岩手県/くるみ 整理かご あじろ編み 小・中/表皮・裏皮 4種
こちらは沢胡桃(さわぐるみ)の樹皮を使って編まれたかごです。
くるみの樹皮は、素材が水分をたっぷりと含んだ春から梅雨にかけて、採取の最盛期を迎えます。
沢胡桃とは、その名の通り、山間の浅い谷の、川(沢)のほとりに自生するクルミ科の樹木です。
山のほうに見られる「山胡桃」とは異なり、沢胡桃の実は食用とはならずに近くの小川の流れを利用して種を遠くに運ぶという特性があります。
こちらでは、このくるみ樹皮を用いて作られた、「あじろ編み」の整理かご、
「小」と「中」サイズ、「表皮」と「裏皮」タイプの計4種をご紹介します。
こちらは淡い茶色をしたくるみ樹皮の表がかごの外側に使われている、「表皮」タイプです。 こちらは深いこげ茶色をした樹皮の裏がかごの外側に使われている、「裏皮」タイプです。先述した伐採時のフレッシュなクリーム色が時を隔ててここまで深い色へと移り変わります。神秘的にすら感じられます。 縁の部分も淡い茶色の樹皮表で編まれています。 その下に、その表皮のステッチが一本通り、アクセントになっています。 こちらはかごの内側から見た縁の部分です。 こちらは裏皮のパターンです。 裏皮タイプにもステッチが通っています。 かごの内側から見たところです。深いこげ茶色と淡い茶色の対比が際立っています。 かごの底面裏側です。こちらもあじろ編みで仕上げられています。 くるみのかごというと「市松編み」がスタンダードですが、あじろ編みはまた雰囲気が異なり、味わいがあります。 小サイズは約1.5cm、中サイズは約1.8〜2.5cmのひご幅で編まれています。ひごの幅が異なるとかごの持つ印象もずいぶん異なります。 かごの内側は、表皮タイプの場合、一面が樹皮裏の深いこげ茶色、裏皮タイプの場合、樹皮表の淡い茶色となっています。外側とのコントラストが楽しめます。 それでは、サイズとタイプごとにご紹介します。 こちらは「小/表皮」タイプです。両手で持ったときの収まりがよく、汎用性のあるサイズです。表皮タイプはマットな質感と爽やかな白さが特徴です。 こちらは「小/裏皮」タイプです。少し艶のある落ち着いたダークな色味です。小サイズのかご内寸はおおよそ横幅28cm、奥行き21cm、高さ10cmほど。個体差あり、表皮と裏皮タイプによっても1〜2cmのサイズの揺れがございます。 こちらは「中/表皮」タイプです。自生している樹木の自然な風合い、樹皮の表側のマットな質感も魅力です。 こちらは「中/裏皮」タイプです。大サイズのかご内寸はおおよそ横幅35cm、奥行き25cm、高さ10cmほど。こちらも個体差あり、表皮と裏皮タイプによっても1〜2cmのサイズの揺れがございます。 中サイズはA4クリアファイルが余裕を持って入ります。書類の整理かごとしても活躍します。
小サイズはティーセットや器を伏せておくかごとして。
乾物や缶詰など食材をストックしたり、道具入れ、文具入れとしても。
中サイズにはプレイスマットやストールなど、布ものを入れたり、
読みかけの雑誌や本を入れておき、ソファや椅子の近くに置いておくのも良さそうです。
在宅勤務などのテレワークで、資料をまとめて入れておくのにも役立ちます。
素材は丁寧に処理されていますが、タオルや衣類などの布物を入れる場合は、
ひっかかりを防ぐために内側に一枚布を敷かれると良いかと思います。
幅広いひごで編まれたくるみの樹皮の質感が存分に楽しめます。
しっかりと材料の処理がされているので、ゴツゴツとした感じはなく
さらりとしていて、滑らかさも感じるほどです。
和洋室問わず、インテリアとしても部屋に馴染む、滋味のあるかごです。
鼻を近づけると、くるみの芳醇な香りも楽しめます。
