850403-1 大分県/白竹 弁当かご 丸
大分県別府市にある「大分県立竹工芸訓練センター」には、
現在もさまざまな経験を持った方たちが入学しています。
そして、そこを卒業した後もまた、多種多様な竹細工の道を選ばれています。
そんな中でも、かつてはバックパッカーとして世界を歩いた経験を持ち、
国内外へのアンテナをしっかりと立てながら、日々竹細工に打ち込んでいる方がいらっしゃいます。
この方はご自身の技術を高めるために、センター卒業後は大分県内の工房で、
数年にわたってひたすら注文に応じて編み続けるという修業をなさってきました。
その数をこなすことはもちろんですが、独自の切り口から竹という素材を見つめ、
その材の特性を利用して、さまざまな形や風合いに展開することにも長けています。
こちらは白竹を使って製作された、蓋付きの弁当かごです。
「白竹」とは、青い真竹を天日干し、または煮沸などの熱処理にて竹の油と色を抜いたもののことです。
そうすることで、竹が硬く締まり、光沢も出て、経年変化により深い飴色を楽しむこともできます。
おにぎりであれば、そのまま入れてご使用いただけます。
おかずを入れるなら、ワックスペーパーやクッキングシートを敷くのもお勧めです。
この方ならではの使い手への配慮が詰まった、弁当かご。
日々のランチタイムをお楽しみください。
大分県別府市にある「大分県立竹工芸訓練センター」には、
現在もさまざまな経験を持った方たちが入学しています。
そして、そこを卒業した後もまた、多種多様な竹細工の道を選ばれています。
そんな中でも、かつてはバックパッカーとして世界を歩いた経験を持ち、
国内外へのアンテナをしっかりと立てながら、日々竹細工に打ち込んでいる方がいらっしゃいます。
この方はご自身の技術を高めるために、センター卒業後は大分県内の工房で、
数年にわたってひたすら注文に応じて編み続けるという修業をなさってきました。
その数をこなすことはもちろんですが、独自の切り口から竹という素材を見つめ、
その材の特性を利用して、さまざまな形や風合いに展開することにも長けています。
こちらは白竹を使って製作された、蓋付きの弁当かごです。
「白竹」とは、青い真竹を天日干し、または煮沸などの熱処理にて竹の油と色を抜いたもののことです。
そうすることで、竹が硬く締まり、光沢も出て、経年変化により深い飴色を楽しむこともできます。
蓋と身がぴったりと合わさる仕上げです。スッと蓋を閉められるよう寸法を合わせるには高度な技術が必要だと聞きます。 かごの側面は縦骨に太めのひご、横に細ひごを通していく「ござ目編み」で仕上げられています。横ひごはとても細いものを用いているため、時折ひごのひび割れが見られますが、使用には問題なく、自然のものとして見ていただければと思います。 蓋と身の縁部分です。白竹のひごをぐるっとまわし、銅釘で留められています。 縁にまわしたひごの端は、内側の竹ひごをわずかに削って凹凸をなくし、手当たりが柔らかくなるように処理されています。 蓋と身、どちらもこの竹の節(ふし)を合わせるように閉めるとちょうどピタッと閉まります。 こちらは身のかごです。銅釘は縁の内側に折り込むように処理され、手に引っ掛かるようなことはありません。底面は「菊底編み」仕上げです。 身の底面裏側です。花のような配置のひごは力竹(ちからだけ)の役割も担っています。 上からみた蓋部分です。こちらも身の底面裏側と同じように花模様のひごがあしらわれ、かごのアクセントとなっています。 かごの内寸は約直径12.5cm、高さ4.5cmほど。 おにぎり2,3個とおかずが少し、入れられる容量です。
おにぎりであれば、そのまま入れてご使用いただけます。
おかずを入れるなら、ワックスペーパーやクッキングシートを敷くのもお勧めです。
この方ならではの使い手への配慮が詰まった、弁当かご。
日々のランチタイムをお楽しみください。
大分県別府市にある「大分県立竹工芸訓練センター」には、
現在もさまざまな経験を持った方たちが入学しています。
そして、そこを卒業した後もまた、多種多様な竹細工の道を選ばれています。
そんな中でも、かつてはバックパッカーとして世界を歩いた経験を持ち、
国内外へのアンテナをしっかりと立てながら、日々竹細工に打ち込んでいる方がいらっしゃいます。
この方はご自身の技術を高めるために、センター卒業後は大分県内の工房で、
数年にわたってひたすら注文に応じて編み続けるという修業をなさってきました。
その数をこなすことはもちろんですが、独自の切り口から竹という素材を見つめ、
その材の特性を利用して、さまざまな形や風合いに展開することにも長けています。
こちらは白竹を使って製作された、蓋付きの弁当かごです。
「白竹」とは、青い真竹を天日干し、または煮沸などの熱処理にて竹の油と色を抜いたもののことです。
そうすることで、竹が硬く締まり、光沢も出て、経年変化により深い飴色を楽しむこともできます。
蓋と身がぴったりと合わさる仕上げです。スッと蓋を閉められるよう寸法を合わせるには高度な技術が必要だと聞きます。 かごの側面は縦骨に太めのひご、横に細ひごを通していく「ござ目編み」で仕上げられています。横ひごはとても細いものを用いているため、時折ひごのひび割れが見られますが、使用には問題なく、自然のものとして見ていただければと思います。 蓋と身の縁部分です。白竹のひごをぐるっとまわし、銅釘で留められています。 縁にまわしたひごの端は、内側の竹ひごをわずかに削って凹凸をなくし、手当たりが柔らかくなるように処理されています。 蓋と身、どちらもこの竹の節(ふし)を合わせるように閉めるとちょうどピタッと閉まります。 こちらは身のかごです。銅釘は縁の内側に折り込むように処理され、手に引っ掛かるようなことはありません。底面は「菊底編み」仕上げです。 身の底面裏側です。花のような配置のひごは力竹(ちからだけ)の役割も担っています。 上からみた蓋部分です。こちらも身の底面裏側と同じように花模様のひごがあしらわれ、かごのアクセントとなっています。 かごの内寸は約直径12.5cm、高さ4.5cmほど。 おにぎり2,3個とおかずが少し、入れられる容量です。
おにぎりであれば、そのまま入れてご使用いただけます。
おかずを入れるなら、ワックスペーパーやクッキングシートを敷くのもお勧めです。
この方ならではの使い手への配慮が詰まった、弁当かご。
日々のランチタイムをお楽しみください。