110503 愛媛県/女竹 角平ざる 小・中 2サイズ
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こちらは愛媛県の女竹(めだけ)を使って製作された「角平ざる(かくひらざる)」です。
愛媛産ですが、実は宮城県の伝統的工芸品にも指定されている
「篠竹細工」の技術をベースにして作られています。
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数年間、宮城で篠竹細工における「ざるづくり」の技術を学ばれた方が
愛媛に移られ、材料を本来の篠竹から地場で採れる女竹へと変え、
微調整を行いながら多様なざるの製作に励まれています。
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ざるづくりの技術においては日本屈指ともいえる宮城の篠竹細工ですが、
高齢化によりかつての生産量が激減している今、
異なる環境でもその技術を継承し、精力的にざるの製作をされていることは、
とても尊いことであると感じます。
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大分県別府にある竹工芸訓練センターで大分や九州の竹細工を学び、
その後に地元へ戻って竹細工をされる方は多くいらっしゃいますが、
このように東北の竹細工の技術を学び、 他の土地へ移って
その技術を継承して作られているというのは
きわめて稀有ですし、また貴重なことです。
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他の土地に移って竹細工を続けていくというときに
やはり大きな問題となるのは、材料の調達をどうするかです。
日本でも、篠竹、女竹、真竹、根曲竹、孟宗竹など、
エリアによって自生している竹の種類は異なるため、
場所が変われば、他の地域で使われている材料を手に入れるのは容易ではなくなります。
こちらの方は、愛媛と高知の山間に自生する女竹を
篠竹の代わりとして、ご自身で採取され、材料作りをしながらざるを編まれています。
女竹は「篠竹」と呼ばれることがあるほど、一見似ていますが、
実際には、宮城で使われている篠竹よりも固く、
そのためざるの仕上がりも宮城産のものより丈夫になります。
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さらに、この方は宮城での修行中に、全国各地をまわって
その地の竹細工について勉強をされてきたそうです。
そのため、こちらは宮城式ざるの技術に、各地の竹細工のエッセンスが加わった、
いわばハイブリッドなざるといえます。
こちらのページでは、角平ざる「小」、「中」の2サイズをご紹介します。
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名前は平(たいら)という感じがついていますが、横から見ると四つ足がついていて、縁もしっかりと立っています。 
底のつくりは、四角形を作っていく、「四つ目編み」です。 
この大きな編み目が、水気を切ったり、熱を逃したりと、効果的な働きをしてくれます。 
四隅に向かって、くぼんでおり、ここに水分がつたっていきます。 
上から見ると、竹皮のツルツルした面を表にして編まれています。水をはじき、竹のささくれで手や食材を傷つけにくい仕様です。 
底から側面にいくに従い、編み目が細かく、丁寧な編みが続くようになります。 
縁部分です。芯材には真竹を使用し、その上から女竹をクルクルと巻いて仕上げています。 
横から見ると、幅の広い縁作りになっているのがわかります。 
細いひごが斜めに流れるような、規則的で美しい編みです。 
ざるの裏面です。こちらも手当たりが柔らかくなるようにひごの処理がなされています。 
ツンとたった四つ足が、美しいです。 
真横から見ると、このように足で自立していることがわかります。この出立ちもまた素敵です。
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それでは、それぞれのサイズごとにご紹介していまいります。
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ざるそばやざるうどん、そうめん、中華麺を盛るのに。
麺類だけでなく、パンやおにぎり、天ぷらや唐揚げにも。
お使いのあと、油がついたときには、中性洗剤を少量つけて、
たわしでシャカシャカと洗ってから、よくすすいでください。
パンくずなど、食べかすのみであれば、たわしでよく払うだけでも大丈夫です。
何も載せていないときにも、
きれいな編み目を眺めてお楽しみください。
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シンプルだけれど、奥の深い、ざる。
楕円形でとりまわしもしやしそうです。
使い方にもさまざまな広がりがあると思います。
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どちらかお好みのサイズをお選びください。
