210101 岩手県/すず竹 弁当かご 長型 ミニ・小 2サイズ 【Aタイプ】
こちらはすず竹で編まれた弁当かごです。
伝統的な「あじろ編み」という編み方で作られたこの地域の蓋付きかご、
大きなサイズの行李(こうり)から小さなサイズの名刺入れまで、
以前は大小さまざまなサイズを編まれる方々がいらっしゃいました。
しかし、作り手の減少により、現在では作られる大きさはおおよそ限定されています。
おなじすず竹製の弁当かごでも、作り手によって仕上がりに違いがあるため、
弊店では【Aタイプ】と【Bタイプ】に分けてご紹介しております。
こちらのページではAタイプのかごをご紹介します。
こちらのお弁当かご、すず竹細工の中でも、このように身のかごと蓋のかごをそれぞれ作り
二つを合わせるような形は、とくに高度な技術が必要とされます。
こちらはミニサイズです。
身のかごと蓋のかごを合わせて使います。身のかごの方が、少し小さな作りになっています。
サイズとしては、ちょうど名刺がきれいに収まる大きさで、産地では「名刺入れ」とも呼ばれます。
ミニサイズに、小さめのおにぎり2つと、ミニトマトひとつ、ちょこっと野菜のお浸しなどを入れました。
こちらは小サイズです。
容量としては、おにぎり2つに、少しのおかずを入れられるほどです。
小サイズにおにぎり2つ、からあげ2つ、ブロッコリーとじゃがいも、ベーコン炒めとミニトマト2つを入れました。
ほかにも小物入れに。針山や糸切りバサミを入れて、ミニ裁縫道具かごとしてみました。
Aタイプはかごの四角がくっきりしており、Bタイプに比べて奥行きが少しだけ広いです。これは「ミニ」もおなじです。
また、写真右のかごのように、かごにゆがみが見られることがあります。あらかじめご了承ください。
それぞれのかご、これは裏返しですが、すっぽりと蓋がこのようにしまります。
開けるときには躊躇せず、この身と蓋のすき間に指をぐっと入れて、蓋を開けてください。しなやかなすず竹はきちんと指の力に応じてへこんでくれます。
おにぎりやサンドイッチを、ラップやホイルでくるまずに
直接かごに入れていただけます。
また、お好みや入れる具材に応じて、クッキングシートや経木などを
敷いてもよいと思います。
今回は、底面と側面にクッキングシートを敷き、
そこに詰めてみました。
水気のあるおかずやくだものなどは、シートなどを敷いていても、
かごの底の編み目から水分がもれることがありますので、お気をつけください。
お弁当かごを横にしたりしないという前提であれば、
小さなタッパーや仕切りカップなどを使って、
少し水気のあるおかずを入れる方もいらっしゃいます。
また、小物入れとしてお使いになったり、2つのかごを別々に使われるのも良いと思います。
すず竹はその竹表皮のつやつやとした光沢、
柔らかく弾力性に富んでいて心地よい手触り、そして丈夫さが特徴です。
またその色味が徐々にあめ色に移り変わっていく経年変化も楽しみのひとつ。
つかいこんであめ色に変化してもなお、水洗いすると表皮がつやを帯びるほど優秀な素材です。
こちらは作り手の方がご高齢であることもあり、かごにゆがみなどある場合がございます。
あらかじめご了承いただければ幸いです。
どちらかお好みのサイズをお選びください。
<岩手県鳥越のすず竹細工>
岩手県二戸郡一戸町にある鳥越地区。
すず竹細工の有名な産地として知られています。
鳥越地区に生息するすず竹は特に強くてしなやかといわれ、
この竹を使って1000年以上も前から丈夫で実用的なすず竹細工がなされてきました。
しかし、2015年頃から数年にわたって岩手県各地ですず竹が一斉に枯れるという現象が起こり、
材料である良質なすず竹を確保することが難しくなってしまった今、
すず竹細工がより貴重なものとなっています。
寿命を迎えると小さく黄色い花を咲かせた後に枯れてしまうそうで、120年に一回現れるという竹枯れの後、
若芽が竹細工に使用できる背丈になるまでには10年、20年とかかるとも言われています。
