岩手県/くるみ 手提げ ワンハンドル 表皮幅広 裏2本入り
こちらは沢胡桃(さわぐるみ)の樹皮を使って編まれた手提げです。
くるみの樹皮は、素材が水分をたっぷりと含んだ春から梅雨にかけて、
採取の最盛期を迎えます。
沢胡桃とは、その名の通り、山間の浅い谷の、
川(沢)のほとりに自生するクルミ科の樹木です。
山のほうに見られる「山胡桃」とは異なり、沢胡桃の実は食用とはならずに
近くの小川の流れを利用して種を遠くに運ぶという特性があります。
こちらでは、このくるみ樹皮を用いて作られた、
ワンハンドル(一本の持ち手)の手提げをご紹介します。
剥いだくるみの樹皮を3.5~4cmほどの幅で裂き、表皮の淡い茶色をメインにして、濃い茶色の裏皮を織り交ぜながら編んでいます。 横ひごと縦ひごを交互に編んでいく「市松編み」仕上げ。インパクトのあるデザインです。 ざっくりとした幅広いひごで、樹皮の質感を楽しめます。 縁の部分は濃い茶色の樹皮裏で編まれています。 手提げの内側から見た縁部分です。 上から見ると、左右から巻き込むようにしっかりと巻かれているのがわかります。裏皮ならではの光沢がきれいです。 持ち手も縁と同じく裏皮を使用しています。
このワンハンドルが、何といってもアクセントです。 芯材にはあけび蔓が入っていて、そのまわりをくるみの裏皮で編み上げ、かご部分にかちっと留めています。 かごの内側からみた持ち手の接続部分です。 かごの底面裏側です。こちらも濃い茶色の裏皮ラインがアクセントとなり、丁寧に処理されています。置くかごとは違って、持っているときにも見える底面ですので、こうした気遣いは嬉しくなります。 手提げの内寸は約横幅12cm、奥行き7.5cm、高さ14cmほど。 長財布や携帯、ハンドタオル、小さめのポーチがちょうど入るほどの容量です。 最小限の荷物で出かけたいときや財布など貴重品をこちらにまとめて、あとはセカンドバッグを持つといったときにちょうどよさそうです。 爽やかな色味とほどよい大きさで、季節を問わず、通年で活躍しそうです。
こちらの動画で、手提げの大きさや雰囲気をご覧ください。
ワンハンドルは腕にスッと掛けられて、軽やかに持つことができます。
持ったときのバランスはどうかな、と思いましたが、
物を入れるとそれがいい重石となって安定します。
斜めに通ったハンドルが肘にかけやすく、体にぴたっと添うように馴染みます。
幅広のひごで編まれたくるみの樹皮の質感が存分に楽しめます。
材料は丁寧に下ごしらえされているので、
ゴツゴツした感じはなく、さらりとしていて、滑らかさを感じるほどです。
小ぶりですが、部屋に置いておいても、存在感のあるかごです。
収納かごとしてもおすすめいたします。
–岩手におけるオリジナル、かつユニークな樹皮細工–
その自然豊かな土地で、くるみの樹皮や山ぶどうの蔓を使って
細工をされているこちらの方々。
作られたものは、デザインや寸法においてバラエティに富み、
いつも私たちの目を楽しませてくれます。
岩手の山々を歩いて良質な材を自ら選別し、採取されています。
素材を丁寧に下ごしらえし、編み始める前の手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他とはあらゆる面で一線を画していると言えます。
*材料採取の様子についてはコラムでもご紹介しております。
よろしければご覧ください。 → こちらからどうぞ
こちらは沢胡桃(さわぐるみ)の樹皮を使って編まれた手提げです。
くるみの樹皮は、素材が水分をたっぷりと含んだ春から梅雨にかけて、
採取の最盛期を迎えます。
沢胡桃とは、その名の通り、山間の浅い谷の、
川(沢)のほとりに自生するクルミ科の樹木です。
山のほうに見られる「山胡桃」とは異なり、沢胡桃の実は食用とはならずに
近くの小川の流れを利用して種を遠くに運ぶという特性があります。
