710701 山形県/稲わら 飯詰籠(いづめこ)6サイズ
東北地方の中でも南東北の西側、日本海に面する山形県。
そのまさに日本海側に位置し、庄内米を生み出す稲作地帯で知られる庄内地方では、
お米を収穫する分だけ稲わらが副産物として生まれていました。
その副産物である稲わらを使った、生活道具としての籠がたくさん作られていました。
今では機械で刈り取るため、この副産物の稲わら自体があまりないとのことです。
産地で飯詰籠(いづめこ)と呼ばれるこの籠は、かつてはたくさんのサイズが作られていました。
もとは「飯詰」という文字の通り、炊いたご飯を入れたおひつを保温しておく籠という意味がありました。
そこからその保温能力を転用して、大きなサイズのものに赤ちゃんを入れていました。
稲わら版のゆりかごといいますか、現代のベビーベッドというところでしょうか。
室内、屋外問わず、使用されていて、親が畑や田んぼ仕事の時には、
作業する場所から見えるところに置いておかれていたそうです。
底の内側には布団や毛布を敷いて、暖をとっていたとのことです。
さらに昔は籾殻(もみがら)や、わらしべ、筵(むしろ)、灰、モグ(川藻)などを重ねていたという話も残っています。
そのゆりかごだった大きないづめこは、
実用で使われることは少なくなり、形を小さくして、民芸品となりました。
本来であれば、この籠の中に赤ちゃんの人形が入れられていましたが、
現在、人形を作る職人はいなくなり、籠だけとなっています。
作りはどのサイズもほぼ同じです。
全体を稲わらを束ねた芯材に同じく稲わらのみで編み、縛られています。 すき間なく、しっかりと編まれていることがわかります。 縁部分も滑らかにそろっています。 上から見たところです。 縁の内側です。 内側は稲わらの端が飛び出ていることがありますが、柔らかい素材なので手に当たっても気になりません。また、中に入れるものを傷つけるような心配もありません。 いずれも「保温」を目的として作られた籠でで、胴部分はしっかりとした厚みがあります。 6段階のサイズからお選びいただけます。大きなサイズから順番にご紹介します。 1.特々大サイズ
全体外寸、直径約30cm、深さ12cmほどです。最大サイズで、大サイズに比べると2回りほど大きさがあります。 内側の口の直径は約25cmです。
底の直径は20cm、高さは10cmほどです。 2.大サイズ
全体外寸、直径約21~24cm、深さ約9~10cmです。 内側の口の直径は約17cmです。
底の直径は12-14cm、高さは8cmほどです。 3.中サイズ
全体外寸、直径約19cm、深さ約8cmです。 内側の口の直径は約14cmです。
底の直径は13cm、高さは6cmほどです。 4.小サイズ
全体外寸、直径約16cm、深さ約8cmです。 内側の口の直径は約11cmです。
底の直径は9cm、高さは5cmほどです。 5.特小サイズ
全体外寸、直径約11~13cm、深さ約6cmです。 内側の口の直径は約8cmです。
底の直径は7cm、高さは3cmほどです。 6.ミニサイズ
こちらが最小サイズとなります。全体外寸、直径約8~10cm、深さ約4cmです。 内側の口の直径は約5.5cmです。
底の直径は5cm、高さは2.5cmほどです。
稲作文化を色濃く持つ庄内地方から生まれた籠。
日本では珍しい「コイリング」という技術を使っています。
コイリングとはよって束ねた材を渦巻き状にぐるぐるとまいて、
それを縛り上げていくかご編みの技法のひとつです。
高い技術で仕上げられた稲わらのコイリング技法のかごで、
寒い地方で作られただけあって、しっかりと重厚な作りです。
触った感触は柔らかく、表面はなめらかです。
果物や根菜を載せたり、小物入れとしても。
小さなサイズは針山(ピンクッション)の土台としてお求めになる方もいらっしゃいます。
見た目、実用性ともに温かみのある籠、ぜひ使ってみてください。