長年、すず竹細工に携わってきた作り手の皆さんにとっても経験のない事態。
しかし、伝統的な細工を絶やすまいと、山を丁寧に歩き、
通常の何十分の一の量しか取れないすず竹を使い、細工を続けてくださっています。
こちらはすず竹で編まれた弁当かごです。
伝統的な「あじろ編み」という編み方で作られたこの地域の蓋付きかご、
大きなサイズの行李(こうり)から小さなサイズの名刺入れまで、
以前は大小さまざまなサイズを編まれる方々がいらっしゃいました。
しかし、作り手の減少により、現在では作られる大きさはおおよそ限定されています。
おなじすず竹製の弁当かごでも、作り手によって仕上がりに違いがあるため、
弊店では【Aタイプ】と【Bタイプ】に分けてご紹介しております。
こちらのページではAタイプのかごをご紹介します。
こちらのお弁当かご、すず竹細工の中でも、このように身のかごと蓋のかごをそれぞれ作り
二つを合わせるような形は、とくに高度な技術が必要とされます。
おにぎりやサンドイッチを、ラップやホイルでくるまずに
直接かごに入れていただけます。
また、お好みや入れる具材に応じて、クッキングシートや経木などを
敷いてもよいと思います。
今回は、底面と側面にクッキングシートを敷き、
そこに詰めてみました。
水気のあるおかずやくだものなどは、シートなどを敷いていても、
かごの底の編み目から水分がもれることがありますので、お気をつけください。
お弁当かごを横にしたりしないという前提であれば、
小さなタッパーや仕切りカップなどを使って、
少し水気のあるおかずを入れる方もいらっしゃいます。
また、小物入れとしてお使いになったり、2つのかごを別々に使われるのも良いと思います。
すず竹はその竹表皮のつやつやとした光沢、
柔らかく弾力性に富んでいて心地よい手触り、そして丈夫さが特徴です。
またその色味が徐々にあめ色に移り変わっていく経年変化も楽しみのひとつ。
つかいこんであめ色に変化してもなお、水洗いすると表皮がつやを帯びるほど優秀な素材です。
こちらは作り手の方がご高齢であることもあり、かごにゆがみなどある場合がございます。
あらかじめご了承いただければ幸いです。
どちらかお好みのサイズをお選びください。
<岩手県鳥越のすず竹細工>
岩手県二戸郡一戸町にある鳥越地区。
すず竹細工の有名な産地として知られています。
鳥越地区に生息するすず竹は特に強くてしなやかといわれ、
この竹を使って1000年以上も前から丈夫で実用的なすず竹細工がなされてきました。
しかし、2015年頃から数年にわたって岩手県各地ですず竹が一斉に枯れるという現象が起こり、
材料である良質なすず竹を確保することが難しくなってしまった今、
すず竹細工がより貴重なものとなっています。
寿命を迎えると小さく黄色い花を咲かせた後に枯れてしまうそうで、120年に一回現れるという竹枯れの後、
若芽が竹細工に使用できる背丈になるまでには10年、20年とかかるとも言われています。
長年、すず竹細工に携わってきた作り手の皆さんにとっても経験のない事態。
しかし、伝統的な細工を絶やすまいと、山を丁寧に歩き、
通常の何十分の一の量しか取れないすず竹を使い、細工を続けてくださっています。
こちらはすず竹で編まれた弁当かごです。
伝統的な「あじろ編み」という編み方で作られたこの地域の蓋付きかご、
大きなサイズの行李(こうり)から小さなサイズの名刺入れまで、
以前は大小さまざまなサイズを編まれる方々がいらっしゃいました。
しかし、作り手の減少により、現在では作られる大きさはおおよそ限定されています。
おなじすず竹製の弁当かごでも、作り手によって仕上がりに違いがあるため、
弊店では【Aタイプ】と【Bタイプ】に分けてご紹介しております。
こちらのページではAタイプのかごをご紹介します。
こちらのお弁当かご、すず竹細工の中でも、このように身のかごと蓋のかごをそれぞれ作り
二つを合わせるような形は、とくに高度な技術が必要とされます。
長型タイプは2つのサイズがあり、写真左が「ミニ」サイズ、右が「小」サイズです。
