311216-4 長野県/あけび 特製すかし編み手提げ 特小

こちらは「あけび」の蔓で編まれた手提げです。
あけびは蔓(つる)性落葉低木の一種で、山野に自生し、
茎が蔓となって伸び、ほかの樹木などに絡みつくように生長する植物です。
甘い果実は秋の味覚としても親しまれ、人はもちろん、鳥、動物にも好まれています。

長野では、このあけび樹皮の表面をむいた「むきあけび」という、
グレーがかった色の蔓で編まれたかごもありますが、
こちらは自然界での姿そのままの、茶色い表皮がついた蔓で編まれています。
「特製」と名のついたタイプは、おなじ技法で編まれた通常の手提げよりも、
よりおおらかな膨らみのある形で、細部の作りがより手の込んだ仕様となっています。
こちらのページでは、「特小」サイズをご紹介します。
*サイズ違いに、長野県/あけび 特製すかし編み手提げ 小・中・大 3サイズもございます。


かごはゆるやかに底へ向かって広がっていくフォルムです。特製ならではの柔らかい曲線になっています。「すかし編み」という編み方で全体を編んでいます。あけび蔓細工ではよく用いられる技法で、青森などほかの地域では「こだし編み」と呼ばれています。

柔軟でコシのあるあけび蔓だからこそできる編み方です。かごの中が見えるほどの透け感があります。

力強く、滑らかな編みです。

かごの縁作りも実によく仕上げられています。※縁下のステッチは、材料や作り手の都合によって、写真と違い、シンプルなステッチに変わることがあります。こちらの仕様の違いを理由とした返品は受け付けておりません。あらかじめご了承ください。

縁の部分は、太めの蔓を半分に割ったものを使っています。すき間なく、それぞれの蔓に段差がないよう、滑らかに仕上げています。

持ち手は細めで持ちやすく、太いあけび蔓を芯材にしてそこに細いあけび蔓を巻きつけて仕上げています。きっちりと丁寧に巻かれています。あけび蔓持ち手は大きく開きます。また、内側へパタンと閉じることもできます。

持ち手と縁の接続部は、リングとリングを合わせたダブルリング仕様になっています。さらに特製タイプは受け手側のリングに三つ編みが施されています。ちょっとしたこの装飾がかごの印象をぐっと変えているように感じます。

また、リングでつなぐ持ち手は可動域が広くなるため、持ち手を開けたり閉めたりしやすいのが嬉しいところです。

底の部分です。すかし編みではなく、編み目のつまった「並編み(なみあみ)」とよばれる編み方です。強度を高め、ものが隙間からこぼれ落ちることを防ぎます。

お財布、キーケース、携帯電話、ハンカチ、小さなポーチ、小さなペットボトルがちょうど入るほどの大きさです。


コロンと小ぶりで、持ち歩きやすいサイズ感だと思います。


お出かけのほかにも、部屋で収納用のかごとして
編み物や裁縫セットを入れたり、花瓶を中において花を生けたりと、
目の届くところに置いてお楽しみください。
このふっくらとしたフォルムがなんとも言えません。
かご用の型を使ってかちっと編まれた手提げもよいですが、
こちらのような柔らかく包み込むような仕上がりもまた素晴らしいと感じます。

山野に生えていたそのままの自然な風合いを残したあけび蔓。
豊かなグラデーションや落ち着きのある色合いはいくら見ていても見飽きることがなく、
穏やかでゆったりとした気分にさせてくれます。
とにかくかっちりとした丈夫な作りで、
きっと何十年と側に寄り添っていける、安定感のあるかごです。

__長野県北部のあけび蔓細工__
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。

こちらは「あけび」の蔓で編まれた手提げです。
あけびは蔓(つる)性落葉低木の一種で、山野に自生し、
茎が蔓となって伸び、ほかの樹木などに絡みつくように生長する植物です。
甘い果実は秋の味覚としても親しまれ、人はもちろん、鳥、動物にも好まれています。

長野では、このあけび樹皮の表面をむいた「むきあけび」という、
グレーがかった色の蔓で編まれたかごもありますが、
こちらは自然界での姿そのままの、茶色い表皮がついた蔓で編まれています。
「特製」と名のついたタイプは、おなじ技法で編まれた通常の手提げよりも、
よりおおらかな膨らみのある形で、細部の作りがより手の込んだ仕様となっています。
こちらのページでは、「特小」サイズをご紹介します。
*サイズ違いに、長野県/あけび 特製すかし編み手提げ 小・中・大 3サイズもございます。















