211201 鹿児島県/白竹 手つき弁当かご 小 四角・長型/一段・二段 4種
鹿児島県は日本でも有数の竹林保有面積を誇る「竹大国」と言えます。
その半数を占めるのが見るからに生命力に満ちた太い孟宗竹です。
孟宗竹は肉が厚く、細く薄く、長いひごにするのには大変な苦労があります。
そのため、孟宗竹を加工したものは、竹のへらなどの調理道具やスプーンのようなカトラリーになることがほとんどです。
そして、ざるやかごなどの編組(へんそ)品には大概、真竹が用いられます。
孟宗竹に比べると、真竹は肉が薄く、格段に細くて薄めの長いひごを作りやすい、つまり、かごやざるを編むための材料を整えやすいと言えます。
こちらは、青い真竹を天日干し、または煮沸などの熱処理にて
竹の油分と色を晒した「白竹」を使って作られた取っ手付きの弁当かごです。
九州地方では、ひと昔前はこのタイプの小さいかごが
子どもたちのお弁当箱だったと言います。
竹を編んだ通気性のよい蓋付き弁当かごは、
今では生産する職人が少なくなり、希少なかごとなってきています。
「ひしぎ編み」という編み方でも呼ばれるこの編み方は、九州の白竹でつくる弁当かごによく見られる編み方です。
太さの異なる竹ひごを編み組むことで、より強度が増します。
きれいに整った編み目です。
縁は、外側と内側にそれぞれ太めの竹ひごをぐるっと一周まわして留めた「当て縁」です。そこに釘を止めて仕上げています。
この釘は内側で折り曲げて処理をしています。
縁の四隅は硬くて真っすぐな竹を、火を使って直角に近い角度に曲げています。
時折、かごの内側に打ち直しの釘穴が見られることがあります。虫食いとは別の穴で不良品ではありませんので、あらかじめご了承ください。
蓋や、一段目と二段目を合わせるときも、スッとはまります。
蓋の合わせは角物ならではであり、職人の技術でもあります。個体差があり、蓋が簡単に外れないよう、少しきつめの仕様になったものもありますが、思い切って開けてください。
持ち手も白竹のひごで作られています。
一段タイプであれば、蓋ではなくかご部分に、
二段タイプであれば、一番下のかごに取り付けられています。
上から見るとこのように持ち手の留めは浮かせてあり、左右にスッと開くことができます。
横にサッと開いて蓋を外すことができます。
蓋の角部分です。
角部分の裏側です。
底は幅の広いひごを編んだ筏底編み(いかだそこあみ)という、丈夫な編み方になっています。時折、竹の繊維に沿って黒いスジのようなもの(”す”と呼ばれます)が混じる場合があります。自然のもので不良品ではありませんので、あらかじめご了承ください。
そして、二段タイプは四角・長型ともに一段目と二段目で底の編み方が変わります。また、二段目の編み模様が写真と異なる場合や、一段目の底板の本数が材料と作り手の方の状況によって変わる場合がありますが、こちらも不良品とはなりません。ご了承ください。
かごの底面、角の部分です。それでは4サイズを順にご紹介します。
こちらは「四角一段」タイプです。
1〜2人分のお弁当かごとして。小物入れとしても良さそうです。
こちらは「四角二段」タイプです。
例えば上の段におかずを入れ、下の段におにぎりを入れて、1〜2人分のお弁当かごとして。こちらも、小物を入れたり救急セットを入れておくのにも便利です。
こちらは「長型一段」タイプです。
1〜2人分のお弁当かごとして。裁縫道具としたり、細々した小物をまとめておくのにも。
こちらは「長型二段」タイプです。
こちらも上下段におかずやサンドイッチ、果物を入れて。道具入れとしてもいいと思います。
白竹の風合いは、おにぎりや和食にも、
サンドイッチやパンなど洋食にも、よく合います。
ほどよい通気がとれ、蒸れにくいのが良いところですが、
水分の出るおかずなどはかごから漏れてしまうので、
小さめのタッパーなどを中に入れてお使いになるのがお勧めです。
クッキングペーパーやワックスシートなどを敷いて
お使いになるのも良いと思います。
