850405-2 大分県/炭化竹 あじろ編み皿 角
こちらは、炭化竹(たんかちく)と籐(とう)を使って製作された竹皿です。
緑色をした真竹(=青竹/あおたけ)を天日干したり煮沸などの熱処理をしたりして、
竹の油と色を抜いた「白竹」は、ご存知の方も多いかもしれません。
さらに色が濃くなり、茶色いものは「炭化竹(たんかちく)」と呼ばれており、
青い竹から釜に入れる場合もありますが、この方は白竹から炭化しています。
高圧釜に入れ15-20分程度、圧力と熱を加えていきます。
そうすることで、余分な水分や油分が抜けて、白竹よりもぐっと深い茶色へと変化します。
竹の大敵であるカビや虫を防ぐために開発された加工法です。
こちらはさらにその炭化された竹の表皮を薄く削って、色味をそろえています。
とても軽やかで端正な竹皿。
朝食やティータイムのひとときをお楽しみください。
<カテゴリーを越えた、竹のものづくり>
竹細工の世界では、「実用品」や「工芸」、「土産品」、「民芸品」のように、
作られたものや人によってカテゴリーで括られることがあります。
一方で、それらにとらわれることなく、
「もっと広義な新しいイメージを持った竹のものづくりをしよう」と
日々活動されているご夫婦がいらっしゃいます。
もとは独学で習得された竹細工の技術を高めるため、
大分県別府市にある「大分県立竹工芸訓練センター」に入校され、
卒業後は、大分県内の工房で、ひたすら注文に応じて編み続けるという修業を数年されてきました。
とにかく数をこなすという基礎技術を糧にした、
こちらの方々が作られる作品の数々は、単なるイメージや発想のものづくりではありません。
どのようなかご(もの)を作るかによって異なる、使用する素材の見極め。それに、配色や形。
そして、今の暮らしに合わせた使い勝手。
それぞれに配慮があり、適材適所で光る、そのとりどりの「竹のもの」には、
ほどよく肩の力が抜けた楽しさがあるように思います。
こちらは、炭化竹(たんかちく)と籐(とう)を使って製作された竹皿です。
緑色をした真竹(=青竹/あおたけ)を天日干したり煮沸などの熱処理をしたりして、
竹の油と色を抜いた「白竹」は、ご存知の方も多いかもしれません。
さらに色が濃くなり、茶色いものは「炭化竹(たんかちく)」と呼ばれており、
青い竹から釜に入れる場合もありますが、この方は白竹から炭化しています。
高圧釜に入れ15-20分程度、圧力と熱を加えていきます。
そうすることで、余分な水分や油分が抜けて、白竹よりもぐっと深い茶色へと変化します。
竹の大敵であるカビや虫を防ぐために開発された加工法です。
こちらはさらにその炭化された竹の表皮を薄く削って、色味をそろえています。
とても軽やかで端正な竹皿。
朝食やティータイムのひとときをお楽しみください。
<カテゴリーを越えた、竹のものづくり>
竹細工の世界では、「実用品」や「工芸」、「土産品」、「民芸品」のように、
作られたものや人によってカテゴリーで括られることがあります。
一方で、それらにとらわれることなく、
「もっと広義な新しいイメージを持った竹のものづくりをしよう」と
日々活動されているご夫婦がいらっしゃいます。
もとは独学で習得された竹細工の技術を高めるため、
大分県別府市にある「大分県立竹工芸訓練センター」に入校され、
卒業後は、大分県内の工房で、ひたすら注文に応じて編み続けるという修業を数年されてきました。
とにかく数をこなすという基礎技術を糧にした、
こちらの方々が作られる作品の数々は、単なるイメージや発想のものづくりではありません。
どのようなかご(もの)を作るかによって異なる、使用する素材の見極め。それに、配色や形。
そして、今の暮らしに合わせた使い勝手。
それぞれに配慮があり、適材適所で光る、そのとりどりの「竹のもの」には、
ほどよく肩の力が抜けた楽しさがあるように思います。
こちらは、炭化竹(たんかちく)と籐(とう)を使って製作された竹皿です。
緑色をした真竹(=青竹/あおたけ)を天日干したり煮沸などの熱処理をしたりして、
竹の油と色を抜いた「白竹」は、ご存知の方も多いかもしれません。
さらに色が濃くなり、茶色いものは「炭化竹(たんかちく)」と呼ばれており、
青い竹から釜に入れる場合もありますが、この方は白竹から炭化しています。
高圧釜に入れ15-20分程度、圧力と熱を加えていきます。
そうすることで、余分な水分や油分が抜けて、白竹よりもぐっと深い茶色へと変化します。
竹の大敵であるカビや虫を防ぐために開発された加工法です。
こちらはさらにその炭化された竹の表皮を薄く削って、色味をそろえています。
うっとりするほど細やかできれいな「あじろ編み」が続いています。
光に当てると、編みの角度によって浮かび上がる光沢の模様が美しく魅入ってしまいます。
縁にも丁寧に磨かれた炭化竹があてられ、その上から白い籐のひごで等間隔に留められています。縁もつやつやと美しい仕上がりです。
お皿の底部分の編みひごは細く繊細ですが、縁には竹の皮付きで太めのものを用いています。そのため、カチッと丈夫な仕上がりになっています。
お皿の裏側から見た縁の部分です。「大和結び(やまとむすび)」と呼ばれる技法で籐が短い間隔できっちりと固く留められており、安定した縁作りです。
持っても、ほとんど重さを感じないほど、とても軽やかな竹皿です。
こちらの「角」タイプは、食パンのサイズに合わせて作られたそうです。日々の朝食の一皿に。
または、お茶の時間に。クッキーなど焼き菓子や、和菓子を盛り付けても良さそうです。
とても軽やかで端正な竹皿。
朝食やティータイムのひとときをお楽しみください。
<カテゴリーを越えた、竹のものづくり>
竹細工の世界では、「実用品」や「工芸」、「土産品」、「民芸品」のように、
作られたものや人によってカテゴリーで括られることがあります。
一方で、それらにとらわれることなく、
「もっと広義な新しいイメージを持った竹のものづくりをしよう」と
日々活動されているご夫婦がいらっしゃいます。
もとは独学で習得された竹細工の技術を高めるため、
大分県別府市にある「大分県立竹工芸訓練センター」に入校され、
卒業後は、大分県内の工房で、ひたすら注文に応じて編み続けるという修業を数年されてきました。
とにかく数をこなすという基礎技術を糧にした、
こちらの方々が作られる作品の数々は、単なるイメージや発想のものづくりではありません。
どのようなかご(もの)を作るかによって異なる、使用する素材の見極め。それに、配色や形。
そして、今の暮らしに合わせた使い勝手。
それぞれに配慮があり、適材適所で光る、そのとりどりの「竹のもの」には、
ほどよく肩の力が抜けた楽しさがあるように思います。