岩手県/くるみ 手提げ 裏皮乱れ編み 縁手表皮
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こちらは沢胡桃(さわぐるみ)の樹皮を使って編まれた手提げです。
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くるみの樹皮は、素材が水分をたっぷりと含んだ春から梅雨にかけて、
採取の最盛期を迎えます。
沢胡桃とは、その名の通り、山間の浅い谷の、
川(沢)のほとりに自生するクルミ科の樹木です。
山のほうに見られる「山胡桃」とは異なり、沢胡桃の実は食用とはならずに
近くの小川の流れを利用して種を遠くに運ぶという特性があります。
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かご細工用には2〜3年目の若木を使用します。 
沢胡桃はこのように株立ちして自生しています。 
その先はこのように枝分かれしています。 
株立ちしている全ての枝を伐るわけではなく、そのうちの2〜3本を伐り出します。 
切りたてのものは、太陽の光に照らされシルバーの輝きを放っています。 
切った枝の樹皮に切り込みを入れ、芯から樹皮を剥ぎ取ります。こちらは剥ぎたてのさわぐるみ樹皮です。伐りたての内側はフレッシュなクリーム色ですが、時間の経過とともに深いこげ茶色へと変化していきます。 
剥いだ後の芯は山に返します。一年後にはふかふかに分解され、土に帰る準備ができてくるとのこと。 
こちらは樹皮を剥いでからしばらく時間が経ったものです。表面に見える裏皮が茶色く色付いてきています。この後、さらに色味は深化していきます。
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こちらでは、このくるみ樹皮を用いて作られた手提げをご紹介します。
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剥いだくるみの樹皮を0.7cmほどの幅で裂き、深いこげ茶色をした樹皮の裏側を外側にして編まれています。 
先述した伐採時のフレッシュなクリーム色が時を隔ててここまで深い色へと移り変わるのは、神秘的にすら感じられます。 
こちらは不規則に編まれた「乱れ編み」の技法で仕上げられています。 
ランダムな模様は眺めていても飽きが来ず、樹皮ならではの素材の風合いも楽しめます。 
縁には淡い茶色の樹皮表が使われています。縁の下に表皮のひごのステッチが一本入っています。 
手提げの内側からみた縁部分です。外側と内側から巻き込むようにしっかりと巻かれています。 
縁を上から見たところです。 
持ち手は樹皮の表皮を使い、仕上げられています。この持ち手の編み込みもかわいらしく、かご本体の乱れ編みによく合っているように思います。 
芯材にはあけび蔓が入っていて、そのまわりをくるみの裏皮で編み上げ、かご部分にかちっと留めています。 
かごの内側からみた持ち手の接続部分です。 
かごの底面裏側です。こちらも乱れ編みが続いています。また、引っ掛かりのないよう丁寧に処理されています。 
手提げの内寸は約横幅25cm、奥行き10cm、高さ17cmほど。 
長財布や携帯、ハンドタオル、小さめのポーチ、本がしっかり入ります。 
コロンとして小さめのかごですが、しっかりとした作りです。日々のお出かけにも活躍してくれることと思います。
こちらの動画で、手提げの大きさや雰囲気をご覧ください。
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くるみの樹皮の質感が存分に楽しめます。
材料は丁寧に下ごしらえされているので、
ゴツゴツした感じはなく、さらりとしていて、滑らかさを感じるほどです。
鼻を近づけると、くるみの芳醇な香りも楽しめます。
和洋室問わず、インテリアとしても部屋に馴染む、滋味のある手提げです。
その編み目からわずかに漏れる、光と影の模様もまた味わいがあります。
使わないときにもしまいこまず、飾ったり物をしまったりしてお楽しみください。
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–岩手におけるオリジナル、かつユニークな樹皮細工–
その自然豊かな土地で、くるみの樹皮や山ぶどうの蔓を使って
細工をされているこちらの方々。
作られたものは、デザインや寸法においてバラエティに富み、
いつも私たちの目を楽しませてくれます。
岩手の山々を歩いて良質な材を自ら選別し、採取されています。
素材を丁寧に下ごしらえし、編み始める前の手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他とはあらゆる面で一線を画していると言えます。
