長野県/あけび 山付き 手提げ 小
こちらはあけびの蔓で編まれた手提げです。
長野県では表皮を剥いた、むきあけびというグレーの蔓で編むかごもありますが、
こちらは自然界での姿そのままの茶色い表皮がついた蔓で編んでいます。
山に自生していたそのままの風合いを残したあけび蔓。
色味の自然なグラデーションや落ち着きのある色合いはいくら見ていても見飽きることがなく、
穏やかでゆったりとした気分にさせてくれます。
丸みのあるふっくらした形が特徴的。
縁がアクセントとなって、カジュアルな装いにも似合いそうです。
きっと長い年月に渡り、日々の手提げとして寄り添ってくれることと思います。
<長野県北部のあけび蔓細工>
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。
こちらはあけびの蔓で編まれた手提げです。
長野県では表皮を剥いた、むきあけびというグレーの蔓で編むかごもありますが、
こちらは自然界での姿そのままの茶色い表皮がついた蔓で編んでいます。
「並編(なみあみ)」と呼ばれる編み方で、胴部分が編まれています。 かごの上部はひごを増やしながら、ゆるやかな山型を描いています。 透け感はなく、目の詰まった編み目。並編は「すかし編み」とならんでスタンダードな編み方です。自然の風合いをのこしたあけび蔓。趣きが感じられます。 側面から縁を見ると三つ編で仕上げてあるように見えます。縁の下に2本のステッチが入っています。 上から見ると、縁部分は二重になっており、しっかりした縁巻きだとわかります。 縁と持ち手の接続部分です。二つのリングを鎖のように留めています。 手提げで一番修理が多いのは、この持ち手とかごの接続部分の損傷です。
その点、このリングタイプは動きに自由が利き、接続部に負担がかかりにくいため、比較的長持ちするとも言われています。持ち手はあけび蔓を芯材に、同じくあけびの蔓を巻きつけています。細すぎず太すぎず、手馴染みの良い太さです。 持ち手は最大でこのぐらい外側に開き、内側にもパタンと畳むように置いておくこともできます。 底の部分を見てみると、側面同様並編が続いています。強度も申し分ありません。 かごの内寸は横幅約23cm、奥行き10cmで高さ21cmほどです。 長財布や鍵、携帯電話、小さなポーチなど貴重品が余裕を持って入り、山型の部分が目隠しとなります。
山に自生していたそのままの風合いを残したあけび蔓。
色味の自然なグラデーションや落ち着きのある色合いはいくら見ていても見飽きることがなく、
穏やかでゆったりとした気分にさせてくれます。
丸みのあるふっくらした形が特徴的。
縁がアクセントとなって、カジュアルな装いにも似合いそうです。
きっと長い年月に渡り、日々の手提げとして寄り添ってくれることと思います。
<長野県北部のあけび蔓細工>
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。
こちらはあけびの蔓で編まれた手提げです。
長野県では表皮を剥いた、むきあけびというグレーの蔓で編むかごもありますが、
こちらは自然界での姿そのままの茶色い表皮がついた蔓で編んでいます。
「並編(なみあみ)」と呼ばれる編み方で、胴部分が編まれています。 かごの上部はひごを増やしながら、ゆるやかな山型を描いています。 透け感はなく、目の詰まった編み目。並編は「すかし編み」とならんでスタンダードな編み方です。自然の風合いをのこしたあけび蔓。趣きが感じられます。 側面から縁を見ると三つ編で仕上げてあるように見えます。縁の下に2本のステッチが入っています。 上から見ると、縁部分は二重になっており、しっかりした縁巻きだとわかります。 縁と持ち手の接続部分です。二つのリングを鎖のように留めています。 手提げで一番修理が多いのは、この持ち手とかごの接続部分の損傷です。
その点、このリングタイプは動きに自由が利き、接続部に負担がかかりにくいため、比較的長持ちするとも言われています。 持ち手はあけび蔓を芯材に、同じくあけびの蔓を巻きつけています。細すぎず太すぎず、手馴染みの良い太さです。 持ち手は最大でこのぐらい外側に開き、内側にもパタンと畳むように置いておくこともできます。 底の部分を見てみると、側面同様並編が続いています。強度も申し分ありません。 かごの内寸は横幅約23cm、奥行き10cmで高さ21cmほどです。 長財布や鍵、携帯電話、小さなポーチなど貴重品が余裕を持って入り、山型の部分が目隠しとなります。
山に自生していたそのままの風合いを残したあけび蔓。
色味の自然なグラデーションや落ち着きのある色合いはいくら見ていても見飽きることがなく、
穏やかでゆったりとした気分にさせてくれます。
丸みのあるふっくらした形が特徴的。
縁がアクセントとなって、カジュアルな装いにも似合いそうです。
きっと長い年月に渡り、日々の手提げとして寄り添ってくれることと思います。
<長野県北部のあけび蔓細工>
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。