を巻いて仕上げています。 底部分もすべて並編みで仕上げられています。 かごの口部分の内寸は横幅約36cm、奥行き21cm、高さ16cmほど。 このバスケットなら、焼き立てのパンを買ってもつぶれない様に平置きして持ち運べます。 斜めに傾けたくないケーキやお弁当の持ち運びにも。 普段の買い物にも活躍することと思います。
明るい光のもとでは白っぽくもみえるこの素材も
天気や照明の具合によって様々な表情を見せてくれます。
自然のありのままの状態と人間が手間を掛け合わせることで、
美しさが何倍にも増すことがあります。
まさに、このかごはそれをその色味と姿で表してくれているように感じます。
自然界でありえない色味ですが、温泉成分との化学反応によりシックな味わい深い色味になっています。
お出かけや買い物かごとしてはもちろん、
部屋に置いておくだけでも存在感のあるインテリアになります。
かごの重心が低く、落ち着いた佇まいです。
長くみなさまのもとでお使いいただけたら幸いです。
<長野県北部のあけび蔓細工>
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。