850404-1 大分県/白竹 バケツかご
大分県別府市にある「大分県立竹工芸訓練センター」には、
現在もさまざまな経験を持った方たちが入学しています。
そして、そこを卒業した後もまた、多種多様な竹細工の道を選ばれています。
そんな中でも、かつてはバックパッカーとして世界を歩いた経験を持ち、
国内外へのアンテナをしっかりと立てながら、日々竹細工に打ち込んでいる方がいらっしゃいます。
この方はご自身の技術を高めるために、センター卒業後は大分県内の工房で、
数年にわたってひたすら注文に応じて編み続けるという修業をなさってきました。
その数をこなすことはもちろんですが、独自の切り口から竹という素材を見つめ、
その材の特性を利用して、さまざまな形や風合いに展開することにも長けています。

こちらは白竹を使って製作された、持ち手付きのかごです。
その出で立ちから「バケツかご」と名付けられています。


青い真竹を天日干し、または煮沸などの熱処理にて竹の油と色を抜いた
「白竹」が使われています。

編み目は縦骨に少し太めのひご、横に細ひごを通していく「ござ目編み」で仕上げられています。

規則正しく、編み目が続きます。

縁には籐(とう)を芯材に、皮付きの籐がくるくると巻かれています。

皮付きの籐は艶々とした光沢があります。

持ち手も同様に皮籐が使われ、気持ちのよい手触りです。

持ち手と縁の接続部分で、可動式になっています。

持ち手は最大で45度ほど左右に傾けることができます。かごの内寸は約直径14.5cm、高さ16cmほど。

かごの底面裏側です。菊の花のような形から名付けられた「菊底編み」という技法で、細やかに編まれています。

底の縁は、部分的に竹ではなく籐が用いられ編まれています。黄色味の強い白竹に比べると、うっすら白いところが籐編みの部分です。

かごの角は、使用しているうちにコツンと他のものにぶつかったりと衝撃を受けやすい部分でもあります。竹は固いので当たったほうを傷つけてしまったりかごの角の部分が割れたりすることがあるため、こちらのかごでは当たりの柔らかい籐が用いられています。

手に持ったときのサイズ感です。

貴重品を入れて、お出掛けバックとして。

長財布は縦に入れても少し頭が出てしまいますが、小さめの財布、携帯電話、ハンカチ、鍵類など最小限の物を入れ、布をかぶせて使うような形が合いそうです。

かごの中に花瓶やグラスを入れて、花入れとしても良いと思います。
白竹に草花のグリーンが引き立ちます。
持ち手を傾けておいて、くずかごとしても。
何に使おうかとあれこれ考えるのも楽しくなりそうなかごです。
使い手への配慮が詰まった、万能かご。
いろいろなシーンでお楽しみください。

大分県別府市にある「大分県立竹工芸訓練センター」には、
現在もさまざまな経験を持った方たちが入学しています。
そして、そこを卒業した後もまた、多種多様な竹細工の道を選ばれています。
そんな中でも、かつてはバックパッカーとして世界を歩いた経験を持ち、
国内外へのアンテナをしっかりと立てながら、日々竹細工に打ち込んでいる方がいらっしゃいます。
この方はご自身の技術を高めるために、センター卒業後は大分県内の工房で、
数年にわたってひたすら注文に応じて編み続けるという修業をなさってきました。
その数をこなすことはもちろんですが、独自の切り口から竹という素材を見つめ、
その材の特性を利用して、さまざまな形や風合いに展開することにも長けています。

こちらは白竹を使って製作された、持ち手付きのかごです。
その出で立ちから「バケツかご」と名付けられています。


「白竹」が使われています。














白竹に草花のグリーンが引き立ちます。
持ち手を傾けておいて、くずかごとしても。
何に使おうかとあれこれ考えるのも楽しくなりそうなかごです。
使い手への配慮が詰まった、万能かご。
いろいろなシーンでお楽しみください。

大分県別府市にある「大分県立竹工芸訓練センター」には、
現在もさまざまな経験を持った方たちが入学しています。
そして、そこを卒業した後もまた、多種多様な竹細工の道を選ばれています。
そんな中でも、かつてはバックパッカーとして世界を歩いた経験を持ち、
国内外へのアンテナをしっかりと立てながら、日々竹細工に打ち込んでいる方がいらっしゃいます。
この方はご自身の技術を高めるために、センター卒業後は大分県内の工房で、
数年にわたってひたすら注文に応じて編み続けるという修業をなさってきました。
その数をこなすことはもちろんですが、独自の切り口から竹という素材を見つめ、
その材の特性を利用して、さまざまな形や風合いに展開することにも長けています。

こちらは白竹を使って製作された、持ち手付きのかごです。
その出で立ちから「バケツかご」と名付けられています。


青い真竹を天日干し、または煮沸などの熱処理にて竹の油と色を抜いた
「白竹」が使われています。

編み目は縦骨に少し太めのひご、横に細ひごを通していく「ござ目編み」で仕上げられています。

規則正しく、編み目が続きます。

縁には籐(とう)を芯材に、皮付きの籐がくるくると巻かれています。

皮付きの籐は艶々とした光沢があります。

持ち手も同様に皮籐が使われ、気持ちのよい手触りです。

持ち手と縁の接続部分で、可動式になっています。

持ち手は最大で45度ほど左右に傾けることができます。かごの内寸は約直径14.5cm、高さ16cmほど。

かごの底面裏側です。菊の花のような形から名付けられた「菊底編み」という技法で、細やかに編まれています。

底の縁は、部分的に竹ではなく籐が用いられ編まれています。黄色味の強い白竹に比べると、うっすら白いところが籐編みの部分です。

かごの角は、使用しているうちにコツンと他のものにぶつかったりと衝撃を受けやすい部分でもあります。竹は固いので当たったほうを傷つけてしまったりかごの角の部分が割れたりすることがあるため、こちらのかごでは当たりの柔らかい籐が用いられています。

手に持ったときのサイズ感です。

貴重品を入れて、お出掛けバックとして。

長財布は縦に入れても少し頭が出てしまいますが、小さめの財布、携帯電話、ハンカチ、鍵類など最小限の物を入れ、布をかぶせて使うような形が合いそうです。

かごの中に花瓶やグラスを入れて、花入れとしても良いと思います。
白竹に草花のグリーンが引き立ちます。
持ち手を傾けておいて、くずかごとしても。
何に使おうかとあれこれ考えるのも楽しくなりそうなかごです。
使い手への配慮が詰まった、万能かご。
いろいろなシーンでお楽しみください。
