311217-1 長野県/あけび 小判合せ手バスケット
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こちらはあけびの蔓で編まれた持ち手付きのかごです。
長野県では表皮を剥いた、むきあけびというグレーの蔓で編むかごもありますが、
こちらは自然界での姿そのままの茶色い表皮がついた蔓で編んでいます。
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この産地で「並編み」と呼ばれる技法で編まれています。
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透け感はなく、目の詰まった編み目です。並編は「すかし編み」とならんでスタンダードな編み方です。
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あけび蔓が表面を規則正しく波打っているように見えます。うっとりするような編み目です。
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側面から縁を見るとクルクルと巻かれたシンプルな巻縁(まきぶち)に見えます。縁の下にはステッチが入っています。
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上から見ると、縁部分は二重になっています。
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かごの内側から見た持ち手とかごの接続部分です。縁部分は二重かと思いきや、内側にさらにもう一つまわしてあり、三重仕上げで、かっちりとしています。
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こちらは持ち手と縁の接続部分を外側からみています。2箇所で縁にしっかりと固定されています。持ち手の結びがかご全体のアクセントにもなっています。
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持ち手は硬い籐(とう)の芯材にあけびの蔓をぐるぐると巻いて仕上げています。2本の持ち手が頂点部で合わさり、そこもまたぐるっとあけび蔓で留められています。
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かごの内寸は横幅約30cm、奥行き22cm、高さ19cmほど。
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底部分も並編みで仕上げています。
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腕にかけて持ってもいいですし、
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キャンプやピクニックに行くときにはお弁当や飲み物、食材などを入れてそのまま車に積み込んでも。
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普段の買い物にも活躍することと思います。
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2本の合わせ手とかごのバランスが絶妙で、調和のとれた趣きを眺めているだけでも楽しめます。
山に自生していたそのままの風合いを残したあけび蔓。
色味の自然なグラデーションや落ち着きのある色合いはいくら見ていても見飽きることがなく、
穏やかでゆったりとした気分にさせてくれます。
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お出かけや買い物かごとしてはもちろん、
部屋に置いておくだけでも存在感のあるインテリアになります。
とにかくかっちりとした丈夫な作りで、
きっと何十年と側に寄り添っていける、安定感のあるかごです。
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<長野県北部のあけび蔓細工>
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。
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こちらはあけびの蔓で編まれた持ち手付きのかごです。
長野県では表皮を剥いた、むきあけびというグレーの蔓で編むかごもありますが、
こちらは自然界での姿そのままの茶色い表皮がついた蔓で編んでいます。
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山に自生していたそのままの風合いを残したあけび蔓。
色味の自然なグラデーションや落ち着きのある色合いはいくら見ていても見飽きることがなく、
穏やかでゆったりとした気分にさせてくれます。
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お出かけや買い物かごとしてはもちろん、
部屋に置いておくだけでも存在感のあるインテリアになります。
とにかくかっちりとした丈夫な作りで、
きっと何十年と側に寄り添っていける、安定感のあるかごです。
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<長野県北部のあけび蔓細工>
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。
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こちらはあけびの蔓で編まれた持ち手付きのかごです。
長野県では表皮を剥いた、むきあけびというグレーの蔓で編むかごもありますが、
こちらは自然界での姿そのままの茶色い表皮がついた蔓で編んでいます。
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この産地で「並編み」と呼ばれる技法で編まれています。
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透け感はなく、目の詰まった編み目です。並編は「すかし編み」とならんでスタンダードな編み方です。
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あけび蔓が表面を規則正しく波打っているように見えます。うっとりするような編み目です。
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側面から縁を見るとクルクルと巻かれたシンプルな巻縁(まきぶち)に見えます。縁の下にはステッチが入っています。
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上から見ると、縁部分は二重になっています。
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かごの内側から見た持ち手とかごの接続部分です。縁部分は二重かと思いきや、内側にさらにもう一つまわしてあり、三重仕上げで、かっちりとしています。
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こちらは持ち手と縁の接続部分を外側からみています。2箇所で縁にしっかりと固定されています。持ち手の結びがかご全体のアクセントにもなっています。
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持ち手は硬い籐(とう)の芯材にあけびの蔓をぐるぐると巻いて仕上げています。2本の持ち手が頂点部で合わさり、そこもまたぐるっとあけび蔓で留められています。
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かごの内寸は横幅約30cm、奥行き22cm、高さ19cmほど。
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底部分も並編みで仕上げています。
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2本の合わせ手とかごのバランスが絶妙で、調和のとれた趣きを眺めているだけでも楽しめます。
山に自生していたそのままの風合いを残したあけび蔓。
色味の自然なグラデーションや落ち着きのある色合いはいくら見ていても見飽きることがなく、
穏やかでゆったりとした気分にさせてくれます。
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お出かけや買い物かごとしてはもちろん、
部屋に置いておくだけでも存在感のあるインテリアになります。
とにかくかっちりとした丈夫な作りで、
きっと何十年と側に寄り添っていける、安定感のあるかごです。
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<長野県北部のあけび蔓細工>
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。