使い終わりには、汚れている場合は、タワシやささらを使って水洗いし、
よく水を切り、蓋を外してしっかりと乾燥させてください。
ペーパーを使用したりして、使った後もきれいであったり、ちょっとした汚れがついた程度でしたら、
固く絞ったふきんで汚れを拭き取り、蓋を開けて、よく乾かすようにするといいと思います。
揚げ物を入れたりして油が付いたら、少量の中性洗剤をつけてたわしでこすり、
その後よく水ですすいでください。
持ち手がついていることで、かごに「運ぶ」という動きが加わります。
お弁当を詰めて、出かけることを考えるとワクワクしてきます。
裁縫道具や手芸用具を入れておくのにも重宝します。
小物入れや救急箱として、文房具入れとしても良さそうです。
さまざまなシーンでお楽しみください。
いずれかお好みのタイプをお選びください。
鹿児島県は日本でも有数の竹林保有面積を誇る「竹大国」と言えます。
その半数を占めるのが見るからに生命力に満ちた太い孟宗竹です。
孟宗竹は肉が厚く、細く薄く、長いひごにするのには大変な苦労があります。
そのため、孟宗竹を加工したものは、竹のへらなどの調理道具やスプーンのようなカトラリーになることがほとんどです。
そして、ざるやかごなどの編組(へんそ)品には大概、真竹が用いられます。
孟宗竹に比べると、真竹は肉が薄く、格段に細くて薄めの長いひごを作りやすい、つまり、かごやざるを編むための材料を整えやすいと言えます。
こちらは、青い真竹を天日干し、または煮沸などの熱処理にて
竹の油分と色を晒した「白竹」を使って作られた取っ手付きの弁当かごです。
九州地方では、ひと昔前はこのタイプの小さいかごが
子どもたちのお弁当箱だったと言います。
竹を編んだ通気性のよい蓋付き弁当かごは、
今では生産する職人が少なくなり、希少なかごとなってきています。
白竹の風合いは、おにぎりや和食にも、
サンドイッチやパンなど洋食にも、よく合います。
ほどよい通気がとれ、蒸れにくいのが良いところですが、
水分の出るおかずなどはかごから漏れてしまうので、
小さめのタッパーなどを中に入れてお使いになるのがお勧めです。
クッキングペーパーやワックスシートなどを敷いて
お使いになるのも良いと思います。
使い終わりには、汚れている場合は、タワシやささらを使って水洗いし、
よく水を切り、蓋を外してしっかりと乾燥させてください。
ペーパーを使用したりして、使った後もきれいであったり、ちょっとした汚れがついた程度でしたら、
固く絞ったふきんで汚れを拭き取り、蓋を開けて、よく乾かすようにするといいと思います。
揚げ物を入れたりして油が付いたら、少量の中性洗剤をつけてたわしでこすり、
その後よく水ですすいでください。
持ち手がついていることで、かごに「運ぶ」という動きが加わります。
お弁当を詰めて、出かけることを考えるとワクワクしてきます。
裁縫道具や手芸用具を入れておくのにも重宝します。
小物入れや救急箱として、文房具入れとしても良さそうです。
さまざまなシーンでお楽しみください。
いずれかお好みのタイプをお選びください。
鹿児島県は日本でも有数の竹林保有面積を誇る「竹大国」と言えます。
その半数を占めるのが見るからに生命力に満ちた太い孟宗竹です。
孟宗竹は肉が厚く、細く薄く、長いひごにするのには大変な苦労があります。
そのため、孟宗竹を加工したものは、竹のへらなどの調理道具やスプーンのようなカトラリーになることがほとんどです。
そして、ざるやかごなどの編組(へんそ)品には大概、真竹が用いられます。
孟宗竹に比べると、真竹は肉が薄く、格段に細くて薄めの長いひごを作りやすい、つまり、かごやざるを編むための材料を整えやすいと言えます。
こちらは、青い真竹を天日干し、または煮沸などの熱処理にて
竹の油分と色を晒した「白竹」を使って作られた取っ手付きの弁当かごです。
手付きの弁当かごの中では、小さい方のサイズです。上から見た形が正方形の「四角一段」、「四角二段」タイプ。
上から見た形が長四角の「長型一段」、「長型二段」の4タイプがあります。