いずれかお好みのタイプをお選びください。
–岩手におけるオリジナル、かつユニークな樹皮細工–
その自然豊かな土地で、くるみの樹皮や山ぶどうの蔓を使って
細工をされているこちらの方々。
作られたものは、デザインや寸法においてバラエティに富み、
いつも私たちの目を楽しませてくれます。
岩手の山々を歩いて良質な材を自ら選別し、採取されています。
素材を丁寧に下ごしらえし、編み始める前の手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他とはあらゆる面で一線を画していると言えます。
*材料採取の様子についてはコラムでもご紹介しております。
よろしければご覧ください。 → こちらからどうぞ
こちらは沢胡桃(さわぐるみ)の樹皮を使って編まれたかごです。
くるみの樹皮は、素材が水分をたっぷりと含んだ春から梅雨にかけて、採取の最盛期を迎えます。
沢胡桃とは、その名の通り、山間の浅い谷の、川(沢)のほとりに自生するクルミ科の樹木です。
山のほうに見られる「山胡桃」とは異なり、沢胡桃の実は食用とはならずに近くの小川の流れを利用して種を遠くに運ぶという特性があります。
かご細工用には2〜3年目の若木を使用します。 沢胡桃はこのように株立ちして自生しています。 その先はこのように枝分かれしています。 株立ちしている全ての枝を伐るわけではなく、そのうちの2〜3本を伐り出します。 切りたてのものは、太陽の光に照らされシルバーの輝きを放っています。 切った枝の樹皮に切り込みを入れ、芯から樹皮を剥ぎ取ります。こちらは剥ぎたてのさわぐるみ樹皮です。伐りたての内側はフレッシュなクリーム色ですが、時間の経過とともに深いこげ茶色へと変化していきます。 剥いだ後の芯は山に返します。一年後にはふかふかに分解され、土に帰る準備ができてくるとのこと。 こちらは樹皮を剥いでからしばらく時間が経ったものです。表面に見える裏皮が茶色く色付いてきています。この後、さらに色味は深化していきます。
こちらでは、このくるみ樹皮を用いて作られた、「あじろ編み」の整理かご、
「小」と「中」サイズ、「表皮」と「裏皮」タイプの計4種をご紹介します。
こちらは淡い茶色をしたくるみ樹皮の表がかごの外側に使われている、「表皮」タイプです。 こちらは深いこげ茶色をした樹皮の裏がかごの外側に使われている、「裏皮」タイプです。先述した伐採時のフレッシュなクリーム色が時を隔ててここまで深い色へと移り変わります。神秘的にすら感じられます。 縁の部分も淡い茶色の樹皮表で編まれています。 その下に、その表皮のステッチが一本通り、アクセントになっています。 こちらはかごの内側から見た縁の部分です。 こちらは裏皮のパターンです。 裏皮タイプにもステッチが通っています。 かごの内側から見たところです。深いこげ茶色と淡い茶色の対比が際立っています。 かごの底面裏側です。こちらもあじろ編みで仕上げられています。 くるみのかごというと「市松編み」がスタンダードですが、あじろ編みはまた雰囲気が異なり、味わいがあります。 小サイズは約1.5cm、中サイズは約1.8〜2.5cmのひご幅で編まれています。ひごの幅が異なるとかごの持つ印象もずいぶん異なります。 かごの内側は、表皮タイプの場合、一面が樹皮裏の深いこげ茶色、裏皮タイプの場合、樹皮表の淡い茶色となっています。外側とのコントラストが楽しめます。 それでは、サイズとタイプごとにご紹介します。 こちらは「小/表皮」タイプです。両手で持ったときの収まりがよく、汎用性のあるサイズです。表皮タイプはマットな質感と爽やかな白さが特徴です。 こちらは「小/裏皮」タイプです。少し艶のある落ち着いたダークな色味です。