321106 鹿児島県/白竹 弁当箱 小・小(長型)2種
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こちらは白竹で作られた弁当箱です。
九州ではむかし、このタイプの小さいものを
子どもたちのお弁当箱として使っていたそうです。
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九州は日本のなかでもとくに、良質な真竹が豊富に採れる地でこちらの弁当かごも、九州で採れた真竹を白くさらした「白竹-しろたけ-」を材料にしています。
白竹とは青いままの真竹を、天日干ししたり煮たりしたもので、そうして油分や水分をぬき、竹の色をさらしたものです。
白竹にすることで色味が整い、虫食いが減り、材料の竹がかたく締まることで丈夫になります。
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こちらのページでは、小さめの弁当箱、「小」タイプと
「小(長型)」タイプの2種類をご紹介します。
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蓋と身のかごからなる弁当箱。竹を編んだものは通気性よく、使い勝手がよいですが、今や生産する職人が大変少なくなっています。
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編み方は「ひしぎ編み」ともいい、九州の白竹でつくる弁当かごによく見られる技法です。
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このような竹で作る四角いかごを総称して「角物(かくもの)」と呼びます。角物を作る方は、角物だけを専門的に作られることも多いです。
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それは、よく見られる丸や楕円のかごとは根本的に作り方が異なるためです。材料(パーツ)をあらかじめ曲げておくなどの用意をしてから組み上げていきます。
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時折、ひごの表面に黒い斑点や模様が見られることがありますが、竹の自然の模様で、不良品ではありません。あらかじめご了承ください。
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縁の部分も特徴的です。かたくて、まっすぐな竹を、火であぶって直角に近い角度に曲げています。
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縁には少し厚みのある白竹が使われ、縦ひごと縁が真鍮釘で留められています。
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縁の内側は、釘の先端を折りまげて手に当たらないようにしてありますが、念のためお取り扱いにはお気をつけくださいませ。
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かご底は筏底編み(いかだぞこあみ)という、大きめのかごに使われる丈夫な作りになっています。
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蓋が身のかごにスッとはまるのも、角物ならではです。そしてこれが職人の技術です。蓋を開け閉めするのが楽しくなるほどです。
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丁寧に整えられた白竹が、リズミカルに、まっすぐに編まれている様はうつくしく、見ていて落ち着きを感じます。
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このように「編み細工」というよりは、
「竹組み細工」といえるほど、ほかのかご細工とは作り方が違います。
ほかには取ってかえがたい、かごだと思います。
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それでは、それぞれのタイプをご紹介します。こちらは「小」タイプです。
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鹿児島の「白竹弁当かご」シリーズの中では最小のサイズです。
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1人分のお弁当を入れるのにちょうどよい大きさかと思います。
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おにぎり2つ、おかず3品(からあげ2つ、アスパラとパプリカ、サヤエンドウ、ウィンナー炒め、さつまいものレモン煮)と、りんご2切れを入れています。
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小物入れにも。蓋にも高さがあるため、ネイルボトルを立てて入れても蓋を閉めることができます。(ネイルボトルの種類によっては蓋が閉まらないこともあります。ご購入前に入れるものの寸法もよくお確かめください。)
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こちらは「小(長型)」タイプです。
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小サイズとおなじ奥行きで、横に長いタイプです。
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こちらも1人分のお弁当を入れるのにちょうど良いサイズです。
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おにぎりやごはんにも、サンドイッチにも。
竹かごはほどよく通気がとれて、蒸れにくいのがよいところ。
少し水分の出るおかずなどは、仕切りカップを使うのもよいかと思います。
(お弁当箱を傾けると水分が外に漏れることがありますので、お気をつけください。)
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クッキングシートやワックスペーパーをかごの内側に敷き詰めてから
盛り付けると、かごがきれいに使えます。
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ご使用後は、たわしなどで水洗いしてからよく水を切って、
蓋を外したまま、しっかりと乾かしてください。
また、シートやペーパーをつかってかごに汚れがついていなければ、
水洗いの必要もありません。
ただ、湿気がたまっているかもしれませんので、
蓋を開けて、こちらもよく乾燥させてください。
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揚げ物を入れたりして、かごに油がついたときは、
少量の洗剤をおつかいいただいても大丈夫です。
かごに洗剤が残らないよう、よく水ですすいでください。
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蓋つきのかごは、小物入れや道具入れとしても大変重宝します。
身のまわりのものをまとめておくのに。
よく使うものを手に取りやすいところに置いておきたいときに。
