こちらは、灰釉-はいゆう-の湯呑みです。
写真には3個写っていますが、販売は1個単位です。

灰釉-はいゆう・かいゆう-とは、平安時代ごろに開発された技法で、
わらの灰や木灰を原料にした天然由来のガラス質の釉薬のこと。
その風合いは素朴でありながら奥深い色合いが魅力の伝統的な陶芸技法です。

控えめで穏やかな色合いの中に、焼成の変化による濃淡が生まれ、ひとつひとつ異なる表情を見せてくれます。
釉薬には貫入-かんにゅう-と呼ばれる細かなヒビ模様が入っています。
大きさは小ぶりながらも、うつわの高台のすぐ上の腰部分から、口に近い胴部分まで膨らみがあるため、
持った時に指にすっとなじみ、持ちやすいです。
また、口部分も「反り口-そりくち-」といって、やや外に反ったかたちで、口あたりがよいです。

お茶や白湯を飲むのに。その時、入れた量を飲み切れるほどのちょうどよい大きさです。
また、少量の汁物やしらたまやあんこなどの甘味にも使いやすいサイズ感です。
冷酒やお燗したお酒を入れていただくのにも。

いくつか並べて使うと、それぞれの焼き色や風合いの違いが楽しめます。
表面には経年による細かな擦れや釉薬のムラが見られますが、いずれも器の味わいとしてお楽しみいただける範囲です。
手へのおさまりがとても良いので、日々、手で触れて、その色や細かい貫入を見つめたくなる、
そんな古物の湯呑みです。
						

							

こちらは、灰釉-はいゆう-の湯呑みです。
写真には3個写っていますが、販売は1個単位です。

灰釉-はいゆう・かいゆう-とは、平安時代ごろに開発された技法で、
わらの灰や木灰を原料にした天然由来のガラス質の釉薬のこと。
その風合いは素朴でありながら奥深い色合いが魅力の伝統的な陶芸技法です。

控えめで穏やかな色合いの中に、焼成の変化による濃淡が生まれ、ひとつひとつ異なる表情を見せてくれます。
釉薬には貫入-かんにゅう-と呼ばれる細かなヒビ模様が入っています。
大きさは小ぶりながらも、うつわの高台のすぐ上の腰部分から、口に近い胴部分まで膨らみがあるため、
持った時に指にすっとなじみ、持ちやすいです。
また、口部分も「反り口-そりくち-」といって、やや外に反ったかたちで、口あたりがよいです。

お茶や白湯を飲むのに。その時、入れた量を飲み切れるほどのちょうどよい大きさです。
また、少量の汁物やしらたまやあんこなどの甘味にも使いやすいサイズ感です。
冷酒やお燗したお酒を入れていただくのにも。

いくつか並べて使うと、それぞれの焼き色や風合いの違いが楽しめます。
表面には経年による細かな擦れや釉薬のムラが見られますが、いずれも器の味わいとしてお楽しみいただける範囲です。
手へのおさまりがとても良いので、日々、手で触れて、その色や細かい貫入を見つめたくなる、
そんな古物の湯呑みです。