110510-1 宮城県/篠竹 目かご 特上
宮城県の仙台市よりも50キロほど北部に位置する大崎市岩出山地区では、
江戸時代のころから武家の内職でかごやざる作りが始まったと言われています。
その地域に自生していた篠竹（しのたけ）と呼ばれるしなやかな笹を使い、
暮らしの道具や業務用として、用途に合わせて作っていました。
最盛期は80種類以上のかごやざるが作られていましたが、
時代の流れとともに種類も生産量も減少しており、
縁に真竹を使用しないなど、いわゆる篠竹だけを使った昔ながらの素朴な
ざるやかごは、数名のご高齢の方々が作るもののみとなっています。
宮城県の篠竹細工は何よりとても軽く、手当たりも柔らかいため、
日々の台所まわりにおいて、とても使い勝手が良いことで知られています。
こちらは規則的に並ぶ六角形が特徴的な目かごです。
その目かごの中でも、産地の名手によって作られた「特上」タイプをご紹介します。
このかごのように六角形の目が開いたかごのことを、「目かご」や「目ざる」と呼びます。 
この目があいていることで、野菜や貝などについた汚れが編み目からスルスルと落ちるようになっています。 
編み目の大きさはおよそ1cm-1.2cmほどで、宮城県の篠竹細工の目かごの中では、比較的大きいです。 
ひごの幅や厚みが揃い、編み目の六角形もきれいに整っていて、とてもきれいな仕上がりの目かごです。 
縁の芯材も篠竹を使っています。 
こちらは内側です。 
その芯材にぐるぐると巻き付けて、縁を仕上げています。 
直径は24cm〜27cm程度で、深さは9cmほどです。 
裏返すと、編み目だけでなく、底全体の形が六角形になっています。
たっぷりのサラダや野菜炒め、温野菜を作る前の下ごしらえに。
大きなボウルを下に敷いて、じゃぶじゃぶと洗うと、
土やゴミなどが編み目からきれいに落ちます。
産地では以前は、他にも山菜やきのこ、貝を洗う目かごというのがそれぞれにあり、
いかに用途によってざるやかごが細分化されていたかがわかります。
人々が日々の暮らしを快適に過ごせるよう、職人たちが作り分けていたのです。
宮城県の篠竹細工は他の竹細工に比べ、材料も柔らかく、ひごも細めです。
重いものを乗せて運んだりするかごではありませんので、
水分で重みのある果物などを入れた場合、お取り扱いにご注意ください。
軽くて、しなやかな篠竹の質感や風合いを存分に楽しめるこの目かご。
洗った後は、S字フックなどに引っかけて乾かしておくのもお勧めです。
同じ特上仕上げで、すず竹と篠竹を組み合わせた目かごもございます。
こちらのページからどうぞ。（下の写真右のかごです。）
左が本ページのかごで、キャベツ半玉分が入っています 宮城の伝統的な篠竹細工の中でも、美しい仕上がりのかごです。
物を入れたまま運んだり、動かさないことを前提として、
果物かごにしたり、コップを伏せるかごとしてお使いの方もいらっしゃいます。
台所の水切りざるや、キッチン周りの収納かごとして、
お好みの場所で、日々お使いいただけたら、幸いです。
宮城県の仙台市よりも50キロほど北部に位置する大崎市岩出山地区では、
江戸時代のころから武家の内職でかごやざる作りが始まったと言われています。
その地域に自生していた篠竹（しのたけ）と呼ばれるしなやかな笹を使い、
暮らしの道具や業務用として、用途に合わせて作っていました。
最盛期は80種類以上のかごやざるが作られていましたが、
時代の流れとともに種類も生産量も減少しており、
縁に真竹を使用しないなど、いわゆる篠竹だけを使った昔ながらの素朴な
ざるやかごは、数名のご高齢の方々が作るもののみとなっています。
宮城県の篠竹細工は何よりとても軽く、手当たりも柔らかいため、
日々の台所まわりにおいて、とても使い勝手が良いことで知られています。
こちらは規則的に並ぶ六角形が特徴的な目かごです。
その目かごの中でも、産地の名手によって作られた「特上」タイプをご紹介します。
このかごのように六角形の目が開いたかごのことを、「目かご」や「目ざる」と呼びます。 この目があいていることで、野菜や貝などについた汚れが編み目からスルスルと落ちるようになっています。 編み目の大きさはおよそ1cm-1.2cmほどで、宮城県の篠竹細工の目かごの中では、比較的大きいです。 ひごの幅や厚みが揃い、編み目の六角形もきれいに整っていて、とてもきれいな仕上がりの目かごです。 縁の芯材も篠竹を使っています。 こちらは内側です。 その芯材にぐるぐると巻き付けて、縁を仕上げています。 直径は24cm〜27cm程度で、深さは9cmほどです。 裏返すと、編み目だけでなく、底全体の形が六角形になっています。