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蓋を閉めておいておくと、すっきりとして見えます。
爽やかな白竹のかごは、インテリアとしてもお部屋を飾ってくれることと思います。
どちらかお好みのタイプをお選びください。
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–鹿児島の竹細工–
県内を車で走っていると、ものすごくたくさんの竹林を見かけ、その多さに驚かされます。
国内でも有数の竹林保有面積をもつ鹿児島県は、まさに「竹大国」。
その竹林の半数を占めるのが、見るからに生命力に満ちた太い孟宗竹-もうそうちく-です。
孟宗竹は竹の身があつくかたいので、細いひごにするには大変手間がかかります。
そのため、ヘラなどの調理道具やスプーン・フォークのようなカトラリーとして
加工されることが多いです。
そして、こちらのような弁当かご(豆腐かご)や、
ざるなどの編組品-へんそひん-には、真竹-まだけ-がよく用いられます。
孟宗竹にくらべて真竹は身がうすいので、
細くて長いひごを作り出しやすいのが特徴です。
鹿児島でもかねてより竹細工が盛んで、今は関わる方が減ってきてはいるものの、
竹細工に親しまれる方は他県とくらべると多く、
今でもグループで活動され、作品発表会が行われているほど活発な動きがあります。
アマチュア・プロ問わず、レベルの高いかご作りが今も続けられています。
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こちらは白竹で作られた弁当箱です。
九州ではむかし、このタイプの小さいものを
子どもたちのお弁当箱として使っていたそうです。
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九州は日本のなかでもとくに、良質な真竹が豊富に採れる地でこちらの弁当かごも、九州で採れた真竹を白くさらした「白竹-しろたけ-」を材料にしています。
白竹とは青いままの真竹を、天日干ししたり煮たりしたもので、そうして油分や水分をぬき、竹の色をさらしたものです。
白竹にすることで色味が整い、虫食いが減り、材料の竹がかたく締まることで丈夫になります。
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こちらのページでは、小さめの弁当箱、「小」タイプと
「小(長型)」タイプの2種類をご紹介します。
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このように「編み細工」というよりは、
「竹組み細工」といえるほど、ほかのかご細工とは作り方が違います。
ほかには取ってかえがたい、かごだと思います。
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おにぎりやごはんにも、サンドイッチにも。
竹かごはほどよく通気がとれて、蒸れにくいのがよいところ。
少し水分の出るおかずなどは、仕切りカップを使うのもよいかと思います。
(お弁当箱を傾けると水分が外に漏れることがありますので、お気をつけください。)
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クッキングシートやワックスペーパーをかごの内側に敷き詰めてから
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ご使用後は、たわしなどで水洗いしてからよく水を切って、
蓋を外したまま、しっかりと乾かしてください。
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水洗いの必要もありません。
ただ、湿気がたまっているかもしれませんので、
蓋を開けて、こちらもよく乾燥させてください。
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揚げ物を入れたりして、かごに油がついたときは、
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かごに洗剤が残らないよう、よく水ですすいでください。
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蓋つきのかごは、小物入れや道具入れとしても大変重宝します。
身のまわりのものをまとめておくのに。
よく使うものを手に取りやすいところに置いておきたいときに。
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蓋を閉めておいておくと、すっきりとして見えます。
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どちらかお好みのタイプをお選びください。
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–鹿児島の竹細工–
県内を車で走っていると、ものすごくたくさんの竹林を見かけ、その多さに驚かされます。
国内でも有数の竹林保有面積をもつ鹿児島県は、まさに「竹大国」。
その竹林の半数を占めるのが、見るからに生命力に満ちた太い孟宗竹-もうそうちく-です。
孟宗竹は竹の身があつくかたいので、細いひごにするには大変手間がかかります。
そのため、ヘラなどの調理道具やスプーン・フォークのようなカトラリーとして
加工されることが多いです。
そして、こちらのような弁当かご(豆腐かご)や、
ざるなどの編組品-へんそひん-には、真竹-まだけ-がよく用いられます。
孟宗竹にくらべて真竹は身がうすいので、
細くて長いひごを作り出しやすいのが特徴です。
鹿児島でもかねてより竹細工が盛んで、今は関わる方が減ってきてはいるものの、
竹細工に親しまれる方は他県とくらべると多く、
今でもグループで活動され、作品発表会が行われているほど活発な動きがあります。
アマチュア・プロ問わず、レベルの高いかご作りが今も続けられています。
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こちらは白竹で作られた弁当箱です。
九州ではむかし、このタイプの小さいものを
子どもたちのお弁当箱として使っていたそうです。
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九州は日本のなかでもとくに、良質な真竹が豊富に採れる地でこちらの弁当かごも、九州で採れた真竹を白くさらした「白竹-しろたけ-」を材料にしています。
白竹とは青いままの真竹を、天日干ししたり煮たりしたもので、そうして油分や水分をぬき、竹の色をさらしたものです。
白竹にすることで色味が整い、虫食いが減り、材料の竹がかたく締まることで丈夫になります。
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こちらのページでは、小さめの弁当箱、「小」タイプと
「小(長型)」タイプの2種類をご紹介します。
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蓋と身のかごからなる弁当箱。竹を編んだものは通気性よく、使い勝手がよいですが、今や生産する職人が大変少なくなっています。
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編み方は「ひしぎ編み」ともいい、九州の白竹でつくる弁当かごによく見られる技法です。