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こちらは愛媛県の女竹(めだけ)を使って製作された「角平ざる(かくひらざる)」です。
愛媛産ですが、実は宮城県の伝統的工芸品にも指定されている
「篠竹細工」の技術をベースにして作られています。
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数年間、宮城で篠竹細工における「ざるづくり」の技術を学ばれた方が
愛媛に移られ、材料を本来の篠竹から地場で採れる女竹へと変え、
微調整を行いながら多様なざるの製作に励まれています。
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ざるづくりの技術においては日本屈指ともいえる宮城の篠竹細工ですが、
高齢化によりかつての生産量が激減している今、
異なる環境でもその技術を継承し、精力的にざるの製作をされていることは、
とても尊いことであると感じます。
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大分県別府にある竹工芸訓練センターで大分や九州の竹細工を学び、
その後に地元へ戻って竹細工をされる方は多くいらっしゃいますが、
このように東北の竹細工の技術を学び、 他の土地へ移って
その技術を継承して作られているというのは
きわめて稀有ですし、また貴重なことです。
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他の土地に移って竹細工を続けていくというときに
やはり大きな問題となるのは、材料の調達をどうするかです。
日本でも、篠竹、女竹、真竹、根曲竹、孟宗竹など、
エリアによって自生している竹の種類は異なるため、
場所が変われば、他の地域で使われている材料を手に入れるのは容易ではなくなります。
こちらの方は、愛媛と高知の山間に自生する女竹を
篠竹の代わりとして、ご自身で採取され、材料作りをしながらざるを編まれています。
女竹は「篠竹」と呼ばれることがあるほど、一見似ていますが、
実際には、宮城で使われている篠竹よりも固く、
そのためざるの仕上がりも宮城産のものより丈夫になります。
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さらに、この方は宮城での修行中に、全国各地をまわって
その地の竹細工について勉強をされてきたそうです。
そのため、こちらは宮城式ざるの技術に、各地の竹細工のエッセンスが加わった、
いわばハイブリッドなざるといえます。
こちらのページでは、角平ざる「小」、「中」の2サイズをご紹介します。
名前は平(たいら)という感じがついていますが、横から見ると四つ足がついていて、縁もしっかりと立っています。 底のつくりは、四角形を作っていく、「四つ目編み」です。 この大きな編み目が、水気を切ったり、熱を逃したりと、効果的な働きをしてくれます。 四隅に向かって、くぼんでおり、ここに水分がつたっていきます。 上から見ると、竹皮のツルツルした面を表にして編まれています。水をはじき、竹のささくれで手や食材を傷つけにくい仕様です。 底から側面にいくに従い、編み目が細かく、丁寧な編みが続くようになります。 縁部分です。芯材には真竹を使用し、その上から女竹をクルクルと巻いて仕上げています。 横から見ると、幅の広い縁作りになっているのがわかります。 細いひごが斜めに流れるような、規則的で美しい編みです。 ざるの裏面です。こちらも手当たりが柔らかくなるようにひごの処理がなされています。 ツンとたった四つ足が、美しいです。 真横から見ると、このように足で自立していることがわかります。この出立ちもまた素敵です。
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それでは、それぞれのサイズごとにご紹介していまいります。
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ざるそばやざるうどん、そうめん、中華麺を盛るのに。
麺類だけでなく、パンやおにぎり、天ぷらや唐揚げにも。
お使いのあと、油がついたときには、中性洗剤を少量つけて、
たわしでシャカシャカと洗ってから、よくすすいでください。
パンくずなど、食べかすのみであれば、たわしでよく払うだけでも大丈夫です。
何も載せていないときにも、
きれいな編み目を眺めてお楽しみください。
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シンプルだけれど、奥の深い、ざる。
楕円形でとりまわしもしやしそうです。
使い方にもさまざまな広がりがあると思います。
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どちらかお好みのサイズをお選びください。
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こちらは愛媛県の女竹(めだけ)を使って製作された「角平ざる(かくひらざる)」です。