九州地方では、ひと昔前はこのタイプの小さいかごが
子どもたちのお弁当箱だったと言います。
竹を編んだ通気性のよい蓋付き弁当かごは、
今では生産する職人が少なくなり、希少なかごとなってきています。
「ひしぎ編み」という編み方でも呼ばれるこの編み方は、九州の白竹でつくる弁当かごによく見られる編み方です。
太さの異なる竹ひごを編み組むことで、より強度が増します。
きれいに整った編み目です。
縁は、外側と内側にそれぞれ太めの竹ひごをぐるっと一周まわして留めた「当て縁」です。そこに釘を止めて仕上げています。
この釘は内側で折り曲げて処理をしています。
縁の四隅は硬くて真っすぐな竹を、火を使って直角に近い角度に曲げています。
時折、かごの内側に打ち直しの釘穴が見られることがあります。虫食いとは別の穴で不良品ではありませんので、あらかじめご了承ください。
蓋や、一段目と二段目を合わせるときも、スッとはまります。
蓋の合わせは角物ならではであり、職人の技術でもあります。個体差があり、蓋が簡単に外れないよう、少しきつめの仕様になったものもありますが、思い切って開けてください。
持ち手も白竹のひごで作られています。
一段タイプであれば、蓋ではなくかご部分に、
二段タイプであれば、一番下のかごに取り付けられています。
上から見るとこのように持ち手の留めは浮かせてあり、左右にスッと開くことができます。
横にサッと開いて蓋を外すことができます。
蓋の角部分です。
角部分の裏側です。
底は幅の広いひごを編んだ筏底編み(いかだそこあみ)という、丈夫な編み方になっています。時折、竹の繊維に沿って黒いスジのようなもの(”す”と呼ばれます)が混じる場合があります。自然のもので不良品ではありませんので、あらかじめご了承ください。
そして、二段タイプは四角・長型ともに一段目と二段目で底の編み方が変わります。また、二段目の編み模様が写真と異なる場合や、一段目の底板の本数が材料と作り手の方の状況によって変わる場合がありますが、こちらも不良品とはなりません。ご了承ください。
かごの底面、角の部分です。それでは4サイズを順にご紹介します。
こちらは「四角一段」タイプです。
1〜2人分のお弁当かごとして。小物入れとしても良さそうです。
こちらは「四角二段」タイプです。
例えば上の段におかずを入れ、下の段におにぎりを入れて、1〜2人分のお弁当かごとして。こちらも、小物を入れたり救急セットを入れておくのにも便利です。
こちらは「長型一段」タイプです。
1〜2人分のお弁当かごとして。裁縫道具としたり、細々した小物をまとめておくのにも。
こちらは「長型二段」タイプです。
こちらも上下段におかずやサンドイッチ、果物を入れて。道具入れとしてもいいと思います。
白竹の風合いは、おにぎりや和食にも、
サンドイッチやパンなど洋食にも、よく合います。
ほどよい通気がとれ、蒸れにくいのが良いところですが、
水分の出るおかずなどはかごから漏れてしまうので、
小さめのタッパーなどを中に入れてお使いになるのがお勧めです。
クッキングペーパーやワックスシートなどを敷いて
お使いになるのも良いと思います。
使い終わりには、汚れている場合は、タワシやささらを使って水洗いし、
よく水を切り、蓋を外してしっかりと乾燥させてください。
ペーパーを使用したりして、使った後もきれいであったり、ちょっとした汚れがついた程度でしたら、
固く絞ったふきんで汚れを拭き取り、蓋を開けて、よく乾かすようにするといいと思います。
揚げ物を入れたりして油が付いたら、少量の中性洗剤をつけてたわしでこすり、
その後よく水ですすいでください。
持ち手がついていることで、かごに「運ぶ」という動きが加わります。
お弁当を詰めて、出かけることを考えるとワクワクしてきます。
裁縫道具や手芸用具を入れておくのにも重宝します。
小物入れや救急箱として、文房具入れとしても良さそうです。
さまざまなシーンでお楽しみください。
いずれかお好みのタイプをお選びください。