610229 長野県/根曲竹&藤(ふじ) 戸隠箕(とがくしみ) 一斗・一斗五升 2サイズ
戸隠根曲竹細工の4種類の1つとして数えられているほど、産地の竹細工として根付いているこちらの「箕(み)」。
この戸隠で作られる箕は力強く、迫力があります。
長野県においても、この藤箕は蕎麦や豆類を含む穀物の選別で使われています。
根曲竹細工で産地であるためか、他の産地と違い、縁巻きも根曲竹で施されているのが特徴の一つです。
こちらはその戸隠で作られている箕、通称「戸隠箕(とがくしみ)」です。
産地では、単に根曲竹と藤(ふじ)を使って作られるため、「藤箕(ふじみ)」という名で呼ばれていますが、「藤箕」という名前は、実は他の産地でも藤を使っている箕のことを藤箕と呼びます。
同じ藤箕とはいえ、産地によって、組み合わせる材や形がそれぞれ異なるため、産地名を上につけて便宜上、呼び分けています。
こちらのページでは、長野県戸隠で作られる箕、一斗サイズ・一斗五升サイズの2サイズをご紹介します。
一斗サイズ、一斗五升サイズをそれぞれご紹介します。
どちらも実用で使われていたがっちりとした作りです。
作り手の方はこちらの産地においても最後のお一人となっていて、80代の方です。
ここ数年は需要も減り、もうお仕事をお辞めになるとおっしゃっていますが、産地の皆さんの協力もあり、何とかご制作を続けてくださっています。
弊店でもできるかぎり長くご紹介していければと考えています。
穀物をふるったり、運んだりと一枚で農作業のいくつもの仕事を担うことができます。
その他、野菜や山菜を干すためにも産地では使われています。ぜひ、実際にお使いいただけたらと思います。
そして、見ているだけでも実に味わい深い一品です。
戸隠蕎麦と同様に滋味深く、同時に藤や根曲竹の材料が厚めに、そして、幅広く取られているため迫力も兼ね備えています。
一斗サイズ、一斗五升サイズ、どちらかお好みサイズをお選びください。
<長野県戸隠の根曲竹細工>
江戸時代初期から戸隠中社地区の人々の生活の糧として始まりました。
平地が少なく水田がない戸隠においては竹が年貢として特例で認められるほど、
暮らしと竹が密接に関わりあっていました。
明治時代から昭和中期にかけては養蚕業に隆盛に伴い、
蚕籠(かいごかご)等の需要が高まり、生産量、職人数ともに最盛期を迎えました。
国有林から伐採の権利を借りて、材料採取は行われており、
大切な資源保護のため、春のタケノコの時期には乱獲されないよう「筍番」を
竹細工生産組合の組合員が交代で行っています。
そうした採取された根曲竹を表面を磨き、四つ割りされ、皮と身を分けてひごにします。
びく、ざる、目かご(茶碗かご)、箕の4つが代表的な細工とされています。
仕上がりの美しさと丈夫さ、そして根曲竹独特の温もりを感じる実用品の数々は、
現代でも広く愛用されており、色味などが経年変化をする楽しみも味わうことができます。
戸隠根曲竹細工の4種類の1つとして数えられているほど、産地の竹細工として根付いているこちらの「箕(み)」。
この戸隠で作られる箕は力強く、迫力があります。
長野県においても、この藤箕は蕎麦や豆類を含む穀物の選別で使われています。
根曲竹細工で産地であるためか、他の産地と違い、縁巻きも根曲竹で施されているのが特徴の一つです。
こちらはその戸隠で作られている箕、通称「戸隠箕(とがくしみ)」です。
産地では、単に根曲竹と藤(ふじ)を使って作られるため、「藤箕(ふじみ)」という名で呼ばれていますが、「藤箕」という名前は、実は他の産地でも藤を使っている箕のことを藤箕と呼びます。
同じ藤箕とはいえ、産地によって、組み合わせる材や形がそれぞれ異なるため、産地名を上につけて便宜上、呼び分けています。
こちらのページでは、長野県戸隠で作られる箕、一斗サイズ・一斗五升サイズの2サイズをご紹介します。