たっぷりのサラダや野菜炒め、温野菜を作る前の下ごしらえに。
大きなボウルを下に敷いて、じゃぶじゃぶと洗うと、
土やゴミなどが編み目からきれいに落ちます。
産地では以前は、他にも山菜やきのこ、貝を洗う目かごというのがそれぞれにあり、
いかに用途によってざるやかごが細分化されていたかがわかります。
人々が日々の暮らしを快適に過ごせるよう、職人たちが作り分けていたのです。
宮城県の篠竹細工は他の竹細工に比べ、材料も柔らかく、ひごも細めです。
重いものを乗せて運んだりするかごではありませんので、
水分で重みのある果物などを入れた場合、お取り扱いにご注意ください。
軽くて、しなやかな篠竹の質感や風合いを存分に楽しめるこの目かご。
洗った後は、S字フックなどに引っかけて乾かしておくのもお勧めです。
同じ特上仕上げで、すず竹と篠竹を組み合わせた目かごもございます。
こちらのページからどうぞ。（下の写真右のかごです。）
宮城の伝統的な篠竹細工の中でも、美しい仕上がりのかごです。
物を入れたまま運んだり、動かさないことを前提として、
果物かごにしたり、コップを伏せるかごとしてお使いの方もいらっしゃいます。
台所の水切りざるや、キッチン周りの収納かごとして、
お好みの場所で、日々お使いいただけたら、幸いです。
宮城県の仙台市よりも50キロほど北部に位置する大崎市岩出山地区では、
江戸時代のころから武家の内職でかごやざる作りが始まったと言われています。
その地域に自生していた篠竹（しのたけ）と呼ばれるしなやかな笹を使い、
暮らしの道具や業務用として、用途に合わせて作っていました。
最盛期は80種類以上のかごやざるが作られていましたが、
時代の流れとともに種類も生産量も減少しており、
縁に真竹を使用しないなど、いわゆる篠竹だけを使った昔ながらの素朴な
ざるやかごは、数名のご高齢の方々が作るもののみとなっています。
宮城県の篠竹細工は何よりとても軽く、手当たりも柔らかいため、
日々の台所まわりにおいて、とても使い勝手が良いことで知られています。
こちらは規則的に並ぶ六角形が特徴的な目かごです。
その目かごの中でも、産地の名手によって作られた「特上」タイプをご紹介します。
このかごのように六角形の目が開いたかごのことを、「目かご」や「目ざる」と呼びます。 この目があいていることで、野菜や貝などについた汚れが編み目からスルスルと落ちるようになっています。 編み目の大きさはおよそ1cm-1.2cmほどで、宮城県の篠竹細工の目かごの中では、比較的大きいです。 ひごの幅や厚みが揃い、編み目の六角形もきれいに整っていて、とてもきれいな仕上がりの目かごです。 縁の芯材も篠竹を使っています。 こちらは内側です。 その芯材にぐるぐると巻き付けて、縁を仕上げています。 直径は24cm〜27cm程度で、深さは9cmほどです。 裏返すと、編み目だけでなく、底全体の形が六角形になっています。
たっぷりのサラダや野菜炒め、温野菜を作る前の下ごしらえに。
大きなボウルを下に敷いて、じゃぶじゃぶと洗うと、
土やゴミなどが編み目からきれいに落ちます。
産地では以前は、他にも山菜やきのこ、貝を洗う目かごというのがそれぞれにあり、
いかに用途によってざるやかごが細分化されていたかがわかります。
人々が日々の暮らしを快適に過ごせるよう、職人たちが作り分けていたのです。
宮城県の篠竹細工は他の竹細工に比べ、材料も柔らかく、ひごも細めです。
重いものを乗せて運んだりするかごではありませんので、
水分で重みのある果物などを入れた場合、お取り扱いにご注意ください。
軽くて、しなやかな篠竹の質感や風合いを存分に楽しめるこの目かご。
洗った後は、S字フックなどに引っかけて乾かしておくのもお勧めです。
同じ特上仕上げで、すず竹と篠竹を組み合わせた目かごもございます。
こちらのページからどうぞ。（下の写真右のかごです。）
左が本ページのかごで、キャベツ半玉分が入っています 宮城の伝統的な篠竹細工の中でも、美しい仕上がりのかごです。
物を入れたまま運んだり、動かさないことを前提として、
果物かごにしたり、コップを伏せるかごとしてお使いの方もいらっしゃいます。
台所の水切りざるや、キッチン周りの収納かごとして、
お好みの場所で、日々お使いいただけたら、幸いです。