610207 長野県根曲竹 茶碗かご 丸・楕円/中・大 4種
長野県戸隠-とがくし-で使われる根曲竹細工は、
ざる、びく、目かご(または茶碗かご)、箕-み-の4つを代表的な細工としています。
こちらはその中の1つ、茶碗かごです。
産地では「茶盆-ちゃぼん-かご」という名でも呼ばれています。
「茶盆」とは、茶器を載せる盆のことですが、
こちらは根曲竹で作られた、少し縁の立ったかご型の茶盆です。
「”水切りかご”として使えるでしょうか」というお問い合わせをよくいただきますが、
こちらは製品の仕様上、水に湿らせたままにしますと、
カビの発生や劣化を早めることにもつながりますので、
水切りのためのかごとしてはおすすめいたしません。
こちらは、洗ってよく拭いた(もしくはよく水を切った)器を
さらにしっかり乾かすためのかご、
または、よく乾いた器を伏せて収納しておくかご
という形の使い方をご提案しております。
こちらのページでご紹介するのは、その戸隠エリアの茶盆かごの
ベーシックな形、4種類です。
まずは、丸いタイプの中サイズです。
丸の中サイズに、片口の器と杯、小皿をふたつ入れたところです。
丸の大サイズです。
丸の大サイズに2人分のご飯茶碗、お椀、グラス、箸を入れたところです。重ねるのであれば、もう1-2人分は入れられそうです。
楕円形の中サイズです。
楕円の中サイズに、小さなカップと茶漉しや茶葉などを入れてお茶セットにしてみました。
楕円形の大サイズです。
楕円の大サイズに、2人分のご飯茶碗、お椀、中皿とお箸を入れて。
茶器セット、お菓子入れ、果物かごとさまざまなシーンでお使いいただけます。
写真:楕円・中サイズ
どのタイプも比較的細かい編み目で見た目美しく、
幅広めのひごでしっかりとした作りです。
サイズも2サイズとも大きすぎず、
今の暮らしにも気軽に取り入れやすい大きさかと思います。
お好みの形、サイズをお選びくださいませ。
–長野県戸隠の根曲竹細工–
そのはじまりは、江戸時代初期。
戸隠中社地区の人々の生活の糧として今もつづいています。
平地が少なく水田がない戸隠においては竹が年貢として特例で認められるほど、
竹や竹細工が暮らしと密接に関わりあっていました。
そして明治時代から昭和中期にかけては養蚕業に隆盛に伴い、
蚕籠(かいごかご)等の需要が高まり、生産量、職人数ともに最盛期を迎えました。
材料の採取は国有林から伐採の権利を借りて行われており、
大切な資源保護のため、春のタケノコの時期には乱獲されないよう「筍番」を
竹細工生産組合の組合員が交代で行っています。
そうした採取された根曲竹を表面を磨き、四つ割りされ、皮と身を分けてひごにします。
びく、ざる、目かご(茶碗かご)、箕の4つが代表的な細工とされています。
仕上がりの美しさと丈夫さ、そして根曲竹独特の温もりを感じる実用品の数々は、
現代でも広く愛用されており、色味などが経年変化をする楽しみも味わうことができます。
長野県戸隠-とがくし-で使われる根曲竹細工は、
ざる、びく、目かご(または茶碗かご)、箕-み-の4つを代表的な細工としています。
こちらはその中の1つ、茶碗かごです。
産地では「茶盆-ちゃぼん-かご」という名でも呼ばれています。
「茶盆」とは、茶器を載せる盆のことですが、
こちらは根曲竹で作られた、少し縁の立ったかご型の茶盆です。
「”水切りかご”として使えるでしょうか」というお問い合わせをよくいただきますが、
こちらは製品の仕様上、水に湿らせたままにしますと、
カビの発生や劣化を早めることにもつながりますので、
水切りのためのかごとしてはおすすめいたしません。
こちらは、洗ってよく拭いた(もしくはよく水を切った)器を
さらにしっかり乾かすためのかご、
または、よく乾いた器を伏せて収納しておくかご
という形の使い方をご提案しております。
こちらのページでご紹介するのは、その戸隠エリアの茶盆かごの
ベーシックな形、4種類です。
茶器セット、お菓子入れ、果物かごとさまざまなシーンでお使いいただけます。
どのタイプも比較的細かい編み目で見た目美しく、
幅広めのひごでしっかりとした作りです。
サイズも2サイズとも大きすぎず、
今の暮らしにも気軽に取り入れやすい大きさかと思います。
お好みの形、サイズをお選びくださいませ。
–長野県戸隠の根曲竹細工–
そのはじまりは、江戸時代初期。
戸隠中社地区の人々の生活の糧として今もつづいています。
平地が少なく水田がない戸隠においては竹が年貢として特例で認められるほど、
竹や竹細工が暮らしと密接に関わりあっていました。
そして明治時代から昭和中期にかけては養蚕業に隆盛に伴い、
蚕籠(かいごかご)等の需要が高まり、生産量、職人数ともに最盛期を迎えました。
材料の採取は国有林から伐採の権利を借りて行われており、
大切な資源保護のため、春のタケノコの時期には乱獲されないよう「筍番」を
