311219-1 長野県/あけび 並編み 胴張手提げ “コロコロ” 小
こちらは、あけびという樹木の蔓-つる-で編まれた、手提げです。
あけびの蔓の、表面をおおうようについている木の皮が、そのまま使われています。
自然界にあるままの、素朴で味わいのある雰囲気が魅力です。
長野ではほかに、“むきあけび”という、
この表皮をむいたグレーがかった色の蔓で編まれるかごもあります。
山に自生していた、そのままの自然の風合いをのこしたあけび蔓。
その色味の自然なグラデーションや、落ち着きのある色合いは
いくら見ていても見飽きることがなく、おだやかでゆったりとした気分にさせてくれます。
この愛嬌のある、ポテっとしたかたち。
どちらかというと小さめのかごですが、一度みると忘れられないような、不思議と存在感があります。
こちら、作り手の奥さまがご愛用のかごバッグで、
親しみを込めて“コロコロ”とよばれています。
きっと長い年月にわたり、日々寄り添ってくれることとおもいます。
_長野北部のあけび蔓細工_
長野では、そのむかし、江戸時代のはじめごろから、
雪深い冬のあいだの副業としてかごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
あけび蔓細工には、木の表皮がついた“あけび蔓(茶系)”と、
“むきあけび蔓(グレー系)”の2種類があります。
あけび蔓細工は、ほかにも青森、秋田、山形、新潟などの
東北地域でも見ることができますが、
むきあけび細工は、この地域ならではのもの。
編みはじめるまえに、温泉に一週間ほど蔓をつけ
さらに川で一か月ほど浸して発酵させ、それから表皮をむきます。
もとは、長野北部のあけび蔓細工はすべて、この「むきあけび蔓」だったとのこと。
とくに、むきあけびは編みはじめるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか生まれない、深い表情をもつかごには、ほかにはない魅力があります。
あけび蔓、むきあけび蔓、ともに良質な材料のみ厳選し、高い編み技術で、
多様なかたちのかごを作り続けられています。
こちらは、あけびという樹木の蔓-つる-で編まれた、手提げです。
あけびの蔓の、表面をおおうようについている木の皮が、そのまま使われています。
自然界にあるままの、素朴で味わいのある雰囲気が魅力です。
長野ではほかに、“むきあけび”という、
この表皮をむいたグレーがかった色の蔓で編まれるかごもあります。
山に自生していた、そのままの自然の風合いをのこしたあけび蔓。
その色味の自然なグラデーションや、落ち着きのある色合いは
いくら見ていても見飽きることがなく、おだやかでゆったりとした気分にさせてくれます。
この愛嬌のある、ポテっとしたかたち。
どちらかというと小さめのかごですが、一度みると忘れられないような、不思議と存在感があります。
こちら、作り手の奥さまがご愛用のかごバッグで、
親しみを込めて“コロコロ”とよばれています。
きっと長い年月にわたり、日々寄り添ってくれることとおもいます。
_長野北部のあけび蔓細工_
長野では、そのむかし、江戸時代のはじめごろから、
雪深い冬のあいだの副業としてかごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
あけび蔓細工には、木の表皮がついた“あけび蔓(茶系)”と、
“むきあけび蔓(グレー系)”の2種類があります。
あけび蔓細工は、ほかにも青森、秋田、山形、新潟などの
東北地域でも見ることができますが、
むきあけび細工は、この地域ならではのもの。
編みはじめるまえに、温泉に一週間ほど蔓をつけ
さらに川で一か月ほど浸して発酵させ、それから表皮をむきます。
もとは、長野北部のあけび蔓細工はすべて、この「むきあけび蔓」だったとのこと。
とくに、むきあけびは編みはじめるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか生まれない、深い表情をもつかごには、ほかにはない魅力があります。
あけび蔓、むきあけび蔓、ともに良質な材料のみ厳選し、高い編み技術で、
多様なかたちのかごを作り続けられています。
こちらは、あけびという樹木の蔓-つる-で編まれた、手提げです。
あけびの蔓の、表面をおおうようについている木の皮が、そのまま使われています。
自然界にあるままの、素朴で味わいのある雰囲気が魅力です。
長野ではほかに、“むきあけび”という、
この表皮をむいたグレーがかった色の蔓で編まれるかごもあります。
かごの下のほうにゆるやかな丸みのついたかたち。こちらは、「並編-なみあみ-」とよばれ、かごの目が詰まった編み方です。
「すかし編み」とならんで、こちらの地域ではスタンダードな編み方とされています。
自然の風合いをのこしたあけび蔓。趣きが感じられます。
かごの縁は、すっきりとシンプルに仕上げられており、かご全体をバランスよく見せてくれます。
縁を上から見ると、二重になっており、かっちりとした縁巻きであることがわかります。
縁と持ち手をつなぐところは、2つのリングが鎖のように留められています。こうすることで、持ち手のところを大きく開いたり閉じたりすることができます。
手提げで使っているうちに修理が必要になることがあるのが、この持ち手と縁の接続部ですが、このようなリングタイプは持ち手がわりと自由に動かせて、繋いでいる部分や縁にあまり負担がかからないので、長持ちするとも言われています。
かごの持ち手はあけび蔓を芯材して、そのまわりにあけびの蔓を巻きつけています。細すぎず太すぎず、ちょうど手に握りやすい太さ。また、かごに対する持ち手の大きさ、かたちも、黄金比といえそうなバランスの良さです。
持ち手は最大でこのぐらい外側にひらき、内側にもパタンとたたむように置いておくことができます。
かごの底も、目の詰まった編みです。しっかりとした底作りです。
長財布や鍵、スマホ、小さなポーチなど貴重品が余裕を持って入ります。
荷物をすくなくしてお出かけしたいときに、ちょうどよいサイズ感です。
山に自生していた、そのままの自然の風合いをのこしたあけび蔓。
その色味の自然なグラデーションや、落ち着きのある色合いは
いくら見ていても見飽きることがなく、おだやかでゆったりとした気分にさせてくれます。
この愛嬌のある、ポテっとしたかたち。
どちらかというと小さめのかごですが、一度みると忘れられないような、不思議と存在感があります。
こちら、作り手の奥さまがご愛用のかごバッグで、
親しみを込めて“コロコロ”とよばれています。
きっと長い年月にわたり、日々寄り添ってくれることとおもいます。
_長野北部のあけび蔓細工_
長野では、そのむかし、江戸時代のはじめごろから、
雪深い冬のあいだの副業としてかごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
あけび蔓細工には、木の表皮がついた“あけび蔓(茶系)”と、
“むきあけび蔓(グレー系)”の2種類があります。
あけび蔓細工は、ほかにも青森、秋田、山形、新潟などの
東北地域でも見ることができますが、
むきあけび細工は、この地域ならではのもの。
編みはじめるまえに、温泉に一週間ほど蔓をつけ
さらに川で一か月ほど浸して発酵させ、それから表皮をむきます。
もとは、長野北部のあけび蔓細工はすべて、この「むきあけび蔓」だったとのこと。
とくに、むきあけびは編みはじめるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか生まれない、深い表情をもつかごには、ほかにはない魅力があります。
あけび蔓、むきあけび蔓、ともに良質な材料のみ厳選し、高い編み技術で、
多様なかたちのかごを作り続けられています。