311214 長野県/あけび 並編み 小判手提げ 小・中 2サイズ
こちらはあけびの蔓で編まれた手提げです。
長野県では表皮を剥いた、むきあけびというグレーの蔓で編むかごもありますが、
こちらは自然界での姿そのままの茶色い表皮がついた蔓で編んでいます。
このページでは、小サイズと中サイズの2つのサイズをご紹介します。
両サイズとも作り方はほとんど同じです。
山に自生していたそのままの風合いを残したあけび蔓。
色味の自然なグラデーションや落ち着きのある色合いはいくら見ていても見飽きることがなく、
穏やかでゆったりとした気分にさせてくれます。
丸のままのあけび蔓で全体を編んでいるため、あけび蔓の風合いを存分に楽しめる手提げです。
あけび蔓の手提げはデニムなどのカジュアルなスタイルにもよく合います。
ビジネス・プライベート問わず、日々のお出かけでお使いいただけます。人の手の脂でコーティングされ、艶が出てくるのも楽しみです。
5年10年、またはそれ以上の長い期間を共にお過ごしいただけることと思います。
<長野県北部のあけび蔓細工>
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。
こちらはあけびの蔓で編まれた手提げです。
長野県では表皮を剥いた、むきあけびというグレーの蔓で編むかごもありますが、
こちらは自然界での姿そのままの茶色い表皮がついた蔓で編んでいます。
このページでは、小サイズと中サイズの2つのサイズをご紹介します。
両サイズとも作り方はほとんど同じです。
胴部分は産地で「並編み」と呼ばれる編み方で編まれています。 細めのあけび蔓を半分に割くことなく、丸のまま編んでいます。2本ずつの縦骨をベースに規則的な編み目が続きます。 同じような細さが並ぶことで、この編み目の美しさが出るため、この並編み手提げに関してもとても厳しく材料選別されています。 次に側面から縁を見たところです。全体の編み目よりもう少し太い蔓を半分に裂き、隙間少なく編まれています。 上から見ると、縁部分は矢筈巻き(やはずまき)と言って、弓矢の羽の部分のような形を作る巻き方となっています。両サイドから編み込んでいくため、丈夫な縁留めと言われます。 縁と持ち手の接続部分です。二つのリングを鎖のように留めています。 手提げで一番修理が多いのは、この持ち手とかごの接続部分の損傷です。
その点、このリングタイプは動きに自由が利き、接続部に負担がかかりにくいため、比較的長持ちするとも言われています。持ち手はあけび蔓を芯材に、同じくあけびの蔓を巻きつけています。細すぎず太すぎず、手馴染みの良い太さです。 持ち手は最大でこのぐらい外側に開き、内側にもパタンと畳むように置いておくこともできます。物の出し入れはしやすそうです。また、上から見ると「小判手提げ」と呼ばれるように緩やかな楕円形になっていることがわかります。 底の部分も並編(なみあみ)が続いています。強度も申し分ありません。 こちらは中サイズ。かごの内寸は横幅約29cm、奥行き13cmで高さ22cmほど。 中サイズをもったところです。 いわゆるかごバッグにおいて一般的なサイズ感と言えます。 選りすぐった細いあけび蔓でしっかりと編まれているため、オーソドックスな編み目でありながら、存在感はしっかりとあります。 こちらは小サイズ。かごの内寸は横幅約24cm、奥行き10cmで高さ20cmほど。 小サイズを手に持ったときのサイズ感です。 かわいらしいサイズです。とはいえ、長財布を横に入れても余裕がありますので、実用性も問題ありません。 小サイズでも持ち手の長さも十分あり、腕にもかけられます。
山に自生していたそのままの風合いを残したあけび蔓。
色味の自然なグラデーションや落ち着きのある色合いはいくら見ていても見飽きることがなく、
穏やかでゆったりとした気分にさせてくれます。
丸のままのあけび蔓で全体を編んでいるため、あけび蔓の風合いを存分に楽しめる手提げです。
あけび蔓の手提げはデニムなどのカジュアルなスタイルにもよく合います。
ビジネス・プライベート問わず、日々のお出かけでお使いいただけます。人の手の脂でコーティングされ、艶が出てくるのも楽しみです。