サイズは違いますが、どちらも同じような作りをしています。すず竹を細いひごにして、「あじろ編み」で丹念に編まれています。
120年に1回という竹枯れの影響で、このような紫色が入った竹が混ざっています。成長段階で紫外線に少しあたるとこのような色になりますが、ご使用になる分には問題ありません。あらかじめご了承ください。
角の部分です。柔らかくてしなりのあるすず竹は、このような急な角度にも耐えられます。
かごの縁は芯材に堅い真竹を使い、それにすず竹をぐるぐると縦に回して、仕上げています。
それぞれのサイズをご紹介します。
こちらはミニサイズです。
身のかごと蓋のかごを合わせて使います。身のかごの方が、少し小さな作りになっています。
サイズとしては、ちょうど名刺がきれいに収まる大きさで、産地では「名刺入れ」とも呼ばれます。
ミニサイズに、小さめのおにぎり2つと、ミニトマトひとつ、ちょこっと野菜のお浸しなどを入れました。
こちらは小サイズです。
容量としては、おにぎり2つに、少しのおかずを入れられるほどです。
小サイズにおにぎり2つ、からあげ2つ、ブロッコリーとじゃがいも、ベーコン炒めとミニトマト2つを入れました。
ほかにも小物入れに。針山や糸切りバサミを入れて、ミニ裁縫道具かごとしてみました。
Aタイプはかごの四角がくっきりしており、Bタイプに比べて奥行きが少しだけ広いです。これは「ミニ」もおなじです。
また、写真右のかごのように、かごにゆがみが見られることがあります。あらかじめご了承ください。
それぞれのかご、これは裏返しですが、すっぽりと蓋がこのようにしまります。
開けるときには躊躇せず、この身と蓋のすき間に指をぐっと入れて、蓋を開けてください。しなやかなすず竹はきちんと指の力に応じてへこんでくれます。
おにぎりやサンドイッチを、ラップやホイルでくるまずに
直接かごに入れていただけます。
また、お好みや入れる具材に応じて、クッキングシートや経木などを
敷いてもよいと思います。
今回は、底面と側面にクッキングシートを敷き、
そこに詰めてみました。
水気のあるおかずやくだものなどは、シートなどを敷いていても、
かごの底の編み目から水分がもれることがありますので、お気をつけください。
お弁当かごを横にしたりしないという前提であれば、
小さなタッパーや仕切りカップなどを使って、
少し水気のあるおかずを入れる方もいらっしゃいます。
また、小物入れとしてお使いになったり、2つのかごを別々に使われるのも良いと思います。
すず竹はその竹表皮のつやつやとした光沢、
柔らかく弾力性に富んでいて心地よい手触り、そして丈夫さが特徴です。
またその色味が徐々にあめ色に移り変わっていく経年変化も楽しみのひとつ。
つかいこんであめ色に変化してもなお、水洗いすると表皮がつやを帯びるほど優秀な素材です。
こちらは作り手の方がご高齢であることもあり、かごにゆがみなどある場合がございます。
あらかじめご了承いただければ幸いです。
どちらかお好みのサイズをお選びください。
<岩手県鳥越のすず竹細工>
岩手県二戸郡一戸町にある鳥越地区。
すず竹細工の有名な産地として知られています。
鳥越地区に生息するすず竹は特に強くてしなやかといわれ、
この竹を使って1000年以上も前から丈夫で実用的なすず竹細工がなされてきました。
しかし、2015年頃から数年にわたって岩手県各地ですず竹が一斉に枯れるという現象が起こり、
材料である良質なすず竹を確保することが難しくなってしまった今、
すず竹細工がより貴重なものとなっています。
寿命を迎えると小さく黄色い花を咲かせた後に枯れてしまうそうで、120年に一回現れるという竹枯れの後、
若芽が竹細工に使用できる背丈になるまでには10年、20年とかかるとも言われています。
長年、すず竹細工に携わってきた作り手の皆さんにとっても経験のない事態。
しかし、伝統的な細工を絶やすまいと、山を丁寧に歩き、
通常の何十分の一の量しか取れないすず竹を使い、細工を続けてくださっています。