311234-1 長野県/あけび 並編寸胴かご

こちらは、あけびの蔓-つる-で編まれたかごです。

あけびの蔓の、表面をおおうようについている木の皮が、そのまま使われています。
自然界にあるままの、素朴で味わいのある雰囲気が魅力です。
長野ではほかに、“むきあけび”という、
この表皮をむいたグレーがかった色の蔓で編まれるかごもあります。

産地では、「並編-なみあみ-」とよばれる、かごの目が詰まった編み方です。3本ずつの縦骨をベースに、規則的な編み目がつづきます。

「すかし編み」とならんで、こちらの地域ではスタンダードな編み方とされています。

あけび蔓が表面を規則正しく波打っているようにみえます。うっとりするような編み目です。

かごの縁です。カチッと、しっかりとした縁作りになっています。縁の下にはステッチが入っています。

縁下のステッチはいくつかのパターンがあり、材料や作り手さんのご都合で変わることがあります。その時によってステッチが変わることがありますので、あらかじめご了承ください。

矢筈巻き-やはずまき-という弓矢の羽のような縁作り。左右から巻き込むように編み込んでいく、丈夫な縁留めといわれています。


きれいな円いかたちをしています。

かごの底部分は、ひごが井桁状になった中心部分から、外側へござ目状の編み目が広がっています。やわらかいあけび蔓細工ならではの技法です。

かごの下部分です。底には一周かざり編みがほどこされ、その上にステッチが入っています。

スリムで背の高い形はあけび蔓細工では、めずらしい形となっています。

光にあたったときのやわらかい陰影にもあけび蔓ならではの色の深みを感じます。

花を生けたり、観葉植物の鉢カバーにするのも相性が良いです。

かごの中に花瓶を置き、そこに草花を活けてみました。

他には、くずかごとして。または、ラグやマットを使わないときに筒状に丸めてこのかごに。
部屋に置いておくだけでも存在感のあるインテリアになります。

山に自生していたそのままの風合いを残したあけび蔓。
色味の自然なグラデーションや落ち着きのある色合いはいくら見ていても見飽きることがなく、
穏やかでゆったりとした気分にさせてくれます。
とにかくかっちりとした丈夫な作りで、きっと何十年と側に寄り添っていける、安定感のあるかごです。

<長野県北部のあけび蔓細工>
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。

こちらは、あけびの蔓-つる-で編まれたかごです。

あけびの蔓の、表面をおおうようについている木の皮が、そのまま使われています。
自然界にあるままの、素朴で味わいのある雰囲気が魅力です。
長野ではほかに、“むきあけび”という、
この表皮をむいたグレーがかった色の蔓で編まれるかごもあります。















他には、くずかごとして。または、ラグやマットを使わないときに筒状に丸めてこのかごに。
部屋に置いておくだけでも存在感のあるインテリアになります。

山に自生していたそのままの風合いを残したあけび蔓。
色味の自然なグラデーションや落ち着きのある色合いはいくら見ていても見飽きることがなく、
穏やかでゆったりとした気分にさせてくれます。
とにかくかっちりとした丈夫な作りで、きっと何十年と側に寄り添っていける、安定感のあるかごです。

<長野県北部のあけび蔓細工>
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。

こちらは、あけびの蔓-つる-で編まれたかごです。

あけびの蔓の、表面をおおうようについている木の皮が、そのまま使われています。
自然界にあるままの、素朴で味わいのある雰囲気が魅力です。
長野ではほかに、“むきあけび”という、
この表皮をむいたグレーがかった色の蔓で編まれるかごもあります。

産地では、「並編-なみあみ-」とよばれる、かごの目が詰まった編み方です。3本ずつの縦骨をベースに、規則的な編み目がつづきます。

「すかし編み」とならんで、こちらの地域ではスタンダードな編み方とされています。

あけび蔓が表面を規則正しく波打っているようにみえます。うっとりするような編み目です。

かごの縁です。カチッと、しっかりとした縁作りになっています。縁の下にはステッチが入っています。

縁下のステッチはいくつかのパターンがあり、材料や作り手さんのご都合で変わることがあります。その時によってステッチが変わることがありますので、あらかじめご了承ください。

矢筈巻き-やはずまき-という弓矢の羽のような縁作り。左右から巻き込むように編み込んでいく、丈夫な縁留めといわれています。


きれいな円いかたちをしています。

かごの底部分は、ひごが井桁状になった中心部分から、外側へござ目状の編み目が広がっています。やわらかいあけび蔓細工ならではの技法です。

かごの下部分です。底には一周かざり編みがほどこされ、その上にステッチが入っています。

スリムで背の高い形はあけび蔓細工では、めずらしい形となっています。

光にあたったときのやわらかい陰影にもあけび蔓ならではの色の深みを感じます。

花を生けたり、観葉植物の鉢カバーにするのも相性が良いです。

かごの中に花瓶を置き、そこに草花を活けてみました。

他には、くずかごとして。または、ラグやマットを使わないときに筒状に丸めてこのかごに。
部屋に置いておくだけでも存在感のあるインテリアになります。

山に自生していたそのままの風合いを残したあけび蔓。
色味の自然なグラデーションや落ち着きのある色合いはいくら見ていても見飽きることがなく、
穏やかでゆったりとした気分にさせてくれます。
とにかくかっちりとした丈夫な作りで、きっと何十年と側に寄り添っていける、安定感のあるかごです。

<長野県北部のあけび蔓細工>
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。