6サイズの中からお好みのサイズをお選びください。
東北地方の中でも南東北の西側、日本海に面する山形県。
そのまさに日本海側に位置し、庄内米を生み出す稲作地帯で知られる庄内地方では、
お米を収穫する分だけ稲わらが副産物として生まれていました。
その副産物である稲わらを使った、生活道具としての籠がたくさん作られていました。
今では機械で刈り取るため、この副産物の稲わら自体があまりないとのことです。
産地で飯詰籠(いづめこ)と呼ばれるこの籠は、かつてはたくさんのサイズが作られていました。
もとは「飯詰」という文字の通り、炊いたご飯を入れたおひつを保温しておく籠という意味がありました。
そこからその保温能力を転用して、大きなサイズのものに赤ちゃんを入れていました。
稲わら版のゆりかごといいますか、現代のベビーベッドというところでしょうか。
室内、屋外問わず、使用されていて、親が畑や田んぼ仕事の時には、
作業する場所から見えるところに置いておかれていたそうです。
底の内側には布団や毛布を敷いて、暖をとっていたとのことです。
さらに昔は籾殻(もみがら)や、わらしべ、筵(むしろ)、灰、モグ(川藻)などを重ねていたという話も残っています。
そのゆりかごだった大きないづめこは、
実用で使われることは少なくなり、形を小さくして、民芸品となりました。
本来であれば、この籠の中に赤ちゃんの人形が入れられていましたが、
現在、人形を作る職人はいなくなり、籠だけとなっています。
作りはどのサイズもほぼ同じです。
全体を稲わらを束ねた芯材に同じく稲わらのみで編み、縛られています。すき間なく、しっかりと編まれていることがわかります。 縁部分も滑らかにそろっています。 上から見たところです。 縁の内側です。 内側は稲わらの端が飛び出ていることがありますが、柔らかい素材なので手に当たっても気になりません。また、中に入れるものを傷つけるような心配もありません。 いずれも「保温」を目的として作られた籠でで、胴部分はしっかりとした厚みがあります。 6段階のサイズからお選びいただけます。大きなサイズから順番にご紹介します。 1.特々大サイズ
全体外寸、直径約30cm、深さ12cmほどです。最大サイズで、大サイズに比べると2回りほど大きさがあります。内側の口の直径は約25cmです。
底の直径は20cm、高さは10cmほどです。2.大サイズ
全体外寸、直径約21~24cm、深さ約9~10cmです。内側の口の直径は約17cmです。
底の直径は12-14cm、高さは8cmほどです。3.中サイズ
全体外寸、直径約19cm、深さ約8cmです。内側の口の直径は約14cmです。
底の直径は13cm、高さは6cmほどです。4.小サイズ
全体外寸、直径約16cm、深さ約8cmです。内側の口の直径は約11cmです。
底の直径は9cm、高さは5cmほどです。5.特小サイズ
全体外寸、直径約11~13cm、深さ約6cmです。内側の口の直径は約8cmです。
底の直径は7cm、高さは3cmほどです。6.ミニサイズ
こちらが最小サイズとなります。全体外寸、直径約8~10cm、深さ約4cmです。内側の口の直径は約5.5cmです。
底の直径は5cm、高さは2.5cmほどです。
稲作文化を色濃く持つ庄内地方から生まれた籠。
日本では珍しい「コイリング」という技術を使っています。
コイリングとはよって束ねた材を渦巻き状にぐるぐるとまいて、
それを縛り上げていくかご編みの技法のひとつです。
高い技術で仕上げられた稲わらのコイリング技法のかごで、
寒い地方で作られただけあって、しっかりと重厚な作りです。
触った感触は柔らかく、表面はなめらかです。
果物や根菜を載せたり、小物入れとしても。
小さなサイズは針山(ピンクッション)の土台としてお求めになる方もいらっしゃいます。
見た目、実用性ともに温かみのある籠、ぜひ使ってみてください。
6サイズの中からお好みのサイズをお選びください。