一斗サイズも一斗五升サイズも基本的な作りは同じです。主な素材は根曲竹と藤と桜の皮です。 出来立ての戸隠箕の形の特徴は先端に向かって、ぐっと絞られたところです。
これは、時間が経過して水分が抜けることで材が痩せて編み目が緩んだり、竹が元のまっすぐに戻ろうとする習性で先端が開いてきたりすることを見越して、あらかじめきつめに絞っていることから出てくる形です。横方向に硬い根曲竹、縦方向を柔らかい藤にして、隙間ができないようしっかりと噛み合わせています。 その編み目が絶え間なく、着実に続いています。 こちらは内側の角部分です。正面と側面の編み目をここで編んで仕上げています。さらに麻紐を使って縫い留めています。 裏返して、角部分を見ています。見事に畳み込まれているのがわかります。 外側には全て根曲竹の皮がくるように編まれています。 箕の先端部分は傷みやすいため、桜皮を差して、補強しています。 先端と反対側にあたる肩のところです。
ここの部分のみ、外側ですが、皮ではなく繊維のある肉部分が来ています。内側も肉になっているので、根曲竹の中心に近い部分です。通常は皮に近い部分のみかごに使われ、他は捨てられます。しかし、この箕では、材が無駄なく使われています。縁には丸のままの根曲竹を2本使っています。2本で編み目を挟み、それをまた根曲竹の皮で縛っています。 横の編み目で余った根曲竹のひごはあらかじめ折りたたまれ、その上から縁巻きがされています。 先端部分までしっかりと巻かれ、始末されています。
一斗サイズ、一斗五升サイズをそれぞれご紹介します。
どちらも実用で使われていたがっちりとした作りです。
作り手の方はこちらの産地においても最後のお一人となっていて、80代の方です。
ここ数年は需要も減り、もうお仕事をお辞めになるとおっしゃっていますが、産地の皆さんの協力もあり、何とかご制作を続けてくださっています。
弊店でもできるかぎり長くご紹介していければと考えています。
穀物をふるったり、運んだりと一枚で農作業のいくつもの仕事を担うことができます。
その他、野菜や山菜を干すためにも産地では使われています。ぜひ、実際にお使いいただけたらと思います。
そして、見ているだけでも実に味わい深い一品です。
戸隠蕎麦と同様に滋味深く、同時に藤や根曲竹の材料が厚めに、そして、幅広く取られているため迫力も兼ね備えています。
一斗サイズ、一斗五升サイズ、どちらかお好みサイズをお選びください。
<長野県戸隠の根曲竹細工>
江戸時代初期から戸隠中社地区の人々の生活の糧として始まりました。
平地が少なく水田がない戸隠においては竹が年貢として特例で認められるほど、
暮らしと竹が密接に関わりあっていました。
明治時代から昭和中期にかけては養蚕業に隆盛に伴い、
蚕籠(かいごかご)等の需要が高まり、生産量、職人数ともに最盛期を迎えました。
国有林から伐採の権利を借りて、材料採取は行われており、
大切な資源保護のため、春のタケノコの時期には乱獲されないよう「筍番」を
竹細工生産組合の組合員が交代で行っています。
そうした採取された根曲竹を表面を磨き、四つ割りされ、皮と身を分けてひごにします。
びく、ざる、目かご(茶碗かご)、箕の4つが代表的な細工とされています。
仕上がりの美しさと丈夫さ、そして根曲竹独特の温もりを感じる実用品の数々は、
現代でも広く愛用されており、色味などが経年変化をする楽しみも味わうことができます。
戸隠根曲竹細工の4種類の1つとして数えられているほど、産地の竹細工として根付いているこちらの「箕(み)」。
この戸隠で作られる箕は力強く、迫力があります。
長野県においても、この藤箕は蕎麦や豆類を含む穀物の選別で使われています。
根曲竹細工で産地であるためか、他の産地と違い、縁巻きも根曲竹で施されているのが特徴の一つです。
こちらはその戸隠で作られている箕、通称「戸隠箕(とがくしみ)」です。