竹細工生産組合の組合員が交代で行っています。
そうした採取された根曲竹を表面を磨き、四つ割りされ、皮と身を分けてひごにします。
びく、ざる、目かご(茶碗かご)、箕の4つが代表的な細工とされています。
仕上がりの美しさと丈夫さ、そして根曲竹独特の温もりを感じる実用品の数々は、
現代でも広く愛用されており、色味などが経年変化をする楽しみも味わうことができます。
長野県戸隠-とがくし-で使われる根曲竹細工は、
ざる、びく、目かご(または茶碗かご)、箕-み-の4つを代表的な細工としています。
こちらはその中の1つ、茶碗かごです。
産地では「茶盆-ちゃぼん-かご」という名でも呼ばれています。
「茶盆」とは、茶器を載せる盆のことですが、
こちらは根曲竹で作られた、少し縁の立ったかご型の茶盆です。
「”水切りかご”として使えるでしょうか」というお問い合わせをよくいただきますが、
こちらは製品の仕様上、水に湿らせたままにしますと、
カビの発生や劣化を早めることにもつながりますので、
水切りのためのかごとしてはおすすめいたしません。
こちらは、洗ってよく拭いた(もしくはよく水を切った)器を
さらにしっかり乾かすためのかご、
または、よく乾いた器を伏せて収納しておくかご
という形の使い方をご提案しております。
こちらのページでご紹介するのは、その戸隠エリアの茶盆かごの
ベーシックな形、4種類です。
写真左側が丸い形の中サイズと大サイズ、右側が楕円形の中サイズと大サイズです。
こちらは丸の大サイズと楕円の大サイズを並べてみたものです。どちらかというと丸タイプの方が、容量がある印象です。
かごの基本的な作りはいずれのタイプもほぼ同じです。
かごの胴部分は竹細工の基本である「六つ目編み」にさらにひごを交差に差した編み目になっています。戸隠エリアでよく使われる編み方です。
かごも縁も編み目に合わせて巻かれています。芯材にも全て根曲竹を使用しています。
すべての編み目に縁巻きが通っていることがわかります。
4種類とも同じ縁の仕上げになっています。
底の編み目は胴部分と違い、さっぱりと六つ目編みという 六角形をかたどったシンプルな編み方です。
かごの底には、2本の力竹(ちからだけ)が十字に入っています。この力竹が底面を支えてくれます。力竹は、職人や材料の都合により「縦に2本入れる」場合と「十字」に入っている場合があります。 入荷のタイミングにより、どちらをお送りするかはお任せいただくことになります。予めご了承くださいませ。
こちらのように高台がついて、底上げになっているかごは使い勝手がよく、器のほかにもフルーツや野菜を入れておくのにも通気性が保たれ、安心感があります。
仕上げの処理として、ひごからヒゲのように出ているささくれを火で炙るため、写真のような焦げ目がつくことがあります。不良品ではありませんので、予めご了承ください。
次に、それぞれのサイズのご紹介です。
まずは、丸いタイプの中サイズです。
丸の中サイズに、片口の器と杯、小皿をふたつ入れたところです。
丸の大サイズです。
丸の大サイズに2人分のご飯茶碗、お椀、グラス、箸を入れたところです。重ねるのであれば、もう1-2人分は入れられそうです。
楕円形の中サイズです。
楕円の中サイズに、小さなカップと茶漉しや茶葉などを入れてお茶セットにしてみました。
楕円形の大サイズです。
楕円の大サイズに、2人分のご飯茶碗、お椀、中皿とお箸を入れて。
茶器セット、お菓子入れ、果物かごとさまざまなシーンでお使いいただけます。
写真:楕円・中サイズ
どのタイプも比較的細かい編み目で見た目美しく、
幅広めのひごでしっかりとした作りです。
サイズも2サイズとも大きすぎず、
今の暮らしにも気軽に取り入れやすい大きさかと思います。
お好みの形、サイズをお選びくださいませ。
–長野県戸隠の根曲竹細工–
そのはじまりは、江戸時代初期。
戸隠中社地区の人々の生活の糧として今もつづいています。
平地が少なく水田がない戸隠においては竹が年貢として特例で認められるほど、
竹や竹細工が暮らしと密接に関わりあっていました。
そして明治時代から昭和中期にかけては養蚕業に隆盛に伴い、
蚕籠(かいごかご)等の需要が高まり、生産量、職人数ともに最盛期を迎えました。
材料の採取は国有林から伐採の権利を借りて行われており、
大切な資源保護のため、春のタケノコの時期には乱獲されないよう「筍番」を
竹細工生産組合の組合員が交代で行っています。
そうした採取された根曲竹を表面を磨き、四つ割りされ、皮と身を分けてひごにします。
びく、ざる、目かご(茶碗かご)、箕の4つが代表的な細工とされています。
仕上がりの美しさと丈夫さ、そして根曲竹独特の温もりを感じる実用品の数々は、
現代でも広く愛用されており、色味などが経年変化をする楽しみも味わうことができます。