かご細工用には2〜3年目の若木を使用します。 沢胡桃はこのように株立ちして自生しています。 その先はこのように枝分かれしています。 株立ちしている全ての枝を伐るわけではなく、そのうちの2〜3本を伐り出します。 切りたてのものは、太陽の光に照らされシルバーの輝きを放っています。 切った枝の樹皮に切り込みを入れ、芯から樹皮を剥ぎ取ります。こちらは剥ぎたてのさわぐるみ樹皮です。伐りたての内側はフレッシュなクリーム色ですが、時間の経過とともに深いこげ茶色へと変化していきます。 剥いだ後の芯は山に返します。一年後にはふかふかに分解され、土に帰る準備ができてくるとのこと。 こちらは樹皮を剥いでからしばらく時間が経ったものです。表面に見える裏皮が茶色く色付いてきています。この後、さらに色味は深化していきます。
こちらでは、このくるみ樹皮を用いて作られた、
ワンハンドル(一本の持ち手)の手提げをご紹介します。
剥いだくるみの樹皮を3.5~4cmほどの幅で裂き、表皮の淡い茶色をメインにして、濃い茶色の裏皮を織り交ぜながら編んでいます。 横ひごと縦ひごを交互に編んでいく「市松編み」仕上げ。インパクトのあるデザインです。 ざっくりとした幅広いひごで、樹皮の質感を楽しめます。 縁の部分は濃い茶色の樹皮裏で編まれています。 手提げの内側から見た縁部分です。 上から見ると、左右から巻き込むようにしっかりと巻かれているのがわかります。裏皮ならではの光沢がきれいです。 持ち手も縁と同じく裏皮を使用しています。
このワンハンドルが、何といってもアクセントです。芯材にはあけび蔓が入っていて、そのまわりをくるみの裏皮で編み上げ、かご部分にかちっと留めています。 かごの内側からみた持ち手の接続部分です。 かごの底面裏側です。こちらも濃い茶色の裏皮ラインがアクセントとなり、丁寧に処理されています。置くかごとは違って、持っているときにも見える底面ですので、こうした気遣いは嬉しくなります。 手提げの内寸は約横幅12cm、奥行き7.5cm、高さ14cmほど。 長財布や携帯、ハンドタオル、小さめのポーチがちょうど入るほどの容量です。 最小限の荷物で出かけたいときや財布など貴重品をこちらにまとめて、あとはセカンドバッグを持つといったときにちょうどよさそうです。 爽やかな色味とほどよい大きさで、季節を問わず、通年で活躍しそうです。
こちらの動画で、手提げの大きさや雰囲気をご覧ください。
ワンハンドルは腕にスッと掛けられて、軽やかに持つことができます。
持ったときのバランスはどうかな、と思いましたが、
物を入れるとそれがいい重石となって安定します。
斜めに通ったハンドルが肘にかけやすく、体にぴたっと添うように馴染みます。
幅広のひごで編まれたくるみの樹皮の質感が存分に楽しめます。
材料は丁寧に下ごしらえされているので、
ゴツゴツした感じはなく、さらりとしていて、滑らかさを感じるほどです。
小ぶりですが、部屋に置いておいても、存在感のあるかごです。
収納かごとしてもおすすめいたします。
–岩手におけるオリジナル、かつユニークな樹皮細工–
その自然豊かな土地で、くるみの樹皮や山ぶどうの蔓を使って
細工をされているこちらの方々。
作られたものは、デザインや寸法においてバラエティに富み、
いつも私たちの目を楽しませてくれます。
岩手の山々を歩いて良質な材を自ら選別し、採取されています。
素材を丁寧に下ごしらえし、編み始める前の手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他とはあらゆる面で一線を画していると言えます。
*材料採取の様子についてはコラムでもご紹介しております。
よろしければご覧ください。 → こちらからどうぞ
こちらは沢胡桃(さわぐるみ)の樹皮を使って編まれた手提げです。
くるみの樹皮は、素材が水分をたっぷりと含んだ春から梅雨にかけて、
採取の最盛期を迎えます。
沢胡桃とは、その名の通り、山間の浅い谷の、