愛媛産ですが、実は宮城県の伝統的工芸品にも指定されている
「篠竹細工」の技術をベースにして作られています。
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数年間、宮城で篠竹細工における「ざるづくり」の技術を学ばれた方が
愛媛に移られ、材料を本来の篠竹から地場で採れる女竹へと変え、
微調整を行いながら多様なざるの製作に励まれています。
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ざるづくりの技術においては日本屈指ともいえる宮城の篠竹細工ですが、
高齢化によりかつての生産量が激減している今、
異なる環境でもその技術を継承し、精力的にざるの製作をされていることは、
とても尊いことであると感じます。
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大分県別府にある竹工芸訓練センターで大分や九州の竹細工を学び、
その後に地元へ戻って竹細工をされる方は多くいらっしゃいますが、
このように東北の竹細工の技術を学び、 他の土地へ移って
その技術を継承して作られているというのは
きわめて稀有ですし、また貴重なことです。
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他の土地に移って竹細工を続けていくというときに
やはり大きな問題となるのは、材料の調達をどうするかです。
日本でも、篠竹、女竹、真竹、根曲竹、孟宗竹など、
エリアによって自生している竹の種類は異なるため、
場所が変われば、他の地域で使われている材料を手に入れるのは容易ではなくなります。
こちらの方は、愛媛と高知の山間に自生する女竹を
篠竹の代わりとして、ご自身で採取され、材料作りをしながらざるを編まれています。
女竹は「篠竹」と呼ばれることがあるほど、一見似ていますが、
実際には、宮城で使われている篠竹よりも固く、
そのためざるの仕上がりも宮城産のものより丈夫になります。
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さらに、この方は宮城での修行中に、全国各地をまわって
その地の竹細工について勉強をされてきたそうです。
そのため、こちらは宮城式ざるの技術に、各地の竹細工のエッセンスが加わった、
いわばハイブリッドなざるといえます。
こちらのページでは、角平ざる「小」、「中」の2サイズをご紹介します。
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名前は平(たいら)という感じがついていますが、横から見ると四つ足がついていて、縁もしっかりと立っています。 
底のつくりは、四角形を作っていく、「四つ目編み」です。 
この大きな編み目が、水気を切ったり、熱を逃したりと、効果的な働きをしてくれます。 
四隅に向かって、くぼんでおり、ここに水分がつたっていきます。 
上から見ると、竹皮のツルツルした面を表にして編まれています。水をはじき、竹のささくれで手や食材を傷つけにくい仕様です。 
底から側面にいくに従い、編み目が細かく、丁寧な編みが続くようになります。 
縁部分です。芯材には真竹を使用し、その上から女竹をクルクルと巻いて仕上げています。 
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細いひごが斜めに流れるような、規則的で美しい編みです。 
ざるの裏面です。こちらも手当たりが柔らかくなるようにひごの処理がなされています。 
ツンとたった四つ足が、美しいです。 
真横から見ると、このように足で自立していることがわかります。この出立ちもまた素敵です。
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それでは、それぞれのサイズごとにご紹介していまいります。
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ざるそばやざるうどん、そうめん、中華麺を盛るのに。
麺類だけでなく、パンやおにぎり、天ぷらや唐揚げにも。
お使いのあと、油がついたときには、中性洗剤を少量つけて、
たわしでシャカシャカと洗ってから、よくすすいでください。
パンくずなど、食べかすのみであれば、たわしでよく払うだけでも大丈夫です。
何も載せていないときにも、
きれいな編み目を眺めてお楽しみください。
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シンプルだけれど、奥の深い、ざる。
楕円形でとりまわしもしやしそうです。
使い方にもさまざまな広がりがあると思います。
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どちらかお好みのサイズをお選びください。
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