150931-1 山形県/山ぶどう 手提げ 細枡あじろ編み 28cm
こちらは山ぶどうの蔓を使用して製作された手提げです。
山形県と福島県の間に位置する吾妻山系の山ぶどう蔓を採って作られたものです。
山ぶどう蔓が採取できるのは、6月の湿気が多いほんのわずかの時期。
数ある蔓細工の中でもぶどう蔓は耐久性がとても高く、
長く使えること、また、人の手の脂で艶が出てくることも大きな特徴です。
天候や照明の具合によってもいろいろな表情を見せてくれる編み模様です。
時間が経つにつれ、艶が出てさらに美しさを増していきます。
経年変化とともにお楽しみください。
<山形県南部の蔓細工・樹皮細工>
東北地方の中でも南東北の西側、日本海に面する山形県。
その山形県の南部は、海には接しておらず、内陸に位置しています。
山が連なり、その山間に町が形成されてきました。
町のほとんどの面積を山が占めているような地域では、
冬になると雪も多く、農家の冬仕事として樹皮細工や蔓細工の文化が育まれてきました。
くるみに山ぶどう、あけび蔓にまたたびといった材料を加工し、
生活の道具や民芸品を作っていたこちらの地域では、貴重な技術を伝承しようと活動されている方々がいらっしゃいます。
こちらは山ぶどうの蔓を使用して製作された手提げです。
山形県と福島県の間に位置する吾妻山系の山ぶどう蔓を採って作られたものです。
山ぶどう蔓が採取できるのは、6月の湿気が多いほんのわずかの時期。
数ある蔓細工の中でもぶどう蔓は耐久性がとても高く、
長く使えること、また、人の手の脂で艶が出てくることも大きな特徴です。
こちらは細いひごで、
丁寧にあじろ編みを重ねて仕上げられています。一見すると、オーソドックスなあじろ編みに見えますが、よく見ると、通常のあじろ編みとは違った模様が浮かび上がってきます。あじろ編みを使って、枡(ます)がいくつもできる編み方から、「枡あじろ編み」と呼ばれます。 見る角度や光が当たったときの陰影によって、とりどりの表情を見せてくれます。 縁は隙間なくぶどう蔓が巻かれています。 上から見た縁の部分です。左右からひごを巻き込むように仕上げられています。ぶどう蔓手提げの中では比較的薄造りの縁となっています。 持ち手もぶどう蔓がぴしっと巻かれ、縁との接続部もしっかりと固定されています。持ち手は細すぎず太すぎず、手馴染みの良い太さです。 底面の裏側です。こちらはシンプルなあじろ編みで編まれています。端正な仕上がりです。 かごの内寸は横幅約26cm、奥行き9cm、高さ20cmほど。 細身で、少し深めのタイプです。財布、鍵、携帯電話、小さめのポーチ、文庫本が余裕を持って入ります。 ひごが薄作りでかご自体が軽いため、荷物を入れても軽やかに持てそうです。
天候や照明の具合によってもいろいろな表情を見せてくれる編み模様です。
時間が経つにつれ、艶が出てさらに美しさを増していきます。
経年変化とともにお楽しみください。
<山形県南部の蔓細工・樹皮細工>
東北地方の中でも南東北の西側、日本海に面する山形県。
その山形県の南部は、海には接しておらず、内陸に位置しています。
山が連なり、その山間に町が形成されてきました。
町のほとんどの面積を山が占めているような地域では、
冬になると雪も多く、農家の冬仕事として樹皮細工や蔓細工の文化が育まれてきました。
くるみに山ぶどう、あけび蔓にまたたびといった材料を加工し、
生活の道具や民芸品を作っていたこちらの地域では、貴重な技術を伝承しようと活動されている方々がいらっしゃいます。
こちらは山ぶどうの蔓を使用して製作された手提げです。
山形県と福島県の間に位置する吾妻山系の山ぶどう蔓を採って作られたものです。
山ぶどう蔓が採取できるのは、6月の湿気が多いほんのわずかの時期。
数ある蔓細工の中でもぶどう蔓は耐久性がとても高く、
長く使えること、また、人の手の脂で艶が出てくることも大きな特徴です。
こちらは細いひごで、
丁寧にあじろ編みを重ねて仕上げられています。 一見すると、オーソドックスなあじろ編みに見えますが、よく見ると、通常のあじろ編みとは違った模様が浮かび上がってきます。あじろ編みを使って、枡(ます)がいくつもできる編み方から、「枡あじろ編み」と呼ばれます。 見る角度や光が当たったときの陰影によって、とりどりの表情を見せてくれます。 縁は隙間なくぶどう蔓が巻かれています。 上から見た縁の部分です。左右からひごを巻き込むように仕上げられています。ぶどう蔓手提げの中では比較的薄造りの縁となっています。 持ち手もぶどう蔓がぴしっと巻かれ、縁との接続部もしっかりと固定されています。持ち手は細すぎず太すぎず、手馴染みの良い太さです。 底面の裏側です。こちらはシンプルなあじろ編みで編まれています。端正な仕上がりです。 かごの内寸は横幅約26cm、奥行き9cm、高さ20cmほど。 細身で、少し深めのタイプです。財布、鍵、携帯電話、小さめのポーチ、文庫本が余裕を持って入ります。 ひごが薄作りでかご自体が軽いため、荷物を入れても軽やかに持てそうです。
天候や照明の具合によってもいろいろな表情を見せてくれる編み模様です。
時間が経つにつれ、艶が出てさらに美しさを増していきます。
経年変化とともにお楽しみください。
<山形県南部の蔓細工・樹皮細工>
東北地方の中でも南東北の西側、日本海に面する山形県。
その山形県の南部は、海には接しておらず、内陸に位置しています。
山が連なり、その山間に町が形成されてきました。
町のほとんどの面積を山が占めているような地域では、
冬になると雪も多く、農家の冬仕事として樹皮細工や蔓細工の文化が育まれてきました。
くるみに山ぶどう、あけび蔓にまたたびといった材料を加工し、
生活の道具や民芸品を作っていたこちらの地域では、貴重な技術を伝承しようと活動されている方々がいらっしゃいます。