240123-1 山形県/くるみ 菱模様かご 大
東北地方の中でも南に位置し、その西側の日本海に面する山形県。
その山形県の南部は、海には接しておらず、内陸に位置しています。
山が連なり、その山間に町が形成され、町のほとんどの面積を山が占めているような地域では、
冬になると雪も多く、農家の冬仕事として樹皮細工や蔓細工の文化が育まれてきました。
一方、その土地の文化を踏襲しながら、
また、世界の様々な土地で作られるかご文化を取り入れつつ、
新しい感覚でかごを作り続ける人もいます。
ノスタルジックでいて、野趣あふれる独特の感性から作られる、
様々な造形のかごは不思議と気品をも感じさせてくれます。
その中でもこちらは、くるみの樹皮をメインに使って編まれた手提げです。
くるみ樹皮は、一見するとゴツゴツとした質感のようにも思えますが、
こちらの手提げは触れてみると、柔らかく、優しい手当たりなことに気がつきます。
きっと作り手の方の、お人柄がそこに反映されているのだろうなと思います。
使い続けるほど、よきパートナーになってくれる、くるみの手提げ。
ぜひ、長くお楽しみください。
<kegoya(木小屋)のかご作り>
山形県南部の方言で作業小屋を指すこの言葉を屋号に掲げ、
再生しやすいあけび蔓やくるみの樹皮をメインに使って、
日用品としてのかごを作り続けている熊谷茜さん。
「編みたての古かご」という、作りたてなのにどこか味のあるかごの数々。
傷や風合いは山育ちの表情とし、ざっくり感で手仕事の痕跡を示します。
見たことのない造形や仕上げを研究し続け、また、生み出していながら、
現代の暮らしにもいつの間にか馴染んでしまうのが、kegoyaのかごです。
東北地方の中でも南に位置し、その西側の日本海に面する山形県。
その山形県の南部は、海には接しておらず、内陸に位置しています。
山が連なり、その山間に町が形成され、町のほとんどの面積を山が占めているような地域では、
冬になると雪も多く、農家の冬仕事として樹皮細工や蔓細工の文化が育まれてきました。
一方、その土地の文化を踏襲しながら、
また、世界の様々な土地で作られるかご文化を取り入れつつ、
新しい感覚でかごを作り続ける人もいます。
ノスタルジックでいて、野趣あふれる独特の感性から作られる、
様々な造形のかごは不思議と気品をも感じさせてくれます。
その中でもこちらは、くるみの樹皮をメインに使って編まれた手提げです。
深いこげ茶色をした、くるみ樹皮の裏側を表にして編まれています。 縦ひごと横ひごを交互に編んだ、平織りの編み方です。 かごの下の方には、「菱」の模様を形どったひごが編み込まれています。 リボンのようにも、宝石のようにもみえる装飾が、こちらの手提げを、ほかにはない、特別なものにしているように思います。 こちらは縁を上からみたところです。 かご底面の裏側です。 持ち手は、あけび蔓を芯材にして、その上からくるみのひごをクルクルと巻いて仕上げています。 縁と持ち手の接続部分です。 かごの口部分の内寸は約横幅26cm、奥行き9cm、高さ22cmほど。財布や小さなポーチ、鍵、水筒などが入るほどの大きさです。 持ち歩きにもちょうど良いサイズではないかと思います。 立体的な菱の装飾は、光をうけるとその陰影で深みのある印象を与えます。 長く寄り添ってくれることと思います。
くるみ樹皮は、一見するとゴツゴツとした質感のようにも思えますが、
こちらの手提げは触れてみると、柔らかく、優しい手当たりなことに気がつきます。
きっと作り手の方の、お人柄がそこに反映されているのだろうなと思います。
使い続けるほど、よきパートナーになってくれる、くるみの手提げ。
ぜひ、長くお楽しみください。
<kegoya(木小屋)のかご作り>
山形県南部の方言で作業小屋を指すこの言葉を屋号に掲げ、
再生しやすいあけび蔓やくるみの樹皮をメインに使って、
日用品としてのかごを作り続けている熊谷茜さん。
「編みたての古かご」という、作りたてなのにどこか味のあるかごの数々。
傷や風合いは山育ちの表情とし、ざっくり感で手仕事の痕跡を示します。
見たことのない造形や仕上げを研究し続け、また、生み出していながら、
現代の暮らしにもいつの間にか馴染んでしまうのが、kegoyaのかごです。
東北地方の中でも南に位置し、その西側の日本海に面する山形県。
その山形県の南部は、海には接しておらず、内陸に位置しています。
山が連なり、その山間に町が形成され、町のほとんどの面積を山が占めているような地域では、
冬になると雪も多く、農家の冬仕事として樹皮細工や蔓細工の文化が育まれてきました。
一方、その土地の文化を踏襲しながら、
また、世界の様々な土地で作られるかご文化を取り入れつつ、
新しい感覚でかごを作り続ける人もいます。
ノスタルジックでいて、野趣あふれる独特の感性から作られる、
様々な造形のかごは不思議と気品をも感じさせてくれます。
その中でもこちらは、くるみの樹皮をメインに使って編まれた手提げです。
深いこげ茶色をした、くるみ樹皮の裏側を表にして編まれています。 縦ひごと横ひごを交互に編んだ、平織りの編み方です。 かごの下の方には、「菱」の模様を形どったひごが編み込まれています。 リボンのようにも、宝石のようにもみえる装飾が、こちらの手提げを、ほかにはない、特別なものにしているように思います。 こちらは縁を上からみたところです。 かご底面の裏側です。 持ち手は、あけび蔓を芯材にして、その上からくるみのひごをクルクルと巻いて仕上げています。 縁と持ち手の接続部分です。 かごの口部分の内寸は約横幅26cm、奥行き9cm、高さ22cmほど。財布や小さなポーチ、鍵、水筒などが入るほどの大きさです。 持ち歩きにもちょうど良いサイズではないかと思います。 立体的な菱の装飾は、光をうけるとその陰影で深みのある印象を与えます。 長く寄り添ってくれることと思います。
くるみ樹皮は、一見するとゴツゴツとした質感のようにも思えますが、
こちらの手提げは触れてみると、柔らかく、優しい手当たりなことに気がつきます。
きっと作り手の方の、お人柄がそこに反映されているのだろうなと思います。
使い続けるほど、よきパートナーになってくれる、くるみの手提げ。
ぜひ、長くお楽しみください。
<kegoya(木小屋)のかご作り>
山形県南部の方言で作業小屋を指すこの言葉を屋号に掲げ、
再生しやすいあけび蔓やくるみの樹皮をメインに使って、
日用品としてのかごを作り続けている熊谷茜さん。
「編みたての古かご」という、作りたてなのにどこか味のあるかごの数々。
傷や風合いは山育ちの表情とし、ざっくり感で手仕事の痕跡を示します。
見たことのない造形や仕上げを研究し続け、また、生み出していながら、
現代の暮らしにもいつの間にか馴染んでしまうのが、kegoyaのかごです。