産地では、単に根曲竹と藤(ふじ)を使って作られるため、「藤箕(ふじみ)」という名で呼ばれていますが、「藤箕」という名前は、実は他の産地でも藤を使っている箕のことを藤箕と呼びます。
同じ藤箕とはいえ、産地によって、組み合わせる材や形がそれぞれ異なるため、産地名を上につけて便宜上、呼び分けています。
こちらのページでは、長野県戸隠で作られる箕、一斗サイズ・一斗五升サイズの2サイズをご紹介します。
一斗サイズも一斗五升サイズも基本的な作りは同じです。主な素材は根曲竹と藤と桜の皮です。 出来立ての戸隠箕の形の特徴は先端に向かって、ぐっと絞られたところです。
これは、時間が経過して水分が抜けることで材が痩せて編み目が緩んだり、竹が元のまっすぐに戻ろうとする習性で先端が開いてきたりすることを見越して、あらかじめきつめに絞っていることから出てくる形です。 横方向に硬い根曲竹、縦方向を柔らかい藤にして、隙間ができないようしっかりと噛み合わせています。 その編み目が絶え間なく、着実に続いています。 こちらは内側の角部分です。正面と側面の編み目をここで編んで仕上げています。さらに麻紐を使って縫い留めています。 裏返して、角部分を見ています。見事に畳み込まれているのがわかります。 外側には全て根曲竹の皮がくるように編まれています。 箕の先端部分は傷みやすいため、桜皮を差して、補強しています。 先端と反対側にあたる肩のところです。
ここの部分のみ、外側ですが、皮ではなく繊維のある肉部分が来ています。内側も肉になっているので、根曲竹の中心に近い部分です。通常は皮に近い部分のみかごに使われ、他は捨てられます。しかし、この箕では、材が無駄なく使われています。 縁には丸のままの根曲竹を2本使っています。2本で編み目を挟み、それをまた根曲竹の皮で縛っています。 横の編み目で余った根曲竹のひごはあらかじめ折りたたまれ、その上から縁巻きがされています。 先端部分までしっかりと巻かれ、始末されています。
一斗サイズ、一斗五升サイズをそれぞれご紹介します。
どちらも実用で使われていたがっちりとした作りです。
作り手の方はこちらの産地においても最後のお一人となっていて、80代の方です。
ここ数年は需要も減り、もうお仕事をお辞めになるとおっしゃっていますが、産地の皆さんの協力もあり、何とかご制作を続けてくださっています。
弊店でもできるかぎり長くご紹介していければと考えています。
穀物をふるったり、運んだりと一枚で農作業のいくつもの仕事を担うことができます。
その他、野菜や山菜を干すためにも産地では使われています。ぜひ、実際にお使いいただけたらと思います。
そして、見ているだけでも実に味わい深い一品です。
戸隠蕎麦と同様に滋味深く、同時に藤や根曲竹の材料が厚めに、そして、幅広く取られているため迫力も兼ね備えています。
一斗サイズ、一斗五升サイズ、どちらかお好みサイズをお選びください。
<長野県戸隠の根曲竹細工>
江戸時代初期から戸隠中社地区の人々の生活の糧として始まりました。
平地が少なく水田がない戸隠においては竹が年貢として特例で認められるほど、
暮らしと竹が密接に関わりあっていました。
明治時代から昭和中期にかけては養蚕業に隆盛に伴い、
蚕籠(かいごかご)等の需要が高まり、生産量、職人数ともに最盛期を迎えました。
国有林から伐採の権利を借りて、材料採取は行われており、
大切な資源保護のため、春のタケノコの時期には乱獲されないよう「筍番」を
竹細工生産組合の組合員が交代で行っています。
そうした採取された根曲竹を表面を磨き、四つ割りされ、皮と身を分けてひごにします。
びく、ざる、目かご(茶碗かご)、箕の4つが代表的な細工とされています。
仕上がりの美しさと丈夫さ、そして根曲竹独特の温もりを感じる実用品の数々は、
現代でも広く愛用されており、色味などが経年変化をする楽しみも味わうことができます。