古物 フィルムケース 750428-1


							

 

こちらは、戦前から戦後にかけて使われていたとされる、金属製のフィルムケースです。
(写真には4つ写っていますが、販売は1個単位となります。)

鉄製と思われる素材でつくられており、手のひらに収まる小さな円形のかたち。

蓋は、側面に施された小さな切り欠きに指をかけて開けるつくりです。
擦れや変色は見られますが、凹みや大きな歪みはなく、開閉もスムーズです。

中には、当時の写真フィルム(ロールではなく乾板やシート状のフィルム類)を数枚ずつ重ねて収めていたようです。
遮光性と密閉性を兼ね備えた、簡素でいて実用的な保存容器でした。

四角いフィルムを、なぜわざわざ丸い缶に入れていたのか。
そんな素朴な疑問が浮かびますが、「角がなく傷みにくい」「四角より加工の手間がすくない」など、
数量を多く必要とする商品でしょうから、当時の現場に根ざした合理性があったのだろうと思います。

フィルムケースとしての役割はとうに終えた道具ですが、今ではむしろ、その素材感や重なり合う音、
くすんだ金属の光が、物言わぬ存在感を放ちます。

そのままオブジェとして飾っても、文机の上で小さな部品やアクセサリーを入れても、
用途は手に取った人の自由にゆだねられています。

どうぞお好みの使い方でお楽しみください。

 

こちらは、戦前から戦後にかけて使われていたとされる、金属製のフィルムケースです。
(写真には4つ写っていますが、販売は1個単位となります。)

鉄製と思われる素材でつくられており、手のひらに収まる小さな円形のかたち。

蓋は、側面に施された小さな切り欠きに指をかけて開けるつくりです。
擦れや変色は見られますが、凹みや大きな歪みはなく、開閉もスムーズです。

中には、当時の写真フィルム(ロールではなく乾板やシート状のフィルム類)を数枚ずつ重ねて収めていたようです。
遮光性と密閉性を兼ね備えた、簡素でいて実用的な保存容器でした。

四角いフィルムを、なぜわざわざ丸い缶に入れていたのか。
そんな素朴な疑問が浮かびますが、「角がなく傷みにくい」「四角より加工の手間がすくない」など、
数量を多く必要とする商品でしょうから、当時の現場に根ざした合理性があったのだろうと思います。

フィルムケースとしての役割はとうに終えた道具ですが、今ではむしろ、その素材感や重なり合う音、
くすんだ金属の光が、物言わぬ存在感を放ちます。

そのままオブジェとして飾っても、文机の上で小さな部品やアクセサリーを入れても、
用途は手に取った人の自由にゆだねられています。

どうぞお好みの使い方でお楽しみください。


							

 

こちらは、戦前から戦後にかけて使われていたとされる、金属製のフィルムケースです。
(写真には4つ写っていますが、販売は1個単位となります。)

鉄製と思われる素材でつくられており、手のひらに収まる小さな円形のかたち。

蓋は、側面に施された小さな切り欠きに指をかけて開けるつくりです。
擦れや変色は見られますが、凹みや大きな歪みはなく、開閉もスムーズです。

中には、当時の写真フィルム(ロールではなく乾板やシート状のフィルム類)を数枚ずつ重ねて収めていたようです。
遮光性と密閉性を兼ね備えた、簡素でいて実用的な保存容器でした。

四角いフィルムを、なぜわざわざ丸い缶に入れていたのか。
そんな素朴な疑問が浮かびますが、「角がなく傷みにくい」「四角より加工の手間がすくない」など、
数量を多く必要とする商品でしょうから、当時の現場に根ざした合理性があったのだろうと思います。

フィルムケースとしての役割はとうに終えた道具ですが、今ではむしろ、その素材感や重なり合う音、
くすんだ金属の光が、物言わぬ存在感を放ちます。

そのままオブジェとして飾っても、文机の上で小さな部品やアクセサリーを入れても、
用途は手に取った人の自由にゆだねられています。

どうぞお好みの使い方でお楽しみください。