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このような竹で作る四角いかごを総称して「角物(かくもの)」と呼びます。角物を作る方は、角物だけを専門的に作られることも多いです。
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それは、よく見られる丸や楕円のかごとは根本的に作り方が異なるためです。材料(パーツ)をあらかじめ曲げておくなどの用意をしてから組み上げていきます。
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時折、ひごの表面に黒い斑点や模様が見られることがありますが、竹の自然の模様で、不良品ではありません。あらかじめご了承ください。
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縁の部分も特徴的です。かたくて、まっすぐな竹を、火であぶって直角に近い角度に曲げています。
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縁には少し厚みのある白竹が使われ、縦ひごと縁が真鍮釘で留められています。
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縁の内側は、釘の先端を折りまげて手に当たらないようにしてありますが、念のためお取り扱いにはお気をつけくださいませ。
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かご底は筏底編み(いかだぞこあみ)という、大きめのかごに使われる丈夫な作りになっています。
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蓋が身のかごにスッとはまるのも、角物ならではです。そしてこれが職人の技術です。蓋を開け閉めするのが楽しくなるほどです。
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丁寧に整えられた白竹が、リズミカルに、まっすぐに編まれている様はうつくしく、見ていて落ち着きを感じます。
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このように「編み細工」というよりは、
「竹組み細工」といえるほど、ほかのかご細工とは作り方が違います。
ほかには取ってかえがたい、かごだと思います。
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それでは、それぞれのタイプをご紹介します。こちらは「小」タイプです。
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鹿児島の「白竹弁当かご」シリーズの中では最小のサイズです。
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1人分のお弁当を入れるのにちょうどよい大きさかと思います。
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おにぎり2つ、おかず3品(からあげ2つ、アスパラとパプリカ、サヤエンドウ、ウィンナー炒め、さつまいものレモン煮)と、りんご2切れを入れています。
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小物入れにも。蓋にも高さがあるため、ネイルボトルを立てて入れても蓋を閉めることができます。(ネイルボトルの種類によっては蓋が閉まらないこともあります。ご購入前に入れるものの寸法もよくお確かめください。)
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こちらは「小(長型)」タイプです。
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小サイズとおなじ奥行きで、横に長いタイプです。
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こちらも1人分のお弁当を入れるのにちょうど良いサイズです。
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おにぎりやごはんにも、サンドイッチにも。
竹かごはほどよく通気がとれて、蒸れにくいのがよいところ。
少し水分の出るおかずなどは、仕切りカップを使うのもよいかと思います。
(お弁当箱を傾けると水分が外に漏れることがありますので、お気をつけください。)
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クッキングシートやワックスペーパーをかごの内側に敷き詰めてから
盛り付けると、かごがきれいに使えます。
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ご使用後は、たわしなどで水洗いしてからよく水を切って、
蓋を外したまま、しっかりと乾かしてください。
また、シートやペーパーをつかってかごに汚れがついていなければ、
水洗いの必要もありません。
ただ、湿気がたまっているかもしれませんので、
蓋を開けて、こちらもよく乾燥させてください。
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揚げ物を入れたりして、かごに油がついたときは、
少量の洗剤をおつかいいただいても大丈夫です。
かごに洗剤が残らないよう、よく水ですすいでください。
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蓋つきのかごは、小物入れや道具入れとしても大変重宝します。
身のまわりのものをまとめておくのに。
よく使うものを手に取りやすいところに置いておきたいときに。
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蓋を閉めておいておくと、すっきりとして見えます。
爽やかな白竹のかごは、インテリアとしてもお部屋を飾ってくれることと思います。
どちらかお好みのタイプをお選びください。
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–鹿児島の竹細工–
県内を車で走っていると、ものすごくたくさんの竹林を見かけ、その多さに驚かされます。
国内でも有数の竹林保有面積をもつ鹿児島県は、まさに「竹大国」。
その竹林の半数を占めるのが、見るからに生命力に満ちた太い孟宗竹-もうそうちく-です。
孟宗竹は竹の身があつくかたいので、細いひごにするには大変手間がかかります。
そのため、ヘラなどの調理道具やスプーン・フォークのようなカトラリーとして
加工されることが多いです。
そして、こちらのような弁当かご(豆腐かご)や、
ざるなどの編組品-へんそひん-には、真竹-まだけ-がよく用いられます。
孟宗竹にくらべて真竹は身がうすいので、
細くて長いひごを作り出しやすいのが特徴です。
鹿児島でもかねてより竹細工が盛んで、今は関わる方が減ってきてはいるものの、
竹細工に親しまれる方は他県とくらべると多く、
今でもグループで活動され、作品発表会が行われているほど活発な動きがあります。
アマチュア・プロ問わず、レベルの高いかご作りが今も続けられています。