211207-1 鹿児島県/白竹 角ちりかご
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こちらは「白竹」を使って作られた、四角い形のちりかごです。
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九州は日本のなかでもとくに、良質な真竹が豊富に採れる地でこちらの弁当かごも、九州で採れた真竹を白くさらした「白竹-しろたけ-」を材料にしています。
白竹とは青いままの真竹を、天日干ししたり煮たりしたもので、そうして油分や水分をぬき、竹の色をさらしたものです。
白竹にすることで色味が整い、虫食いが減り、材料の竹がかたく締まることで丈夫になります。
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編み方は「ひしぎ編み」ともいい、九州の白竹でつくる弁当かごでもよく見られる技法です。
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幅の広いひごと細いひごを交互に縦骨に編み込んでいます。
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縁の部分です。縦ひごと縁が真鍮釘で留められています。
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縁の内側は、釘の先端を折りまげて手に当たらないようにしてありますが、念のためお取り扱いにはお気をつけくださいませ。
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かご底は筏底編み(いかだぞこあみ)という、大きめのかごに使われる丈夫な作りになっています。
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角の部分です。
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このような竹で作る四角いかごを総称して「角物(かくもの)」と呼びます。角物を作る方は、角物だけを専門的に作られることも多いです。
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材料となる白竹ですが、状況によっては写真のように青みがかっていたり
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まだら模様が入ったりすることがあります。こちらは自然なものであり、不良品とはなりませんので、あらかじめご了承ください。
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大きさのイメージです。
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ちりかごとしての用途のほかにも、少しかごに高さがあるので、ボトルなど道具を入れるのにもちょうどよいです。
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紙屑のような水気のないものであれば、そのまま使うのも。
内側にビニール袋をセットすれば、細かい削りかすや埃なども入れられて
かごをきれいに保てます。
リビングや寝室にて。
畳やフローリング、ラグを敷いたり棚に置いたり。
白竹のかごはお部屋の雰囲気問わず、よく馴染むことと思います。
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竹で編まれた四角いちりかご。
最近では作る方が少なく、めずらしいものとなりつつあります。
使っているうちに汚れが気になるときは、タワシやブラシをつかって水洗いし、
よく水を切ったあとに陰干しでしっかりと乾燥させれば、また艶が戻ります。
白竹の爽やかで艶やかな質感とかごの編み目は、
ただそこに置いてあるだけでも十分に目を楽しませてくれます。
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–鹿児島の竹細工–
県内を車で走っていると、ものすごくたくさんの竹林を見かけ、その多さに驚かされます。
国内でも有数の竹林保有面積をもつ鹿児島県は、まさに「竹大国」。
その竹林の半数を占めるのが、見るからに生命力に満ちた太い孟宗竹-もうそうちく-です。
孟宗竹は竹の身があつくかたいので、細いひごにするには大変手間がかかります。
そのため、ヘラなどの調理道具やスプーン・フォークのようなカトラリーとして
加工されることが多いです。
そして、こちらのような弁当かご(豆腐かご)や、
ざるなどの編組品-へんそひん-には、真竹-まだけ-がよく用いられます。
孟宗竹にくらべて真竹は身がうすいので、
細くて長いひごを作り出しやすいのが特徴です。
鹿児島でもかねてより竹細工が盛んで、今は関わる方が減ってきてはいるものの、
竹細工に親しまれる方は他県とくらべると多く、
今でもグループで活動され、作品発表会が行われているほど活発な動きがあります。
アマチュア・プロ問わず、レベルの高いかご作りが今も続けられています。
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こちらは「白竹」を使って作られた、四角い形のちりかごです。
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九州は日本のなかでもとくに、良質な真竹が豊富に採れる地でこちらの弁当かごも、九州で採れた真竹を白くさらした「白竹-しろたけ-」を材料にしています。
白竹とは青いままの真竹を、天日干ししたり煮たりしたもので、そうして油分や水分をぬき、竹の色をさらしたものです。
白竹にすることで色味が整い、虫食いが減り、材料の竹がかたく締まることで丈夫になります。
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紙屑のような水気のないものであれば、そのまま使うのも。
内側にビニール袋をセットすれば、細かい削りかすや埃なども入れられて
かごをきれいに保てます。
リビングや寝室にて。
畳やフローリング、ラグを敷いたり棚に置いたり。
白竹のかごはお部屋の雰囲気問わず、よく馴染むことと思います。
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竹で編まれた四角いちりかご。