小サイズのかご内寸はおおよそ横幅28cm、奥行き21cm、高さ10cmほど。個体差あり、表皮と裏皮タイプによっても1〜2cmのサイズの揺れがございます。 こちらは「中/表皮」タイプです。自生している樹木の自然な風合い、樹皮の表側のマットな質感も魅力です。 こちらは「中/裏皮」タイプです。大サイズのかご内寸はおおよそ横幅35cm、奥行き25cm、高さ10cmほど。こちらも個体差あり、表皮と裏皮タイプによっても1〜2cmのサイズの揺れがございます。 中サイズはA4クリアファイルが余裕を持って入ります。書類の整理かごとしても活躍します。
小サイズはティーセットや器を伏せておくかごとして。
乾物や缶詰など食材をストックしたり、道具入れ、文具入れとしても。
中サイズにはプレイスマットやストールなど、布ものを入れたり、
読みかけの雑誌や本を入れておき、ソファや椅子の近くに置いておくのも良さそうです。
在宅勤務などのテレワークで、資料をまとめて入れておくのにも役立ちます。
素材は丁寧に処理されていますが、タオルや衣類などの布物を入れる場合は、
ひっかかりを防ぐために内側に一枚布を敷かれると良いかと思います。
幅広いひごで編まれたくるみの樹皮の質感が存分に楽しめます。
しっかりと材料の処理がされているので、ゴツゴツとした感じはなく
さらりとしていて、滑らかさも感じるほどです。
和洋室問わず、インテリアとしても部屋に馴染む、滋味のあるかごです。
鼻を近づけると、くるみの芳醇な香りも楽しめます。
いずれかお好みのタイプをお選びください。
–岩手におけるオリジナル、かつユニークな樹皮細工–
その自然豊かな土地で、くるみの樹皮や山ぶどうの蔓を使って
細工をされているこちらの方々。
作られたものは、デザインや寸法においてバラエティに富み、
いつも私たちの目を楽しませてくれます。
岩手の山々を歩いて良質な材を自ら選別し、採取されています。
素材を丁寧に下ごしらえし、編み始める前の手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他とはあらゆる面で一線を画していると言えます。
*材料採取の様子についてはコラムでもご紹介しております。
よろしければご覧ください。 → こちらからどうぞ
こちらは沢胡桃(さわぐるみ)の樹皮を使って編まれたかごです。
くるみの樹皮は、素材が水分をたっぷりと含んだ春から梅雨にかけて、採取の最盛期を迎えます。
沢胡桃とは、その名の通り、山間の浅い谷の、川(沢)のほとりに自生するクルミ科の樹木です。
山のほうに見られる「山胡桃」とは異なり、沢胡桃の実は食用とはならずに近くの小川の流れを利用して種を遠くに運ぶという特性があります。
かご細工用には2〜3年目の若木を使用します。 沢胡桃はこのように株立ちして自生しています。 その先はこのように枝分かれしています。 株立ちしている全ての枝を伐るわけではなく、そのうちの2〜3本を伐り出します。 切りたてのものは、太陽の光に照らされシルバーの輝きを放っています。 切った枝の樹皮に切り込みを入れ、芯から樹皮を剥ぎ取ります。こちらは剥ぎたてのさわぐるみ樹皮です。伐りたての内側はフレッシュなクリーム色ですが、時間の経過とともに深いこげ茶色へと変化していきます。 剥いだ後の芯は山に返します。一年後にはふかふかに分解され、土に帰る準備ができてくるとのこと。 こちらは樹皮を剥いでからしばらく時間が経ったものです。表面に見える裏皮が茶色く色付いてきています。この後、さらに色味は深化していきます。
こちらでは、このくるみ樹皮を用いて作られた、「あじろ編み」の整理かご、
「小」と「中」サイズ、「表皮」と「裏皮」タイプの計4種をご紹介します。