川(沢)のほとりに自生するクルミ科の樹木です。
山のほうに見られる「山胡桃」とは異なり、沢胡桃の実は食用とはならずに
近くの小川の流れを利用して種を遠くに運ぶという特性があります。
かご細工用には2〜3年目の若木を使用します。 沢胡桃はこのように株立ちして自生しています。 その先はこのように枝分かれしています。 株立ちしている全ての枝を伐るわけではなく、そのうちの2〜3本を伐り出します。 切りたてのものは、太陽の光に照らされシルバーの輝きを放っています。 切った枝の樹皮に切り込みを入れ、芯から樹皮を剥ぎ取ります。こちらは剥ぎたてのさわぐるみ樹皮です。伐りたての内側はフレッシュなクリーム色ですが、時間の経過とともに深いこげ茶色へと変化していきます。 剥いだ後の芯は山に返します。一年後にはふかふかに分解され、土に帰る準備ができてくるとのこと。 こちらは樹皮を剥いでからしばらく時間が経ったものです。表面に見える裏皮が茶色く色付いてきています。この後、さらに色味は深化していきます。
こちらでは、このくるみ樹皮を用いて作られた、
ワンハンドル(一本の持ち手)の手提げをご紹介します。
剥いだくるみの樹皮を3.5~4cmほどの幅で裂き、表皮の淡い茶色をメインにして、濃い茶色の裏皮を織り交ぜながら編んでいます。 横ひごと縦ひごを交互に編んでいく「市松編み」仕上げ。インパクトのあるデザインです。 ざっくりとした幅広いひごで、樹皮の質感を楽しめます。 縁の部分は濃い茶色の樹皮裏で編まれています。 手提げの内側から見た縁部分です。 上から見ると、左右から巻き込むようにしっかりと巻かれているのがわかります。裏皮ならではの光沢がきれいです。 持ち手も縁と同じく裏皮を使用しています。
このワンハンドルが、何といってもアクセントです。 芯材にはあけび蔓が入っていて、そのまわりをくるみの裏皮で編み上げ、かご部分にかちっと留めています。 かごの内側からみた持ち手の接続部分です。 かごの底面裏側です。こちらも濃い茶色の裏皮ラインがアクセントとなり、丁寧に処理されています。置くかごとは違って、持っているときにも見える底面ですので、こうした気遣いは嬉しくなります。 手提げの内寸は約横幅12cm、奥行き7.5cm、高さ14cmほど。 長財布や携帯、ハンドタオル、小さめのポーチがちょうど入るほどの容量です。 最小限の荷物で出かけたいときや財布など貴重品をこちらにまとめて、あとはセカンドバッグを持つといったときにちょうどよさそうです。 爽やかな色味とほどよい大きさで、季節を問わず、通年で活躍しそうです。
こちらの動画で、手提げの大きさや雰囲気をご覧ください。
ワンハンドルは腕にスッと掛けられて、軽やかに持つことができます。
持ったときのバランスはどうかな、と思いましたが、
物を入れるとそれがいい重石となって安定します。
斜めに通ったハンドルが肘にかけやすく、体にぴたっと添うように馴染みます。
幅広のひごで編まれたくるみの樹皮の質感が存分に楽しめます。
材料は丁寧に下ごしらえされているので、
ゴツゴツした感じはなく、さらりとしていて、滑らかさを感じるほどです。
小ぶりですが、部屋に置いておいても、存在感のあるかごです。
収納かごとしてもおすすめいたします。
–岩手におけるオリジナル、かつユニークな樹皮細工–
その自然豊かな土地で、くるみの樹皮や山ぶどうの蔓を使って
細工をされているこちらの方々。
作られたものは、デザインや寸法においてバラエティに富み、
いつも私たちの目を楽しませてくれます。
岩手の山々を歩いて良質な材を自ら選別し、採取されています。
素材を丁寧に下ごしらえし、編み始める前の手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他とはあらゆる面で一線を画していると言えます。
*材料採取の様子についてはコラムでもご紹介しております。
よろしければご覧ください。 → こちらからどうぞ