最近では作る方が少なく、めずらしいものとなりつつあります。
使っているうちに汚れが気になるときは、タワシやブラシをつかって水洗いし、
よく水を切ったあとに陰干しでしっかりと乾燥させれば、また艶が戻ります。
白竹の爽やかで艶やかな質感とかごの編み目は、
ただそこに置いてあるだけでも十分に目を楽しませてくれます。
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–鹿児島の竹細工–
県内を車で走っていると、ものすごくたくさんの竹林を見かけ、その多さに驚かされます。
国内でも有数の竹林保有面積をもつ鹿児島県は、まさに「竹大国」。
その竹林の半数を占めるのが、見るからに生命力に満ちた太い孟宗竹-もうそうちく-です。
孟宗竹は竹の身があつくかたいので、細いひごにするには大変手間がかかります。
そのため、ヘラなどの調理道具やスプーン・フォークのようなカトラリーとして
加工されることが多いです。
そして、こちらのような弁当かご(豆腐かご)や、
ざるなどの編組品-へんそひん-には、真竹-まだけ-がよく用いられます。
孟宗竹にくらべて真竹は身がうすいので、
細くて長いひごを作り出しやすいのが特徴です。
鹿児島でもかねてより竹細工が盛んで、今は関わる方が減ってきてはいるものの、
竹細工に親しまれる方は他県とくらべると多く、
今でもグループで活動され、作品発表会が行われているほど活発な動きがあります。
アマチュア・プロ問わず、レベルの高いかご作りが今も続けられています。
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こちらは「白竹」を使って作られた、四角い形のちりかごです。
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九州は日本のなかでもとくに、良質な真竹が豊富に採れる地でこちらの弁当かごも、九州で採れた真竹を白くさらした「白竹-しろたけ-」を材料にしています。
白竹とは青いままの真竹を、天日干ししたり煮たりしたもので、そうして油分や水分をぬき、竹の色をさらしたものです。
白竹にすることで色味が整い、虫食いが減り、材料の竹がかたく締まることで丈夫になります。
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編み方は「ひしぎ編み」ともいい、九州の白竹でつくる弁当かごでもよく見られる技法です。
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幅の広いひごと細いひごを交互に縦骨に編み込んでいます。
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縁の部分です。縦ひごと縁が真鍮釘で留められています。
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縁の内側は、釘の先端を折りまげて手に当たらないようにしてありますが、念のためお取り扱いにはお気をつけくださいませ。
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かご底は筏底編み(いかだぞこあみ)という、大きめのかごに使われる丈夫な作りになっています。
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角の部分です。
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このような竹で作る四角いかごを総称して「角物(かくもの)」と呼びます。角物を作る方は、角物だけを専門的に作られることも多いです。
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材料となる白竹ですが、状況によっては写真のように青みがかっていたり
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大きさのイメージです。
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ちりかごとしての用途のほかにも、少しかごに高さがあるので、ボトルなど道具を入れるのにもちょうどよいです。
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紙屑のような水気のないものであれば、そのまま使うのも。
内側にビニール袋をセットすれば、細かい削りかすや埃なども入れられて
かごをきれいに保てます。
リビングや寝室にて。
畳やフローリング、ラグを敷いたり棚に置いたり。
白竹のかごはお部屋の雰囲気問わず、よく馴染むことと思います。
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竹で編まれた四角いちりかご。
最近では作る方が少なく、めずらしいものとなりつつあります。
使っているうちに汚れが気になるときは、タワシやブラシをつかって水洗いし、
よく水を切ったあとに陰干しでしっかりと乾燥させれば、また艶が戻ります。
白竹の爽やかで艶やかな質感とかごの編み目は、
ただそこに置いてあるだけでも十分に目を楽しませてくれます。
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–鹿児島の竹細工–
県内を車で走っていると、ものすごくたくさんの竹林を見かけ、その多さに驚かされます。
国内でも有数の竹林保有面積をもつ鹿児島県は、まさに「竹大国」。
その竹林の半数を占めるのが、見るからに生命力に満ちた太い孟宗竹-もうそうちく-です。
孟宗竹は竹の身があつくかたいので、細いひごにするには大変手間がかかります。
そのため、ヘラなどの調理道具やスプーン・フォークのようなカトラリーとして
加工されることが多いです。
そして、こちらのような弁当かご(豆腐かご)や、
ざるなどの編組品-へんそひん-には、真竹-まだけ-がよく用いられます。
孟宗竹にくらべて真竹は身がうすいので、
細くて長いひごを作り出しやすいのが特徴です。
鹿児島でもかねてより竹細工が盛んで、今は関わる方が減ってきてはいるものの、
竹細工に親しまれる方は他県とくらべると多く、
今でもグループで活動され、作品発表会が行われているほど活発な動きがあります。
アマチュア・プロ問わず、レベルの高いかご作りが今も続けられています。