*材料採取の様子についてはコラムでもご紹介しております。
よろしければご覧ください。 → こちらからどうぞ
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こちらは沢胡桃(さわぐるみ)の樹皮を使って編まれた手提げです。
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くるみの樹皮は、素材が水分をたっぷりと含んだ春から梅雨にかけて、
採取の最盛期を迎えます。
沢胡桃とは、その名の通り、山間の浅い谷の、
川(沢)のほとりに自生するクルミ科の樹木です。
山のほうに見られる「山胡桃」とは異なり、沢胡桃の実は食用とはならずに
近くの小川の流れを利用して種を遠くに運ぶという特性があります。
かご細工用には2〜3年目の若木を使用します。 沢胡桃はこのように株立ちして自生しています。 その先はこのように枝分かれしています。 株立ちしている全ての枝を伐るわけではなく、そのうちの2〜3本を伐り出します。 切りたてのものは、太陽の光に照らされシルバーの輝きを放っています。 切った枝の樹皮に切り込みを入れ、芯から樹皮を剥ぎ取ります。こちらは剥ぎたてのさわぐるみ樹皮です。伐りたての内側はフレッシュなクリーム色ですが、時間の経過とともに深いこげ茶色へと変化していきます。 剥いだ後の芯は山に返します。一年後にはふかふかに分解され、土に帰る準備ができてくるとのこと。 こちらは樹皮を剥いでからしばらく時間が経ったものです。表面に見える裏皮が茶色く色付いてきています。この後、さらに色味は深化していきます。
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こちらでは、このくるみ樹皮を用いて作られた手提げをご紹介します。
剥いだくるみの樹皮を0.7cmほどの幅で裂き、深いこげ茶色をした樹皮の裏側を外側にして編まれています。 先述した伐採時のフレッシュなクリーム色が時を隔ててここまで深い色へと移り変わるのは、神秘的にすら感じられます。 こちらは不規則に編まれた「乱れ編み」の技法で仕上げられています。 ランダムな模様は眺めていても飽きが来ず、樹皮ならではの素材の風合いも楽しめます。 縁には淡い茶色の樹皮表が使われています。縁の下に表皮のひごのステッチが一本入っています。 手提げの内側からみた縁部分です。外側と内側から巻き込むようにしっかりと巻かれています。 縁を上から見たところです。 持ち手は樹皮の表皮を使い、仕上げられています。この持ち手の編み込みもかわいらしく、かご本体の乱れ編みによく合っているように思います。 芯材にはあけび蔓が入っていて、そのまわりをくるみの裏皮で編み上げ、かご部分にかちっと留めています。 かごの内側からみた持ち手の接続部分です。 かごの底面裏側です。こちらも乱れ編みが続いています。また、引っ掛かりのないよう丁寧に処理されています。 手提げの内寸は約横幅25cm、奥行き10cm、高さ17cmほど。 長財布や携帯、ハンドタオル、小さめのポーチ、本がしっかり入ります。 コロンとして小さめのかごですが、しっかりとした作りです。日々のお出かけにも活躍してくれることと思います。
こちらの動画で、手提げの大きさや雰囲気をご覧ください。
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くるみの樹皮の質感が存分に楽しめます。
材料は丁寧に下ごしらえされているので、
ゴツゴツした感じはなく、さらりとしていて、滑らかさを感じるほどです。
鼻を近づけると、くるみの芳醇な香りも楽しめます。
和洋室問わず、インテリアとしても部屋に馴染む、滋味のある手提げです。
その編み目からわずかに漏れる、光と影の模様もまた味わいがあります。
使わないときにもしまいこまず、飾ったり物をしまったりしてお楽しみください。
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–岩手におけるオリジナル、かつユニークな樹皮細工–
その自然豊かな土地で、くるみの樹皮や山ぶどうの蔓を使って
細工をされているこちらの方々。
作られたものは、デザインや寸法においてバラエティに富み、
いつも私たちの目を楽しませてくれます。
岩手の山々を歩いて良質な材を自ら選別し、採取されています。
素材を丁寧に下ごしらえし、編み始める前の手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他とはあらゆる面で一線を画していると言えます。
*材料採取の様子についてはコラムでもご紹介しております。
よろしければご覧ください。 → こちらからどうぞ