5年10年、またはそれ以上の長い期間を共にお過ごしいただけることと思います。
<長野県北部のあけび蔓細工>
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。
こちらはあけびの蔓で編まれた手提げです。
長野県では表皮を剥いた、むきあけびというグレーの蔓で編むかごもありますが、
こちらは自然界での姿そのままの茶色い表皮がついた蔓で編んでいます。
このページでは、小サイズと中サイズの2つのサイズをご紹介します。
両サイズとも作り方はほとんど同じです。
胴部分は産地で「並編み」と呼ばれる編み方で編まれています。 細めのあけび蔓を半分に割くことなく、丸のまま編んでいます。2本ずつの縦骨をベースに規則的な編み目が続きます。 同じような細さが並ぶことで、この編み目の美しさが出るため、この並編み手提げに関してもとても厳しく材料選別されています。 次に側面から縁を見たところです。全体の編み目よりもう少し太い蔓を半分に裂き、隙間少なく編まれています。 上から見ると、縁部分は矢筈巻き(やはずまき)と言って、弓矢の羽の部分のような形を作る巻き方となっています。両サイドから編み込んでいくため、丈夫な縁留めと言われます。 縁と持ち手の接続部分です。二つのリングを鎖のように留めています。 手提げで一番修理が多いのは、この持ち手とかごの接続部分の損傷です。
その点、このリングタイプは動きに自由が利き、接続部に負担がかかりにくいため、比較的長持ちするとも言われています。 持ち手はあけび蔓を芯材に、同じくあけびの蔓を巻きつけています。細すぎず太すぎず、手馴染みの良い太さです。 持ち手は最大でこのぐらい外側に開き、内側にもパタンと畳むように置いておくこともできます。物の出し入れはしやすそうです。また、上から見ると「小判手提げ」と呼ばれるように緩やかな楕円形になっていることがわかります。 底の部分も並編(なみあみ)が続いています。強度も申し分ありません。 こちらは中サイズ。かごの内寸は横幅約29cm、奥行き13cmで高さ22cmほど。 中サイズをもったところです。 いわゆるかごバッグにおいて一般的なサイズ感と言えます。 選りすぐった細いあけび蔓でしっかりと編まれているため、オーソドックスな編み目でありながら、存在感はしっかりとあります。 こちらは小サイズ。かごの内寸は横幅約24cm、奥行き10cmで高さ20cmほど。 小サイズを手に持ったときのサイズ感です。 かわいらしいサイズです。とはいえ、長財布を横に入れても余裕がありますので、実用性も問題ありません。 小サイズでも持ち手の長さも十分あり、腕にもかけられます。
山に自生していたそのままの風合いを残したあけび蔓。
色味の自然なグラデーションや落ち着きのある色合いはいくら見ていても見飽きることがなく、
穏やかでゆったりとした気分にさせてくれます。
丸のままのあけび蔓で全体を編んでいるため、あけび蔓の風合いを存分に楽しめる手提げです。
あけび蔓の手提げはデニムなどのカジュアルなスタイルにもよく合います。
ビジネス・プライベート問わず、日々のお出かけでお使いいただけます。人の手の脂でコーティングされ、艶が出てくるのも楽しみです。
5年10年、またはそれ以上の長い期間を共にお過ごしいただけることと思います。
<長野県北部のあけび蔓細工>
長野県では江戸時代の初めから雪深い冬の間の副業として、
かごや玩具などの暮らしの道具が作られてきました。
中でも長野県北部で作られるあけび蔓細工は2種類あります。
青森県、秋田県、山形県、新潟県など、
他の産地でも見られる表皮がついた「茶色いあけび蔓」と、
温泉に一週間ほどつけ、さらに川に一ヶ月ほど浸して発酵させてから、
表皮を剥いた「灰色のむきあけび蔓」です。
元々長野県北部のあけび蔓細工は全て「むきあけび蔓」だったとのこと。
むきあけびは編み始めるまでに多くの手間と時間がかかりますが、
この地でしか出せない色味で編まれたかごには、他にはない魅力があります。
ともに良質な材料のみ厳選して、高い編み技術で多様な形のかごを作り続けています。