大分県/真竹 菊底編みそばざる 高台付き 七寸(約21cm)・九寸(約27cm) 2サイズ
竹細工の盛んな大分県では、九州地方に豊富に自生している真竹を使って、
「青竹細工」や「白竹細工」と言われるざるやかごが製作されています。
青い竹を火で炙ったり、煮たり、または天日干しをしたりして
油分や色を抜く加工をしたものを「白竹(しろたけ)」、
こちらのように伐り出したままの自然な青い竹を「青竹(あおたけ)」と呼びます。
こちらは、その青竹をひごにして菊底(きくぞこ)編みという技法で作られた、高台付きのそばざるです。
それでは、2サイズをご紹介します。
こちらは小さい方の七寸サイズです。
こちらは大きい方の九寸サイズです。
このざるには大変色つやのよい、良質な材料を使っています。
表皮を薄く一枚削り、色をそろえるという工程を経ることもありますが、
こちらは表皮を洗っているだけです。それでも十分な美しさです。
良質な材料に熟練の手仕事が加わったこの完成度、
こちらに蕎麦を盛って頂くと、また格別な美味しさを味わえることと思います。
蕎麦やうどん、素麺、中華麺でもいいですね。
てんぷらや、おにぎり、パンにも合わせられます。
蕎麦屋さんにもお選びいただいている確かな作りです。
「七寸」または「九寸」、お好みのサイズをお選びください。
<九州の青竹細工>
青竹細工は特に、ひとむかし前までは生活の道具として、
どこにでもあるもの=比較的価値が低いものとして見られていました。
しかし、時代は流れ、私たちを取り巻く環境も変化した今、
改めて青竹細工に取り組む方々の作られるものを見ると、
生活道具として実用的でありながらも、
他には取って代えがたい魅力があるように思います。
良質な竹に熟練の手が加わった時の美しさは、目を見張るものがあります。
とりわけ九州各地には名手と呼ばれた先人が数多くいらして、
その技を目の前で見てこられた方々が今、活躍されています。
竹細工の盛んな大分県では、九州地方に豊富に自生している真竹を使って、
「青竹細工」や「白竹細工」と言われるざるやかごが製作されています。
青い竹を火で炙ったり、煮たり、または天日干しをしたりして
油分や色を抜く加工をしたものを「白竹(しろたけ)」、
こちらのように伐り出したままの自然な青い竹を「青竹(あおたけ)」と呼びます。
こちらは、その青竹をひごにして菊底(きくぞこ)編みという技法で作られた、高台付きのそばざるです。
ざるの直径が21cmほどの「七寸」と直径が27cmほどの「九寸」の2サイズがあります。 作りは2サイズとも同じです。 全体は細くつくられたひごで丹念に編まれています。 菊底編みとは底の作りが菊の花のような形をしているため、そのような名前が付けられています。
中心から放射状に縦骨が走り、それに細いひごを回しながら編んでいきます。裏返してもその美しさは変わりません。こちらは高台が付いて、ざるの底が直接下につかないような作りになっています。 高台があることで、通気が取れ、水切れがよくなります。 縁は巻縁(まきぶち)仕上げと言い、若くて柔らかい竹をきっちりと巻き付けています。こちらは表皮を薄く削る「磨き」の手法で仕上げられています。 同じ竹からできていますが、編み目部分と縁の色、風合いが違います。
時を経て色が変わっても、この違いは残ります。
それでは、2サイズをご紹介します。
こちらは小さい方の七寸サイズです。
こちらは大きい方の九寸サイズです。
このざるには大変色つやのよい、良質な材料を使っています。
表皮を薄く一枚削り、色をそろえるという工程を経ることもありますが、
こちらは表皮を洗っているだけです。それでも十分な美しさです。
良質な材料に熟練の手仕事が加わったこの完成度、
こちらに蕎麦を盛って頂くと、また格別な美味しさを味わえることと思います。
蕎麦やうどん、素麺、中華麺でもいいですね。
てんぷらや、おにぎり、パンにも合わせられます。
蕎麦屋さんにもお選びいただいている確かな作りです。
「七寸」または「九寸」、お好みのサイズをお選びください。
<九州の青竹細工>
青竹細工は特に、ひとむかし前までは生活の道具として、
どこにでもあるもの=比較的価値が低いものとして見られていました。
しかし、時代は流れ、私たちを取り巻く環境も変化した今、
改めて青竹細工に取り組む方々の作られるものを見ると、
生活道具として実用的でありながらも、
他には取って代えがたい魅力があるように思います。
良質な竹に熟練の手が加わった時の美しさは、目を見張るものがあります。
とりわけ九州各地には名手と呼ばれた先人が数多くいらして、
その技を目の前で見てこられた方々が今、活躍されています。
竹細工の盛んな大分県では、九州地方に豊富に自生している真竹を使って、
「青竹細工」や「白竹細工」と言われるざるやかごが製作されています。
青い竹を火で炙ったり、煮たり、または天日干しをしたりして
油分や色を抜く加工をしたものを「白竹(しろたけ)」、
こちらのように伐り出したままの自然な青い竹を「青竹(あおたけ)」と呼びます。
こちらは、その青竹をひごにして菊底(きくぞこ)編みという技法で作られた、高台付きのそばざるです。
ざるの直径が21cmほどの「七寸」と直径が27cmほどの「九寸」の2サイズがあります。 作りは2サイズとも同じです。 全体は細くつくられたひごで丹念に編まれています。 菊底編みとは底の作りが菊の花のような形をしているため、そのような名前が付けられています。
中心から放射状に縦骨が走り、それに細いひごを回しながら編んでいきます。 裏返してもその美しさは変わりません。こちらは高台が付いて、ざるの底が直接下につかないような作りになっています。 高台があることで、通気が取れ、水切れがよくなります。 縁は巻縁(まきぶち)仕上げと言い、若くて柔らかい竹をきっちりと巻き付けています。こちらは表皮を薄く削る「磨き」の手法で仕上げられています。 同じ竹からできていますが、編み目部分と縁の色、風合いが違います。
時を経て色が変わっても、この違いは残ります。
それでは、2サイズをご紹介します。
こちらは小さい方の七寸サイズです。
こちらは大きい方の九寸サイズです。
このざるには大変色つやのよい、良質な材料を使っています。
表皮を薄く一枚削り、色をそろえるという工程を経ることもありますが、
こちらは表皮を洗っているだけです。それでも十分な美しさです。
良質な材料に熟練の手仕事が加わったこの完成度、
こちらに蕎麦を盛って頂くと、また格別な美味しさを味わえることと思います。
蕎麦やうどん、素麺、中華麺でもいいですね。
てんぷらや、おにぎり、パンにも合わせられます。
蕎麦屋さんにもお選びいただいている確かな作りです。
「七寸」または「九寸」、お好みのサイズをお選びください。
<九州の青竹細工>
青竹細工は特に、ひとむかし前までは生活の道具として、
どこにでもあるもの=比較的価値が低いものとして見られていました。
しかし、時代は流れ、私たちを取り巻く環境も変化した今、
改めて青竹細工に取り組む方々の作られるものを見ると、
生活道具として実用的でありながらも、
他には取って代えがたい魅力があるように思います。
良質な竹に熟練の手が加わった時の美しさは、目を見張るものがあります。
とりわけ九州各地には名手と呼ばれた先人が数多くいらして、
その技を目の前で見てこられた方々が今、活躍されています。