こちらは淡い茶色をしたくるみ樹皮の表がかごの外側に使われている、「表皮」タイプです。 こちらは深いこげ茶色をした樹皮の裏がかごの外側に使われている、「裏皮」タイプです。先述した伐採時のフレッシュなクリーム色が時を隔ててここまで深い色へと移り変わります。神秘的にすら感じられます。 縁の部分も淡い茶色の樹皮表で編まれています。 その下に、その表皮のステッチが一本通り、アクセントになっています。 こちらはかごの内側から見た縁の部分です。 こちらは裏皮のパターンです。 裏皮タイプにもステッチが通っています。 かごの内側から見たところです。深いこげ茶色と淡い茶色の対比が際立っています。 かごの底面裏側です。こちらもあじろ編みで仕上げられています。 くるみのかごというと「市松編み」がスタンダードですが、あじろ編みはまた雰囲気が異なり、味わいがあります。 小サイズは約1.5cm、中サイズは約1.8〜2.5cmのひご幅で編まれています。ひごの幅が異なるとかごの持つ印象もずいぶん異なります。 かごの内側は、表皮タイプの場合、一面が樹皮裏の深いこげ茶色、裏皮タイプの場合、樹皮表の淡い茶色となっています。外側とのコントラストが楽しめます。 それでは、サイズとタイプごとにご紹介します。 こちらは「小/表皮」タイプです。両手で持ったときの収まりがよく、汎用性のあるサイズです。表皮タイプはマットな質感と爽やかな白さが特徴です。 こちらは「小/裏皮」タイプです。少し艶のある落ち着いたダークな色味です。小サイズのかご内寸はおおよそ横幅28cm、奥行き21cm、高さ10cmほど。個体差あり、表皮と裏皮タイプによっても1〜2cmのサイズの揺れがございます。 こちらは「中/表皮」タイプです。自生している樹木の自然な風合い、樹皮の表側のマットな質感も魅力です。 こちらは「中/裏皮」タイプです。大サイズのかご内寸はおおよそ横幅35cm、奥行き25cm、高さ10cmほど。こちらも個体差あり、表皮と裏皮タイプによっても1〜2cmのサイズの揺れがございます。 中サイズはA4クリアファイルが余裕を持って入ります。書類の整理かごとしても活躍します。
小サイズはティーセットや器を伏せておくかごとして。
乾物や缶詰など食材をストックしたり、道具入れ、文具入れとしても。
中サイズにはプレイスマットやストールなど、布ものを入れたり、
読みかけの雑誌や本を入れておき、ソファや椅子の近くに置いておくのも良さそうです。
在宅勤務などのテレワークで、資料をまとめて入れておくのにも役立ちます。
素材は丁寧に処理されていますが、タオルや衣類などの布物を入れる場合は、
ひっかかりを防ぐために内側に一枚布を敷かれると良いかと思います。
幅広いひごで編まれたくるみの樹皮の質感が存分に楽しめます。
しっかりと材料の処理がされているので、ゴツゴツとした感じはなく
さらりとしていて、滑らかさも感じるほどです。
和洋室問わず、インテリアとしても部屋に馴染む、滋味のあるかごです。
鼻を近づけると、くるみの芳醇な香りも楽しめます。
いずれかお好みのタイプをお選びください。
–岩手におけるオリジナル、かつユニークな樹皮細工–
その自然豊かな土地で、くるみの樹皮や山ぶどうの蔓を使って
細工をされているこちらの方々。
作られたものは、デザインや寸法においてバラエティに富み、
いつも私たちの目を楽しませてくれます。
岩手の山々を歩いて良質な材を自ら選別し、採取されています。
素材を丁寧に下ごしらえし、編み始める前の手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他とはあらゆる面で一線を画していると言えます。
*材料採取の様子についてはコラムでもご紹介しております。
よろしければご覧ください。 → こちらからどうぞ