東北地方の中でも南東北の西側、日本海に面する山形県。
そのまさに日本海側に位置し、庄内米を生み出す稲作地帯で知られる庄内地方では、
お米を収穫する分だけ稲わらが副産物として生まれていました。
その副産物である稲わらを使った、生活道具としての籠がたくさん作られていました。
今では機械で刈り取るため、この副産物の稲わら自体があまりないとのことです。
産地で飯詰籠(いづめこ)と呼ばれるこの籠は、かつてはたくさんのサイズが作られていました。
もとは「飯詰」という文字の通り、炊いたご飯を入れたおひつを保温しておく籠という意味がありました。
そこからその保温能力を転用して、大きなサイズのものに赤ちゃんを入れていました。
稲わら版のゆりかごといいますか、現代のベビーベッドというところでしょうか。
室内、屋外問わず、使用されていて、親が畑や田んぼ仕事の時には、
作業する場所から見えるところに置いておかれていたそうです。
底の内側には布団や毛布を敷いて、暖をとっていたとのことです。
さらに昔は籾殻(もみがら)や、わらしべ、筵(むしろ)、灰、モグ(川藻)などを重ねていたという話も残っています。
そのゆりかごだった大きないづめこは、
実用で使われることは少なくなり、形を小さくして、民芸品となりました。
本来であれば、この籠の中に赤ちゃんの人形が入れられていましたが、
現在、人形を作る職人はいなくなり、籠だけとなっています。
作りはどのサイズもほぼ同じです。
全体を稲わらを束ねた芯材に同じく稲わらのみで編み、縛られています。 すき間なく、しっかりと編まれていることがわかります。 縁部分も滑らかにそろっています。 上から見たところです。 縁の内側です。 内側は稲わらの端が飛び出ていることがありますが、柔らかい素材なので手に当たっても気になりません。また、中に入れるものを傷つけるような心配もありません。 いずれも「保温」を目的として作られた籠でで、胴部分はしっかりとした厚みがあります。 6段階のサイズからお選びいただけます。大きなサイズから順番にご紹介します。 1.特々大サイズ
全体外寸、直径約30cm、深さ12cmほどです。最大サイズで、大サイズに比べると2回りほど大きさがあります。 内側の口の直径は約25cmです。
底の直径は20cm、高さは10cmほどです。 2.大サイズ
全体外寸、直径約21~24cm、深さ約9~10cmです。 内側の口の直径は約17cmです。
底の直径は12-14cm、高さは8cmほどです。 3.中サイズ
全体外寸、直径約19cm、深さ約8cmです。 内側の口の直径は約14cmです。
底の直径は13cm、高さは6cmほどです。 4.小サイズ
全体外寸、直径約16cm、深さ約8cmです。 内側の口の直径は約11cmです。
底の直径は9cm、高さは5cmほどです。 5.特小サイズ
全体外寸、直径約11~13cm、深さ約6cmです。 内側の口の直径は約8cmです。
底の直径は7cm、高さは3cmほどです。 6.ミニサイズ
こちらが最小サイズとなります。全体外寸、直径約8~10cm、深さ約4cmです。 内側の口の直径は約5.5cmです。
底の直径は5cm、高さは2.5cmほどです。
稲作文化を色濃く持つ庄内地方から生まれた籠。
日本では珍しい「コイリング」という技術を使っています。
コイリングとはよって束ねた材を渦巻き状にぐるぐるとまいて、
それを縛り上げていくかご編みの技法のひとつです。
高い技術で仕上げられた稲わらのコイリング技法のかごで、
寒い地方で作られただけあって、しっかりと重厚な作りです。
触った感触は柔らかく、表面はなめらかです。
果物や根菜を載せたり、小物入れとしても。
小さなサイズは針山(ピンクッション)の土台としてお求めになる方もいらっしゃいます。
見た目、実用性ともに温かみのある籠、ぜひ使ってみてください。
6サイズの中からお好みのサイズをお選びください。