311211-1 長野県/あけび パンバスケット

こちらは、あけびの蔓-つる-で編まれた、持ち手つきのかごです。


あけびの蔓の、表面をおおうようについている木の皮が、そのまま使われています。
自然界にあるままの、素朴で味わいのある雰囲気が魅力です。
長野ではほかに、“むきあけび”という、
この表皮をむいたグレーがかった色の蔓で編まれるかごもあります。
写真の左側にあるものが、むきあけびで編まれた同じかたちのバスケットです。

産地では、「並編-なみあみ-」とよばれる、かごの目が詰まった編み方です。2本ずつの縦骨をベースに、規則的な編み目がつづきます。

「すかし編み」とならんで、こちらの地域ではスタンダードな編み方とされています。

あけび蔓が表面を規則正しく波打っているようにみえます。うっとりするような編み目です。

かごの縁です。カチッと、しっかりとした縁作りになっています。縁の下にはステッチが入っています。

縁を上からみると、二重になっており、かっちりとした縁巻きであることがわかります。

かごの内側からみた、持ち手との接続部分です。縁には二重の縁巻きの下に、さらにもうひとつ縁巻きが見られ、三重巻になっています。

こちらは外側からみた、持ち手と縁のところです。縁にしっかりと固定されています。きゅっとした持ち手の結びが、かご全体のアクセントにも。

持ち手は籐‐とう‐を芯材にして、ぐるぐるとあけびの蔓を巻いて仕上げています。

きれいな楕円のかたちをしています。

底の部分も、おなじ並編が続いています。しっかりした底づくりです。

コロンとした、愛嬌のあるたたずまい。並編みの整った編み目に、美しさも感じられます。

バゲットなどのパンや、斜めに傾けたくないケーキやお弁当の持ち運びに。

また、ピクニックバスケットとしても。食材や飲み物を詰め込んで、公園やテラス、海辺へ。

丈夫なつくりですので、瓶ものや缶ジュースなど重さのあるものを入れても耐えられるとおもいます。

腕にかけて、かごバッグのようにもつかえます。

もちろん、ふだんのお買い物にも。日々その時間が楽しくなりそうです。

山に自生していた、そのままの自然の風合いをのこしたあけび蔓。

その色味の自然なグラデーションや、落ち着きのある色合いは
趣きが感じられ、いくら見ていても見飽きることがなく、
おだやかでゆったりとした気分にさせてくれます。

お出かけや買い物かごとしてはもちろん、
部屋に置いておくだけでも存在感のあるインテリアになります。

とにかくかっちりとした丈夫なつくり。
きっと長い年月にわたり、日々寄り添ってくれることとおもいます。

<長野県北部のあけび蔓細工>
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。

こちらは、あけびの蔓-つる-で編まれた、持ち手つきのかごです。


あけびの蔓の、表面をおおうようについている木の皮が、そのまま使われています。
自然界にあるままの、素朴で味わいのある雰囲気が魅力です。
長野ではほかに、“むきあけび”という、
この表皮をむいたグレーがかった色の蔓で編まれるかごもあります。
写真の左側にあるものが、むきあけびで編まれた同じかたちのバスケットです。

















山に自生していた、そのままの自然の風合いをのこしたあけび蔓。

その色味の自然なグラデーションや、落ち着きのある色合いは
趣きが感じられ、いくら見ていても見飽きることがなく、
おだやかでゆったりとした気分にさせてくれます。

お出かけや買い物かごとしてはもちろん、
部屋に置いておくだけでも存在感のあるインテリアになります。

とにかくかっちりとした丈夫なつくり。
きっと長い年月にわたり、日々寄り添ってくれることとおもいます。

<長野県北部のあけび蔓細工>
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。

こちらは、あけびの蔓-つる-で編まれた、持ち手つきのかごです。


あけびの蔓の、表面をおおうようについている木の皮が、そのまま使われています。
自然界にあるままの、素朴で味わいのある雰囲気が魅力です。
長野ではほかに、“むきあけび”という、
この表皮をむいたグレーがかった色の蔓で編まれるかごもあります。
写真の左側にあるものが、むきあけびで編まれた同じかたちのバスケットです。

産地では、「並編-なみあみ-」とよばれる、かごの目が詰まった編み方です。2本ずつの縦骨をベースに、規則的な編み目がつづきます。

「すかし編み」とならんで、こちらの地域ではスタンダードな編み方とされています。

あけび蔓が表面を規則正しく波打っているようにみえます。うっとりするような編み目です。

かごの縁です。カチッと、しっかりとした縁作りになっています。縁の下にはステッチが入っています。

縁を上からみると、二重になっており、かっちりとした縁巻きであることがわかります。

かごの内側からみた、持ち手との接続部分です。縁には二重の縁巻きの下に、さらにもうひとつ縁巻きが見られ、三重巻になっています。

こちらは外側からみた、持ち手と縁のところです。縁にしっかりと固定されています。きゅっとした持ち手の結びが、かご全体のアクセントにも。

持ち手は籐‐とう‐を芯材にして、ぐるぐるとあけびの蔓を巻いて仕上げています。

きれいな楕円のかたちをしています。

底の部分も、おなじ並編が続いています。しっかりした底づくりです。

コロンとした、愛嬌のあるたたずまい。並編みの整った編み目に、美しさも感じられます。

バゲットなどのパンや、斜めに傾けたくないケーキやお弁当の持ち運びに。

また、ピクニックバスケットとしても。食材や飲み物を詰め込んで、公園やテラス、海辺へ。

丈夫なつくりですので、瓶ものや缶ジュースなど重さのあるものを入れても耐えられるとおもいます。

腕にかけて、かごバッグのようにもつかえます。

もちろん、ふだんのお買い物にも。日々その時間が楽しくなりそうです。

山に自生していた、そのままの自然の風合いをのこしたあけび蔓。

その色味の自然なグラデーションや、落ち着きのある色合いは
趣きが感じられ、いくら見ていても見飽きることがなく、
おだやかでゆったりとした気分にさせてくれます。

お出かけや買い物かごとしてはもちろん、
部屋に置いておくだけでも存在感のあるインテリアになります。

とにかくかっちりとした丈夫なつくり。
きっと長い年月にわたり、日々寄り添ってくれることとおもいます。

<長野県北部のあけび蔓細工>
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。