お出かけのほかにも、部屋で収納用のかごとして
編み物や裁縫セットを入れたり、花瓶を中において花を生けたりと、
目の届くところに置いてお楽しみください。
このふっくらとしたフォルムがなんとも言えません。
かご用の型を使ってかちっと編まれた手提げもよいですが、
こちらのような柔らかく包み込むような仕上がりもまた素晴らしいと感じます。

山野に生えていたそのままの自然な風合いを残したあけび蔓。
豊かなグラデーションや落ち着きのある色合いはいくら見ていても見飽きることがなく、
穏やかでゆったりとした気分にさせてくれます。
とにかくかっちりとした丈夫な作りで、
きっと何十年と側に寄り添っていける、安定感のあるかごです。

__長野県北部のあけび蔓細工__
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。

こちらは「あけび」の蔓で編まれた手提げです。
あけびは蔓(つる)性落葉低木の一種で、山野に自生し、
茎が蔓となって伸び、ほかの樹木などに絡みつくように生長する植物です。
甘い果実は秋の味覚としても親しまれ、人はもちろん、鳥、動物にも好まれています。

長野では、このあけび樹皮の表面をむいた「むきあけび」という、
グレーがかった色の蔓で編まれたかごもありますが、
こちらは自然界での姿そのままの、茶色い表皮がついた蔓で編まれています。
「特製」と名のついたタイプは、おなじ技法で編まれた通常の手提げよりも、
よりおおらかな膨らみのある形で、細部の作りがより手の込んだ仕様となっています。
こちらのページでは、「特小」サイズをご紹介します。
*サイズ違いに、長野県/あけび 特製すかし編み手提げ 小・中・大 3サイズもございます。


かごはゆるやかに底へ向かって広がっていくフォルムです。特製ならではの柔らかい曲線になっています。「すかし編み」という編み方で全体を編んでいます。あけび蔓細工ではよく用いられる技法で、青森などほかの地域では「こだし編み」と呼ばれています。

柔軟でコシのあるあけび蔓だからこそできる編み方です。かごの中が見えるほどの透け感があります。

力強く、滑らかな編みです。

かごの縁作りも実によく仕上げられています。※縁下のステッチは、材料や作り手の都合によって、写真と違い、シンプルなステッチに変わることがあります。こちらの仕様の違いを理由とした返品は受け付けておりません。あらかじめご了承ください。

縁の部分は、太めの蔓を半分に割ったものを使っています。すき間なく、それぞれの蔓に段差がないよう、滑らかに仕上げています。

持ち手は細めで持ちやすく、太いあけび蔓を芯材にしてそこに細いあけび蔓を巻きつけて仕上げています。きっちりと丁寧に巻かれています。あけび蔓持ち手は大きく開きます。また、内側へパタンと閉じることもできます。

持ち手と縁の接続部は、リングとリングを合わせたダブルリング仕様になっています。さらに特製タイプは受け手側のリングに三つ編みが施されています。ちょっとしたこの装飾がかごの印象をぐっと変えているように感じます。

また、リングでつなぐ持ち手は可動域が広くなるため、持ち手を開けたり閉めたりしやすいのが嬉しいところです。

底の部分です。すかし編みではなく、編み目のつまった「並編み(なみあみ)」とよばれる編み方です。強度を高め、ものが隙間からこぼれ落ちることを防ぎます。

お財布、キーケース、携帯電話、ハンカチ、小さなポーチ、小さなペットボトルがちょうど入るほどの大きさです。


コロンと小ぶりで、持ち歩きやすいサイズ感だと思います。


お出かけのほかにも、部屋で収納用のかごとして
編み物や裁縫セットを入れたり、花瓶を中において花を生けたりと、
目の届くところに置いてお楽しみください。
このふっくらとしたフォルムがなんとも言えません。
かご用の型を使ってかちっと編まれた手提げもよいですが、
こちらのような柔らかく包み込むような仕上がりもまた素晴らしいと感じます。

山野に生えていたそのままの自然な風合いを残したあけび蔓。
豊かなグラデーションや落ち着きのある色合いはいくら見ていても見飽きることがなく、
穏やかでゆったりとした気分にさせてくれます。
とにかくかっちりとした丈夫な作りで、
きっと何十年と側に寄り添っていける、安定感のあるかごです。

__長野県北部のあけび蔓細工__
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。