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こちらは沢胡桃(さわぐるみ)の樹皮を使って編まれた手提げです。
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くるみの樹皮は、素材が水分をたっぷりと含んだ春から梅雨にかけて、
採取の最盛期を迎えます。
沢胡桃とは、その名の通り、山間の浅い谷の、
川(沢)のほとりに自生するクルミ科の樹木です。
山のほうに見られる「山胡桃」とは異なり、沢胡桃の実は食用とはならずに
近くの小川の流れを利用して種を遠くに運ぶという特性があります。
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かご細工用には2〜3年目の若木を使用します。 
沢胡桃はこのように株立ちして自生しています。 
その先はこのように枝分かれしています。 
株立ちしている全ての枝を伐るわけではなく、そのうちの2〜3本を伐り出します。 
切りたてのものは、太陽の光に照らされシルバーの輝きを放っています。 
切った枝の樹皮に切り込みを入れ、芯から樹皮を剥ぎ取ります。こちらは剥ぎたてのさわぐるみ樹皮です。伐りたての内側はフレッシュなクリーム色ですが、時間の経過とともに深いこげ茶色へと変化していきます。 
剥いだ後の芯は山に返します。一年後にはふかふかに分解され、土に帰る準備ができてくるとのこと。 
こちらは樹皮を剥いでからしばらく時間が経ったものです。表面に見える裏皮が茶色く色付いてきています。この後、さらに色味は深化していきます。
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こちらでは、このくるみ樹皮を用いて作られた手提げをご紹介します。
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剥いだくるみの樹皮を0.7cmほどの幅で裂き、深いこげ茶色をした樹皮の裏側を外側にして編まれています。 
先述した伐採時のフレッシュなクリーム色が時を隔ててここまで深い色へと移り変わるのは、神秘的にすら感じられます。 
こちらは不規則に編まれた「乱れ編み」の技法で仕上げられています。 
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縁には淡い茶色の樹皮表が使われています。縁の下に表皮のひごのステッチが一本入っています。 
手提げの内側からみた縁部分です。外側と内側から巻き込むようにしっかりと巻かれています。 
縁を上から見たところです。 
持ち手は樹皮の表皮を使い、仕上げられています。この持ち手の編み込みもかわいらしく、かご本体の乱れ編みによく合っているように思います。 
芯材にはあけび蔓が入っていて、そのまわりをくるみの裏皮で編み上げ、かご部分にかちっと留めています。 
かごの内側からみた持ち手の接続部分です。 
かごの底面裏側です。こちらも乱れ編みが続いています。また、引っ掛かりのないよう丁寧に処理されています。 
手提げの内寸は約横幅25cm、奥行き10cm、高さ17cmほど。 
長財布や携帯、ハンドタオル、小さめのポーチ、本がしっかり入ります。 
コロンとして小さめのかごですが、しっかりとした作りです。日々のお出かけにも活躍してくれることと思います。
こちらの動画で、手提げの大きさや雰囲気をご覧ください。
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くるみの樹皮の質感が存分に楽しめます。
材料は丁寧に下ごしらえされているので、
ゴツゴツした感じはなく、さらりとしていて、滑らかさを感じるほどです。
鼻を近づけると、くるみの芳醇な香りも楽しめます。
和洋室問わず、インテリアとしても部屋に馴染む、滋味のある手提げです。
その編み目からわずかに漏れる、光と影の模様もまた味わいがあります。
使わないときにもしまいこまず、飾ったり物をしまったりしてお楽しみください。
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–岩手におけるオリジナル、かつユニークな樹皮細工–
その自然豊かな土地で、くるみの樹皮や山ぶどうの蔓を使って
細工をされているこちらの方々。
作られたものは、デザインや寸法においてバラエティに富み、
いつも私たちの目を楽しませてくれます。
岩手の山々を歩いて良質な材を自ら選別し、採取されています。
素材を丁寧に下ごしらえし、編み始める前の手間を惜しまないこと、
独自のデザイン性とかごに至るまでのアプローチで
他とはあらゆる面で一線を画していると言えます。
*材料採取の様子についてはコラムでもご紹介しております。
よろしければご覧ください。 → こちらからどうぞ